2019年版人材開発支援助成金の変更ポイント

企業が人材育成をする上で定番として活用されている「人材開発支援助成金」の2019年版改訂のポイントについて紹介する

本助成金は企業が社員へ教育訓練を行った場合、セミナー受講料などの訓練経費と訓練期間中の受講者に支払う賃金の一部の助成金を受けられる制度だ。

<訓練コースに応じた助成額(率)>

本制度には大きく「特定訓練」「一般訓練」の2コースに分けられるが、若年人材に向けた訓練コースなどは「特別訓練コース」に該当する。総訓練時間が20時間で受講料200,000円のセミナーを社員に受講させた場合、特定訓練コースに該当する場合は、最大で105,200円の助成金を受給できる可能性がある。

(内 訳)
 ●賃金助成  :760円×20時間=15,200円
 ●訓練経費助成:200,000円×45%=90,000円

限られた資金のなかで経営している中小企業にとっては価値のある助成金だ。

■制度改定のポイント

2019年4月より本助成金制度の一部が改訂した。以下に、主な変更点を抜粋して紹介する。

1)給付訓練休暇付与コース内に長期教育訓練休暇制度の新設
2)一般訓練コース及び長期教育訓練休暇制度の生産性要件の適用条件が実績主義から成果主義に変更

1)給付訓練休暇付与コース内に長期教育訓練休暇制度の新設

本制度は社員が自発的に職業能力開発を行う際に、長期期間の休暇を要する場合に活用できる。所定労働日において1年間で120日以上の教育訓練休暇が必要になり、その期間の賃金(有給休暇を取得した場合のみ)や教育訓練の経費について助成を受けることができる。中小企業が社員に120日以上の休暇を付与するのは容易なことではないが、長期セミナーや難易度の高い検定の講座を社員が受けるケースがあれば活用できる。ただし、業務命令による訓練ではなく社員の自発的な職業能力開発の場合が本制度の条件になる。

2)一般訓練コース及び長期教育訓練休暇制度の生産性要件の適用条件が実績主義から成果主義に変更

企業における生産性向上の取り組みを支援するため、生産性を向上させた事業主に対して助成額の引き上げがある。その生産性向上の尺度を以下に変更しているのがポイントだ。

(旧)実績主義:直近の会計年度における生産性と3年度前を比較

(新)成果主義:申請前年度の会計年度における生産性と3年度後を比較

つまり、生産性向上を過去の実績として捉えるのではなく、未来志向的に考えている。人材育成支援助成金を活用した教育訓練を社員に行うことで、実務に活用してもらい生産性向上を一つの目標にしてもらうことが狙いだ。これは本来の企業が教育訓練を行う目的とも合致しているため比較尺度の変更は良いのではないかと思う。ただし、未来の生産性と比較するため割増分の助成金は3年後の支給になることは留意が必要だ。

印刷業も人材不足、若手の採用難が続き、働き方改革等、新たな対応に迫られ人材への投資は益々必要性が増す。こうした助成金制度の情報をうまくキャッチし活用していくことが重要になる。

JAGAT 塚本直樹

オンライン印刷ビジネス開発実践講座

 

将来に向けて新たな収益の柱を創る

印刷業界では、今後のビジネス展開を見据えて、中長期的な将来の柱となる新商品・新サービスの開発が求められています。しかし、新たな需要を掘り起こし、新ビジネスを構築しようとしても、具体的な開発手法を身につけなければ、一朝一夕で実現できるものではありません。
本講座は、印刷会社の事業特性や強みを生かした印刷ビジネスの開発手法や、ビジネス立ち上げ後のプロモーションまで、全6回の講義を通して解説いたします。また、受講者の実際のビジネス案件を題材にしながら講師がアドバイスをしていくコンサルティング形式の講座になります。オンラインで受講者同士の意見を交わしながら、講師からのアドバイスを繰り返すことで、受講者自身のビジネスの企画、コンセプト案まで作成していきます。

