動画エフェクトで一工夫

広がる動画ビジネス

動画ビジネスは、デジタル化やWebメディアの広がりと共に印刷会社での受注も増加の傾向であたり前になりつつある。受注拡大には、一工夫も必要のようだ。国内の動画コンテンツビジネス市場(株式会社矢野経済研究所プレスリリースより)は、主要5市場での2024年度を事業者売上高ベースで前年度比 108.9 %の 9,880 億円と推計した。近年、市場が好調な要因としては、SNS上に静止画像から動画コンテンツが増えたことや、副業や趣味を目的とした動画編集ソフトの需要が高まっていること、ライブ配信アプリの認知・利用が広がっていることなどが挙げられるという。拡大傾向の中では、これまで視聴機会が少なかった若年層以外の世代でも動画コンテンツを視聴する機会が増加。特に、50代〜60代の年齢層でコネクテッドテレビ(インターネット接続して動画視聴が可能なテレビ)などの新たなサービスを通じ、視聴機会が増加したことで市場が活発化したという。

特に成長分野のサービスを整理すれば、

1. 動画配信プラットフォーム

NetflixやAmazon Prime Video、Disney+など

2. 短編動画の人気

YouTubeショートやTikTok、Instagram

3. 動画広告市場

動画広告市場も拡大。2023年には6,253億円に。スマホやコネクテッドテレビ向けの広告需要が増加している。

4. ライブ配信

特にゲーム実況やイベントのライブストリーミングが人気。リアルタイムな交流が可能。

5. 新しい技術

AR(拡張現実)やVR(仮想現実)などの新技術。入感のある体験が提供される。

一工夫するためのモーションデザイン

成長する動画ビジネスの中では、一工夫の動画コンテンツが必要になる。JAGATでは2024年5月に浅野桜(あさのさくら)氏(デザイナー・株式会社タガス代表取締役)を講師に招き、オンラインセミナー「デモで制作手法を学べる DTPスキルを活かしたモーションデザインの作り方」を開催した。

これは、印刷物のコンテンツを活かし、一工夫の動画を作成するものだ。講座では、印刷会社ではお馴染みのPhotoshop( フォトショップ )やIllustrator( イラストレーター )で作成した部品を動かして短いプロモーション動画を作る流れやWebサイトで活用するノウハウを解説した。使用するアプリケーションが同じAdobe( アドビ )のAfter Effects( アフターエフェクト )であることも面白い。Premiere Pro( プレミアプロ )と並び映像のデジタル合成やモーショングラフィックス制作、アニメーション制作における定番である。本格的に動画制作をステップアップする上でも使い勝手がよさそうだ。動画制作での効果と手法を理解する上では、意味を知ることが早道だ。モーションとは動きのことで、「エフェクト」は効果の意味である。つまり、動画に与える効果の種類を整理し理解すれば、制作やアプリケーションを使う上でもイメージが膨らみ効果的な作業に役立つ。

<主なエフェクト>※主な動画効果

【トランジション】

映像を切り替えるときに使う。動画と動画のつなぎ目をスムーズに印象的にする。

  • ディゾルブ

前のカットがフェードアウトするのに合わせて後のカットがフェードインする。「dissolve (溶ける)」という名前より

  • フェードイン・フェードアウト(ホワイトアウト/ブラックアウト)

