成果を出せる営業チームのつくり方

JAGATは「独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構」が実施する企業の労働生産性の向上を目的とした「生産性向上支援訓練」の事業取組団体として選定を受け、その一環として、印刷ビジネスの実務に役立てて頂けるセミナーを提供します。

ねらい

チームの業績があがると仕事に対する働きがいも変わってくる。一人ひとりのモチベーションをあげ、やる気へと変えるためにチームマネジメントは重要であり、個々の生産性を高めることにつながる。本講座では、チームで生産性をあげるために必要な組織をまとめる力やチームワークを牽引できる知識を学び演習を交え、習得する。

開催日時

1日目:2020年10月20日(火) 11:00~18:00  
2日目:2020年10月21日(水) 10:00~17:00

定員

15名  

詳細

カリキュラム

■組織の管理
 個人ノルマ営業からチーム仮説営業へ
 変化に対する人間の考え方
 組織で連動させる5つの歯車と2つの鍵

■職場の生産性と統率力
 共感的傾聴の姿勢とは
 人生の物語を共有することで価値観や強みを深く知り合う
 ありたい姿を描く
 【演習】チームシナリオ、個人シナリオの作成

■職場の情報伝達
 メンバーから知恵をもらえる案件共有の実施方法
 チームでの知識と技能の磨き方
 部門間連携によってシナジーを生み出す
 【演習】チームシナリオ、個人シナリオのブラッシュアップ

受講対象

 管理職・営業部門の活性化に取り組んでいる方 ※複数人受講可

受講資格

印刷会社及び関連業界企業に属している社員の方はすべて対象


講師

内田 拓(うちだ たく) 

(株)スコラ・コンサルタント プロセスデザイナー

上智大学卒業後、大手家電量販店での突出した販売実績を買われ、大手人材派遣会社で販売員教育の仕組みづくりを行なう。
数多くの販売員を育成する中で人材開発に興味を持ち、法人向け教育研修事業を専門とする研修会社で営業に従事。 その後、戦略マネジメントコンサルティングファームでの営業 兼 コンサルタント職を経て、スコラ・コンサルトに入社。「一人で悩みを抱える営業もチームになれば相乗効果で売上をあげられる」を信条とし、組織風土改革のパイオニアであるスコラ・コンサルト30年間の知見をベースに『チーム営業』メソッドを開発。企業規模、業種を問わず幅広く営業支援を行っている。

会場

公益社団法人 日本印刷技術協会セミナールーム
東京都杉並和田1-29-11
東京メトロ 丸の内線 中野富士見町駅下車 
徒歩5分

参加費(税込)

1名 5,500円

お申込み

■Webからのお申込み

Web申込フォーム に必要事項をご記入のうえ、お申込みください。

■FAXでのお申込み

annai-2
お申込書をプリントアウトし必要事項をご記入のうえ、
03-3384-3168
までFAXにてお送りください。

◆申込締切 : 各コース開催日の10日前まで ※但し定員になり次第締め切ります。

■参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。

口座名:シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430

内容に関して問い合わせ先
内容に関するお問い合わせはお気軽に下記までお寄せください。
CS部 セミナー担当 電話:03-3384-3411

お申し込み及びお支払に関して
管理部(販売管理担当)   電話:03-5385-7185(直通)

公益社団法人 日本印刷技術協会

2020/10/20-21 成果を出せる営業チームのつくり方 お申込み

セミナー名:成果を出せる営業チームのつくり方
開催日:2020年10月20日(火)11:00-18:00 ・ 10月21日(水)10:00-17:00
参加費:JAGAT会員・一般:5,500円(税込)
詳細案内ページ

申込みは、下記のフォームに必要事項をご記入のうえ、送信ボタンを押してください。
※ご注意ください※
本 メールにご登録いただくと、申込完了メールが送信されます。登録後、数分経ってもメールが受領できない場合は、迷惑メールフィルタ等の要因が考えられます。その場合は、お手数ですが、メール()またはTEL(03-3384-3411)までお問合せください。

    0.参加費用

    JAGAT会員・一般(5,500円)

    ■参加人数

    1.会社の情報

    ■社名(例:公益社団法人日本印刷技術協会) ※必須

    ■シャメイ(例:ニホンインサツギジュツキョウカイ)

    郵便番号(例:166-8539)