 

特長

論×践×3つ研修スタイル
印刷ビジネスの開発をサポートします

 1.自社の強みを引き出し、新たな価値提案を見出す。
 2.既存商品、サービスをもとに講師や他受講者との対話の中なかで、発見、気
   づきを得る。

 3.現在の印刷市場を調査・分析し、さまざまな視点を持つ。
 4.フィールドバックをすることによって、改良の余地があるのか、自社でも話
   し合いを進め、修正を繰返し行う。

 5.プレゼンテーションでアウトプットする。

 

開催日時 

2020年10月1日(木)~2020年12月3日(木)  全6回
各回13:30~18:00(受付開始:13:00より)

 

カリキュラム

 ■日程(全6回)   13:30~18:00
    日 時 テーマ 内容
第1回 10月1日(木) 自社の「今」を把握する ①発注する側から見た、自社が選ばれる理由
②価格勝負からコンセプト提案へ
③違いを生むための5つの編集フレーム
④印刷ビジネスの3C分析フレーム
第2回 10月8日(木) 自社の商品・サービスの
「再定義」
①ライバルとは何が違うのか
②ITツールを使って「ターゲットニーズ」を探す
③5つのサービスモデル
④価値を高めるための視点
第3回 10月22日(木) マーケティングシナリオの設計① ①事例にみるシナリオ設計のポイント
②課金モデルの基本的考え方
③課金モデルを構築するための5つの視点
④事業・サービス開発における3つの“基軸”の理解
マーケティングシナリオの設計② ①顧客単価を上げるアイデア
②獲得コストを下げるアイデア
③組織の提案力をアップする考え方と実践法
④テストマーケティングの方法と実践手順
第4回 11月5日(木) テストマーケティングの
実践・導入
①実践のための25のチェックポイント
②実践事例に見るコンテンツ制作のポイント
③水面下で差別化する方法
Webマーケティングの
基礎講座
①Webマーケティングの視点
②「検索エンジン」の仕組みと動向
③評価されるコンテンツ作り
④Webマーケティングに必要な数値管理
第5回 11月19日(木) シナリオの検証・再設計 ①「価値」を伝える7つの設計ポイント
②プロセス別の分析―どこで反応を落としたか
③成果を上げるための3つの「軸」
第6回 12月3日(木) 本格的実践に向けて ①社内協力体制の構築とルール化
②導入によってもたらされる副次効果
③発表
④総括

 

受講者特典

①プログラムを進行するだけではなく、コンサルタントである講師が、1社1社、直接フィードバックしながら進めていきます。

②各回のインターバル期間にも、しっかりフォロー。参加される方の受講をサポートいたします。いつでも講師に相談ができます。

グループウェアを使用し、講義内容の再確認や自社の印刷サービスに関するアドバイスが欲しい場合、いつでも相談できます。新サービスのコンセプトに関することや、サービスのプロモーション(Webサイト、パンフレット)の構成について等、なんでも相談を受け付けます。

■復習タイムオンライン(参加自由)
講師に直接、受講中の疑問点や質問など聞くことで問題解決となり、また、他の受講者との交流の場とし、何気ない会話から新しい発想を生み出す貴重な時間となる復習タイムオンラインは、計3回開催予定です。

■個別援助(希望者のみ)
復習タイムオンライン開催時間の前後30分、希望者のみ講師に個別相談をすることができます。

 

受講対象者

●企画営業 ●デザイン制作 ●Webマスター
などにおいて、実務経験が数年以上の方

新サービスを開発するにあたり、第3者の意見を取り入れたい方
新規事業チームのリーダーを任されたが、進め方に悩まれている方
3年後に向けて収益の柱となる新サービスを発案したい方
実践的なマーケティング手法を習得したい方

過去の参加例

・従業員数100名の印刷会社で営業統括役員と製版課の係長2名で参加
→(製版課の係長は後に新規事業部のリーダーへ)