画面を徐々に明るくして、次の映像につなげる。逆の動きでフェードアウト(ブラックアウト)は、画面を徐々に暗くする。

  • スライド・押し出し

前のカットの上に次のカットが重なる形で映像が切り替わる。

  • ワイプ

画面が拭き取られるように前のカットから次のカットへ切り替える。

【モーショングラフィックス】

写真やイラスト、文字などの素材に動きや音をつけるエフェクト。動画のオープニングを中心に使用される場合が多く、エフェクトの中で最も使用頻度が高いエフェクト。

  • キーフレーム

アニメーションやエフェクトの値を変更するために使用するもの。変更できる値には、スケール、位置、回転、アンカーポイント、不透明度などがある。

  • スピードランプ

動画の一部を早送りやスローモーションにするなど速度を変更する。動画編集ソフトごとに呼び名が異なる。「タイムリマップ」や「リタイミング」など

  • サウンドエフェクト

効果音のこと。笑い声や拍手などの人が発する音から雨や風などの自然の音まで様々。

  • カラーエフェクト

動画の色に関する効果。 「モノクロ」「カラースプラッシュ」。動画内の色を一つだけ選択し、他の部分はモノクロに見せるなど。

  • クロマキー合成

映像や画像内にある特定の色を透明にして切り抜く。テレビの天気予報や映画、ゲーム実況などで使用。

  • トランスフォーム

動画の素材を変形。タイトルやロゴの強調や場面転換時に挿入するコメントを目立たせるなど。

これらは、動画編集の経験のない人でも聞いたことがあるかもしれない。マイクロソフトoffice、パワーポイントのアニメーション機能にも搭載されているものも多い。一工夫のヒラメキは、身近にあることも多い。何を作りたいか、どんな風にどんな効果で作りたいのか、そのゴールをイメージすることが肝心である。イメージが広げれば、想像力を働かせ見渡せばひと手間かけるだけで高いコミュニケーション効果を生み出すアイデアが浮かぶことも増えるだろう。

(研究教育部 古谷芸文)

【オンライン】デザイン・レイアウトの基本知識

【オンライン】最新版!DTPアプリケーションの徹底活用

2024/11/5【オンライン】最新版!DTPアプリケーションの徹底活用

セミナー名:【オンライン】最新版!DTPアプリケーションの徹底活用
開催日:2024年11月5日(火) 13:00~17:00
参加費:JAGAT会員:16,500円(税込)/一般:22,000円(税込)    

詳細案内ページ

申込みは、下記のフォームに必要事項をご記入のうえ、送信ボタンを押してください。
※ご注意ください※
本 メールにご登録いただくと、申込完了メールが送信されます。登録後、数分経ってもメールが受領できない場合は、迷惑メールフィルタ等の要因が考えられま す。その場合は、お手数ですが、メール()またはTEL(03-3384-3411)までお問合せください。

※3名以上でお申込みいただく場合は、備考欄に参加者名等をご記入ください。

 

【ご入力いただいた個人情報に関する内容は厳正に取り扱います】

    1.参加費用 ※選択してください。

    JAGAT会員(16,500円)一般(22,000円)

    ■参加人数

    2.会社の情報

    ■社名(例:公益社団法人日本印刷技術協会) ※必須

    ■シャメイ(例:ニホンインサツギジュツキョウカイ)

    郵便番号(例:166-8539)

    ■住所1(例:東京都杉並区和田1-29-11)

    ■住所2(例:印刷技術協会ビル3F)

    3.申込みする方の情報


    申込む方と参加される方が異なる場合は、請求書をお送りする方の情報をご登録ください。

    ■部署名(例:総務部)

    ■役職名(例:課長)

    ■お名前(例:印刷 太郎) ※必須


    申込者は参加しない

    ■メールアドレス(例:taro_insatsu@jagat.or.jp) ※必須

    このメールアドレスに登録完了メールが送られます。

    ■TEL(例:03-3384-3113)

    ■FAX(例:03-3384-3168)

    4.申込者以外の参加者情報


    申込む方と参加される方が一緒の場合は、本欄は入力不要です。

    【参加者1】

    ■部署名(例:企画営業部)

    ■役職名(例:主任)

    ■お名前(例:印刷 花子)

    ■メールアドレス(例:hana_insatsu@jagat.or.jp) ※必須

    【参加者2】

    ■部署名(例:企画営業部)

    ■役職名(例:主任)

    ■お名前(例:印刷 次郎)

