10月9日(金)に開催する「JAGAT大会2015」では、イノベーションが不可欠とされる新たな時代の「印刷経営のありかた」について考えていきます。また参加者にはJAGATの最新刊 『印刷白書2015』 をお持ち帰りいただきます。
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JAGAT近畿大会2015
近畿地区の集い
JAGAT近畿大会2015
印刷の「未来を創る」 〜新たな価値づくりへの挑戦
2015年11月17日(火) 太閤園(大阪市都島区)
印刷業界を取り巻く環境は、今世紀に入り激変しました。
いつの時代にも変化は必ず起こります。
しかし、自社の経営悪化を環境を理由にしていては経営改善できません。
今こそ自社を柔軟に変化させる努力が必要です。
また、そのような戦略があらゆる企業に求められます。
JAGAT近畿大会2015 では、環境の変化が激しい今だからこそ、
技術と創造力を基盤とした新たな価値づくりを考えます。
●開催日時: 11月17日(火)15:00~19:00
●対象: 印刷業および関連業の経営者、幹部社員、幹部候補、リーダー
●会場: 太閤園 大阪市都島区網島町9-10 TEL 06-6356-1111
●主催: 公益社団法人 日本印刷技術協会 協力:近畿地区印刷協議会
JAGAT近畿大会 企画推進メンバー *五十音順・敬称略
網野 勝彦(株式会社研文社) 浦久保 康裕(株式会社一心社)
岡 達也(あさひ高速印刷株式会社) 作道 孝行(作道印刷株式会社)
土山 雅之(土山印刷株式会社) 安平 健一(株式会社ダイム)
JAGAT近畿大会2015
印刷の「未来を創る」〜新たな価値づくりへの挑戦
スケジュール
●開会の辞 西井 幾雄氏(公益社団法人日本印刷技術協会 理事)・・・・・・・・・・・・15:00〜
●ご挨拶:Keynote「印刷業界に求められるイノベーション・・・・・・・・・15:05〜15:30
森澤 彰彦(公益社団法人日本印刷技術協会 副会長)
●解説:印刷業界の最新動向(印刷白書2015+経営力調査分析)・・15:30~16:10
藤井 建人(公益社団法人日本印刷技術協会 研究調査部 主幹研究員)
●講演:「未来を創る―THIS POINT FORWARD」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・16:20〜17:10
から見る今後の印刷業
(最新技術動向から読み解くビジネスモデルと印刷業界の未来)
郡司 秀明(公益社団法人日本印刷技術協会 専務理事)
●情報交換会&懇親会(パーティ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17:20~19:00
●参加費: JAGAT会員、近畿地区印刷協議会、各府県工組組合員
1名様 9,000円(税込)
●お申込方法:
申込欄に必要事項をご記入の上、そのままFAXにてお申込みください。お申込みと同時に参加費をお振り込みください。お申込確認後に、参加票を送らせていただきます。
*お申込み後の取消はお受けできません。恐縮ですが代理の方の参加等でご対処ください。
● 振込先・・・・・・・・シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
● 口座・・・・・・・・・みずほ銀行 中野支店(普)202430
● お申込み締切日・・・・2015年11月16日(月)
● 内容問合せ先・・・・・日本印刷技術協会 JAGAT近畿大会2015事務局 06-6352-6845
【11月24日開催】 JAGAT近畿大会2023 お申込み
セミナー名: JAGAT近畿大会2023 ⇒詳細案内ページ
開 催 日: 2023年11月24日(金) 15:00-19:30
参 加 費: 1名:13,200円(税込・懇親パーティー込み)
・申込みは、下記のフォームに必要事項をご記入のうえ、送信ボタンを押してください。
・申込フォームにメールアドレスを入力した後「Enter」ボタンを押すと、フォームの内容が送信されてしまいます。恐れ入りますが、「Tab」ボタンを使う、マウスを使うなどの方法で移動お願いします。
※ご注意ください※
本 メールにご登録いただくと、申込完了メールが送信されます。登録後、数分経ってもメールが受領できない場合は、迷惑メールフィルタ等の要因が考えられま す。その場合は、お手数ですが、メール()またはTEL(03-3384-3411)までお問合せください。
JUMP中国・四国2015&ジョイントセミナー
毎年恒例のJAGAT中国・四国地区の集い「JUMP中国・四国2015」は、9月17日(木)にKKRホテル広島にて開催し、同日ジョイントセミナーを実施いたします。 続きを読む
五感に訴える印刷物とデジタルの連携~JUMP東北2015報告
今年度のJUMP(JAGAT地域大会)開催が、8月21日の東北地区(仙台)からスタートした。テーマである“印刷の「未来を創る」”方向性を探るディスカッションでは、デジタル・ネット時代において紙の印刷物の強みをどのようにとらえ、ビジネスにしていくかに焦点が当てられた。