・従業員数30名の印刷会社で若手の営業2名で参加
→(印刷通販サイトの新コンセプト策定)

・従業員数200名の印刷会社で工場長、営業次長、DTP制作等12名で参加
 →(受講して1年経過し、営業部門の体質が、請負型から顧客志向の提案型へ明らかに変革・社長談)

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新事業開発の重要性と課題
 https://www.jagat.or.jp/archives/37735

講師紹介

河島 弘司(かわしま・ひろじ)                                                 
株式会社バリューマシーンインターナショナル
代表取締役社長

広告代理店にて地域ブランディング、新商品マーケティングを手掛ける。その後次世代のマーケティングを実現する戦略ツールとしてPOD技術の可能性に魅せられ、創成期からPODメーカー、ベンダー、印刷系ITベンチャーにて商材開発、マーケティング、企画営業に従事。

2003年にコンサルティングファーム、㈱バリューマシーンインターナショナルを立ち上げ、代表取締役に就任。「価値伝達マネジメント(VCM)」メソッドを開発し、印刷会社を中心としたメディア関連企業の収益拡大、営業プロセス改善を支援し、大きな成果を上げている。セミナー、講演実績は年間100件以上。2009年にはメディア業界に特化した人材育成機関 社団法人ひらめき実践塾(IPJ)を立ち上げ、現在に至る。クロスメディアソリューション研究会主宰、NLP神経言語プログラミングプラクティショナー。

  

定員 

8社限定(最少催行人数:3社)

 


【オンライン受講の方へのご案内】 

下記事項を必ずご確認ください。
●ビデオ会議ツール「Zoom」を利用して受講いただきます。
ご受講には、
-インターネットに接続されたPC
-スピーカー、マイク
が必要です。
「Zoom」利用環境について詳しくは、Zoom.usサイト(https://support.zoom.us/hc/ja)よりお確かめください。
●オンライン受講の際は、当日ご利用になるデバイスに「Zoom」アプリをインストールしていただきます。
事前に下記より接続が可能なことをお確かめください。
「Zoom」接続テストページ (http://zoom.us/test)
●回線速度の確認
当日スムーズに受講いただけるよう、事前にインターネット回線の速度テストサイト等で速度を確認しておくと安心です。
●セミナー前日までに、オンライン受講者様メールアドレスあてに、セミナー招待メールをご案内いたします。


 

参加費

JAGAT会員 1社 330,000円 (税込) / 一般 440,000円 (税込)
※社内での実践を推進するために上記の料金で1社2名まで参加できます。
※東京都が助成する「中小企業人材オンラインスキルアップ支援事業」の対象となる場合があります。

 

お申込み


お申込書に必要事項をご記入のうえ、
03-3384-3168
までFAXにてお送りください。

参加費振込先

参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。

口座名:シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430

お問い合わせ

内容に関するお問い合わせ

CS部 セミナー担当 電話:03-3384-3411

お申し込み及びお支払に関して

管理部(販売管理担当)   電話:03-5385-7185(直通)

公益社団法人 日本印刷技術協会

2019/7/13【名古屋開催】デザイン設計の基本セオリー お申込み

セミナー名:【名古屋開催】デザイン設計の基本セオリー
開催日:2019年7月13日(土) 13:00-15:00
参加費:JAGAT会員・愛知県・岐阜県・三重県印刷工業組合員 8,640円/ 一般 12,960円(税込)
詳細案内ページ

申込みは、下記のフォームに必要事項をご記入のうえ、送信ボタンを押してください。
※ご注意ください※
本 メールにご登録いただくと、申込完了メールが送信されます。登録後、数分経ってもメールが受領できない場合は、迷惑メールフィルタ等の要因が考えられま す。その場合は、お手数ですが、メール()またはTEL(03-3384-3411)までお問合せください。

 

0.参加費用

JAGAT会員・愛知県・岐阜県・三重県印刷組合員(8,640円)一般(12,960円)