    ■メールアドレス(例:jiro_insatsu@jagat.or.jp)※必須

    ■その他備考

    5.JAGATからのご案内について


    よろしければJAGATからセミナー開催案内や関連のご案内を送付させていただきます。

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    JAGATからの案内を希望しない


    最新版!DTPアプリケーションの徹底活用 ~受講者の声~

    ●前回開催時の受講者アンケートより●(2023年11月)

     

     

    満足度の理由をお聞かせください。

    ●初めて知る機能がたくさんあり大変ためになった。今日から実践で使える機能もあったので、ぜひ活用したい
    ●Adobe製品全般にわたるセミナーで受講しがいがあった
    ●ここ数年のAdoebeの更新情報をまとめて得ることができたため
    ●今までのバージョンでも気付いていなかった機能が知れた

     

     

    本講座の感想

    ●たいへんためになる講座でした。ありがとうございました。ぜひまたバージョンの更新がありましたら開催していただけると嬉しいです。
    機能の紹介講座には興味があるので、実践向けの講座がありましたら受けたいと思います。実例を見せながら説明してくださったので、とても理解しやすかったです。
    ●長時間のセミナーでしたが、オンラインということもあって緊急の仕事を処理しながら受講できました。レジュメも項目をまとめてあってページ数が少なく見やすく扱いやすいのがよかったです。
    ●アクロバット新UIの使いづらさは私も驚きました。ただ、そういった新しい環境や変更点をデフォルトで学んで上がってくる世代も居ることを考慮しなくてはいけないというお話には納得しました。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    ゼロから始めるWebを受注するための営業術 ~受講者の声~

    ●前回開催時の受講者アンケートより●(2024年5月)

     

     

    本講座で最も印象に残った講義内容や言葉は何ですか?

    ●潜むリスクを回避する、正しい見積もりと契約書の重要性
    ●顧客に響く話ができる事、営業は取次役ではなく、提案のレベルを上げる土台
    ●成果物ではなく成果を提供する
    ●カスタマージャーニーを語るストーリープロモーション

     

    講座内容、講師についてご意見・ご要望

    ●営業起点の説明が分かりやすかった
    ●WEB見積の組み立て方、明細項目がとてもわかりやすかった
    ●Webを受注するための営業術というテーマでしたが、他の営業にも通じる内容でしたのでためになった
    ●web初心者にわかりやすい内容だった

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    ゼロから始めるWebディレクター ~受講者の声~

    ●前回開催時の受講者アンケートより●(2024年6月)

     

     

    本講座で最も印象に残った講義内容や言葉は何ですか?

    ●ディレクターは、顧客が満足するWebサイトを納品する責任者である
    ●ディレクターの唯一のミッションは「顧客が満足するモノを納品する」という事
    ●炎上の原因
    ●Webディレクターが陥りやすいミスの内容

     

    講座内容、講師についてご意見・ご要望

    ●内容も分かりやすく、講師の方の体験談も大変貴重なお話だった
    ●講師の実経験に基づいた内容だったので、非常にリアルな話として聞く事が出来た。また、WEBディレクターという職務に必要なスキルが具体的に理解できた
    ●Webを受注したことのない初心者にも非常にわかりやすい内容だった

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    2024/12/05・12/12「印刷+αの発注先」になるための基本講座 お申込み

    セミナー名: 「印刷+αの発注先」になるための基本講座
    開   催   日: 2024年12月5日(木)・12(木) 各日 10:00-17:00
    参   加   費: JAGAT会員・大印工組合員:5,500円(税込)/一般:5,500円(税込)

    詳細案内ページ

    ・申込みは、下記のフォームに必要事項をご記入のうえ、送信ボタンを押してください。
    ・申込フォームにメールアドレスを入力した後「Enter」ボタンを押すと、フォームの内容が送信されてしまいます。恐れ入りますが、「Tab」ボタンを使う、マウスを使うなどの方法で移動お願いします。

