JAGAT大会2021は、より多くの印刷およびメディア関連事業に携わる皆さまに弊会コンテンツを提供するべく、広く一般の方々にもご参加いただけるオンラインイベントとして開催いたします。
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「イベント」カテゴリーアーカイブ
生活者のデジタルシフトに対応するDM
10月26日に実施した印刷総合研究会「実践!デジタル×紙×マーケティング」では、コロナ禍でのDMへの影響やパーソナライズ化や デジタルマーケティングとの連携 が進むDMの現状についてトッパン・フォームズ(株)の今井尋氏にお話しを伺った。
続きを読むJAGAT大会2021で「今こそ、マーケティング」を
11月25日(木)14時よりオンラインで開催するJAGAT大会2021ではぜひ「今こそ、マーケティング」を考え直すきっかけにしていただきたい。
JAGAT大会は前回2020に続きオンラインでの開催とさせていただく。新型コロナウイルス感染状況は減少傾向にあり、リアルイベントの開催制限も緩和され、リアル会場でのセミナー開催も徐々に行われつつある。しかしJAGAT大会は2019年まで東京・椿山荘での開催であり、セミナー後には懇親会も実施していたが、まだ大人数での飲食を伴う会食を行うにはリスクが高すぎることもあり、見送ることとした。JAGAT会員企業様及び印刷総合研究会会員様は参加費無料とさせていただくので、ぜひご視聴いただきたい。
5年前と今で変わるもの変わらないもの
さて、今回のJAGAT大会2021で基調講演をいただくロン・ジェイコブス氏には、今から約5年前の「page2017」で登壇いただいている。当時の講演録を紐解くと、印象的な言葉がある。
「マーケティングは今まで私たちが考え、運用してきたものとはやり方が変わってきている。顧客、様々なブランドが、それぞれがより効果的に、より意味のあるコミュニケーションをするためにはどのようにすべきかを学ぶ必要がある。」
この考え方は今も変わらず、 5年経った今もテクノロジーは進化を止めていない。 常に変化の真っ只中であり、顧客とのコミュニケーションを行うにはどうすべきかは常に考える必要があるだろう。もう一つ、氏の言葉をご紹介する。
「現在の市場において、主役はカスタマーである。もはや企業が主体で動ける時代ではなくなった。」
この概念は現在はより一層鮮明になっているものと思われる。その一方で5年前と全く異なる点が2つある。1つはコロナ禍という経験、もう一つは世代が進み、2017年当時まだ大学生であったZ世代 (1990年代後半以降生まれ、センテニアル世代)が社会人になり、消費の中心になってきたことである。 Z世代は前世代となるY世代(ミレニアル世代、2000年代に成人を迎える)よりもデジタルネイティブでネットリテラシーが高く、 マスメディア離れが進んでいる。ジェイコブス氏も当然現在の状況をキャッチアップしており、 今回のテーマは 「アフターコロナを見据えた印刷業界」とした。
コロナによる断絶を乗り越えつつある今だからこそ
ジェイコブス氏が基調講演を行ったpage2017のテーマは「ビジネスを創る~市場の創出」であった。 マーケティングとはすなわち市場を創ることに他ならず、そしてこうしたマーケティングの必要性を印刷会社の皆様に啓蒙すべく 「デジタル×紙×マーケティング」のスローガンを掲げるきっかけとなったのがこのpage2017の基調講演であった。 5年前を振り返るのではなく、様々な5年間の経験を踏まえ、さらにコロナによる断絶を乗り越えつつある今、 学ぶべきテーマとしてJAGAT大会2021は「今こそ、マーケティング」とした。最後にもう一つ引用する。
「 今起きていることと、これから起きることを考えれば、古き良きものこそ人々の支えになる。」
これはジェイコブス氏ではなく、ある映画の1セリフだが、氏の講演の中にその映画シリーズの引用があるので、加えさせていただいた。マーケティングの概念、考え方は何十年も前から存在するものである。原点に立ち返り、今さらではなく「今こそ、マーケティング」という想いを持って視聴いただければ幸いである。
(CS部 堀雄亮)
JAGAT大会2021へのご参加はこちらをどうぞ。
リアル&オンラインでリード獲得を効率的に~afterコロナのイベントに求められるものとは