    ■住所1(例:東京都杉並区和田1-29-11)

    ■住所2(例:印刷技術協会ビル3F)

    2.お申込み担当者情報


    お申込みされる方と参加される方が異なる場合は、請求書をお送りする方の情報をご登録ください。

    ■部署名(例:総務部)

    ■役職名(例:課長)

    ■お名前(例:印刷 太郎) ※必須


    申込者は参加しない

    ■メールアドレス(例:taro_insatsu@jagat.or.jp) ※必須

    このメールアドレスに登録完了メールが送られます。

    ■FAX(例:03-3384-3168)

    FAX受講証をご希望の場合は、この番号に受講証が送られます。

    ■年齢 ※必須

    3.お申込担当者以外の参加者情報


    お申込みされる方と参加される方が一緒の場合は、本欄は入力不要です。

    【参加者1】

    ■部署名(例:企画営業部)

    ■役職名(例:主任)

    ■お名前(例:印刷 花子)

    ■年齢 ※必須

    ■メールアドレス(例:hana_insatsu@jagat.or.jp) 

    【参加者2】

    ■部署名(例:企画営業部)

    ■役職名(例:主任)

    ■お名前(例:印刷 次郎)

    ■年齢 ※必須

    ■メールアドレス(例:jiro_insatsu@jagat.or.jp)

    【参加者3】

    ■部署名(例:企画営業部)

    ■役職名(例:主任)

    ■お名前(例:印刷 次郎)

    ■年齢 ※必須

    ■メールアドレス(例:jiro_insatsu@jagat.or.jp)

    ■その他備考

    4.受講証の受け取り

    受講証について、ご希望の受け取り方法をお選びください。

    ※複数名でお申込みの場合:「FAXで受け取る」を選択すると、参加者ごとに参加証を受け取れます。

    メールで受け取る(受領メールを印刷する)FAXで受け取る

    5.JAGATからのご案内について


    よろしければJAGATからセミナー開催案内や関連のご案内を送付させていただきます。

    不要の方はチェックを入れてください。

    JAGATからの案内を希望しない


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    お申込みありがとうございます。登録完了メールをお送りいたしました。
    しばらくしてもメールが届かない場合は、お手数ですが再度ご登録いただくか、
    webmaster@jagat.or.jpまでお問合せください。

    トラブルを未然に防ぐための印刷現場改善

    JAGATは「独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構」が実施する企業の労働生産性の向上を目的とした「生産性向上支援訓練」の事業取組団体として選定を受け、その一環として、印刷ビジネスの実務に役立てて頂けるセミナーを提供します。

    ねらい  定員に達したため、お申し込みを締め切りました!

    印刷オペレーターの能力と印刷現場の管理手法が品質と生産性を大きく左右する。
    「印刷技術者」を育てるには、どうしたら良いのか、また同時に誰が印刷しても自社で決めた色再現が可能になるよう安定した印刷品質を保つための生産体制を考えなければいけない。
    この講座では、生産性のさらなる向上をめざすための印刷現場のあり方について解説する。

    開催日時

    1日目:2020年10月17日(土) 11:00~18:00  
    2日目:2020年10月24日(土) 11:00~18:00

    定員

    15名  

    詳細

    カリキュラム

    ■生産現場の課題

    ・印刷現場の課題
     印刷機の扱い方/「5S」を継続させるための方法
    ・生産性向上のための課題
     印刷機の異変を段階別に捉えた予報保全/オペレーターの育成方法

    ■生産スケジュールと工程計画

    ・生産計画
     印刷現場のスケジューリングの考え方/工数計画/日程計画
    ・生産コントロール
     生産計画を阻害する要因と対策
     印刷機メンテナンス・印刷機調整・印刷品質の管理・刷版調整・環境整備・資材管理

    受講対象

     現場管理者・中堅以上のオペレーター ※複数人受講可

    受講資格

    印刷会社及び関連業界企業に属している社員の方はすべて対象


    講師

    中野 和波(なかの かずなみ) 

    (株)音研 印刷部印刷課 副部長

    小森コーポレーション 小森スクール、KGC R&D、海外営業本部 都内印刷会社の工場長を歴任。生産管理・生産予定・実稼働をこなし、生産効率の向上と印刷機のメンテナンスを指導している。 一級印刷技能士の資格を持ち、職業訓練指導員や都立中央・城北職業訓練センター非常勤講師も行っている。

    会場

    公益社団法人 日本印刷技術協会セミナールーム
    東京都杉並和田1-29-11
    東京メトロ 丸の内線 中野富士見町駅下車 
    徒歩5分

    参加費(税込)

    1名 5,500円

    お申込み  満員御礼!