    ※ご注意ください※
    本メールにご登録いただくと、申込完了メールが送信されます。登録後、数分経ってもメールが受信できない場合は、迷惑メールフィルタ等の要因が考えられます。その場合は、お手数ですが、メール(seminar★jagat.or.jp)またはTEL(03-3384-3411)までお問合せください。
    (お手数ですが、★を@に変更してください。)

     

      0.参加費用

      JAGAT会員・大印工組合員(5,500円)一般(5,500円)

      ■参加人数

      1.会社の情報

      ■社名(例:公益社団法人日本印刷技術協会) ※必須

      ■シャメイ(例:ニホンインサツギジュツキョウカイ)

      郵便番号(例:166-8539)

      ■住所1(例:東京都杉並区和田1-29-11)

      ■住所2(例:印刷技術協会ビル3F)

      2.お申込み担当者情報


      お申込みされる方と参加される方が異なる場合は、請求書をお送りする方の情報をご登録ください。

      ■部署名(例:総務部)

      ■役職名(例:課長)

      ■お名前(例:印刷 太郎) ※必須


      申込者は参加しない

      ■メールアドレス(例:taro_insatsu@jagat.or.jp) ※必須

      このメールアドレスに登録完了メールが送られます。

      ■TEL(例:06-6352-6845)

      ■FAX(例:06-6353-5020)

      3.参加者情報

      【参加者1】

      ■受講形態 

      会場受講オンライン受講

      ■部署名(例:企画営業部)

      ■役職名(例:主任)

      ■お名前(例:印刷 花子)

      ■お名前フリガナ・年齢・性別(例:インサツ ハナコ・45・女) ※必須

      ■メールアドレス(例:hana_insatsu@jagat.or.jp) 

      【参加者2】

      ■受講形態 

      会場受講オンライン受講

      ■部署名(例:企画営業部)

      ■役職名(例:主任)

      ■お名前(例:印刷 次郎)

      ■お名前フリガナ・年齢・性別(例:インサツ ジロウ・45・男) ※必須

      ■メールアドレス(例:jiro_insatsu@jagat.or.jp)

      【参加者3】

      ■受講形態 

      会場受講オンライン受講

      ■部署名(例:企画営業部)

      ■役職名(例:主任)

      ■お名前(例:印刷 次郎)

      ■お名前フリガナ・年齢・性別(例:インサツ ジロウ・45・男) ※必須

      ■メールアドレス(例:jiro_insatsu@jagat.or.jp)

      ■その他備考

      4.JAGATからのご案内について


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      【オンライン】印刷営業トラブル対応講座

      JAGATは「独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構」が実施する企業の労働生産性の向上を目的とした「生産性向上支援訓練」の事業取組団体として選定を受け、その一環として、印刷ビジネスの実務に役立てて頂けるセミナーを提供します。
      受講にあたっては、「同時双方向通信による生産性向上支援訓練利用規約」を事前にご確認ください。


      印刷営業において、予期せぬトラブルは避けられないもの。そこで適切な対応ができるかどうかが、顧客との信頼関係を左右します。
      本講座では、印刷営業の現場でよくあるトラブルのケーススタディを通じて、トラブル対応の基本から実務的なテクニックまでを身に付けます。さらにコンプライアンスの重要性を解説し、法的リスクを回避し、トラブルの発生を未然に防ぐ方法を学びます。

      リスク管理と誠実な対応が顧客との信頼を深め、トラブルを最小限に抑えます。この機会に個人として、企業としての信用力を向上させましょう。

       

      開催日時 ※2日間の講座です

      1日目:2024年 11月 18日(月) 10:00~17:00  
      2日目:2024
      年 11月 26日(火) 10:00~17:00

       