2022年2月に開催するpage2022では、リアル展示会と連動してオンライン展開を実施する。
pageポスターが掲載企業の自社Webサイトへの誘導ツールに
page2021リアル展示会は直前まで開催の予定で準備を進めてきたが、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が発令されたことにより、2021年1月に中止とさせていただいた、それに伴い、イベント告知用に作成したポスターで、会期中にpageの会場内に掲載予定だった分が大量に余ってしまった。そこで、残されたポスターを活かす施策として「page2021ポスター 貼って撮って送ってキャンペーン」を企画した。
これはpage2021ポスターの掲載希望企業を広く募集、掲載企業にはポスターの掲載写真を送ってもらい、page2021特設サイトで掲載企業名とともに紹介するというものだ。pageポスターの元々の制作目的は、出展企業や協賛・協力企業によるイベントPRである。しかし今回、ポスター写真掲載の際に、掲載企業の紹介と自社サイトへのリンクをつける旨を告知したところ、出展企業以外からの掲載依頼含め、30社近い企業から掲載希望があった。ポスター掲載を、自社PRツールとして有効活用したのである。また、ポスターの掲載写真をJAGATのSNSにも展開し、Web上での盛り上がりを演出できた。目新しい施策ではないが、発想を転換し、アクシデントを逆手に取ることが出来た。次回以降のリアル展示会開催時にも展開していこうと思う。
Webサイトに来てもらっただけではビジネスは始まらない
BtoBビジネスにおける、デジタル上の顧客と企業のファーストコンタクトポイントはコーポレートサイトである。今回の企画成功の要因は、BtoBビジネスにおける顧客の行動の出発点がWebからの情報収集であることを踏まえ、コーポレートサイトへの誘導をサポートできたからであろう。しかしその一方で、特にBtoBビジネスにおいては、Web上でビジネスが完結することはほぼ無い。顧客が購入にまで至るプロセスは複雑化している。マスメディア時代であればAIDMA、インターネット検索になりAISAS、さらにコンテンツマーケティング時代ではDECAXなど、様々な言葉で表現されてきた。しかし「A(Attention:注意喚起)」であれ、「D(Discovery:発見)」であれ、顧客が企業の存在を認識しても、その顧客が個人情報を入力しない限り、ビジネスはスタートしない。この顧客情報(リード)の獲得こそが、BtoBビジネスにおいて最重要となる。
リアル&オンラインのイベントでリード獲得をサポート
コーポレートサイトへの誘導からリード獲得につなげる手法としては、コンテンツマーケティングが挙げられる。顧客の課題を認識させ、解決に導く様々なコンテンツをWeb上で展開し、問い合わせ(個人情報の取得)に繋げる手法である。一方、アナログでのリード獲得の手法として効果があるのは、展示会の出展である。これは展示会の自社出展ブースに誘導することで、顧客の名刺というダイレクトな顧客情報を、顧客の手を煩わせることなく獲得することが出来るからである。しかし長引くコロナ禍で、展示会そのものは徐々に開催の方向に向かっているものの、来場者の制限が緩和されることはまだ先の話と思われる。したがって、コロナ前における展示会出展時の名刺枚数を獲得することは難しいかもしれない。その上で重要となるのがオンラインとの連動である。
2022年2月に開催するpage2022においても、リアル展示会と連動してオンライン展開を実施する。今回、動画配信と会員管理機能がセットになったシステムを導入し、協賛企業のリード獲得をサポートする形とした。自社製品の特長、他社との比較を簡潔にまとめた動画は、コンテンツマーケティングのツールとして効果も高い。page2021オンラインにおける各社の出展社ページでも動画の人気は高く、オンラインでのリード獲得に最適といえる。協賛のメリット、プランや価格の詳細は、相談会にて解説させていただくので、ぜひご参加いただきたい。
(CS部 堀雄亮)
リアルイベント開催に必要な「空気感」
page2022の開催に向けて準備をスタートした今、開催に向けて何が大切かを考える。
2年ぶりの開催に向けて出展募集を開始
