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1/26 印刷とメディアの動向と展望2021-2022

セミナー名:印刷とメディアの動向と展望2021-2022
開催日:2022年1月26日(水) 14:00 – 17:00
参加費: 一般・・・15,400円(税込)
     JAGAT会員・・・11,000円(税込)
     印刷総合研究会員・・・無料

セミナー開催案内ページ

お申込みは、下記のフォームに必要事項をご記入のうえ、送信ボタンを押してください。
※ご注意ください※
本メールにご登録いただくと、申込完了メールが送信されます。
登録後、数分経ってもメールを受信しない場合は、迷惑メールフィルタ等の要因が考えられます。
その場合はメール()またはTEL(03-3384-3113)にてお問合せください。
お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。

1.参加費用 ※選択してください。

印刷総合研究会会員(0円)JAGAT会員(11,000円)一般(15,400円)

■参加人数

2.会社の情報

■社名(例:公益社団法人日本印刷技術協会) ※必須

■シャメイ(例:ニホンインサツギジュツキョウカイ)

郵便番号(例:166-8539)

■住所1(例:東京都杉並区和田1-29-11)※必須

■住所2(例:印刷技術協会ビル3F)

3.申込みする方の情報

申込む方と参加される方が異なる場合は、請求書をお送りする方の情報をご登録ください。

■部署名(例:総務部)

■役職名(例:課長)

■お名前(例:印刷 太郎) ※必須

申込者は参加しない

■メールアドレス(例:taro_insatsu@jagat.or.jp) ※必須

このメールアドレスに登録完了メールが送られます。

■FAX(例:03-3384-3168)

FAX受講証をご希望の場合は、この番号に受講証が送られます。

■TEL(例:03-3384-3113)

なにかあったときのお問合せ先となります。

4.申込者以外の参加者情報

申込む方と参加される方が一緒の場合は、本欄は入力不要です。

【参加者1】

■部署名(例:企画営業部)

■役職名(例:主任)

■お名前(例:印刷 花子)

■メールアドレス(例:hana_insatsu@jagat.or.jp) 

【参加者2】

■部署名(例:企画営業部)

■役職名(例:主任)

■お名前(例:印刷 次郎)

■メールアドレス(例:jiro_insatsu@jagat.or.jp)

■その他備考

5.JAGATからのご案内について

よろしければJAGATからセミナー開催案内や関連のご案内を送付させていただきます。
不要の方はチェックを入れてください。
JAGATからの案内を希望しない


3/24 JAGATトピック技術セミナー2022-2023

セミナー名:JAGAT トピック技術セミナー 2022-2023
開催日:2023年3月24日(金) 13:00-17:20
参加費: JAGAT会員・・・無料
    一般・・・5,000円(税込)
    

セミナー開催案内ページ

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登録後、数分経ってもメールを受信しない場合は、迷惑メールフィルタ等の要因が考えられます。
その場合はメール()またはTEL(03-3384-3113)にてお問合せください。
お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。

1.参加費用 ※選択してください。

JAGAT会員(無料)一般(5,000円)

■参加人数

■参加形式 ※選択してください。

Zoomウェビナーリアル会場参加

2.会社の情報

■社名(例:公益社団法人日本印刷技術協会) ※必須

■シャメイ(例:ニホンインサツギジュツキョウカイ)

郵便番号(例:166-8539)

■住所1(例:東京都杉並区和田1-29-11)※必須

■住所2(例:印刷技術協会ビル3F)

3.申込みする方の情報

申込む方と参加される方が異なる場合は、請求書をお送りする方の情報をご登録ください。

■部署名(例:総務部)

■役職名(例:課長)

■お名前(例:印刷 太郎) ※必須

申込者は参加しない

■メールアドレス(例:taro_insatsu@jagat.or.jp) ※必須

このメールアドレスに登録完了メールが送られます。

■FAX(例:03-3384-3168)

FAX受講証をご希望の場合は、この番号に受講証が送られます。

■TEL(例:03-3384-3113)

