新人・中途者」カテゴリーアーカイブ

実務を復習して若手営業のさらなるステップアップを

若手営業は業務を振り返って基本知識を確認し、不足部分を補いながら業務を進めることが自らの成長につながる。

 

業務知識の復習の機会を

新型コロナウイルスの影響で、若手営業教育も例年とは違って十分な時間をとれないまま各部署に配属を決めた企業も多い。それでも、若手営業はそれぞれの職場環境の中において、仕事の内容を一応ひと通り理解しているころだ。こういうときに、もう一度基本事項を復習できる機会があれば、さらに理解を深めるとともに今後の仕事の進め方を見直すこともできる。
JAGATでは若手社員の中でも営業マンを対象に印刷見積りの基礎と営業の基本プロセスをテーマとしたセミナーを3月に開催する。

 

復習の必要性

若手営業が今までの業務のやり方を見つめ直すことができれば、忘れていた知識を思い出しもう一度基本に戻ることができる。入社直後の研修では業界用語や仕事の実態がわからないため、単に聞くだけになりがちで、実感をともなう知識やスキルとして身につけることは難しい。その点、ある程度の実務経験を積んでから基本事項を学習すると、自らの体験と照らし合わせ、曖昧な部分も理解できるようになる。
また、配属されて実務に就いて時間が経過すると、不安が表面化して自信がぐらついてモチベーションが低下することもある。こうした場合も、業務を見直すことにより仕事に対する疑問点や迷いを解消させることもできる。会社がフォローアップ教育をしてあげることは社員育成に必要なことであり早期離職の防止にもつながる。

 

顧客との関係を密に

営業の仕事でノルマを達成することは大きな目標だ。いろいろな業務の中でも特に大切なことは見積もりに関することと顧客との人間関係づくりなどの日常活動だ。顧客は提出された見積書について説明を求めてくることがある。ここで曖昧な説明やミスがあっては信用を失い受注できなくなることもある。
例えば16ページのカタログを印刷する場合、全版または半裁の用紙に印刷することがある。これはページを面付けすることにより作業の効率をあげるためだ。よくある話で、「前回より1ページ(実際は両面で2ページ)増えただけなのに、見積もりの印刷金額ががなり上がった」というこという顧客もある。これは、作業の効率が悪くなりコストアップになったためである。逆に1ページ減ったからといって、コストダウンには繋がらない。ここで営業は、オフセット印刷はコピー機と違い面付けをして効率良く作業をしていることを含めて印刷工程の内容をしっかり説明し納得してもらわないといけない。また、こうしたことは営業が人間関係を構築できていれば顧客も説明内容を受け入れやすくなる。
顧客とのコミュニケーションを保つには印刷工程をしっかり理解した上で見積書を作成し、かつ普段からの顧客の意に沿った営業活動をしておくことが重要だ。これは決して簡単なことではない。やはり営業自身の業務内容を振り返って自分に足りない知識を見つけ、補充しながら自ら成長していくことが大切である。

(CS部 伊藤禎昭)

 

●関連セミナー
【オンラインセミナー】印刷見積り基礎講座(講義)
2021年3月18日(木)13:00~17:00

【オンラインセミナー】印刷営業の基本プロセスと実務知識
2021年3月22日(月)13:00~17:00

印刷営業マネージャースキルアップ講座

JAGATは「独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構」が実施する企業の労働生産性の向上を目的とした「生産性向上支援訓練」の事業取組団体として選定を受け、その一環として、印刷ビジネスに役立てて頂けるセミナーを提供します。

ねらい 

営業リーダーの役割を考え、チームで目標達成するために必要な知識や組織力強化のための具体的な手法をワークを交え、実践的に学ぶ。

開催日時 

研修は2日間の構成で開催いたします。
1日目:2021年 3月 4日(木) 11:00~18:00
2日目:2021年 3月 5日(金) 10:00~17:00

定員

15名  

詳細

カリキュラム

■目標達成における管理者の役割
 ・印刷営業マネージャーの役割
 ・メンバーのモチベーションを高める要素とは
 ・部下やメンバーのマネジメント方法
 ・対話で組織を活性化させる「コーチング指導」
 ◇演習:グループワーク、ロールプレイング

