2023/6/29~30 イマジカデジタルスケープ【オンラインセミナー】Photoshop の使い方・基本トレーニング
【オンライン】Photoshop の使い方・基本トレーニング
※本セミナーはJAGATと業務提携している㈱イマジカデジタルスケープの
オンラインセミナーです。
講座概要
Adobe Photoshop は、デザイン、Web、映像編集プロジェクトのどのプロジェクトにも必須の画像編集及びペイントグラフィックソフトウェアです。このトレーニングでは、いくつかのサンプル画像を使いながらPhotoshop 2020の基本機能と基本操作を学習します。プリントを目的とした画像編集と、Web用に使用する画像編集において、いずれの目的においても共通に使用するPhotoshopの機能の理解をメインとし、各種ツール類の機能の把握、画像解像度と画像取り込み、選択範囲の作成、カラーモード、ペイント、画像合成、色補正、切り抜き、他のアプリケーションとの連動を学習します。
なお、これからPhotoshop を使う方も、以前のバージョンを使う方も、過去バージョンごとの差分機能は、トレーニング時にご説明しますので、ふるってご参加ください。
開催日時
2023年6月29日(木)~30日(金)2日間
・1日目 10:00~17:00(6時間)
・2日目 10:00~13:00 以降予定(3時間以上)
(お申込み締め切りは6/26(月)です)
※同時参加者数への対応および通信回線のトラブル等を考慮し、終了時刻は延長する可能性が多分にございます。予めご了承いただけますようお願いいたします。
受講対象者
・これからAdobe Photoshop を使う方
・Photoshopを我流で使ってきた方で、Photoshopの使い方をきちんと覚えたい方
受講スタイル
このトレーニングは、ご自宅・勤務先にて受講可能な、オンライン受講(ライブ配信)のトレーニングです。
●オンライン(ライブ配信)での受講
このトレーニングはiPadにて、オンライン(ライブ配信)によりご受講いただけます。(iPadをお持ちでない方は、iPadレンタル込みのトレーニングもご用意しております)
なお、ライブ配信の受信に際し、新規の通信料はかかりませんのでご安心ください。
また、ご受講いただく環境(ご自宅または勤務先等)に以下の環境が必要となります。
・受講を希望される講座(と同じバージョン)のアプリケーションがインストールされたPC(Windows10以降またはMacintosh)
・上記PCの、有線によるインターネット接続環境(光回線)
・スマートフォン(受講前の通信テスト用)
なお、お申込みいただく前に通信テスト(無償)を行い、通信の確約が取れてからお申込みいただきますので、お申込み前に下記よりお問い合わせください。後日お電話にてナビゲートしながら通信環境の設定をいたします。
オンライン受講(ライブ配信)の詳細は、以下のページをご確認ください。
また、iPadレンタル込みのトレーニングをお申込みいただく場合、別途【iPadレンタル・往復配送料】と【iPad・損害補償】の商品も合わせてお申込みいただきますので、予めご了承いただけますようお願いいたします。
カリキュラム
はじめに
・ペイント系・ドロー系
・作業の基本手順
・必要システム構成と動作環境
・Photoshopファミリーとエディション
インターフェイス
・カラーテーマ
・パネルとドッグの操作
・ワークスペース
・全パネルの一時非表示
様々な表示方法と画像ステータスの確認
・ズーム、スクラブ、パン
・ステータスバーと画像情報の表示
画像の取り込みと解像度について
・画像の取り込み
・画像解像度とは
・拡大縮小で画質が変化する
・Webに使用する画像
・印刷物に使用する画像
・ビデオ・テレビに使用する画像
・解像度と画素の違い
カラーモード
・カラーモードの確認
・画像の主なカラーモード
・RGBとCMYKの補色関係
新規作成
・画像サイズの選択
・アートボード
・ウインドウの表示と表示方法
・背景の構造
・カンバスの操作(サイズ変更と回転)
・回転ビューツール
選択
・各種選択ツール
・選択範囲の作成
・選択範囲の追加と削除
・選択範囲メニュー
描画する
・描画色と背景色
・カラーの選択(カラー・スウォッチ・スポイト)
・カラーピッカー(8・16bit時/32bit時)
・カラーライブラリ
ブラシを使ったペイント
・ブラシツール
・消しゴムツール
作業の取り消し
・取り消しと取り消しのやり直し
・復帰
・ヒストリーパネル
・ノンリニアヒストリー
・スナップショット
その他の画像編集ツール
・ぼかし、シャープ、指先ツール
・覆い焼き、焼き込み、スポンジツール
レイヤー
・レイヤーパネル
・レイヤーの作成・選択・複製・削除・表示・移動・リンク・整列
・アンチエイリアス
・レイヤー名の変更と名前の付け方(CC)