    ■Webからのお申込み

    Web申込フォーム に必要事項をご記入のうえ、お申込みください。

    ■FAXでのお申込み

    annai-2
    お申込書をプリントアウトし必要事項をご記入のうえ、
    03-3384-3168
    までFAXにてお送りください。

    ◆申込締切 : 各コース開催日の10日前まで ※但し定員になり次第締め切ります。

    ■参加費振込先
    参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
    なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。

    口座名:シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
    口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430

    内容に関して問い合わせ先
    内容に関するお問い合わせはお気軽に下記までお寄せください。
    CS部 セミナー担当 電話:03-3384-3411

    お申し込み及びお支払に関して
    管理部(販売管理担当)   電話:03-5385-7185(直通)

    公益社団法人 日本印刷技術協会

    プロモーションの仕組みづくりと営業活動手法

    JAGATは「独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構」が実施する企業の労働生産性の向上を目的とした「生産性向上支援訓練」の事業取組団体として選定を受け、その一環として、印刷ビジネスの実務に役立てて頂けるセミナーを提供します。

    定員に達した為、お申し込みを締め切りました!

    ねらい

    マーケティング志向の営業活動を理解し顧客の商品やサービスを分析しながら、提案を実現する手法などを習得する。

    開催日時

    1日目:2020年10月27日(火) 11:00~18:00  
    2日目:2020年10月28日(水) 10:00~17:00

    定員

    15名  

    詳細

    カリキュラム

     ■マーケティングの本質
     ・マーケティングの目的
     ・マーケティングコンセプト立案
      【演習】ポジショニングワーク

     ■マーケティング志向の営業活動
     ・顧客像を想定した営業活動
     ・紙媒体とネットを組み合せたマーケティング
      【演習】プロモーションの仕組みづくり
     

     ■営業活動プラン策定
     ・中長期で考える営業活動戦略
     ・現状分析と課題抽出
     ・営業提案のプロセス
      【演習】課題抽出ワーク

    受講対象

    ・印刷営業及び企画制作のリーダーからマネージャーの方
    ・顧客のプロモーション支援全般の提案手法を学びたい方

    受講資格

    印刷会社及び関連業界企業に属している社員の方はすべて対象


    講師

    小澤 歩(おざわ あゆむ) 小澤氏

    有限会社グレイズ 代表取締役/
    (財)ブランド・マネージャー認定協会マスタートレーナー

    東京都江東区出身。広告販促制作会社等でのグラフィックデザイナー、
    アートディレクターを経て、2002年に広告制作会社として (有)グレイズを設立。様々な企業の広告販促物の企画デザインを手がけ、さらにブランディングやマーケティング、心理学等を踏まえたデザインの戦略を使いクライアント企業の成果を出す。
    現在は、ブランディングやデザイン戦略を軸にした企業全体の課題解決、価値を高めて差別化や
    売上増をさせるコンサルティングをメインに提供。また、(財)ブランド・マネージャー認定協会トレーナーはじめ全国の企業・団体等で、ブランディングや販促、デザイン戦略を伝える研修や講演の講師としても活動。

    会場

    公益社団法人 日本印刷技術協会セミナールーム
    東京都杉並和田1-29-11
    東京メトロ 丸の内線 中野富士見町駅下車 
    徒歩5分

    参加費(税込)

    1名 5,500円

    お申込み 満員御礼

    ■Webからのお申込み

    Web申込フォーム に必要事項をご記入のうえ、お申込みください。

    ■FAXでのお申込み

    annai-2
    お申込書をプリントアウトし必要事項をご記入のうえ、
    03-3384-3168
    までFAXにてお送りください。

    ◆申込締切 : 各コース開催日の10日前まで ※但し定員になり次第締め切ります。

    ■参加費振込先
    参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
    なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。

    口座名:シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
    口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430

    内容に関して問い合わせ先
    内容に関するお問い合わせはお気軽に下記までお寄せください。
    CS部 セミナー担当 電話:03-3384-3411

    お申し込み及びお支払に関して
    管理部(販売管理担当)   電話:03-5385-7185(直通)