今年度のJUMP(JAGAT地域大会)の共通テーマに取り上げたジョー・ウェブ博士の『未来を創る-THIS POINT FORWARD』(JAGAT刊)は、「印刷物への愛を語るのはやめよう」という少し耳の痛い話から始まる。そして、印刷業界の現状を、データに裏付けられた(実は驚くべき)事実としてとらえたうえで、印刷業界にとって明るい未来を創るための方向性として、新しいビジネスの構築のための人材や、機材、技術、そしてパートナーシップ等について様々な示唆を行っている。
むろん、ウェブ博士はアメリカのコンサルタントであり、アメリカの印刷業界が前提ではあるが、ポイントは印刷業界を取り巻く経営環境が急速に変化する現代において、どのような方向で経営マインドのチェンジを図っていくべきかにスポットが当てられていることだ。そこで、これを題材に、あるいはきっかけとして、JUMP開催の各地域で議論を重ね、日本における印刷業各社の未来を考え、新たな印刷ビジネスの方向性を見出したいとの思いからテーマとして掲げたものである。
プログラムは、『未来を創る』にあるとおり「まずは事実を知ろう」ということで、最初にJAGAT研究調査部部長の藤井建人より「印刷ビジネスの最新動向2015」と題し、「印刷白書」や「経営力調査分析」などJAGATの研究調査による、データでとらえた印刷ビジネスの最新動向を、周辺ビジネスのトレンドとともに報告、解説を行った。
次に、JAGAT専務理事の郡司秀明が『未来を創る』が示唆する、印刷会社の2020年を見据えたビジネスについてのポイントを解説し、これに続くディスカッションへと導いた。
「印刷ビジネスの最新動向」「未来を創る」に関する報告を踏まえたディスカッションは、モデレータを専務理事の郡司が務め、パネラーにはJAGAT会長の塚田司郎、藤井JAGAT研究調査部長とともに、(株)DIG JAPAN代表取締役の星名 勧氏を迎えて行った。限られた時間ではあったが中身の濃い有意義な発言が多く、JUMP参加者にとっても最大の課題である「自社のビジネスをどう変えていいくのか」について、ヒントとともに勇気やモチベーションが得られたのではと感じられた。
以下、そのエッセンスを各パネラーによるポイントとなる発言やキーワード・センテンスをもって報告する。
- 印刷物(紙)はデジタル(メール等)に比べ圧倒的に人の五感に訴えることができる。
- DM(紙)の弱点と言われているコストと効果測定は、デジタル(メール等)と連携させれば補うことができる。アメリカのマーケターの間では「DMにするかメールにするか」という議論はない。DMを何回打ち、メールをどのタイミングで何通配信するかという予算配分の話だけである。
- メールは中身を見ないで捨てられる事が多いが、その解決手段はアメリカでははるか以前に正解が出ており、それは「紙」を使用することだ。DMは少なくとも誰しも手にとって差出人くらいは確認する。その時に手触りやデザインなど五感に訴えることに心血を注いでいる。
- Googleは、毎年膨大な予算を割いてDMを出している。最たるIT企業が、紙の効果を知っているからだ。
- 日本にありがちな印刷とデジタルをバーサス(対立)でとらえて「紙はダメだ」と結論付けるのは間違い。GoogleですらDM(印刷)とネット(デジタル)を区別していないということだ。
- 単純に統計を考えると、印刷需要の縮小は避けられず、確かに新聞購読者は減り折込チラシも減少していくだろう。しかし紙の質感、手触りなど五感に訴える力で新たな価値の創造、見直しが図られるだろう。
- 日本でインターネットが民間に開放されたのが1993年で、生まれた時からネット環境にあり我々とは価値観が違う世代がいよいよ大学を卒業して社会に出てくる。はじめからモニターで育った世代には、長時間見るためには反射光の方が楽であるといったことを説明する必要があるかもしれない。
- マーケティングオートメーションはあくまで仕組み、ツールに過ぎなく、要はそれを使ったプランニングの提案である。マーケティングオートメーションとデザインをリンクさせるとビジネスになり、印刷会社にはそのような総合的なハンドリングができると固く信じている。
- うちの会社ではそんなことできない(人材もいない)と思う経営者もいるが、クライアントに次に切られないために必死に頭を絞り、トライ&エラーの積み重ねで結果として新しいビジネスになる可能性があり、そのような実例も多々ある。
- 思い切って印刷でダメなことはダメと認めないと始まらない。それを認めた時に、本当に印刷物が必要なところが見えてくるのでは。iPadで検索する今の子供にいくら辞書の必要性、効用を説明してもムダだが、友人とのプリクラのやり取りは紙の台帳でやる。何も言わなくとも彼らは紙の必然性を理解している。本当に紙が必要な場面でこそ、新たな価値、ビジネスが見えてくる。
(CS部 橋本 和弥)
※関連情報
JUMP中国・四国2015&ジョイントセミナー 9月17日開催(KKRホテル広島)
http://www.jagat.or.jp/JUMP中国・四国2015
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JAGAT大会2019【10月23日(水)開催】
セミナー名:JAGAT大会2019
開催日:2018年10月23日(水) 14:00〜19:15(予定)
参加費:1名:20,000円/2名以降1名につき:18,000円(税込・懇親パーティー込み)
→詳細案内ページ
申込みは、下記のフォームに必要事項をご記入のうえ、送信ボタンを押してください。
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