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4.申込者以外の参加者情報

申込む方と参加される方が一緒の場合は、本欄は入力不要です。

【参加者1】

■部署名(例:企画営業部)

■役職名(例:主任)

■お名前(例:印刷 花子)

■メールアドレス(例:hana_insatsu@jagat.or.jp) 

【参加者2】

■部署名(例:企画営業部)

■役職名(例:主任)

■お名前(例:印刷 次郎)

■メールアドレス(例:jiro_insatsu@jagat.or.jp)

■その他備考

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JAGAT大会2021とpage2022でマーケティング理論を実践へ

今年度の「JAGAT大会2021」は2021年11月25日にオンラインで開催する。

より多くの印刷およびメディア関連事業に携わる皆さまに弊会コンテンツを提供するべく、広く一般の方々にもご参加いただけるオンラインイベントとした。JAGAT会員企業様及び印刷総合研究会会員様は無料で聴講可能です。 https://www.jagat.or.jp/jagat_convention2021

先進事例を自社に置き換えて考える

JAGAT大会2021オンラインでは「page2017」の基調講演に登壇したロン・ジェイコブス氏の「afterコロナを見据えた印刷業界」をテーマにした基調講演と、その講演内容についてのディスカッションをするという構成である。今回特にディスカッションに重きを置くべく、講演部分を2つに分け、それぞれに解説とディスカッションを加えて2部構成としている。アメリカの事例を聞いてふーん、で終わるのではなく、解説とディスカッションを経て、自社に置き換えて考えるきっかけにしていただきたいという想いから構成を変更した。

そして考えて終わりではなく、行動に繋げていただくべく、page2022(2022年2月2日~4日@サンシャインシティ)でも様々な企画を用意した。まず展示会場に「デジタルマーケティングサービスゾーン(仮称)」を設置する。ここではデジタルマーケティング関連サービスを展開する企業を広く集めるだけでなく、マーケティングを市場の創出、顧客の創造と捉えて、幅広い業種から様々な製品、サービスを集める予定だ。

印刷関連企業の新たなチャレンジをサポート

また今回のpage2022においては、貴社の製品・サービスなどの紹介動画コンテンツを配信しその動画の視聴者情報(リスト)を得ることが出来る動画配信プランもご用意している。このプランに、テーブルブース出展を組み合わせたセットプランを設定した。テーブルブースは、通常の出展小間とは異なり、カウンター形式のミニブースであるが、ブース説明員の人員を最小限に抑えることができる。リーズナブルな出展料金と合わせて、新規の出展企業にとっては最適な出展プランである。

JAGAT大会で学びpageで行動に

マーケティングは概念だけを学んでもあまり効果は無く、実務での試行錯誤が必須である。敏腕マーケターであればあるほどトライアンドエラー、そして「テストマーケティング」を繰り返し、最適解を見つけ出す。これまでのJAGAT大会は企業トップにご参加いただくことが多かったが、今回は無料でオンライン視聴が可能となるので、ぜひ社歴の若い方にもご視聴を促していただきたい。そして新規事業開発のようなチャレンジのきっかけと、それを実行に移すテストマーケティングの場を与えていただきたいと思う。コロナ化を乗り越えつつある今だからこそ、若い力の新たな発想や行動力に期待しても良いのではないか。

(CS部 堀雄亮)

JAGAT大会2021

ONLINE

JAGAT 大会 2021

11.25 [木]

今こそマーケティング!

「JAGAT大会2021」は、2021年11月25日に開催します。

「page2017」の基調講演に登壇したアメリカのダイレクトマーケティングの大家、ロン・ジェイコブス氏に「afterコロナを見据えた印刷業界」をテーマに基調講演していただき、その講演内容について気鋭の論客とJAGAT関係者でもっと掘り下げてディスカッションをする、興味深い内容となります。

今回はジェイコブス氏の講演を前半(導入部)と後半(事例中心)に分けて、基調講演前半の後に前半部分の
掘り下げディスカッションを行って第一部とします。

第二部はジェイコブス氏の講演後半の事例説明後、より具体的に事例を具現化するディスカッションをプラスして、「講演+掘り下げディスカッション」で第一部と第二部を構成します。
皆さんが聞きやすく理解しやすい、インパクトのあるコンテンツに仕上げる予定です。 