    公益社団法人 日本印刷技術協会

    印刷工場内の温湿度を管理してトラブル防止へ

    「紙は生きもの」といわれるように、印刷用紙は湿度の影響を大きく受け伸縮する。印刷用紙の伸縮を抑え、トラブルを起こさないようにするための工場の温湿度管理の考え方と具体的な事例について述べる。

     

    印刷用紙の伸縮

    植物繊維は水と親和性があるため水分変化に敏感で、水分量の増減により伸縮し、その程度は単繊維の横方向に大きく、縦方向で小さい。印刷用紙は植物繊維を主原料として機械で抄造されているため湿度変化の影響を受けやすい。抄造された用紙の繊維は複雑に絡み合っており、湿度変化による繊維の伸縮は用紙全体に及ぶ。抄紙時に繊維は流れ方向に配列されるため、用紙は機械の流れ方向(縦方向)よりも直角方向(横方向)のほうが湿度変化による伸縮が大きい。この湿度変化による用紙の伸縮でオペレーターを悩ませる代表的なトラブルが「紙くせ」である。

    「紙くせ」への対応

    「紙くせ」は用紙を積んだ状態で凹凸になることで、「カール」「おちょこ」「波うち」の3種類がある。「紙くせ」により発生するトラブルは、①フィーダー部で給紙トラブルが多発して印刷作業ができない、②紙しわ、見当不良、ダブリなどが発生、③デリバリーで紙が不揃いとなり裏移りも発生、といったことがある。
    この「紙くせ」に共通する原因は、印刷工場内の湿度管理が悪く、紙が部分的に吸湿・脱湿して紙の中の水分分布が不均一になり、紙が部分的に伸縮して歪むことにある。これは紙の包装紙が破れていても発生することがある。
    この対策としては、工場内の空調を温湿度計で常時管理し、紙の包装を開けた後はラップフィルムなどを巻きつけて吸湿・脱湿を防止させるのが一般的だ。

    工場内温湿度管理の徹底

    日本には四季があり湿度も地域により異なるが、一般的に冬は20%~40%、梅雨期には70%~90%になることもあり年間での湿度差が大きい。印刷現場にとって大切なのは工場内の温湿度の空調条件を整えることだ。これは用紙の伸縮はもちろんのこと、インキの乾燥速度、ローラーの温度上昇にも影響する。そうしたことを防止するためにも工場内には温湿度計を設置して、温度は夏季には25℃±2℃、冬季には23℃±2℃、相対湿度は60%±10%に保つことが望ましい。
    湿度が75%以上になると紙伸びやインキの乾燥が遅れ、40%以下になると静電気が発生しやすくなり、25%以下になれば必ず発生する。空調条件は印刷物の内容、要求品質などによっても変わることがあるので、自社の状況に合わせて決めるべきである。
    会社によっては印刷作業中だけでなく、夜間と休日にも空調しているところもある。また、二重扉などを設け、外気と直接的な接触を避けた工場内での包装の開封を徹底するところもある。また、各印刷機に温湿度計を設置して印刷室内の湿度を年間55%~65%の維持に努め、さらに用紙を作業の前日に工場内に入れ、使用時と同じ環境のもとに置いてなじませておくことによりトラブル発生の防止に努めている会社もある。最近では多くの工場で空調が管理されて環境も改善されてきているが、今後とも配慮しなければならない重要な事項である。

    こうした工場内の空調管理も含め、印刷品質を管理するためには測定器による数値管理が必要である。品質管理の基本を正しく理解して測定器を使い、チェック項目の数値化を進めていくことはトラブルを未然に防止することにもり、同時にオペレーター教育にもなる。 
    JAGATでは印刷品質を一定に保つために必要な印刷現場の数値管理手法についてセミナーを開催する。数値管理の考え方を整理して印刷品質のさらなる向上のために役立てていただきたい。                         

    (CS部 伊藤禎昭)