■参加人数

1.会社の情報

■社名(例:公益社団法人日本印刷技術協会) ※必須

■シャメイ(例:ニホンインサツギジュツキョウカイ)

郵便番号(例:166-8539)

■住所1(例:東京都杉並区和田1-29-11)

■住所2(例:印刷技術協会ビル3F)

2.お申込み担当者情報

お申込みされる方と参加される方が異なる場合は、請求書をお送りする方の情報をご登録ください。

■部署名(例:総務部)

■役職名(例:課長)

■お名前(例:印刷 太郎) ※必須

申込者は参加しない

■メールアドレス(例:taro_insatsu@jagat.or.jp) ※必須

このメールアドレスに登録完了メールが送られます。

■FAX(例:03-3384-3168)

FAX受講証をご希望の場合は、この番号に受講証が送られます。

3.お申込担当者以外の参加者情報

お申込みされる方と参加される方が一緒の場合は、本欄は入力不要です。

【参加者1】

■部署名(例:企画営業部)

■役職名(例:主任)

■お名前(例:印刷 花子)

■メールアドレス(例:hana_insatsu@jagat.or.jp) 

【参加者2】

■部署名(例:企画営業部)

■役職名(例:主任)

■お名前(例:印刷 次郎)

■メールアドレス(例:jiro_insatsu@jagat.or.jp)

【参加者3】

■部署名(例:企画営業部)

■役職名(例:主任)

■お名前(例:印刷 次郎)

■メールアドレス(例:jiro_insatsu@jagat.or.jp)

■その他備考

4.受講証の受け取り

受講証について、ご希望の受け取り方法をお選びください。
※複数名でお申込みの場合:「FAXで受け取る」を選択すると、参加者ごとに参加証を受け取れます。
メールで受け取る(受領メールを印刷する)FAXで受け取る

5.JAGATからのご案内について

よろしければJAGATからセミナー開催案内や関連のご案内を送付させていただきます。
不要の方はチェックを入れてください。
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お申込みありがとうございます。登録完了メールをお送りいたしました。
しばらくしてもメールが届かない場合は、お手数ですが再度ご登録いただくか、
webmaster@jagat.or.jpまでお問合せください。

【名古屋開催】デザイン設計の基本セオリー

■分かりやすくひと目で伝わるデザインを実現するためのポイントを解説!

デザインを構成する各要素やさまざまな技法を的確に使いこなすことによって、デザインの完成度が高まります。お客様の要望や意図を的確に視覚化するためには情報を整理し、表現として再構築するための基本を理解する必要があります。
本セミナーでは、デザインの各要素の扱い方やレイアウト技法などの基礎知識について、豊富な事例やパターンにより解説し、情報の整理法からデザインの要素やレイアウト、発想力を高めるコツまで、設計セオリーの基本を余すことなくお伝えします。

開催日時

2019年7月13日(土) 13:00~15:00

カリキュラム

1.型から展開するデザインバリエーション
2.分かりやすいレイアウトをつくる5つの法則

対 象

・企画・デザイン・DTP制作に携わる方でデザイン手法を理論的に学びたい方
・プレゼン資料やパンフレット等にも効果的なデザインの基本を学びたい営業の方
  

講 師

樋口 泰行 (グラフィックデザイナー/樋口デザイン事務所 代表) 
大阪芸術大学 グラフィックデザイン科卒
東京工科大学非常勤講師/東洋美術学校非常勤講師
海外向け広告代理店でのディレクターを経て、グラフィックデザイナーとして独立。 グラフィックやプレゼン制作をメインに活動。平行してクリエイティブ関係のテクニカルライティング・取材執筆などを行う。
近著:『デザインのバリエーションや代案をくださいと言われてももう悩まない本』『だれでもレイアウトデザインができる本』(エクスナレッジ刊)、『プレゼンに役立つデザインの法則50』(玄光社刊)、『現場のプロから学ぶPhotoshop + Illustrator デザイン』(マイナビ)など。