第三部は「アメリカの事例を、日本の一般的な印刷会社ならこのように考えれば良い」という具合に、
JAGAT塚田会長(錦明印刷社長)、網野副会長(研文社社長)、花井理事(フュージョン会長)にまとめていただきます。

今回も新型コロナウイルスの感染状況を考慮して、オンライン開催のみとなります。

開催日

2021年11月25日(木)14:00-17:20  
※13:50からzoom配信開始予定

当セミナーの受講受付は終了いたしました。ありがとうございました。

講演内容

※配信時間が変更になりました。(2021/11/8)

塚田会長挨拶

14:00-14:10

第一部  ロン・ジェイコブス氏 基調講演
前半とその解説、掘り下げ

ジェイコブス氏の前半講演(導入部)に本間充氏・谷田貝正人氏・郡司(司会役)で
前半の掘り下げを行う。
初めてJacobs氏の話を聞かれる方、マーケティングに疎遠な方でも分かり易く解説する

14:10-15:10

休憩

15:10-15:20

第二部 ロン・ジェイコブス氏 基調講演
後半とその解説、掘り下げ

ジェイコブス氏の後半講演(事例中心)に本間氏・谷田貝氏・郡司(司会役)で
後半の掘り下げと講演のまとめを行う。
豊富な事例を用意いただいているので、まずは日本の受講者にも分かり易い事例を選別して
お届けしたい。DMを中心にした事例だが、印刷の目指す未来はよく分かるはずだ。

15:20-16:20

休憩

16:20-16:30

第三部 印刷会社はどのようにマーケティングに
取り組むべきか

JAGATの塚田会長、網野副会長、花井理事で「日本の普通の印刷会社にとって、ジェイコブス氏の講演内容をどのように捉えるべきなのか?」を地に足の付いた議論でまとめる。

16:30-17:20

参加費

JAGAT会員 、印刷総合研究会員:無料   一般:15,750円(税込)

当セミナーの受講受付は終了いたしました。ありがとうございました。

■ お問合せは下記の番号へお願いします。

・内容に関して           
  研究調査部  
  電話:03-3384-3113(直通)

・お申込み及びお支払いに関して  
  管理部     
  電話:03-5385-7185(直通)  

登壇者プロフィール

Ron Jacobs

(ロン・ジェイコブス)

ジェイコブス&クレベンジャー社  CEO

『サクセスフル・ダイレクト・マーケティング・メソッド』
(邦題:ザ・マーケティング)の共著者。
マルチチャネルコミュニケーション認定プログラムスポンサー。

本間 充

マーケティングサイエンスラボ  所長

1992年、大手消費財メーカーの花王に入社し、ウェブエンジニアや
デジタル・マーケティングを経験する。
2015 年にアビームコンサルティングに入社、現在は顧問に就任。
た、アウトブレイン・ジャパン顧問や東京大学大学院数理科学研究科客員教授など多数の要職を兼務している。2020年、マーケティングサイエンスラボ(MSL)を設立し、代表として活躍中。

(ほんま みつる)

花井 秀勝

(はない ひでかつ)

フュージョン株式会社 代表取締役会長

北海道大学、松坂屋百貨店企画販促部、道政調査会勤務後、札幌凸版印刷株式会社に入社。
1991 年にフュージョン株式会社を設立、代表取締役社長に就任。
2017年、フュージョン株式会社が札幌証券取引所アンビシャス市場へ上場。
在、日本ダイレクトメール協会理事。札幌市立大学経営審議委員・学長選考委員、
日本
プリンティングアカデミー理事長、JAGAT理事を務める。

谷田貝 正人

フュージョン株式会社 シニアアカウントプランナー

フュージョン株式会社でクライアント営業を担当する一方、
全 米 広 告 主 協 会(ANA:Association of NationalAdvertisers)のマーケティング教材を日本語開発。
海外の著名マーケターとの交流を通じてマーケティングを学び、シカゴでは
ロン・ジェイコブスに従事した。