今回で35回目を迎える国内最大規模の印刷・メディアビジネスの総合イベント “page” は、 政府・自治体及び展示会業界のガイドラインを基に感染拡大防止対策を講じて、出展者・来場者の安全を確保し実施する。 2年ぶりの開催に向けて、準備をスタートした。(開催概要はこちら)出展申し込みの受付開始は、8月2日(月)~となります。
印刷会社のための出展ゾーンも引き続き設置
印刷会社のための出展ゾーンである「印刷パートナーゾーン」印刷会社とのコラボレーション、パートナーシップを目指す印刷会社にとって最適なエリアとなる。独自ソリューションやオリジナルの技術の販路を拡大したい印刷会社、首都圏の営業拡大を図る地方の印刷会社などにおススメする。 page展の来場者の 2/3を占める印刷関連業の方々にPRしていただきたい。
page2022におけるオンライン展開は
前回 page2021 にて実施したオンライン展示会は、 page2021とは少し異なる形でのオンラインでの展開を実施する。page2022におけるオンライン展開のイメージ、出展のメリット、リアル展示会出展とのシナジー、さらには出展費用の 詳細については、事務局からご説明を各社様個別オンラインにて実施する。(説明会のご参加希望については、こちらから)
オンラインが不可欠になった今、問われるリアルの重要性
コロナ禍になって1年半、オンラインシフトは急激に浸透した。現在、JAGATで行われているセミナーの大半はオンラインでの参加が可能になっている。一方、リアル会場でのイベント開催については延期や中止が相次ぎ、page2021も中止となった。しかし緊急事態宣言下にある東京都においてオリンピックも開催されている通り、リアルイベントについては人数の上限や収容率による制限はあるものの、開催は可能である。半年後の状況についてはまだまだ予断を許さないが、同時にワクチン接種も進んでいくものと思われ、後ろ向きな要素は少なくなってくるはずだ。 そして人と人との触れ合いへの渇望が出始めているのではないか。
リアルの良い所は「空気観」を共有できること
ビジネスにおいて、もはや必ずしも対面で話し合う必要はなく、情報の伝達のみであれば、オンラインでも充分であることは、この1年半で多くの人が実感したことであろう。しかしリアルの良いところは、同じ場所にいることでの空気観の共有である。そしてこの空気観の共有を生み出すのは、人と人との間にある製品、商品などの「モノ」である。
展示会場において、人と人が話すのは、その間に何かしらの展示物が存在している時である。1年半前のpage2020の時、ある出展企業から「出展ブースに立つ人間がマスクをして接客することを、事務局側から許可してほしい。」と言われた。その当時は、マスクをして接客をすることが失礼とまではいわないが、あまりいいイメージが無かったが、少なくとも今、出展社と来場者がともにマスクをしていても全く気にならない。そして感染のリスクも減らせる上に、空気感も共有できる。目に見える「モノ」がもたらす、目に見えない空気感は重要である。
半年後はすでに明るい未来を見据えているはず
そしてリアルイベントを行う時の周りの空気感も重要だ。半年前のpage2021リアル展示会の中止を決定した時、「なぜ中止にするのだ」という声は皆無であった。2020年末からの感染急拡大により、「page2021リアル展示会は開催できるのか?」という問い合わせが多数あり、不安要素が大きかったからであろう。また開催反対が世論の多くを占める中、東京オリンピックの開催を強行した日本政府は、もしかしたらオリンピックにおける日本選手の活躍によって、プラスの「空気感」を醸成したかったのかもしれないが、さらなる感染急拡大もあって思惑通りには行っていない。そしてもし今年から来年にかけて、page2022の開催時にもしこれまで以上の危機がやってきても、 あくまでも個人的な意見であるが、 昨年末のような開催を危ぶむ空気にはならないだろうと思われる。オリンピック開催との整合性、ワクチン接種の進行などの外部要因とともに、経済活動再開への渇望感が上回ってくると思うからである。そうなることを願って、まずは粛々と準備を進めたいと思う。
(page2022事務局 堀雄亮)
オンラインイベントの方向性と新規ビジネス開発について
page2022リアル展示会は2022年2月2日(水)~4日の3日間、サンシャインシティで開催する。ではオンラインイベントはどうするか?