参加費(税込み・1名)

JAGAT会員・愛知県・岐阜県・三重県印刷工業組合員 8,640円 / 一般 12,960円

会場

メディアージュ愛知   地図
(愛知県印刷会館:名古屋市東区泉1-20-12 TEL:052-962-5771)

主 催:公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)
協 力:愛知県印刷工業組合/岐阜県印刷工業組合/三重県印刷工業組合

お申込み

Webからのお申込み
Web申込フォーム に必要事項をご記入のうえ、お申込みください。

●FAXでのお申込み


お申込書に必要事項をご記入のうえ、
03-3384-3216
までFAXにてお送りください。
お申し込みが確認され次第、参加証を送付いたします。

参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。

口座名:シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430

内容に関して問い合わせ先
内容に関するお問い合わせはお気軽に下記までお寄せください。
CS部 セミナー担当 電話:03-3384-3411

お申し込み及びお支払に関して
管理部(販売管理担当)   電話:03-5385-7185(直通)

公益社団法人 日本印刷技術協会

 

【名古屋開催】印刷現場のひと工夫で、トラブル防止と品質安定を

■印刷の品質を維持するためのテクニック!

印刷トラブルを防ぐには、何か特殊な装置を使って特別なことをする必要はありません。印刷現場で見落としがちなちょっとしたことにひと手間かけるだけで、品質向上や問題の早期解決に役立ちます。
印刷業界50年のベテラン講師が、テクニカルアドバイザーとして、全国の印刷現場を回りながら長年培ってきた経験をもとに、品質維持に必要な印刷機のメンテナンスや印刷材料の管理方法のコツを豊富な事例でじっくり解説します。

開催日時

2019年7月13日(土) 10:00~12:00

カリキュラム

◆気が付かない印刷現場のちょっとした工夫で品質が変わる。
◆高級マシンの印刷機を正しく理解して使うには。
◆印刷材料(消耗部品含む)を正しく選んで使おう。
◆湿し水の品質に影響する重要性と管理。
◆高感度印刷の品質維持には?
◇印刷機の維持管理~安定した品質を維持するために!

対 象

オフセット印刷部門のオペレーター、リーダー、管理者など

講 師

小林 啓吾 (プリンティングアドバイザー/JAGAT講師) 
静岡県内の印刷会社を経て、1996年富士フイルム株式会社吉田南工場研究部に入社。 テクニカルアドバイザーとして各社メーカーの枚葉機、オフ輪印刷機の印刷条件テスト、 品質テストの評価に従事。 2002年富士フイルムグラフィックシステムズ株式会社入社。 各地の印刷トラブル現場に赴き、印刷の品質安定化と工場内の環境を検証、改善に向けての勉強会等を担当。 現在はプリンティングアドバイザーとして全国の印刷会社を中心に、印刷機械のメンテナンスや技術指導を実施し、 印刷物の品質向上、トラブル解決等で高い評価を得ている。枚葉油性印刷の速乾性高品質印刷での開発指導者。

参加費(税込み・1名)

JAGAT会員・愛知県・岐阜県・三重県印刷工業組合員  8,640円/一般 12,960円

会場

メディアージュ愛知   地図
(愛知県印刷会館:名古屋市東区泉1-20-12 TEL:052-962-5771)

主 催:公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)
協 力:愛知県印刷工業組合/岐阜県印刷工業組合/三重県印刷工業組合

お申込み

Webからのお申込み
Web申込フォーム に必要事項をご記入のうえ、お申込みください。

●FAXでのお申込み


お申込書に必要事項をご記入のうえ、
03-3384-3216
までFAXにてお送りください。
お申し込みが確認され次第、参加証を送付いたします。

参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。

口座名:シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430

内容に関して問い合わせ先
内容に関するお問い合わせはお気軽に下記までお寄せください。
CS部 セミナー担当 電話:03-3384-3411

お申し込み及びお支払に関して
管理部(販売管理担当)   電話:03-5385-7185(直通)