      <カリキュラム>

      営業トラブル対応と予防

      1.トラブルは、何故起こるか
      2.営業でありがちなトラブルと原因
      3.トラブルクレーム処理のポイント
      4.主なトラブルの原因と基本的対応
       ・顧客との面談時トラブル(ビジネスマナーや契約など)
       ・見積り、納期交渉でのトラブル
       ・校正でのトラブル
       ・品質でのトラブル(誤植や裏移りなど)
       ・トラブル防止としくみづくり

      ■ 営業トラブルに纏わる法務知識とコンプライアンス

      1.コンプライアンスの重要性
        ケースメソッドによるグループワーク
      2.契約・取引における注意点
       ・契約の成立
       ・下請取引
       ・損害賠償の範囲
      3.印刷ビジネスと知的財産権
       ・知的財産権の全体像
       ・著作権の概要と注意点
       ・商標権の概要と注意点
       ・不正競争防止法の概要と注意点
       ・肖像権の概要と注意点

      ※本講座は、グループワークや発表など、参加型のセミナーとなっています。
      ご発言できる環境下や双方向のコミュニケーションがとれるよう1人1台のパソコンからのご参加をお願いいたします。

       

      定員  

      15名

      生産性向上支援訓練の規定により、会員の方、優先の講座となっております。
      一般の方は、限定5枠までとなりますのでご了承ください。

       

      受講対象 (おおむね45歳以上対象)

      ・営業、営業マネージャー
      ・トラブル対応に不安を感じている方
      ・印刷営業に纏わる法務知識を学びたい方
      ・顧客満足度を高めたいと考えている方

       

      受講資格

      印刷会社及び関連業界企業に属している社員の方はすべて対象


      講師

      上妻 祐司 (こうづま ゆうじ)   
      OD人事経営コンサルティング 代表
      中小企業診断士

      法政大学卒業後、共同印刷株式会社に入社。
      グループ長として商業印刷分野の法人営業に従事。航空会社、自動車会社、住宅メーカー、大学、官公庁、金融機関、出版社などを担当。営業戦略の策定、企画書の作成、販促物の受注・制作に携わる。
      人事部教育課では、教育課長として教育プログラムの企画・開発および社内講師を行い、また、経営スタッフとして経営企画業務に従事。
      その後、OD人事経営コンサルティングを立ち上げ、印刷業を中心とした製造業の経営支援、各種団体、民間企業を対象とした教育研修の講師に従事し、現在に至る。

      澤竹 正光 (さわたけ まさみつ)
      一般社団法人 日本知的財産協会

      1991年3月東洋大学法学部卒、同年4月凸版印刷(株)総務部入社。
      2003年8月法務本部コンプライアンス部、2013年4月法務本部知的財産部に異動。主な担当業務としては、コンプライアンス部ではコンプライアンス教育(行動指針の周知徹底)、規制法(独禁法、下請法、外為法等)対応、株主総会運営、全社リスクマネジメントなど。知的財産部では、国内特許及び海外特許権利化戦略の策定、特許・意匠・商標等の知的財産の権利化手続き及び管理など。現在は日本知的財産協会に勤務。

       

      参加費(税込)

      1名 5,500円

      申込締切 : 各コース開催日の10日前まで ※但し定員になり次第締め切ります。

       

      お申込み  

      Webからのお申込み


      必要事項をご記入のうえ、お申込みください。

      FAXでのお申込み 

      annai-2
      お申込書をプリントアウトし必要事項をご記入のうえ、
      03-3384-3168
      までFAXにてお送りください。

       

      参加費振込先
      参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
      なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。

      口座名:シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
      口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430

      ●研究会・セミナーのZoomウェビナー参加方法のご案内

      研究会・セミナーのZoomウェビナー参加方法のご案内

      ●セミナーお申し込み後の流れについて

      オンラインセミナーお申込み後の流れについてのご案内

       

      内容に関して問い合わせ先】
       内容に関するお問い合わせはお気軽に下記までお寄せください。
       研究・教育部 セミナー担当   電話:03-3384-3411