(やたがい まさと)

塚田 司郎

(つかだ しろう)

JAGAT会長

慶応大学卒業。錦明印刷株式会社社長。 社長就任後、印刷事業の他にフォトビジネス、デジタルプリントサービス、 金融商品ドキュメント作成サービス等、ビジネスを拡張し、2016年に創業100周年を迎える。日本印刷技術協会会長。

網野 勝彦

JAGAT副会長

1963年9月9日生まれ。兵庫県出身。 1986年関西学院大学卒業後、東京研文社(現・研文社)に入社。1997年に専務取締役、2011年に代表取締役社長に就任。これまで、米国PANTONE社と技術開発推進団体のパントン・ヘキサクローム・コンソーシアムを設立し会長を務める。現在は、事業協同組合EPC-JAPAN・専務理事、ユーザー会のレディーバードクラブ・副会長、近畿小森会・代表世話人等を歴任。近年は「UCDAの窓口」としてUCD(ユニバーサルコミュニケーションデザイン)の普及に取り組む。

(あみの かつひこ)

郡司 秀明

JAGAT専務理事

JAGAT 専務理事/日本大学藝術学部講師/日本写真学会理事/電塾本部運営委員 1979年千葉大学卒業後、大日本スクリーン製造株式会社入社。主として画像技術を担当し、デジタル技術の発展に注力する。 2006年9月、今まで言い続けたソリューションの実行を目指して独立、現在JAGAT専務理事として啓蒙活動に励む。 日本大学藝術学部講師、日本写真学会理事、電塾本部運営委員でもある。 「RGB&CMYKレタッチ大全」「図解カラーマネージメント実践ルールブック」はじめ著書多数。

(ぐんじ ひであき)

協力:フュージョン株式会社

フォトイメージングの現在・未来

フォトイメージングの 現在・未来

11.30 [火] 14:00 - 16:00

写真を取り巻く環境は、デジタル化の進展に伴い、大きく変貌している。スマートフォンという名のカメラを誰もが常に持ち歩いており、撮影した写真は画面で容易に確認でき、ネットで容易に発信・共有もできる。
また、心に残るイベントや大切な写真は、個人の写真集としてフォトブックとして形に残すことも定着している。

一方、証明写真は個人の認証に欠かせない手段として、重要性を増している。
例えば、顔写真付きのマイナンバーカードは、今後広く普及することが予想されている。

 本研究会では、「フォトイメージングの現在・未来」として、写真を取り巻く環境や今後の可能性について考察する。フォトブックやフォトカレンダーをカスタマイズ受注し、自動生成する仕組み、および証明写真ボックスによるID付き証明写真ソリューションについて取り上げる。

当セミナーの受講受付は終了いたしました。ありがとうございました。

開催日時・形式

2021年11月30日(火)14:00-16:00  
※13:50からzoom形式にてオンラインライブ配信開始予定

講演内容

14:00 - 14:45

フォトカレンダー・フォトブックの
カスタマイズ受注・自動生成ソリューション

株式会社イースト朝日
東京事業部 本部長
黒木 潤侍 氏

休憩

14:55 - 15:40

フォトイメージングと証明写真ソリューション

株式会社DNPフォトイメージングジャパン
企画本部 企画第一部 部長
林 典彦 氏

15:40 - 16:00

質疑・ディスカッション

参加費

一 般:15,400円(税込)
JAGAT会員:11,000円(税込)
印刷総合研究会メンバー:無料

印刷総合研究会メンバーの無料枠は下記の通りとなります。
 ・[ 一般 ] 2名まで
 ・[ 上級 ] 3名まで
 ・[ 特別 ] 5名まで

   → 自社が研究会メンバーか確認する場合は、こちらのフォーム からお問い合わせください。
   → 印刷総合研究会については こちら をご確認ください。

当セミナーの受講受付は終了いたしました。ありがとうございました。

問合せ先

・内容に関して  
  研究調査部 印刷総合研究会担当     
  電話:03-5384-3113(直通)