・グリッド及びガイドへの整列
チャンネルとマスク
・チャンネルの選択と表示
・チャンネルの編集
・編集結果の確認
・レイヤーマスク
・レイヤーマスクのリンクと削除
・レイヤーマスクの選択と表示
演習1
・選択範囲の作成・保存・更新
・選択範囲内へペースト
・変形して合成
・画像の変形
・フリンジ削除
・レイヤースタイル
・不透明度と塗り
・描画モード
・フィルタ
・OpenTypeSVGフォント(CC2017)
・マッチフォント(CC2015)
・シェイプの作成
・マスクや効果の移動と編集
・レイヤーのグループ化
・ファイルサイズ
・レイヤーの結合と統合
・画像の見え方と解像度について
保存
・保存方法の種類
・Web用に保存
・生成
・その他の主なデータフォーマット
色調補正
・明るさの補正と、色の補正の違い
・ヒストグラムパネル
・レベル補正
・トーンカーブ
・自動補正
・情報パネル
・カラーサンプラーツール
・カラー調整
・調整レイヤーと色調補正パネル
・属性パネル
レタッチ
・コピースタンプツールとコピーソース
・修復ブラシツール
・パッチツール
・コンテンツに応じた移動ツール
・コンテンツに応じた塗り
・スポット修復ブラシ
切り抜き
・選択とマスク
・被写体を選択(CC 2018)
・切り抜きツール(非破壊切り抜き)
・カンバスサイズ
・選択範囲から切り抜く
スマートオブジェクト
・新規スマートオブジェクトの作成と編集
・スマートフィルタ
・スマートフィルタマスク
・Illustratorオブジェクトの活用
他
期待される効果
Adobe Photoshop の数多くの機能の中でも、特に2D画像の編集に必要な内容を広く習得することが出来ます。特に、選択範囲の作成と操作、画像の合成、色補正、出力先に合わせたモードなど、画像を何のために、どのように取り込み、どのように加工して、どのように保存するか、の一連の流れと編集のポイントと、すばらしい機能の活用法を習得できます。
業界・職種毎による、このトレーニングの活用
●全般
画像にはカラーモードがあり、RGBがモニター表示用で、CMYKがプリント用画像になりますが、DTP業界の方の場合は、スキャナーやデジカメで撮影した画像はRGBで入稿されるため、CMYKにモード変換するという必要があり、RGBとCMYKの両方に触れる機会が多いといえます。
一方、Web業界や映像業界の方は、最終目的がプリントアウトではないことから、CMYK画像を使用する機会があまりなく、画像のカラーモードを変更する機会もあまりないかと思います。
ただし、Photoshopの操作を理解する上では、業務でCMYK画像を使用しなくても、CMYKのことを理解しておく必要があります。これは、Photoshop上での補色を理解するためで、RGBモニター上で、CMYK画像が「なぜこの色で表示されているのか?」を理解する目的や、「画像の中のこの色を、この色に変えたい」というオペレーションを正確に行えるようにするためです。
プリントを目的としている方が使用するPhotoshopの機能は、「画像を矩形で切り取る」「きれいな画像になるよう色調補正する」「カラーからモノクロを作成する」「ゴミやキズを取り除く」「物体の形で切り取る」「目的の形式で保存し直す」という作業がメインになるかと思いますが、Web業界や映像業界の場合は、これらの作業に加え、「画像を作る」「画像に質感を与える」「Webサイトのプロトタイプを作成する」「テロップとして合成する素材を作成する」という使い方を習得していく必要が出てきます。
また、Photoshopには、チャンネルという機能がありますが、このチャンネルの仕組みを習得しないと、フォトショップのスキルを上達することは難しいといえます。
チャンネル操作を理解していないと、レイヤーの操作で(レイヤーで)何とかしよう、という傾向になり、力技のオペレーションになりがちです。
このトレーニングでは、補色やチャンネルをきちんと理解し、画像編集に役立てるための基本スキルを習得することが可能で、学習した機能は、以下のような作業に活用することが可能です。
●Web業界
・ブラシを使ったドローイングにより、画像を作成する(バナー・タイトルなど)
・既存の画像を指定した幅高さ(ピクセル指定)で、正確に切り取る
・サイト内で使用する商品画像等の色補正
・画像を拡大縮小し、仕上がりサイズに寸法を変える
・画像内のゴミやキズ、ほくろやしわを消す(レタッチ作業)
・できるだけ軽い画像データになるような書き出し方と、Webで使用する保存形式
・複数の画像を合成し、新たな画像を作り出す
・バナーなどに使用するテキストの扱いに関する理解
●映像業界
・テロップやスーパーの作成に必要な画像やテキストなどの合成
・ビデオ編集ソフトに取り込むために必要なチャンネルの知識
・ピクセル形状の違いと、画像合成によるイメージ・色の変化について