公益社団法人 日本印刷技術協会

 

2019/7/13【名古屋開催】印刷現場のひと工夫で、トラブル防止と品質安定を お申込み

セミナー名:【名古屋開催】印刷現場のひと工夫で、トラブル防止と品質安定を
開催日:2019年7月13日(土) 10:00-12:00
参加費:JAGAT会員・愛知県・岐阜県・三重県印刷工業組合員 8,640円/ 一般 12,960円(税込)
詳細案内ページ

申込みは、下記のフォームに必要事項をご記入のうえ、送信ボタンを押してください。
※ご注意ください※
本 メールにご登録いただくと、申込完了メールが送信されます。登録後、数分経ってもメールが受領できない場合は、迷惑メールフィルタ等の要因が考えられま す。その場合は、お手数ですが、メール()またはTEL(03-3384-3411)までお問合せください。

 

0.参加費用

JAGAT会員・愛知県・岐阜県・三重県印刷組合員(8,640円)一般(12,960円)

■参加人数

1.会社の情報

■社名(例:公益社団法人日本印刷技術協会) ※必須

■シャメイ(例:ニホンインサツギジュツキョウカイ)

郵便番号(例:166-8539)

■住所1(例:東京都杉並区和田1-29-11)

■住所2(例:印刷技術協会ビル3F)

2.お申込み担当者情報

お申込みされる方と参加される方が異なる場合は、請求書をお送りする方の情報をご登録ください。

■部署名(例:総務部)

■役職名(例:課長)

■お名前(例:印刷 太郎) ※必須

申込者は参加しない

■メールアドレス(例:taro_insatsu@jagat.or.jp) ※必須

このメールアドレスに登録完了メールが送られます。

■FAX(例:03-3384-3168)

FAX受講証をご希望の場合は、この番号に受講証が送られます。

3.お申込担当者以外の参加者情報

お申込みされる方と参加される方が一緒の場合は、本欄は入力不要です。

【参加者1】

■部署名(例:企画営業部)

■役職名(例:主任)

■お名前(例:印刷 花子)

■メールアドレス(例:hana_insatsu@jagat.or.jp) 

【参加者2】

■部署名(例:企画営業部)

■役職名(例:主任)

■お名前(例:印刷 次郎)

■メールアドレス(例:jiro_insatsu@jagat.or.jp)

【参加者3】

■部署名(例:企画営業部)

■役職名(例:主任)

■お名前(例:印刷 次郎)

■メールアドレス(例:jiro_insatsu@jagat.or.jp)

■その他備考

4.受講証の受け取り

受講証について、ご希望の受け取り方法をお選びください。
※複数名でお申込みの場合:「FAXで受け取る」を選択すると、参加者ごとに参加証を受け取れます。
メールで受け取る(受領メールを印刷する)FAXで受け取る

5.JAGATからのご案内について

よろしければJAGATからセミナー開催案内や関連のご案内を送付させていただきます。
不要の方はチェックを入れてください。
JAGATからの案内を希望しない


お申込みありがとうございます。登録完了メールをお送りいたしました。
しばらくしてもメールが届かない場合は、お手数ですが再度ご登録いただくか、
webmaster@jagat.or.jpまでお問合せください。

印刷技術をより早く習得できる実技研修会

新入社員にとって、専門用語が多い印刷技術知識は座学だけでは容易に理解できるものではないが、実際にDTPソフトや印刷機械の操作をすることにより、理解を助け印刷に対する興味をより深めることができる。

DTPソフトを実際に体験

JAGATでは毎年、新入社員を対象にした印刷製作入門講座(実技編)を開催している。この研修会は3日間にわたって行われる。1・2日目はMacを使用した製作の実習だ。Illustratorで図版を製作し、Photoshopで写真の画像補正を行う。こうして制作したパーツをInDesginで組版作業をし、旅行用チラシの印刷用データを作成してPDFで保存する。