■組織力強化
 ・チームの意義と効果の確認
 ・理想のチームのつくり方
 ◇事例紹介、グループ討議
 ・組織力強化のためのチームマネジメント
 ・組織営業のプランニング方法
 ◇演習:グループワーク、ロールプレイング

受講対象

・営業リーダー/ 営業管理職 / 組織営業強化のための手法を学びたい方

受講資格

印刷会社及び関連業界企業に属している社員の方はすべて対象


講師

上妻 祐司 (こうづま ゆうじ)  

OD人事経営コンサルティング 代表
中小企業診断士

法政大学卒業後、共同印刷株式会社に入社。グループ長として商業印刷分野の法人営業に従事。航空会社、自動車会社、住宅メーカー、大学、官公庁、金融機関、出版社などを担当。営業戦略の策定、企画書の作成、販促物の受注・制作に携わる。
人事部教育課では、教育課長として教育プログラムの企画・開発および社内講師を行い、また、経営スタッフとして経営企画業務に従事。
その後、OD人事経営コンサルティングを立ち上げ、印刷業を中心とした製造業の経営支援、各種団体、民間企業を対象とした教育研修の講師に従事し、現在に至る。

 

会場

公益社団法人 日本印刷技術協会セミナールーム
東京都杉並和田1-29-11
東京メトロ 丸の内線 中野富士見町駅下車 
徒歩5分

参加費(税込) 

1名 5,500円

お申込 

Webからのお申込み 
Web申込フォーム に必要事項をご記入のうえ、お申込みください。

■FAXでのお申込み 
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お申込書をプリントアウトし必要事項をご記入のうえ、
03-3384-3168
までFAXにてお送りください。

◆申込締切 : 各コース開催日の10日前まで
※但し定員になり次第締め切ります。

お申込みが確認され次第、参加証をお送りさせていただきます。

内容に関して問い合わせ先
内容に関するお問い合わせはお気軽に下記までお寄せください。
CS部 セミナー担当 電話:03-3384-3411

お申し込み及びお支払に関して
管理部(販売管理担当)   電話:03-5385-7185(直通)

公益社団法人 日本印刷技術協会

オンラインイベント運営の背景、映像と音に慣れる

全国高等学校鉄道模型コンテストオンラインにみる背景

今年は、様々なイベントがオンライン化になっている。リアル会場で開催していたものをWeb上で展開するにはそれなりのノウハウが必要になる。

毎年8月に東京ビッグサイトで開かれていた「全国高等学校鉄道模型コンテスト」。今年は11月22、23日にYouTubeで生配信された。鉄道好きで知られるホリプロマネジャーの南田裕介さんやアナウンサーの久野知美さんが司会進行を務め、各校の作品を紹介しながら、学校や自宅にいる高校生とオンライン会議システム「Zoom」でやり取りしたという。(教育サイト朝日新聞EduA12月25日より)同コンテストには例年、140~150校ほどが参加しているが、今年のオンライン開催では、約100校がエントリーし、実際に参加したのは89校にとどまったというが、それでも89校が参加し、オンラインイベントが成功している。事務局によれば5年前から参加校には作品を紹介する動画を制作してもらい、コンテスト会場で流したりYouTubeで配信したりしてきた経験により、高校生の動画制作やプレゼンのスキルが総じて高かったことが背景にある。

成功のポイントは、配信手段も大事だが何を配信するか、コンテンツが重要になる。リアルと違うところは、音と映像のコンテンツだということだ。映像と音を学び、扱うことに慣れることが必要になってくる。企業活動では、外部スタッフに依頼(外注)することもあるが、単なる丸投げではいけない。当事者は、日常の中で見識を高める必要がる。良いものつくるには理解し把握することが肝心だ。