・トランジション等の作成に必要となる、画像を透かす方法(マスク)
・フィルター処理による、画像への質感の持たせ方
・ブルーバックやグリーンバックなどで使用する選択範囲の作成
・切り抜いた画像の、境界線の処理の仕方
●DTP業界
・印刷に必要な、画像解像度の設定と公式
・カラーモードの理解
・画像内のゴミやキズ、写真の日付消し、ほくろやしわを消す(レタッチ作業)
・さまざまな矩形での切り取り方
・被写体の形状で切り取る(カタログやチラシなどの商品画像)
・プリント用画像に使用する色調補正
・印刷用の保存形式
・チャンネル操作を使った選択範囲の作成
講師
伊藤 和博
株式会社イマジカデジタルスケープ
トレーニングチームディレクター
講師歴25年。講座開発数200以上。
総合商社のスクールでMac/Winを使ったDTP/Webトレーニングスクールの業務全般を担当。大手PCメーカー、プリンターメーカー、化粧品メー カー、大手印刷会社、大手広告代理店、新聞社、大手玩具メーカー、大学、官公庁、団体などに向けたトレーニングなど幅広い企業の人材育成に携わる。現在 は、イマジカデジタルスケープにてAdobeCSを中心としたトレーニングの企画、講師を務める。Adobe認定エキスパート、アップルコンピュータ認定技術者。CIW JavaScript Specialist、CIW Web Design Specialist。
受講者へのメッセージ
Adobe Photoshopは大変奥の深いアプリケーションですが、その中でも、このPhotoshop 2020の使い方・基本トレーニングでは、今後PhotoshopをWeb/DTP/Videoの世界で使っていく上で必要になる共通知識として、基本的なツールのご説明から、画像合成、色調補正、切り抜き機能と、一般的な2D画像処理に関する部分と新機能の一部をご説明します。
初めてPhotoshopを使う方、これからPhotoshopを使う方はこのトレーニングからご受講ください。
テキスト
オリジナルテキストを使用。受講料に含まれているのでお得です!
宅配便にて発送いたします。
ご用意いただく環境
・アプリケーションがインストールされたMacまたはWin
・ご自身または弊社よりレンタルされるiPad
※講習データは事前にFTPにてお送りいたします。
使用アプリケーション
・Adobe Photoshop
※バージョンは最新または1つ前のバージョンをご用意ください
配信環境(講師側)
講師側:Macintosh(MacPro 3.5GHz 6-Core Intel Xeon E5 32GBメモリ・250GBHD)
定員
6名
参加費(消費税込)
JAGAT会員 35,700円 / 一般 39,600円
※iPadレンタルご希望の方は別途【iPadレンタル・往復配送料】 と【iPad・損害補償費用】が必要となります。
お申込み
●Webからのお申込み
■参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。
口座名:シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430
■内容に関して問い合わせ先
内容に関するお問い合わせはお気軽に下記までお寄せください。
CS部 セミナー担当 電話:03-3384-3411
■お申し込み及びお支払に関して
管理部(販売管理担当) 電話:03-5385-7185(直通)
公益社団法人 日本印刷技術協会
DXと人材育成
DXが進まない第一の壁は人材であり育成がカギとなる。優先するべきはビジネスを創出、変革できるX人材の育成と、組織全体のデジタルリテラシー向上を促す全体教育が必要である。
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営業活動のためのデータ分析と活用入門~DXゼロから学ぶシリーズ~
データを利活用する企業が増えている今、従来の勘や経験のみに頼るのではなく、営業活動のデータ分析による有効な営業施策の立案が必須になります。とは言え、「データ分析と聞くとそもそもデータも無いし、分析なんて難しくてできないよ」と敬遠する人も多いです。
本講座は、経験がゼロの方でも取り組みやすい入門編にしています。営業の方が身近に感じられる事例として、新規開拓、既存顧客の深耕や離反防止を題材に、今あるデータでもできる分析と活用の方法から解説します。難しい統計学、プログラミングの内容ではなく、Excel ベースでもできる分析手法を紹介します。
営業活動におけるデータ活用の目的づくりと成果を出すためのストーリー設計の流れを学んでいただける講座です。
開催日時
2023年7月26日(水) 13:00~16:00
<カリキュラム>
Chapter 1 はじめに
1-1. セールスアナリティクスとは?