オフセット印刷機を操作

印刷実習では最初にデータを面付けし、RIP処理をしてプレートセッターでCMYK4版を出力する。そして、印刷作業の一連の流れを確認する。
自社の印刷機でも現場関係者以外の人は操作できないが、実習では直に印刷機に触って操作できることが貴重な体験だ。例えば紙積作業で参加者は用紙をフィーダーにうまく積めず四苦八苦する。この作業だけでもスキルを要することを実感できる。印刷工程には細かい作業がたくさんあり、どれかひとつでも不完全な状態にしていると印刷機がストップする。印刷作業は高いスキルをもったオペレーターに支えられていることを理解してもらえる。

参加者に望むこと

オフセット印刷機は鉄の塊であり頑丈な機械ではあるが、印刷物の仕上りに影響を与えるいろいろな変動要素があり素人が扱えるものではない。印刷現場に配属される人はこの実習で体験したことを基礎に印刷機に関わるスキルを積んで印刷オペレーターとしてのプロになってもらいたい。企画・デザイン・制作・営業に配属される人は直接印刷機を操作することはないが、自分が進行させているものが現場でどのように印刷されていくかを頭の中で思い浮かべながら仕事ができるようになってもらいたい。また、総務や事務職に配属された人は自社の工場にはどういう印刷機があり現場の人間にはどういう作業をしているかを理解してもらいたい。
印刷会社としては新入社員にこの実技研修を受講してもらうことにより印刷技術への理解を深めて今後の成長につながることが期待できる。

関連講座
5月8~10日 10:00~17:00
「印刷製作入門講座(実技編)」

新入社員研修は社会人へのマインドチェンジを担う

今年も印刷業界には多くの新入社員が入社してきた。JAGATで開催されている新人研修にも、印刷会社の新人たちが連日訪れ、賑わいを見せている。
入社後、会社が実施する新人教育は、仕事を進めていく上で必要な知識や技術の習得だけでなく、仕事や組織への理解を深め、社会人としての心構えやルールを身につけることによって、新しい環境に対する不安を減らすという意味でも大切だ。配属前の導入教育の期間は、新入社員にとって、学生から社会人への切り替えの期間でもある。

社会人へのマインドチェンジ
学生から社会人へのマインドチェンジを行う上で高めたい意識・スキルには以下の3つがある。
1.ビジネスマナー
2.コミュニケーション力
3.結果を出すための目的達成意識

学生時代と異なり、組織の中では、与えられた環境の中で、成果を出すことが求められる。良い人間関係を築き、スムーズに仕事を進めるために必要なのがマナーとコミュニケーションだ。組織のルールやマナーが実践でき、上司や先輩とスムーズにコミュニケーションがとれるようになれば、信頼関係が生まれ、成長を促すことにつながる。ビジネスマナーとコミュニケーションスキルを習得することは、社会人として最も基本のスキルだ。

結果を出せるようになるための意識を育てる
さらに、学生と社会人を分ける大きな差は、組織の一員として「結果」を出すことが求められることにある。インプットに多くの時間を費やした学生時代に比べ、会社の中ではどれだけアウトプットできたかが評価対象になる。仕事の進め方や姿勢、日々の行動の結果がそのまま仕事の質や量となってあらわれてくる。目的を達成するため、何をすればよいのかを意識することが、結果を出せるようになるために必要だ。

印刷会社の社員として、何を考え、どう行動すれば、社内外からの信頼を得ることができるのか。お客様が何を求めているのか。組織の一人として、何を与えることが出来るのか。
入社後の新人教育の期間はそのような社会人としての意識を育む時間でもある。
新入社員は会社の成長を支える財産である。これからの印刷ビジネスを広げてゆく人材として、自らの能力を伸ばし、自信をもって仕事に取り組んでいってほしい。