ダイナミックマイクとコンデンサーマイクを使ってみた。丸覚えより考えることが大事

音を収録するには、マイク(マイクフォン)が欠かせない。マイクには、ダイナミックマイクとコンデンサ-マイクがある。しばしばユーチューバーの間では、コンデンサーマイクがお勧め商品として話題になることがある。感度が高く、微細な音まで拾うからだ。だからといって「感度が良い=質が良い」とは限らない。使う状況によっては変わる。

・ダイナミックマイク:電源不必要、丈夫で比較的湿度に強い、感度が低い(比較的安価)

・コンデンサーマイク:電源必要、振動や湿気に特に弱い、感度が高い(比較的高価)

例えば、ライブ会場や展示会場では、人ごみや物音などの雑音が多い環境だ。感度が高いことが仇となり、余計な音が妨げとなる。よってダイナミックマイク(ボーカルマイク)を選択することになる。感度が低めでしっかりしたマイクをしっかり近づけて使うのだ。機材を使いこなすコツは、手順を丸覚えをすることではなく、「慣れる」に加え、「何故か?」というロジックを考えることだ。当JAGATでは、page2021オンライン開催に向けて配信システムの構築と共に映像収録ノウハウについてもこの4月より試行錯誤の繰り返しながら体制を整えてきた。音の収録、マイクの選択一つとっても自問自答を繰り返してきた。page2021リアル&オンラインのハイブリッドで開催される。公開されるコンテンツは、会場、音と映像配信体制づくりも重要になる。

CS部 古谷芸文

page2021  https://www.jagat.or.jp/cat8_2021

page2021オンライン  https://www.jagat.or.jp/page2021online

JAGAT  オンラインセミナー   https://www.jagat.or.jp/cat3

印刷営業20日間集中ゼミ(2021/5/10~6/4)

 

体系的な知識習得とともに、実際のクライアントに対し、ヒアリングから企画~仕様書・見積書の作成~販促物の制作・印刷~プレゼンまでを体験するグループワークを通して、自ら考え、解決する力を養成します。
新人営業職だけでなく、後継者・中途入社社員の即戦力強化プログラムとして、ぜひお役立てください。

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印刷製作入門講座<実技編>

DTPによる制作実習から企画・デザイン・印刷までをひと通り体験する三日間!

★本コースは、
4月に印刷会社に入社される新入社員を対象に、印刷技術の基礎知識修得を目的としています。

印刷製作入門講座(講義編)ではデザイン・製作・刷版・印刷・製本加工の製作工程分野と印刷材料についてフレッシュマンに必要とされる印刷技術知識を修得していただきます。

印刷製作入門講座(実技編)ではDTPによる製作工程、刷版、印刷までの実習を通して、実際の印刷物が出来るまでの流れを体得していただきます。

①「印刷製作入門講座(講義編)」および②「印刷製作入門講座(実技編)」のいずれか、あるいはセットで受講されますと、「人材開発支援助成金」 の「特定訓練コース」における「若年労働者への訓練」(採用5年以内かつ35歳未満の若年労働者への訓練)がご利用になれます。詳細は各都道府県労働局へお問い合わせください。

開催日時

2021年4月14日(水)~16日(金)10:00~17:00   実習内容によって時間が異なります。


<関連講座>

印刷製作入門講座(講義編) 【オンライン同時開催】
第1回目/2021年4月5日(月)~6日(火)10:00~17:00(2日間とも)
第2回目/2021年4月12日(月)~13日(火)10:00~17:00(2日間とも)

 

内容


1.印刷・DTP技術概論

○印刷物製作のワークフローと必要知識
企画/デザイン/画像処理/線画処理/文字・レイアウト処理/
出力/印刷・製本

・DTPに使うアプリケーション
・DTPの制作イメージ

2.MacによるDTP制作実習
○線画処理~Illustrator
・基本操作
・図形/線/パスの描画
・文字の入力
・レイヤー
・制作演習
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○画像処理~Photoshop
・基本操作
・色調の補正/階調の調整
・選択範囲
・画像の加工