    【関連セミナー】
    〇9月5日(土)10:00~17:00
    印刷現場の数値管理手法とトラブル対応
    会場:JAGATセミナールーム

    オンラインセミナーの効果と手段を整理する

    環境の変化で価値を提供する手段は変る

    様々な企業で経営環境の変化対応が加速度的に求められている。例えば、外食産業、大手牛丼チェーンの吉野家ホールディングス(HD)は、7月28日発表にて2021年2月末までに牛丼チェーン「吉野家」など最大で国内外の計150店を閉店することを明らかにした。不採算店を閉め、閉店は全体の約5%に当たるという。一方、朝日新聞デジタル(2020年6月23日)によれば、調査会社の富士経済によると、飲食店から料理を取り寄せる「外食デリバリー」の市場規模は右肩上がりで、2020年は3068億円と予測する。サービス手段による明暗がハッキリと現れた。これは、飲食という製品のニーズが無くなったものではなく、単純に3密を避けたいという消費者心理によるものだ。提供するサービズ(価値)と届ける手段(利便性)を整理して考えれば価値を提供するヒントが生まれるかもしれない。

    オンラインセミナーの使い分け

    当JAGATの集合型セミナーも今後益々開催が難しくなることが予測される。オンライン化は有力な選択肢のひとつだ。オンライン講座を企画する上でも肝心なことは、教育効果を考え、ニーズに合わせたシステムの選択やツールを使いこなすことだ。視点の一つに、子供の教育現場で、しばしば耳にすることがある。「インプットよりアウトプットで子どもは伸びる」という話だ。子どものやる気がポイントとなっている。心理学者エドワード・L・デシのモチベーション理論での「内発的動機づけ」にあたるものだ。重要なことは、怒られないためでもない、その活動がしたいからするという動機を与えることだ。言い方を変えればやりたくなるきっかけをつくることとも言える。セミナーの役割も、動機づけのために心を掴むことが肝心な要素だ。知識だけなら書籍や通信教育等だけでも十分だからだ。講師には、受講者に問いかけ、引き出し、腹落ちさせる能力が求められ、それがセミナーの魅力となっている。感情にも訴えかけることがセミナーの落とせない要素だ。

    オンラインセミナーでは2種類の方法がある。ライブ配信とオンデマンド配信だ。講座内容に合わせて選択してある。

    • ライブ配信

    ライブ配信は、文字通り生放送だ。限りなく集合セミナーに近づけること。コンテンツとしては、ライブ感が重要。機能としては、双方向コミュニケーションが特徴。

    • オンデマンドストリーミング配信

    事前に動画収録を行い、ストリーミングよって配信する。コンテンツとしては、知的情報の質が重要。機能としては、受講者が時間や場所を自由に選択できる。

    集合ゼミナーのオンライン化は加速している。当JAGATでもライブ配信とオンデマンドストリーミング配信を組み合わせて効果的に開催している。

    助成金制度を上手く活用しよう!

    新型コロナウイルス感染症の影響により、休業や在宅勤務が続く中、こうした機会を有効に活用し、従業員の方々が自宅でスキルアップする機会を提供することは、将来を担う企業の人材を育成する上で国や自治体では、多くの助成金制度を設けている。

    例えば、東京都の「中小企業人材オンラインスキルアップ支援事業」では、中小企業が従業員に対して行うeラーニングの経費を助成するものだ。民間の教育機関等が提供する多様なeラーニングに対して、助成率5分の4を行う。(※1社あたり最大32万円まで)助成対象期間は令和2年12月31日までとなっていて手厚い。

    中小企業人材オンラインスキルアップ支援事業

    (CS部 古谷芸文)

    オンライン印刷経営幹部ゼミナール ~2020年10月開講! https://www.jagat.or.jp/archives/77384

    オンライン印刷ビジネス開発実践講座   https://www.jagat.or.jp/archives/37407

    JAGATのセミナー<オンライン化推進中>https://www.jagat.or.jp/cat3

    オンライン印刷経営幹部ゼミナール 講師&カリキュラム

      カリキュラム
    動向分析

    社会変革と印刷業の問題・課題

    (公社)日本印刷技術協会 研究調査部部長 シニア・リサーチャー 藤井建人

    ①印刷産業、②印刷市場、③印刷メディア、④印刷経営の4つの視点から振り返り、印刷ビジネスの最新トレンドを紹介。また、経済予測・印刷関連トピックなど、印刷ビジネスを取り巻く各種与件を整理し、市場規模予想を提示する。Withコロナが与える印刷産業の影響についても言及する。

