研究会セミナー」カテゴリーアーカイブ

オンライン配信イベント開催のお知らせ

JAGATでは7月以降、複数のオンライン配信イベントの開催と、刊行物(JAGATinfo別冊)の発行を行うことになりました。


「『テレワーク特集号』(仮称)」発行特別研究会( 7月30日(木) )


JAGATでは、2020年3月~5月にかけて、新型コロナウイルス感染拡大による印刷業界における様々な影響についての調査を実施した。その結果、「テレワーク時代」における新しい仕事のやり方が見えてきた。今回、反響の大きかった調査結果に加え、新たな提言を加えたレポートを発行する。その発行を記念したオンラインセミナーを7月30日に開催する。


「最新技術トレンドセミナー」 (8月下旬開催予定)

drupa2020の開催が、2021年4月に延期になったが、いかなる状況においても、技術革新の歩みが止まることはなく、そのトレンドをしっかりと押さえておくことは重要である。「幻のdrupa2020」として必見のセミナーです。


JAGAT地域大会オンライン (9月下旬開催予定)

JAGATが、地域会員との交流を目的に2012年から実施してきた「JAGAT地域大会(通称:JUMP)」に代わるオンライン配信のイベントです。あたらしい時代における働き方、地域とのつながり方を考えます。


また先日10月8日、9日開催とお伝えしておりました「秋フェス2020」ですが、 日程が10月15日(木)、16日(金)となりました。(場所は変わらずJAGAT本社)

(CS部 堀雄亮)

過度に恐れず、やるべきことをやる

新型コロナウイルス感染拡大の防止策として、イベントの自粛要請は継続されているが、JAGATのセミナーにおいては、感染予防の対策を講じた上で、受講者及び講師からの了解があれば、実施をしている。


page2020は感染防止対策を施していた

弊会主催イベントpage2020が行われた2月5日(水)~7日(金)の時点では、こうした自粛要請は行われてはいなかった。しかし、日本国内での感染が発見されており、また海外からの渡航者の入国制限も行われていない状況であったため、page2020の実施に際しては、展示ホールの各フロアの入り口にマスクと手指消毒液を設置する対応策を施した。その結果、出展企業を対象にしたアンケートでは、こうした対策に対し、一定の評価を得ることが出来た。


4月の新入社員養成講座も開催予定

3月下旬になり、JAGATセミナーの受講キャンセルの依頼は後を絶たない。しかしJAGATでは、page2020以降、一部セミナーを除き、pageイベントと同様の対策を施し、実施をしている。そして4月2日からの新入社員養成講座は、通信教育コースへの代替プランを用意しつつ、講座そのものの中止あるいは延期の予定はない(←6月以降に延期となりました)。 「自粛要請」があるからといって、新入社員に対しての貴重な教育の機会を奪ってよいのか、という思いがあるからだ。


大事な事は正しく恐れること

もちろん人命が最優先である。しかし新型コロナウイルスの収束時期が見えない中、現時点で講座の延期時期を確定することは難しい。ましてオリンピックのように1年というわけにはいかないであろう。受講申し込み企業の中には「何とか実施してほしい」という声もある。会場の換気を行い、参加者間の座席の距離を保ち、ディスカッションなどのも実施しないため、「3密(密接・密閉、密着)」の要件は回避しており、開催に支障はない。(JAGATにおける新型コロナウィルス感染症に関する対応策はこちらです。)

余談だが、先日、小学校の卒業式に参列した。参列者は制限され、いくつかのプログラムは削除される1時間弱の短い式だったが、子供たちが直前まで装着していたマスクを外し、校長先生から卒業証書を受け取る姿を見ることが出来た。過度に恐れることなく、リスクを背負い、最重要目的を見誤らず、適切な処置を施し、冷静に対応する姿勢に深い感銘を受けた。

(cs部 堀雄亮)

AI技術が切り開くジャーナリズムの未来像とは

ジャーナリズムに大きな変革の時が訪れている。

これまでのジャーナリズムは新聞の膨大な発行部数が人員と取材コストを支え、ニュースの質を担保してきた。しかし、止まらない新聞の発行部数減は新聞のみならず、業界全体の態勢変革を迫っている。 続きを読む

営業プロセスの見える化~結果管理から先行管理へ

案件ごとの収益の「見える化」に取り組む企業が増えている。厳しい受注環境のなか利益を確保するためには、より細かい単位での現状把握とすばやい対処が欠かせないからだ。一方で、営業活動については個々の営業担当者に委ねられ属人的になっていることが多い。 続きを読む

印刷ビジネスの動向と展望2018-2019

最新データと現時点で予想しうる2019年の与件に基づき2019年の印刷ビジネスを分析する。2018年までの状況を整理、来たる2019年の印刷市場に影響するだろう周辺関連トピックを洗い出し、市場動向を予想する。 続きを読む

第2期 見える化実践塾

短期間での「見える化」を実現!
”やり切る”サポートと取り組む企業の相互交流と
自己研鑚の場をつくります。

「見える化」という言葉は印刷業界にかなり浸透していますが、実践できている会社はまだ多くはありません。

その原因、ハードルとしては、

  1. 徹底できない(リーダーシップ不足)
  2. システムがうまく活用できない
  3. どこから手をつけてよいかわからない
  4. 社内原価(時間コスト)の調べ方がわからない