○文字・レイアウト処理~InDesign
・InDesignの特徴
・基本操作
・制作演習

○総合制作演習(Illustrator・Photoshop・InDesign)
・線画処理 ・画像処理 ・文字処理 ・レイアウト処理

  
3.印刷実習                                  
○印刷物製造工程の流れと現場の作業を体験する

※印刷実習につきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を踏まえ、会場と内容を企画中です。決まり次第、お知らせいたします。

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講 師

1・2日目 JAGAT講師  3日目 印刷専門講師

対象

新入社員 中途入社の方

定員

18名
*使用機材の台数により受講可能人数に限りがございます。
定員を超えた際は受講いただけない場合がございますので、ご了承ください。

会場(1・2日目)

公益社団法人日本印刷技術協会 セミナールーム
東京都杉並区和田1-29-11
東京メトロ 丸の内線中野富士見町駅下車 徒歩5分 

※3日目の印刷実習につきましては、会場は未定です。決まり次第お知らせいたします。

 

参加費(税込)

JAGAT会員 52,800円 / 一般 63,800円
●別売テキスト代(新入社員研修共通テキスト)
「みんなの印刷入門」   2,420円(税込)
※「新入社員養成講座」「印刷制作入門講座(講義編)」のいずれかにお申し込みで、すでにご購入いただいている場合は不要です。

※新入社員研修一括受講割引がございます。

 

お申込み

◆Webからのお申込み

Web申込フォーム に必要事項をご記入のうえ、お申込みください。

◆FAXでのお申込み
※新入社員研修3講座一括受講お申込みご希望の場合も
 こちらからお申込みいただけます。 


お申込書に必要事項をご記入のうえ、
03-3384-3168
までFAXにてお送りください。

 

参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。

口座名:シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430

お問い合わせ先
お申込み及び内容に関するお問い合わせは下記までお寄せください。
CS部 セミナー担当 電話:03-3384-3411

公益社団法人 日本印刷技術協会

印刷製作入門講座<講義編>【オンライン同時開催】

必須の印刷物製作工程に加え、メディア動向に対する知識も網羅

★本コースは、
4月に印刷会社に入社される新入社員(営業、製造)および中途入社社員を対象に、印刷全般に関する基礎知識の修得を目的としています。

①印刷製作入門講座(講義編)ではデザイン・制作・刷版・印刷・製本加工の製作工程分野と印刷材料について新入社員に必要とされる印刷技術知識を習得していただきます。印刷物製作工程に加え、多様なメディア展開に向けて最新の技術動向の分野も網羅し、幅広い知識の習得を目指します。

②印刷製作入門講座(実技編)ではDTPによる制作工程、刷版、印刷までの実習を通して、実際の印刷物が出来るまでの流れを体得していただきます。

①「印刷製作入門講座(講義編)」および②「印刷製作入門講座(実技編)」のいずれか、あるいはセットで受講されますと、「人材開発支援助成金」 の「特定訓練コース」における「若年労働者への訓練」(採用5年以内かつ35歳未満の若年労働者への訓練)がご利用になれます。詳細は各都道府県労働局へお問い合わせください。

開催日程

印刷製作入門講座(講義編)
第1回目/2021年4月5日(月)~6日(火)10:00~17:00(2日間とも)
第2回目/2021年4月12日(月)~13日(火)10:00~17:00(2日間とも)
※上記の期間から希望の日程をお選び下さい。


<関連講座>

印刷製作入門講座(実技編)
第1回目 2021年4月7日(水)~9日(金)10:00~17:00 
第2回目 2021年4月14日(水)~16日(金)10:00~17:00  

※上記の期間から希望の日程をお選び下さい。


内容

 1.印刷の基礎
○色とは何か
○RGBとCMYK
○印刷の歴史
○印刷物の製作工程
○印刷の版式(種類)

2.オフセット印刷
○枚葉機と輪転機      
○印刷用紙      
○印刷インキ

3.製本・加工
○製本の種類とその特徴      
○加工の種類

4.DTPの基礎
○DTPとは?      
○DTP制作
○入力と出力 

5.画像と文字
○ベクトルデータとビットマップデータ       
○写真原稿の見方             
○解像度
○フォント・書体・和文・欧文の違い
○文字コード 