1-2. 3 大テーマとその事例紹介
事例 1:新規顧客の獲得
事例 2:既存顧客の離反阻止
事例 3:既存顧客の取引額拡大
1-3. セールスアナリティクスで利用するデータ例
Chapter 2 データを利益に変えるデータ活用ストーリー
2-1. DX のホップ・ステップ・ジャンプ
2-2. データ活用ストーリーを作れば上手くいく
2-3. データ活用ストーリーの作り方
Chapter 3 どうやってデータ分析を進めるの?
<STEP1> データの準備
<STEP2> 目的変数と説明変数の設定
<STEP3> データ理解のための見える化
<STEP4> 数理モデリング
<STEP5> 情報(分析結果など)の出力
Chapter 4 Case Study – 実際のデータを使った実演
4-1. 利用するデータ分析ツール(Excel データ分析)の準備
4-2. 事例説明
4-3. Excel による実演
最少催行人数
6名
受講対象
・データに基づいた意思決定を目指す経営者の方
・営業部門の役員・部長・課長
・営業部門のリーダークラスで営業成果を高めたい方
・データ分析の基本をゼロから学びたい方
講 師
中央省庁および情報・通信業などを経て現職。 大学卒業後、一貫してデータ分析や数理モデル構築などに関する業務(研究・開発・社内活用・事業化)に従事。製造業や流通業を中心にデータサイエンス実践支援および数理モデル(予測モデル・異常検知モデル・最適化モデルなど)の開発支援、そのアドバイスなどを実施。データ分析やデータサイエンスに関する著書多数。 |
参加費(税込)
JAGAT 会員 14,300 円 /一 般 19,800 円
※上記価格は、1名様の価格です。
複数名でご視聴の際は、人数×受講料をお支払いください。
お申込み
■ Webからのお申込み
必要事項をご記入のうえ、お申込みください。
■ FAXでのお申込み
お申込書をプリントアウトし必要事項をご記入のうえ、
03-3384-3216までFAXにてお送りください。
■ 参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。
口座名:シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430
● 研究会・セミナーのZoomウェビナー参加方法のご案内
● セミナーお申し込み後の流れについて
【内容に関して問い合わせ先】
内容に関するお問い合わせはお気軽に下記までお寄せください。
CS部 セミナー担当 電話:03-3384-3411
【お申し込み及びお支払に関して】
管理部(販売管理担当) 電話:03-5385-7185(直通)
公益社団法人 日本印刷技術協会
2023/7/26 営業活動のためのデータ分析と活用入門 お申込み
セミナー名:営業活動のためのデータ分析と活用入門~DXゼロから学ぶシリーズ~
開催日:2023年7月26日(水) 13:00~16:00
参加費:JAGAT会員:14,300円(税込)/一般:19,800円(税込)
→詳細案内ページ
申込みは、下記のフォームに必要事項をご記入のうえ、送信ボタンを押してください。
※ご注意ください※
本 メールにご登録いただくと、申込完了メールが送信されます。登録後、数分経ってもメールが受領できない場合は、迷惑メールフィルタ等の要因が考えられま す。その場合は、お手数ですが、メール()またはTEL(03-3384-3411)までお問合せください。
※3名以上でお申込みいただく場合は、備考欄に参加者名等をご記入ください。
【ご入力いただいた個人情報に関する内容は厳正に取り扱います。】
印刷会社のクリエイティブでつくるブランディング
JAGATは「独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構」が実施する企業の労働生産性の向上を目的とした「生産性向上支援訓練」の事業取組団体として選定を受け、その一環として、印刷ビジネスに役立てて頂けるセミナーを提供します。
受講にあたっては、「同時双方向通信による生産性向上支援訓練利用規約」を事前にご確認ください。