先日行われたIGAS2022記者発表において、2022年11月に開催するIGAS2022は、リアル展示会を基本にして様々なバーチャルイベントを実施するハイブリッド展示会を目指していくと発表された。しかしリアル展示会の会期(2022年11月24日~11月28日)前後にカンファレンス・セミナーをオンラインで開催するという予定は示されたものの、それ以上の情報はまだ未定との事である。まだ1年半近く先のことであり、コロナの状況がどうなっているか、先が見通せない中、出来ればリアルで開催したいという思いが垣間見える。
page2021オンラインの前に4,000名以上の視聴者を集めたオンラインイベント
JAGATでは昨年度、page2021オンラインとともにトピック技術セミナーオンライン(2021年10月開催)、WebJUMP(11月開催)、JAGAT大会オンライン(12月開催)の3つのオンラインイベントを実施した。特に10月に開催したトピック技術セミナーオンラインでは、 協賛企業によるセミナー18本の延べ視聴者が4,000名を超え、1セミナーあたりの視聴者数は200名を超えた。これはpageリアル展示会において実施してきた協賛企業主催によるセミナー(スポンサーズセミナー)の3倍近い集客数であった。これは会期中いつでもどこでも、そして一旦離脱してその続きからあらためて視聴も出来るオンデマンド配信の形式によるものだったことが大きい。リアル会場に足を運び、セミナーに参加する人と、気軽にオンラインで視聴する人の温度差(セミナー主催企業からみればリードの質)の違いはあるにせよ、その企業のセミナーに関心があったことには変わりない。またオンデマンド配信形式だったpage2021オンラインにおけるスポンサーズプレゼンツミニセミナーにおいても、300名を超える視聴者を集めたコンテンツもあった。
セミナー動画だけでなく企業紹介ムービーや製品紹介動画も視聴できる形に
オンラインセミナーの成功のカギは、誰が、いつ、どのセミナーを観たかを把握できること、すなわち来場者情報が取得できるか否かにある。page2021オンラインにおいても、来場者が出展企業の情報取得に最も活用したのが、出展企業の動画コンテンツであった。そしてpage2022ではこのように、各社の様々な動画コンテンツを配信できるサービスを導入したいと考えている。
また、オンラインイベント上に掲載する動画コンテンツは、必ずしもセミナー形式である必要はなく、イベント来場者の関心を惹く動画コンテンツを提供できれば良い。page2022では、自社セミナー(ウェビナー)開催の実績がない企業でも、自社紹介ムービーや製品紹介動画コンテンツを配信していただき、その視聴者情報を取得できる仕組みを提供する予定だ。(詳細は後日、お知らせいたします)
配信期間は、リアル展示会の前後2週間程度を予定しており、リアル展示会の出展企業であれば、リアル展示会の出展ブースに誘導する内容を配信することもできる。また自社セミナーの配信企業であれば、セミナー参加を促す予告動画の配信も可能であり、規模の小さい企業であっても、簡単な企業紹介や製品紹介、自社技術PRの動画を配信し、認知に繋げていただきたいと思う。
新規ビジネス開発にチャレンジしたい企業向けオンライン無料セミナーを開催
こうした施策を実施するに至ったのは、昨年のコロナ禍において、様々な企業の協力を得ながら、オンラインイベントを自主開催してきたことが大きい。これまでのリアル会場でのセミナーやイベント開催とは異なり、オンライン配信は全く未知の領域であるオンライン配信イベントを行ったことにより、多くの知見を得ることが出来たが、それ以上に自分たちで何とかやり切った経験が血肉となっている。
新たなビジネスを開発するには、相当の労力が必要であるが、このコロナ禍という「やらざるを得ない状況」が追い風になる。またこれにプラスして、自社事業の再構築をサポートする国の施策も動き始めている。今までの延長線上では立ち行かなくなるという危機感を「将来に向けて新たな収益の柱を創る」原動力に変えていただきたい。
JAGATでは「オンライン新規ビジネス開発実践講座2021」の開講にともない、無料で参加できるオンラインセミナーを開催する。事業再構築補助金への申請を検討している企業の皆様にもうってつけのセミナーなので、ぜひご参加いただきたい。
7 月 9 日(金)14:00~15:30 開催
「印刷会社の実践から学ぶ 新ビジネス開発のセオリー ~事業再構築補助金にも活用できるビジネス分析手法~」
詳細、お申込みはこちらから→https://www.jagat.or.jp/archives/88487
(CS部 堀雄亮)
印刷営業における「守りと攻め」を戦術とは
印刷営業における守り(トラブル対応)と攻め(顧客獲得)の 戦術を学べるオンライン講座のご紹介です。
印刷営業活動におけるトラブルのピンチをチャンスに変える
印刷ビジネスの多くは受注営業です。 複雑なワークフローの中で顧客とのトラブル要因も数多く、 顧客からのクレームや現場からの不満もすべて営業に向けられることもあります。 本講座では、事例を交え、トラブルを分類し、 ビジネスマナー・契約・工程管理・納品・品質トラブル・法務・コンプライアンスなどの
様々な視点から原因と対処法を理解し、対応策と防止策を考えます。
★【オンライン】印刷営業トラブル対応講座~印刷製作マネジメントのトラブル対応の基本と実務~
6/23(木)、6/24(金)10:00~17:00
コンペに勝つために企画より重要なものとは
印刷物やWeb制作のコンペの勝敗は、実は企画そのもの以上に重要なポイントがあります。それは営業パーソンの情報収集力です。その精度を高めることで、勝てる可能性はぐっと上がります。 収集した情報を的確に反映した企画やプレゼンテーションを行うことができれば 勝率はさらに大きく高まります。印刷会社の営業パーソンがコンペに勝つための情報収集、企画、プレゼンテーションの方法について、経験豊富な現役プレゼンターが解説します。
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6/10(水)13:00~17:00