6.出力・刷版・校正
○出力のしくみ
○刷版      
○裁ち落とし 
○「校正」とは?     
○校正の種類 

7.PDF 
○PDFデータとは?      
○PDFと印刷 

8.デジタル印刷とデジタル関連技術
○印刷方式
○Print On Demand    
○Web to Print    

9.印刷製作業務の基礎
○入稿のマナー       
○校正のマナー 
○印刷会社の仕事     

 

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講 師

JAGAT講師 

対象

新入社員 中途入社の方

 

会場(会場受講)

公益社団法人日本印刷技術協会 セミナールーム
東京都杉並区和田1-29-11
東京メトロ 丸の内線中野富士見町駅下車 徒歩5分

 


オンラインセミナー参加方法のご案内 
セミナーお申し込み後の流れについて(会場・オンライン)


 

参加費

JAGAT会員 27,500円 / 一般 34,100円(税込)
●別売テキスト代(新入社員研修共通テキスト)
「みんなの印刷入門」 2,420円(税込)
「新入社員養成講座」「印刷制作入門講座(実技編)」のいずれかにお申し込みで、すでにご購入いただいている場合は不要です。

※新入社員研修一括受講割引がございます。

 

お申込み

◆Webからのお申込み

下記Web申込フォーム に必要事項をご記入のうえ、お申込みください。

日程①:2020年4月5日(月)~6日(火)をご希望の方 

日程②:2020年4月12日(月)~13日(火)をご希望の方

 

◆FAXでのお申込み

※新入社員研修3講座一括受講お申込みご希望の場合も
 こちらからお申込みいただけます。


お申込書に必要事項をご記入のうえ、
03-3384-3168
までFAXにてお送りください。

参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。

口座名:シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430

お問い合わせ先
お申込み及び内容に関するお問い合わせは下記までお寄せください。
CS部 セミナー担当 電話:03-3384-3411

公益社団法人 日本印刷技術協会

新入社員養成講座【オンライン同時開催】

 

印刷会社で働くための基礎知識と社会人として必要なビジネスマナーを学ぶ入門講座

                                                   yousei    

新印刷人として押さえておきたい「仕事の基本」  

印刷会社で働くためには、まずは「印刷の仕事とはどういうものか」を理解しなければなりません。
仕事を始める上で知っておきたい印刷技術の基礎や業界の動向など、広範囲にわたる分野をわかりやすく解説します。
またビジネスマナーや基本ルールを身につけることは、ビジネス社会で信頼を得るための第一歩です。
社内外で円滑な人間関係を築くために必要なマナーを、実習を通して体得していただきます。

1日も早い自立を目指し、新印刷人としてのスタートを後押しします。      
印刷の基礎知識とマナーを組み合わせた入門講座として、印刷業および関連産業の新入社員教育に最適です。  

貴社の新入社員教育にぜひお役立てください!

 

 

開催日時

2021年4月2日(金) 10:00~17:00

内容

第1部  印刷ビジネス編 
1.印刷業界とはどんな業界か
2.印刷の機能・役割
3.印刷物製作の基礎知識 

第2部  ビジネスマナー編
1. ビジネスマナーの基本
        身だしなみ・挨拶・敬語の使い方・オンラインでのビジネスマナー
2. 来客対応
        覚えておきたい上座と下座・エレベーターでの対応
3. 名刺交換
  名刺の準備・名刺交換の流れ・訪問時のマナー
  *名刺をお持ちの方はご自分の名刺と名刺入れをお持ちください。
   お持ちでない方は、こちらで練習用の名刺をご用意いたします。(会場受講)

4. 電話対応
  電話の受け方・電話のかけ方
5. 文書のマナーの基本
  ビジネス文書のマナー・報告書の書き方・電子メールの定型句

*テキスト「みんなの印刷入門」(別売・下記お申込み欄参照)のご購入をお願いいたします。

  

 

 

講師

第1部・第2部 JAGAT講師

 

定員

会場受講定員 30名
 

会場(会場受講)