    事業計画

    経営環境分析と事業計画

    (株)GIMS コンサルタント・中小企業診断士 寶積昌彦

    経営革新の中で、その骨格の部分を占める事業計画。事業計画を理解すること、適切な事業計画を作成する事が事業の維持・発展に必須条件となりつつある。当講義では、その事業計画作成の必要性と意義、加えて作成に必要な経営環境の分析について解説を行う。

    工場管理

    工場管理のポイント

    (株)サンエー印刷 常務執行役員 研究開発部長 吉川昭二

    利益を創出する上で重要な工場改善。改善活動を重要性を社員の意識に醸成し、生産性を高めるために必要な現場実践手法を紹介。経営の課題ともなる現在の工場を取巻く様々な環境変化への対応策等についても言及する。

    営業戦略

    営業戦略の策定方法/営業戦略の考え方

    (株)ビジネス コミュニケーション研究所 代表取締役 田中信一

    顧客、競合、自社の3Cの視点から営業戦略策定のプロセスを学ぶ。顧客ABC分析、ポートフォリオ分析や年間行動計画策定から、既存深耕力や新規顧客開拓営業まで組織で実践できる仕組みづくりを学ぶ。

    財務・会計

    財務分析と財務計画/財務の概念と財務諸表①②/コストと資金管理

    (株)GIMS コンサルタント・中小企業診断士 楢村淑子

    【財務分析】印刷業に特有な勘定科目を中心に解説し、会計の基礎知識と財務諸表の見方を理解する。財務分析により、問題・課題を明確にする 【経営管理】総合原価計算、個別原価計算の考え方か損益分岐点について理解する。

    マーケティング

    デジタル×紙の考え方Withコロナ時代のマーケティング

    フュージョン(株) 営業グループ 
    エグゼグティブマーケティングディレクター 吉川景博

    非接触型のコミュニケーションが求められる今、「デジタル×紙」を連携したプロモーションは一層重要になる。印刷会社にこれから求められるマーケティングとは何か、具体的にどう取り組むべきかについて、事例を交えながら紹介する。

    マネジメント

    部下のやる気を引き出す会議の進め方

    (株)スコラ・コンサルタント プロセスデザイナー 内田拓

    企業が業績を向上するには、社員のモチベーションと個人力を高め、組織力」へと昇華していくことが必要でマネージャーの役割でもある。報告だけではなく活発な議論や意見がでやすい、会議のファシリテーション方法を学ぶ。

    マネジメント

    営業と制作のリレーションシップ

    (株)BLY PROJECT 代表取締役 布施貴規

    多くの印刷会社で問題となる営業と制作のリレーションシップ。顧客第一主義という美辞麗句では解決できないこの問題を、営業と制作、お互いの立場や考え、そして果たすべき役割を知り、社内・顧客共に満足度を上げる方法のヒントを学ぶ。

    経営法務

    印刷ビジネスに必要な法務・知財の基礎知識

    凸版印刷(株) 法務・知的財産本部企画管理部 部長 澤竹正光

    コンプライアンスの重要性、法務・知財の基礎知識について印刷ビジネスのケースをモデルにしながら紹介する。権利侵害や情報漏洩等、印刷会社が回避すべきトラブルについても事例を用いながら分かりやすく解説。 

    M&A

    M&Aの基本知識と今後の展開

    (株)経営承継支援 代表取締役社長 笹川敏幸

    中小企業が成長を図るための一手としてM&Aが注目されています。事例を交えながら、国内M&Aの最新動向、中小企業に必要なM&Aの基本的な知識、企業評価の算定方法、戦略の策定、推進、実行プロセスまでの勘所を学びます。

    人材管理

    印刷会社の人事戦略

    OD人事経営コンサルティング 代表/中小企業診断士 上妻祐司

    <人的資源を最大化するための基本知識と考え方を学ぶ>
    企業が成長していくには、自社の理念やビジョンに共感し、目標達成に取り組む人材が不可欠である。それを実現するには、競争力の源泉である人材の確保と育成、および公正な評価と処遇による定着化がポイントになる。
    印刷会社の経営視点から、人的資源を最大化するための基本知識と考え方を分かりやすく学ぶ。

    動向分析

    最新技術動向から見たこれからの印刷経営

    (公社)日本印刷技術協会 専務理事 郡司秀明

    経営者にとって細かい技術ノウハウは必要ないが、最新の IT や動画、SNS、HDR、デジタル 印刷の技術について「なぜ必要なのか?」「どういうビジネスに発展する可能性があるのか?」「印刷業の未来を踏まえて」などの見地から解説する。

     

    オンライン印刷経営幹部ゼミナール ~2020年10月開講!