などが挙げられます。

本研究会では、座学と見学会、実践と発表を繰り返し、「見える化」のつまずきポイントを洗い出し、課題解決に向けて後押しします。

概要
日時  2019年4月スタート(1年間)。基礎会員:全5回(8日間)
受講対象  JAGAT会員企業様限定
従業員数 20名から100名程度
MISをすでに導入していること (自社開発でもパッケージソフトでもかまいません)
定員 限定5社。1社4名まで参加可能
受講料 1社 800,000円
※料金は税別、宿泊費、交通費、懇親会費別。
※社内での実践を推進するために1社4名様まで参加できます。
※4名を超える場合は、1名増えるごとに5万円をいただきます。
会場 大東印刷工業株式会社(東京)
株式会社アサプリホールディングス(三重)
作道印刷株式会社(大阪)
公益社団法人日本印刷技術協会 セミナールーム

本研究会では、寄り添うトレーナーの役割をJAGATが、そして、時には厳しい叱咤激励を行うご意見番として先進企業3社の社長が担当します。

成果発表日を最初に設定
実現の期限を決めて必ずやり切る

というスタイルをとります。
座学と見学会、実践と発表を繰り返しながら 「見える化」のつまずきポイントを洗い出し、「できない理由」ではなく「どうしたらできるか」をとことん追求していきます。

関連記事

見える化実践塾をはじめるにあたり

世話役

佐竹 一郎 氏
(大東印刷工業株式会社 代表取締役)
松岡 祐司 氏
(株式会社アサプリホールディングス
代表取締役社長)
作道 孝行 氏(作道印刷株式会社 代表取締役)

カリキュラム

■基礎会員

第0回 事前準備
自社の現状分析と課題抽出  ヒアリングシートの記入
決算書3期分の提出 簡易財務診断
第1回 見える化の進め方を理解する(一泊二日)
日時  2019年4月18日(木)-19日(金)
会場  JAGAT研修室 (東京都杉並区和田1-29-11)
発表 ・自己(社)紹介
・自社の現状(概要)と目標発表
講義 1)「見える化」が求められる背景
2)管理会計と財務会計
3)個別原価管理を実現するには
4)時間コストの算出方法
5)先行管理に向けて(「目標達成見える化シート」の運用)
課題  「見える化チェックリスト」の作成
宿題  利益計画検討表をつかったシミュレーション
第2回 先進見える化企業の視察①(一泊二日) -全員経営を理解する
日時  2019年6月20日(木)-21日(金)
見学  株式会社アサプリ様 (三重県桑名市安永923)
発表 ・「見える化チェックリスト」に基づく自社の現状分析と課題抽出
・自社の取組みスケジュール発表
講義 見える化と理念の共有による全員経営(松岡社長)
・社員のベクトルのあわせ方(理念の共有とは何か)
・管理職を部門経営者にする会議運営
・必達できる売上目標の作り方
・ITを駆使した営業支援、ナレッジ共有
・働き方改革の取組み
宿題  1)作業日報のシステム化
2)自社の時間コストの設定
第3回 先進見える化企業の視察②(一泊二日)-徹底と継続の仕組みを学ぶ
日時  2019年8月
見学  大東印刷工業株式会社様 (東京都墨田区向島3-35-9)
講義 見える化から始める収益改善~社員ひとりひとりに個人事業主意識を~(佐竹社長)
・改革を推進するリーダーシップ
・印刷タクシーメーター(MIS)の運用
・やる気を引き出すインセンティブ制度
発表 中間報告(1)
・各社の課題を共有。「できない理由」の真の原因を明らかにし、
解決方法を議論
宿題  発表内容をもとに各社個別に設定
第4回 先進見える化企業の視察③(一泊二日)
日時  2019年10月
見学  作道印刷株式会社(東大阪市水走1-12-20)
講義 進化(深化)する「見える化」(作道社長)
・「見える化」を収益改善につなげるマネージメント
・営業プロセスの見える化による受注拡大
・改善活動を支える公平な評価制度
発表 中間報告(2)
宿題  発表内容をもとに各社個別に設定
第5回 最終報告
日時  2020年2月
会場  池袋サンシャインシティ文化会館 会議室(東京都豊島区東池袋3-1-4)
発表 各社の結果報告

※カリキュラムは一部、変更となることがございます。

参加お申込み


お申込書に必要事項をご記入のうえ、
03-3384-3168
までFAXにてお送りください。

参加費振込先

参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。

口座名:シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430

お問い合わせ

内容に関するお問い合わせ

研究調査部 花房(はなふさ) 電話:03-3384-3113

ご案内パンフレットはこちら

お申し込み及びお支払に関して

管理部(販売管理担当)   電話:03-5385-7185(直通)

公益社団法人 日本印刷技術協会

過去の「見える化」関連記事

働き方改革と見える化

ゼロから始める”見える化”

見える化を実現するために最も大切なものは?

負の製品を見える化するMFCA

見える化のポイントは先行管理

『営業の見える化』からはじめる高収益への道

自らの目で見て「体感し気づきを得る」ことこそ、改善の原動力

仕事に人がつく「多能工化」

業務改善の定着は人材育成とトップのリーダーシップ

利益につながる雇用管理制度を考える

見える化で挑む 脱・成り行き任せ

IGAS2018注目製品

「もう機械の時代ではない」と言われて久しいが、節目にあたる展示会ではビジネスのポイントとなるような製品・技術動向は押さえておきたい。
バリアブル印刷を見据えた検査装置の基礎知識。紙以外、例えばフイルムへ印刷する場合の条件、まずはインクの知識。そしてプリンタ。また大判のプリンタについて整理する。

続きを読む

2017年の印刷ビジネスを振り返る

 

2017年の印刷市場は必ずしも好調なわけではなかったが、そうした状況のなかにも良い方向への変化の兆しを見つけることができる。2018年を考えるために、2017年について様々な材料から振り返る。
続きを読む