公益社団法人 日本印刷技術協会セミナールーム
東京都杉並和田1-29-11 
東京メトロ 丸の内線 中野富士見町駅下車 徒歩5分


オンラインセミナー参加方法のご案内 
セミナーお申し込み後の流れについて(会場・オンライン)


 

参加費(税込)

JAGAT会員  14,300円 / 一般  19,800円
●別売テキスト代(新入社員研修共通テキスト)
「みんなの印刷入門」 2,420円(税込)
※「印刷制作入門講座(講義編)」「印刷制作入門講座(実技編)」のいずれかにお申し込みで、すでにご購入いただいている場合は不要です。

※新入社員研修一括受講割引がございます。

 

お申込み

◆Webからのお申込み

Web申込フォーム に必要事項をご記入のうえ、お申込みください。

◆FAXでのお申込み

※新入社員研修3講座一括受講お申込みご希望の場合も
 こちらからお申込みいただけます。

お申込書に必要事項をご記入のうえ、
03-3384-3168
までFAXにてお送りください。

参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。

口座名:シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430

内容に関して問い合わせ先
内容に関するお問い合わせはお気軽に下記までお寄せください。
CS部 セミナー担当 電話:03-3384-3411 

お申し込み及びお支払に関して
管理部(販売管理担当)   電話:03-5385-7185(直通)

公益社団法人 日本印刷技術協会

アイデアを出すためのアート思考について

ビジネスに欠かせないアイデア

ビジネスにはアイデアが欠かせないものだ。だが、アイデアは、「出せ!」言われても易々と出せないものだ。アイデアとは何か。ひとことで言うとビジネスでは、「実現につながる思いつきのこと」ではないだろうか。そもそも発想するということは、自発的な行為であり、モチベーションが重要だ。

今年の情報処理学会関西支部大会では、追手門(おうてもん)学院大手前中・高校(大阪市中央区)のロボットサイエンス部の研究が「盲導犬ロボットとプログラミング教材」ともにジュニア会員特別賞に選ばれた。朝日新聞デジタル(2020年11月23日)によれば、部員は70人。ロボットの世界大会に6年連続出場し、挑戦する分野も多彩になってきたという。盲導犬ロボットを開発したのは中学2年生のチーム、オンライン上で論理的思考力を育むプログラミング教材を作ったのは高校2年生だ。それぞれ論文の提出後、9月、同大会のオンラインで研究内容を発表した。部員の活動は、取り組みたいテーマを決め、15を超える分野でロボット作りに取り組んでいる。持続可能な開発目標(SDGs)をテーマにした高校生4人のチームは、7月にインド洋の島国モーリシャス沖で座礁した船からの重油流出に注目し、重油回収ロボットを製作中だ。同校ロボット・プログラミング教育推進室長でもある福田さんは「テーマを生徒に考えさせることが重要で、私の仕事は段取りだけです」と言う。つまり、作業を与えるのではなく、考える機会を与えているのだ。

アート思考とアイデア

「アート思考」が話題になっている。大まかにいえば「アーティストの作品づくりでの思考法を取り入れること」だ。自己を探求し、ものごとの見方や主張を作品で表現し、新たな価値を創造していくものだ。これまでの常識にとらわれない考え方や表現が芸術性を高め柔軟な発想が作品としてつくり上げられていく。アート思考と並びデザイン思考も話題になることがあるが、両者には違いがある。「アート」は、作家の自由な表現や創造を指し、アートの目的は人々に感動をもたらし、世の中に問題提起をしたりすることだが、大衆に受け入れられることを目的とはしていない。「デザイン」は、課題解決が目的となっている。例えば、ビジネスとしてデザインは、商品やサービスを使いやすく、顧客に好まれやすくすることを考え、最適な形に落とし込むことになる。つまり、アートは自己の価値が起点となり、デザインは社会の価値に合わせることにおいて大きな違いがある。

そこで、ポイントとなるのが「社会」だ。コロナ禍で変化する社会は、「VUCA(ブーカ)」とも呼ばれ益々混沌としている。VUCAは、1990年代後半にアメリカで使われるようになった軍事用語だが曖昧な社会を表している。社会が何であるか分からない中、さらに注目を集めているのが「芸術(アート)分野」である。物事を垂直に捉えるのではなく、自己が縦横、自由に発想することが求められる。企業の発展においても社員一人一人のアイデアが益々鍵を握りそうだ。