      お支払に関して】
       管理部(販売管理担当)  電話:03-5385-7185(直通)

       公益社団法人 日本印刷技術協会

      2024/11/18.26 【オンライン】印刷営業トラブル対応講座 お申込み

      セミナー名:【オンライン】印刷営業トラブル対応講座
      開催日:2024年 11月18日(月)、26日(火)10:00-17:00
      参加費:JAGAT会員・一般:5,500円(税込)

      生産性向上支援訓練の規定により、会員の方、優先の講座となっております。
      一般の方は、限定5枠までとなりますのでご了承ください。

      詳細案内ページ

      ・申込みは、下記のフォームに必要事項をご記入のうえ、送信ボタンを押してください。
      ・申込フォームにメールアドレスを入力した後「Enter」ボタンを押すと、フォームの内容が送信されてしまいます。恐れ入りますが、「Tab」ボタンを使う、マウスを使うなどの方法で移動お願いします。
      ※ご注意ください※
      本 メールにご登録いただくと、申込完了メールが送信されます。登録後、数分経ってもメールが受領できない場合は、迷惑メールフィルタ等の要因が考えられま す。その場合は、お手数ですが、メール()またはTEL(03-3384-3411)までお問合せください。

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        ■参加人数

        1.会社の情報

        ■社名(例:公益社団法人日本印刷技術協会) ※必須

        ■シャメイ(例:ニホンインサツギジュツキョウカイ)

        郵便番号(例:166-8539)

        ■住所1(例:東京都杉並区和田1-29-11)

        ■住所2(例:印刷技術協会ビル3F)

        2.お申込み担当者情報


        お申込みされる方と参加される方が異なる場合は、請求書をお送りする方の情報をご登録ください。

        ■部署名(例:総務部)

        ■役職名(例:課長)

        ■お名前(例:印刷 太郎) ※必須

        ■ふりがな(例:いんさつ たろう)

        ■年齢 ※ご参加される方のみ必須


        申込者は参加しない

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        ■TEL(例:03-3384-3411)

        ■FAX(例:03-3384-3168)

        ■従業員数

        3.お申込担当者以外の参加者情報


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        【参加者1】

        ■部署名(例:企画営業部)

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        ■お名前(例:印刷 花子)

        ■ふりがな(例:いんさつ はなこ)

        ■年齢 ※必須

        ■メールアドレス(例:hana_insatsu@jagat.or.jp)※必須

        【参加者2】

        ■部署名(例:企画営業部)

        ■役職名(例:主任)

        ■お名前(例:印刷 次郎)

        ■ふりがな(例:いんさつ じろう)

        ■年齢 ※必須

        ■メールアドレス(例:jiro_insatsu@jagat.or.jp)※必須

        【参加者3】

        ■部署名(例:企画営業部)

        ■役職名(例:主任)

        ■お名前(例:印刷 次郎)

        ■ふりがな(例:いんさつ じろう)

        ■年齢 ※必須

        ■メールアドレス(例:jiro_insatsu@jagat.or.jp)※必須

        ■その他備考

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        社員が自走する組織づくりと1on1ミーティング

        社員の自走について

        企業に必要とされるイノベーションや生産性向上は、印刷会社においても重要な課題で、人材においては、自走する社員が求められる。「社員の自走」とは、社員が自ら考え、行動し、課題を解決する能力を持つことを示す。上司からの指示を待つのではなく、自分でやるべきことを見つけて実行する姿勢を意味する。PHP人材開発のWebサイト(2024年2月13日更新)を参考に自走する社員がいる組織のメリットが上げられる。

        <メリット>

        • 生産性の向上:社員が自発的に動くことで、業務の効率が上がる。
        • イノベーションの促進:新しいアイデアや改善策が生まれやすくなる。
        • マネジメントの負担軽減:上司が細かい指示を出す必要がなくなり、戦略的な業務に集中できる。