     

    ■概要■ 

    ●成長企業に共通するのは、幹部候補となる経営マインドの高いミドルマネージャーの存在

    日本印刷技術協会は、1984年以来「印刷後継者・経営幹部ゼミナール」を開催し、印刷会社の後継者および幹部の育成に尽力してまいりました。おかげさまで、昨年度36期までに659名の方にご参加いただき、修了されたみなさまには広く印刷業界でご活躍いただいております。
    新型コロナウイルスの影響により、社会環境や価値観の変化、デジタルの波、マーケティングとの連携等のビジネス環境の変化など、印刷業界の経営環境は大きな変換期を迎え、社長の意思決定だけでは、こうした変化に対応しきるのは難しくなりました。そこで近年注目されているのが、ミドルマネージャーを社長の右腕となり次世代を担う経営幹部へと育成することです。
    2020年10月より開講する「印刷経営幹部ゼミナール」は経営者や後継者の将来の右腕となるべき印刷会社の部課長等のミドルマネージャーに対象を絞り、経営幹部へステップアップするためのカリキュラムにリニューアルしました。印刷業界に詳しい各分野の専門家を講師に招き、知識とスキルをコンパクトに学べます。
    経営者のみなさまの右腕になるべき経営幹部の育成をサポートしてまいりますので、ご参加ご検討の程、よろしくお願い申し上げます。

     

    ■本講座の特徴■


    ●ライブとオンデマンドを併用した全15回のオンライン講座

    受講しやすい環境
    ・会社や自宅で受講できる
    ・各回3時間のコンパクトカリキュラム
    ・夕方15時から無理なくスタート

    本講座は新型コロナウィルスの影響を鑑みて、2020年は完全オンラインで提供。
    オンライン化により、感染リスクが無いのは勿論、東京の会場までの移動時間や交通費、各カリキュラムを3時間にコンパクトにまとめることで効率的かつオンラインでも集中できる講義時間。開始時間も夕方からにすることで仕事時間への配慮した時間設定等、オンラインになることで従来より受講しやすい環境になります。

     

    ●講座で学べる3つの知識とマインド
    1)経営知識

    マーケティング、営業、製造、制作、財務会計、法務等、M&A等の経営全般の基本知識を持つことで、会社全体を見渡す俯瞰的な視野を持つために必要な経営知識

    2)マネジメント

    管轄する部門の戦略のみならず、会社の理念、経営計画を理解し、営業・製造・制作・管理部門を円滑に連携し会社全体の組織力アップを考えるマインドとチーム推進力

    3)最新動向

    変化の激しい時代に対応するために、従来の考え方に囚われずに新ビジネスの開発、改善活動の推進等、イノベーティブな視点とそれを遂行するために必要な最新動向

     

    印刷業界に詳しい各分野の専門家から、経営マネジメントの実務に必要な基礎知識、マネジメント手法、これからの印刷経営に必要な最新動向を体系的に学べるカリキュラムです。

     

    ■開催期間■

    2020年10月7日(水)開講  全15回(録画配信含む)

     

    ●タイムテーブル

    <ライブ配信>

      日 時 カテゴリー テーマ

    第1回

    10月7日(水) 15:00-15:30 オープニング オリエンテーション
    15:30-18:00 動向分析 社会変革と印刷業の問題・課題
    第2回 10月13日(火) 15:00-18:00 事業計画 経営環境分析と事業計画
    第3回 10月21日(水) 15:00-18:00 工場管理 工場管理のポイント
    第4回 10月28日(水) 15:00-18:00 営業戦略 営業戦略の策定方法
    第5回 11月4日(水) 15:00-18:00 財務・会計 財務分析と財務計画
    第6回 11月11日(水) 15:00-18:00 マーケティング デジタル×紙の考え方Withコロナ時代のマーケティング
    第7回 11月18日(水) 15:00-18:00 マネジメント 部下のやる気を引き出す会議の進め方
    第8回 11月25日(水) 15:00-18:00 マネジメント 営業と制作のリレーションシップ
    第9回