(CS部古谷芸文)

JAGATセミナー案内

若手・新入社員に業務知識の復習の機会を

新入社員はそれぞれの職場に配属されて半年経った今、専門知識を十分理解できていなかったり、仕事に対する不安を抱えていることもある。これを克服できれば、また新たなステップが見えてくる。

今年は新型コロナウイルスの影響で入社時期が遅れ、新人研修も例年とは違って十分な時間をとれないまま各部署に配属を決めた企業も多い。入社して半年が経過したこの時期に、もう一度基本事項を復習できる機会があれば、新入社員にとっては、さらに理解を深めるとともに今後の仕事の進め方を見直すこともできる。

 

〇なぜフォローアップ研修が重要なのか
企業がフォローアップ研修を導入する理由として、まず教育効果の高さがあげられる。新入社員にとって、入社直後の研修では業界用語や仕事の実態がわからないため、単に聞くだけになりがちだ。その点、フォローアップ研修では、新入社員はある程度の実務経験を積んでおり、自らの体験と照らし合わせて学ぶことができ、曖昧な部分を再度受講することにより明確な理解が可能となる。
また、現場に配属されて実務に就いて半年も経つと、不安や心配が表面化して自信がぐらつき、その結果モチベーションが低下することもある。フォローアップ研修では知識や技術を再確認することによって、新入社員の仕事に対する疑問点や迷いを解消させる効果も期待できる。同期入社の社員同士で現状の課題を共有することで、モチベーションを向上させ、自信を回復させる機会にもなる。

〇“理解しにくい”ことを重点的に解説
JAGATでは新人・若手社員向けにフォローアップ研修を毎年開催している。今回は「印刷技術の基礎知識を学ぶ(プリプレス編)」、「印刷技術の基礎知識を学ぶ(プレス・ポストプレス編)」、「印刷見積り基礎講座」、「印刷営業の基本プロセスと実務知識」の4講座を予定している。新型コロナウイルス禍の現状を踏まえ、地方の方も安心して受講できるようすべてオンラインでの講義となる。
毎年、春に開催している新入社員研修でのアンケートの中で、印刷技術についての回答で多いのは「フォントについて理解するのが難しい」、「色管理の方法が複雑」、「色空間やガモットの理解が難しい」などである。他にもいろいろな意見があるが、今まで聞いたことのない専門用語を理解できずに苦しんでいた人が多いようだ。今回の研修では印刷製作の全体の流れを一通り解説する中で、若手社員が「少し難しい」と感じたことに重点を置いて解説する。
「印刷営業の基本プロセスと実務」では日常業務の基本的な考え方を解説することにより、実際の営業業務と照らし合わせて、今後の新たな営業展開を考えてもらう。営業活動するうえで考え方の「基本」となるものがあれば対策もたてやすいだろう。
「印刷見積り」については、製造工程を念頭において見積の基本的な体系を学べる。なぜこのように見積もったのかという営業自身の考え方をしっかりもち、顧客に説明できる知識をもてるようになることが大切だ。
新人・若手社員にとってフォローアップ研修は「心のリセットと頭のリマインド」といえる。それまで指示され・教えてもらう姿勢から、自らが考えて行動する自律性をもった企業人育成のための貴重な学習機会だ。貴社、若手社員の教育の一環として是非ご活用いただきたい。

(CS部 伊藤禎昭)

 

【オンラインセミナー】中途入社・若手社員フォローアップ研修関連講座

●10/20(火)13:00~17:00
「印刷技術の基礎知識を学ぶ(プリプレス編)」

●10/27(火)13:00~17:00
「印刷技術の基礎知識を学ぶ(プレス・ポストプレス編)」

●11/10(火)13:00~17:00
「印刷見積り基礎講座【講義】」

●11/17(火)13:00~17:00
「印刷営業の基本プロセスと実務知識」