・お申込み及びお支払いに関して  
  管理部     
  電話:03-5385-7185(直通)

生活者のデジタルシフトに対応するDM

10月26日に実施した印刷総合研究会「実践!デジタル×紙×マーケティング」では、コロナ禍でのDMへの影響やパーソナライズ化や デジタルマーケティングとの連携 が進むDMの現状についてトッパン・フォームズ(株)の今井尋氏にお話しを伺った。

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JAGAT大会2021で「今こそ、マーケティング」を

11月25日(木)14時よりオンラインで開催するJAGAT大会2021ではぜひ「今こそ、マーケティング」を考え直すきっかけにしていただきたい。


JAGAT大会は前回2020に続きオンラインでの開催とさせていただく。新型コロナウイルス感染状況は減少傾向にあり、リアルイベントの開催制限も緩和され、リアル会場でのセミナー開催も徐々に行われつつある。しかしJAGAT大会は2019年まで東京・椿山荘での開催であり、セミナー後には懇親会も実施していたが、まだ大人数での飲食を伴う会食を行うにはリスクが高すぎることもあり、見送ることとした。JAGAT会員企業様及び印刷総合研究会会員様は参加費無料とさせていただくので、ぜひご視聴いただきたい。

5年前と今で変わるもの変わらないもの

さて、今回のJAGAT大会2021で基調講演をいただくロン・ジェイコブス氏には、今から約5年前の「page2017」で登壇いただいている。当時の講演録を紐解くと、印象的な言葉がある。

「マーケティングは今まで私たちが考え、運用してきたものとはやり方が変わってきている。顧客、様々なブランドが、それぞれがより効果的に、より意味のあるコミュニケーションをするためにはどのようにすべきかを学ぶ必要がある。」

この考え方は今も変わらず、 5年経った今もテクノロジーは進化を止めていない。 常に変化の真っ只中であり、顧客とのコミュニケーションを行うにはどうすべきかは常に考える必要があるだろう。もう一つ、氏の言葉をご紹介する。

「現在の市場において、主役はカスタマーである。もはや企業が主体で動ける時代ではなくなった。」

この概念は現在はより一層鮮明になっているものと思われる。その一方で5年前と全く異なる点が2つある。1つはコロナ禍という経験、もう一つは世代が進み、2017年当時まだ大学生であったZ世代 (1990年代後半以降生まれ、センテニアル世代)が社会人になり、消費の中心になってきたことである。 Z世代は前世代となるY世代(ミレニアル世代、2000年代に成人を迎える)よりもデジタルネイティブでネットリテラシーが高く、 マスメディア離れが進んでいる。ジェイコブス氏も当然現在の状況をキャッチアップしており、 今回のテーマは 「アフターコロナを見据えた印刷業界」とした。


コロナによる断絶を乗り越えつつある今だからこそ

ジェイコブス氏が基調講演を行ったpage2017のテーマは「ビジネスを創る~市場の創出」であった。 マーケティングとはすなわち市場を創ることに他ならず、そしてこうしたマーケティングの必要性を印刷会社の皆様に啓蒙すべく 「デジタル×紙×マーケティング」のスローガンを掲げるきっかけとなったのがこのpage2017の基調講演であった。 5年前を振り返るのではなく、様々な5年間の経験を踏まえ、さらにコロナによる断絶を乗り越えつつある今、 学ぶべきテーマとしてJAGAT大会2021は「今こそ、マーケティング」とした。最後にもう一つ引用する。

「 今起きていることと、これから起きることを考えれば、古き良きものこそ人々の支えになる。」

これはジェイコブス氏ではなく、ある映画の1セリフだが、氏の講演の中にその映画シリーズの引用があるので、加えさせていただいた。マーケティングの概念、考え方は何十年も前から存在するものである。原点に立ち返り、今さらではなく「今こそ、マーケティング」という想いを持って視聴いただければ幸いである。