マーケティングの基本を学びながら、クリエイティブと連携することで構築できるブランディング手法について学びます。
開催日時
1日目:2023年6月21日(水) 10:00~17:00
2日目:2023年6月22日(木) 10:00~17:00
<カリキュラム>
■ マーケティングの基本
・印刷ビジネスに必要なマーケティングの考え方
・セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング、4P
■ マーケティングリサーチ手法
・市場や顧客のニーズの調査方法について
・顧客生涯価値(LTV)の考え方とブランディングの関係性
※ケースタディ
■ CSR(企業の社会的責任)とCSV(共通価値の創造)の考え方
・CSRとCSVの基本と違いについて
・ブランディングとCSVの関係性
・地域に根付いた印刷会社だからできることは
※ケースタディ
■ ブランディングとクリエイティブ
・ブランディングの考え方と構築手法
・クリエイティブの重要性
・印刷会社の強みを生かすには
・自社のマーケティング戦略構築
定員 残り1枠!
15名
生産性向上支援訓練の規定により、会員の方、優先の講座となっております。 一般の方は、限定5枠までとなりますのでご了承ください。 |
※一般の方の枠は、限定人数を超えましたので、締め切らせていただきます。
受講対象
・自社のブランディングを考える経営者及びマネージャー
・企画提案に関わる営業及びデザイン制作担当者
受講資格
印刷会社及び関連業界企業に属している社員の方はすべて対象
講 師
早稲田大学商学部卒業後、山梨日日新聞社・山梨放送グループ入社。広告代理店アドブレーン社制作局配属。CMプランナー/コピーライターののち、パラドックス・クリエイティブ(現パラドックス)へ。企業、商品、採用領域のブランドの基礎固めから、VI、ネーミング、スローガン開発や広告制作まで一気通貫して行う。採用領域だけでこれまで1000社以上に関わる。早稲田大学ビジネススクール修了(MBA)。著書は「無名✕中小企業でもほしい人材を獲得できる採用ブランディング」(幻冬舎)。FCC賞、日本BtoB広告賞、山梨広告賞など、受賞、雑誌掲載多数。 |
参加費(税込)
1名 5,500円
申込締切 : 各コース開催日の10日前まで※但し定員になり次第締め切ります。
お申込み 残り1枠!
※一般の方の枠は、限定人数を超えましたので、締め切らせていただきます。
■ Webからのお申込み
必要事項をご記入のうえ、お申込みください。
■ FAXでのお申込み
お申込書をプリントアウトし必要事項をご記入のうえ、
03-3384-3216までFAXにてお送りください。
■ 参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。
口座名:シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430
● 研究会・セミナーのZoomウェビナー参加方法のご案内
● セミナーお申し込み後の流れについて
【内容に関して問い合わせ先】
内容に関するお問い合わせはお気軽に下記までお寄せください。
CS部 セミナー担当 電話:03-3384-3411
【お申し込み及びお支払に関して】
管理部(販売管理担当) 電話:03-5385-7185(直通)
公益社団法人 日本印刷技術協会
DM作成に必要なスキル~企画提案力の向上~
DM(ダイレクトメール)は、他の媒体に比べ開封率や反応率が高く、直接的なアプローチができることから高い費用対効果が期待される手段の一つである。消費者に響くDMを作成するためには、企画提案力やプロモーションの全体設計力などを備えた営業人材の育成が重要であり、さらに制作チームとの連帯体制の構築が必要となる。
急がば回れの多能化への取り組み