    12月2日(水) 15:00-16:15 M&A M&Aの基本知識と今後の展開
    16:30-18:00 人材管理 採用、教育、評価
    第10回 12月9日(水) 15:00-18:00 動向分析 最新技術動向からみたこれからの印刷経営

     

    <オンデマンド配信>

      配信期間 カテゴリー テーマ
    第1回

     

    2020年10月7日(水)~11月11日(水)
    1テーマ約2時間

    営業戦略 営業戦略の考え方
    第2回 財務・会計 財務の概念と財務諸表①
    第3回 財務・会計 財務の概念と財務諸表②
    第4回 財務・会計 コストと資金管理
    第5回 経営法務 印刷ビジネスに必要な法務・知財の基礎知識

    ※記載内容は諸般の事情により変更となる場合もございます

     


    【オンライン受講の方へのご案内】 

    下記事項を必ずご確認ください。
    ●ビデオ会議ツール「Zoom」を利用して受講いただきます。
    ご受講には、
    -インターネットに接続されたPC
    -スピーカー、マイク
    が必要です。
    「Zoom」利用環境について詳しくは、Zoom.usサイト(https://support.zoom.us/hc/ja)よりお確かめください。
    ●オンライン受講の際は、当日ご利用になるデバイスに「Zoom」アプリをインストールしていただきます。
    事前に下記より接続が可能なことをお確かめください。
    「Zoom」接続テストページ (http://zoom.us/test)
    ●回線速度の確認
    当日スムーズに受講いただけるよう、事前にインターネット回線の速度テストサイト等で速度を確認しておくと安心です。
    ●セミナー前日までに、オンライン受講者様メールアドレスあてに、セミナー招待メールをご案内いたします。


     

     

    ■参加企業や受講者層■

    <幹部ゼミに社員を派遣する企業>
    ・印刷経営について相談できる右腕になれる幹部が欲しい
    ・経営視点を持って事業を推進できる幹部が欲しい
    ・次世代の企業を支えるリーダーを育成し中長期的な企業の成長性を図りたい

    <受講対象者>
    ・印刷会社のミドルマネージャー(部課長)
    ・異業種から印刷業界へ入社した役員クラス
    ・20~30代の若手後継者候補
    ・印刷会社の経営全般に関するノウハウを蓄積したい方

     

     

     

    ■受講者インタビュー■  (詳細⇒https://www.jagat.or.jp/archives/64622

    ●株式会社きかんし 宿利秀海 氏

     講義内容や事例を真似するのでなく、自社の特長や強みを考慮して取り入れることを意識 

    ●昭和情報プロセス株式会社 中野正巨 氏

     今後の営業展開を考えるきっかけになった

     

    ■詳細■ 

    カリキュラム・講師 

    パンフレットダウンロード  

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    明るい未来を自ら創る後継者・経営幹部の方を育成します(2014年修了した方の感想より)
    明るい未来を創る! 後継者の育成はできていますか?

     

    ■参加費(税込)■

    JAGAT会員1名 330,000円 / 一般1名 440,000円

    ※東京都が助成する「中小企業人材オンラインスキルアップ支援事業」の対象となる場合があります。

     

    ■お申込み■

     
    参加申込書に必要事項をご記入の上、FAXでお送りください。引き換えに開催案内と請求書をお送りします。 参加費は、初回受講日3日前までにお支払いください。
    振込先 :みずほ銀行 中野支店 普通202430 シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ お申し込み後のキャンセルは原則としてお受けできませんので、万一参加できない場合は代わりの方のご参加をご検討ください。

    遠方からご参加で、前日泊・後日泊が必要な方は、担当までご相談ください。

     

    ■お問い合わせ・資料請求■

    (公社)日本印刷技術協会 CS部 印刷経営幹部ゼミナール担当
     TEL 03-3384-3411 FAX 03-3384-3168

    組織で取り組む戦略営業体制と実践手順~受講者の声~

    ●前回開催時の受講者アンケートより●

     

    Q.1本講座で最も印象に残った講義内容や言葉は何ですか?

    ●売上を気にしていたが”総発注数”を意識することの大切さを学んだ
    ●受注額判断ではなく顧客内シェアで分析し営業戦略を立てる
    ●「拡大客と発展客」「強者と弱者」

    Q.2 講座内容、講師についてご意見をお聞かせください。

    ●時間配分がきっちりしていてすごいと思った
    ●ポートフォリオ分析をもっと掘り下げて教えてほしい