        自走する社員を育成するためには重要なポイントがあるという。

        <実施するポイント>

        • 理念やビジョンの共有:企業の方向性を明確にし、社員に浸透させる。
        • 支援型リーダーの育成:社員の自主性を引き出し、サポートするリーダーを育てる。
        • 心理的安全性の確保:社員が安心して意見を言える環境を整える。

        社員の自走を促進するコミュニケーション

        社員が自走するためには、マネジメントにおける社員各々のモチベーションと目標を持たせることが欠かせない。鍵の握るのは、コミュニケーションである。JAGATの管理者系研修でも受講者の困りごととして「部下とのコミュニケーション」についての事柄が意外に多い。2024年9月12日(木)に開講する「営業マネージャー養成講座」の第2回目では「部下の成長を促進させる1on1ミーティング」をテーマに泉谷史郎氏(キャリアコンサルタント、凸版印刷株式会社 情報コミュニケーション事業本部ビジネスプロデュースセンター第六営業本部長)により事例と演習を交えながら講座を行う。 LINEヤフー株式会社 が2012年から取り入れたことでも話題になった「1on1ミーティング」は効果的な手法のひとつかもしれない。講座では、その狙いについて、過去のマネジメントスタイルやリーダー像を鉄道に例えて「機関車」と称する。先頭の機関車が動力のない車両を強引に引っ張るものだ。対して、これからのマネジメントを「新幹線」に例えている。新幹線は、各車両が自走することで効率よく高速で走り快適な乗り心地を生み出すことができる。自走型の組織と自走できる社員の育成の必要性を表したものだ。講座では、部下を育てる上で必要となる関係づくりを学び、コミュニケーショントレーニングを行う。

        1on1は、各社員の力を引き出し、業績アップを導くものだ。上司と部下が1対1で行う定期的なミーティングで概ね短時間の面談、頻繁に実施することが基本とされる。1on1の目的は、部下の成長のために行うものである。主役はあくまで部下、上司は聞き手に徹することが大切である。

        1on1ミーティングを効果的に行うためにはポイントがある。

        (目的と期待を共有する)

        ミーティングの目的や期待を事前に部下と共有することで、双方が同じ方向を向いて話し合う。

        (傾聴の姿勢を持つ)

        上司は部下の話をしっかりと聞くことが重要。部下が話しやすい雰囲気を作り、積極的に質問を投げかけることで、深い対話を可能にする。

        (定期的に実施する)

        1on1ミーティングは一度きりではなく、短い時間でも定期的に行うことで信頼関係が築かれる。例えば、月に一度や隔週で行うことなど。

        (フィードバックを具体的にする)

        ポジティブなフィードバックだけでなく、改善点も具体的に伝えることが大切。具体的な事例を挙げて話すと、部下も理解しやすい。

        (アクションプランを策定する)

        ミーティングの最後には、次回までのアクションプランを明確にし、フォローアップを行うこと。成長をサポートしていく。

        (記録を残す)

        ミーティングの内容を記録し、いつでも見返せるようにしておく。次回のミーティングにも役立つ。

        部下とのコミュニケーションスタイルの変化への柔軟な対応は益々重要である。1on1が話題になっている背景には、VUCAと称される時代や働き手の減少に加え、働き方の多様化などがある。 人材マネジメントは 、人材の確保と育成において益々各社員を尊重し、それぞれの心を大切にする必要がある。一方、その運用に難しさを感じている企業も多い。企業の中には、強烈なリーダーにより成長してきた事例も多い。大きな声を出す過去の成功体験や実績のあるリーダーこそ変化対応が難しいかもしれない。拘ることは、テクニックや体裁ではない。無駄な人材を抱える余裕のない中、満遍なく各社員を機能させ戦力化することである。生産性を高め自走する組織づくりには、各社員の心に触れ、やる気を高めることにより自走する社員を生み出すことだ。

        (研究教育部 古谷芸文)

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