企業における人材不足は5月8日のコロナ5類移行により更に加速している。印刷会社でも人材難の話は良く耳にするが事態は深刻だ。ダイヤモンドオンライン(2023.5.12)掲載記事では、「人手不足」倒産がさらに深刻化へ、東京商工リサーチが独自データで解説が掲載されている。東京商工リサーチ(TSR)が4月に実施した企業向けアンケートでは、企業の66.5%が「正社員不足」と回答した。このうち、大企業(資本金1億円以上)は73.2%、中小企業(同1億円未満)は65.5%で、大企業ほど人手不足が顕著だったとある。ただし、今の「人手不足」は、ひと昔以前のように必要なときに容易に採用できる時代ではない。シビアな現実を認識すべきだ。正社員・非正社員を問わず、採用コストが上がり、仕事を回すには人が必要な業種は多い。
スキルマップの活用が多能工化へ繋がる
人材採用難の一方、益々必要になるのが人材の活用、生産性の向上だ。2018年版「中小企業白書」(経済産業省)、第2章掲載「深刻化する人手不足と中小企業の生産性革命」事例では、従業員のスキルマップを活用することで、人員配置を適正化し、多能工化へもつなげている企業として東京都八王子市の坂西精機株式会社(従業員91名、資本金5,000万円)が紹介されている。同社は、歯車を組み合わせた減速機の製造や精密部品全般の加工・組立を行う企業である。以前は、各従業員の能力の把握が現場頼りになっていたため、管理者は、自社の従業員がどの程度の能力を有しているのか完全には把握できていなかった。結果、例えば部署によってスキルの高い人が集中し、他方で慣れていない人が集中するなど、部署間の能力に偏りが発生していた。そこで、その状況を改善するため、全従業員のスキルマップを作成し、従業員の能力を管理者が把握することで、適正な人員配置とスキルの標準化を行うこととした。 例えば、製造部門では、「読図」、「NC旋盤操作」、「製品の測定」、「異常時の対応」等のあらゆる業務をスキル項目として設定しており、習熟度を「作業に携わったことがない」の「1」から始まり、「指導することができる」の「5」までの5段階で評価している。そして、面談時に課長と従業員が擦り合わせてスキルの評価を決めている。このスキルマップは人事考課には関係なく、あくまで管理職と従業員のコミュニケーションツールとして用いている。スキルの評価が上がった者には管理職がねぎらい、次の目標を共に立てることで、従業員の更なる業務意欲向上につなげているという。
急がば回れの多能工化
従業員のスキルの見える化により、適正な人員配置と業務分担が可能となった。同社では、従業員の能力の偏りを防ぐため、スキルマップ上で一定の熟練度に達したら本人の意向を踏まえた上で、別の部署に異動させている。結果、忙しい部署に対し、他部署から支援に回ることができる人材が増えるなど、従業員の多能工化にもつながっている。各従業員が特定の業務に特化し専門性を形成した方が、高い生産性を発揮すると思われるものの、同社ではその考えはない。「慣れない業務を担当させることによる一時的な生産性低下のデメリットよりも、将来のことを考えておくことが大事。実際、従業員の多能工化により、本来の担当者が不在であっても、他の従業員が補うことで同様の生産性を保つことができ、大きなメリットと感じている。今後も同様の取組を進めていきたい。」と坂西宏之社長は語っている。多能工化は、急がば回れがのようだ。
人材不足を補うための多能工化への取り組みは、印刷会社でも多く見受けられる。
手順は、
①チーム全体の業務を洗い出す
②業務を抽出する
③マニュアルを作成する
④マニュアルに沿って行動させる
⑤フィードバックをより良いものにする
この手順では、作業標準をつくることが必要になる。つまり、標準化という改善活動に取り組むことになるのだ。印刷工場では受注生産で多品種少量化が進む中、計画的な製造管理や受注管理が難しく、工程や個人のスキルによるムリ、ムダ、ムラによる生産性の低下は、働き方改革への妨げにもなっている。解決策のひとつが多能化だ。多能工化は、属人化を解決することで部門や工程での平準化に取り組み生産性向上を図るものだ。多能工化と改善活動はセットで効果が上がる。過去の感や経験での製造工程や現場教育では難しいことでもある。肝心なことは、組織的にしくみ化することだ。そして、改善活動をマネジメントするリーダーを決めたら徹底的に支援、信頼し、リーダー自身は、現場や人に寄り添うことだリーダーシップと人材育成がカギを握る。
(CS部 古谷芸文)
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