(CS部 堀雄亮)

JAGAT大会2021へのご参加はこちらをどうぞ。

リアル&オンラインでリード獲得を効率的に~afterコロナのイベントに求められるものとは

2022年2月に開催するpage2022では、リアル展示会と連動してオンライン展開を実施する。

pageポスターが掲載企業の自社Webサイトへの誘導ツールに

page2021リアル展示会は直前まで開催の予定で準備を進めてきたが、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が発令されたことにより、2021年1月に中止とさせていただいた、それに伴い、イベント告知用に作成したポスターで、会期中にpageの会場内に掲載予定だった分が大量に余ってしまった。そこで、残されたポスターを活かす施策として「page2021ポスター 貼って撮って送ってキャンペーン」を企画した。
これはpage2021ポスターの掲載希望企業を広く募集、掲載企業にはポスターの掲載写真を送ってもらい、page2021特設サイトで掲載企業名とともに紹介するというものだ。pageポスターの元々の制作目的は、出展企業や協賛・協力企業によるイベントPRである。しかし今回、ポスター写真掲載の際に、掲載企業の紹介と自社サイトへのリンクをつける旨を告知したところ、出展企業以外からの掲載依頼含め、30社近い企業から掲載希望があった。ポスター掲載を、自社PRツールとして有効活用したのである。また、ポスターの掲載写真をJAGATのSNSにも展開し、Web上での盛り上がりを演出できた。目新しい施策ではないが、発想を転換し、アクシデントを逆手に取ることが出来た。次回以降のリアル展示会開催時にも展開していこうと思う。

Webサイトに来てもらっただけではビジネスは始まらない

BtoBビジネスにおける、デジタル上の顧客と企業のファーストコンタクトポイントはコーポレートサイトである。今回の企画成功の要因は、BtoBビジネスにおける顧客の行動の出発点がWebからの情報収集であることを踏まえ、コーポレートサイトへの誘導をサポートできたからであろう。しかしその一方で、特にBtoBビジネスにおいては、Web上でビジネスが完結することはほぼ無い。顧客が購入にまで至るプロセスは複雑化している。マスメディア時代であればAIDMA、インターネット検索になりAISAS、さらにコンテンツマーケティング時代ではDECAXなど、様々な言葉で表現されてきた。しかし「A(Attention:注意喚起)」であれ、「D(Discovery:発見)」であれ、顧客が企業の存在を認識しても、その顧客が個人情報を入力しない限り、ビジネスはスタートしない。この顧客情報(リード)の獲得こそが、BtoBビジネスにおいて最重要となる。

リアル&オンラインのイベントでリード獲得をサポート

コーポレートサイトへの誘導からリード獲得につなげる手法としては、コンテンツマーケティングが挙げられる。顧客の課題を認識させ、解決に導く様々なコンテンツをWeb上で展開し、問い合わせ(個人情報の取得)に繋げる手法である。一方、アナログでのリード獲得の手法として効果があるのは、展示会の出展である。これは展示会の自社出展ブースに誘導することで、顧客の名刺というダイレクトな顧客情報を、顧客の手を煩わせることなく獲得することが出来るからである。しかし長引くコロナ禍で、展示会そのものは徐々に開催の方向に向かっているものの、来場者の制限が緩和されることはまだ先の話と思われる。したがって、コロナ前における展示会出展時の名刺枚数を獲得することは難しいかもしれない。その上で重要となるのがオンラインとの連動である。

2022年2月に開催するpage2022においても、リアル展示会と連動してオンライン展開を実施する。今回、動画配信と会員管理機能がセットになったシステムを導入し、協賛企業のリード獲得をサポートする形とした。自社製品の特長、他社との比較を簡潔にまとめた動画は、コンテンツマーケティングのツールとして効果も高い。page2021オンラインにおける各社の出展社ページでも動画の人気は高く、オンラインでのリード獲得に最適といえる。協賛のメリット、プランや価格の詳細は、相談会にて解説させていただくので、ぜひご参加いただきたい。

(CS部 堀雄亮)