JAGATでは今秋、印刷会社の経営者、採用責任者を対象に「人材採用の取り組みに関する実態調査」を行い、77社から回答を得た。今回は、新卒、中途人材への投資動向について紹介する。
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「通信教育」カテゴリーアーカイブ
「印刷業のための新入社員コース」8年ぶりリニューアル開講!!
JAGATでは通信教育講座「印刷業のための新入社員コース」をリニューアルし、改訂新版として2022年12月より開講します。8年ぶりとなる今回の大改訂では、テキストを全面的に見直すとともに、新たな教材として、オンデマンド動画セミナーをプラスしました。 続きを読む
“内定ブルー”を払拭し、入社前準備に有効なフォローアップ教育
コロナ禍の影響により一昨年は多くの企業で採用控えが進んだが、昨年度には採用意欲も復活し、今年も新卒採用活動は順調に推移しているという。しかし入社までにまだ半年あまりあるこの時期は、内定者がいわゆる“内定ブルー”といわれる不安を抱く時期でもあり、さまざまなコミュニケーションを通じてフォローしていくことが大切だ。 続きを読む
【新入社員意識調査2022】新人からみる印刷業のイメージと志望理由
JAGAT主催の新人研修に参加した新入社員を対象に、就職活動の感想、社会人生活や今後のキャリアプラン等について、匿名によるWebアンケートフォームを利用し意識調査を行った。今回は、新人が学生時代にイメージした印刷業と志望した理由について紹介する。 続きを読む
個人情報のお取扱いについて(企業)
<申込書ダウンロード前にご覧ください> 個人情報のお取り扱いについて |
当協会(公益社団法人日本印刷技術協会)は個人情報保護の徹底を図るため、以下の方針に基づき、通信教育受講に際し、個人情報取扱をいたします。 <個人情報定義> <個人情報利用目的> <個人情報の取扱および管理> <個人情報の委託先への提供> <個人情報の開示・修正・利用停止・削除等> <個人情報相談窓口> |
お読みいただきありがとうございました。 |
企業内教育における通信教育の活用法(その2)
よくわかるレイアウトデザイン基本コース:伝わる文書に必要なレイアウトデザインとは
★情報をわかりやすく伝えるセンスアップのコツ
ビジネスの現場でやり取りされるさまざまな文書や印刷物の目的は、情報を受け手に伝えることであるが、その文書が読みにくいと内容をうまく伝えることができない。わかりやすく、きちんと伝わる文書作成のためには、文章や図版を用いて見せ方を工夫するレイアウトデザインが必要である。 続きを読む
企業内教育における通信教育の活用法
時間と場所を選ばず、自由なペースで学習できる。本社、支社など同じ期間に、同質の学習機会が提供できる。成績表がフィードバックされるので、進捗や成績の一元管理ができる。といった特徴を持つ通信教育講座。これを企業内教育に導入する際には大きく2つの形式がある。 続きを読む
JAGAT通信教育 企業/グループ内教育 導入~運用の流れ
通信教育の利用方法の検討
指名受講型 | 受講者選択型 |
◆部門/グループ特定型◆ 特定部門のレベルアップを図る方法です。営業力を強化したい、印刷製造部門のミスロス率を下げたい、新入社員に基本的な印刷知識を習得させたい等、特定の課題に対して該当部門全体を教育する目的で導入します。 ◆昇進昇格連動型◆ 特定の通信教育の修了を昇進・昇格の要件に設定し、人事評価制度と通信教育を連動させる方法です。通信教育は、合否判定があるため、定性的な評価として取り入れやすいでしょう。 |
◆自己啓発型◆ 自己啓発制度として、通信教育を取り入れる方法です。年に1~2回の頻度で、企業から社員の方へ通信教育の受講を促します。指名受講型のように強制的ではなく、社員の自主性を重んじるのが特徴です。社員の自主的な学習意欲の醸成を図ることができます。また、社員が受講料を負担するのが一般的ですが、修了した場合は企業が受講料の半分程度を補助するケースが多いようです。
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運用方法の決定
指名受講型 | 自己啓発型 |
◆コースや受講対象者の選定◆ 受講対象者を選考する。選考基準は企業の考えに準じるが、大きくは知識や経験が不足している方への受講を促す場合と、期待する社員への更なる教育を施す場合の二つに分けられる。
◆受講者の受講体制を整備する◆ ●受講対象者の上司や部門長へ受講の目的や意義の事前説明
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◆通信教育のラインナップを用意する◆ ●実務に即したコースを軸に選定する 受講者の実務力向上を目的とするため、基本は印刷企業の実務に関わるコースを中心に用意する必要がある。ただし、自己啓発制度なので、資格試験や語学、一般ビジネススキル等、学習テーマの幅を広げて取り揃えることで、社員の興味関心を高めることができる。 ◆募集方法を決める◆ ●募集時期を決める |
受講料補助規定の決定
■企業の負担を50%に設定している企業が多数
通信教育の受講料について、会社と受講者(社員)の負担率について検討する必要があります。印刷企業の例で紹介すると、受講者(社員)が受講料を負担するケースが多いようです(自己啓発制度として導入する場合)。ただし、修了等一定の基準を満たして合格した場合は、受講料の一部を企業側が負担しています。負担率については、50%の企業が多数です。
優秀な成績で終了した場合は、報奨金を別途支給しているケースもあります。
※注意※
指名受講型の制度(昇進昇格や部門/グループ特定型)の場合は、企業側が全額負担するのが一般的です。
印刷企業の通信教育受講料負担率(JAGAT調べ)
全体スケジュールの決定
■年に1回や2回と募集回数を決めている印刷会社が多い
通信教育の導入目的を決定した上で、「開始時期」「年間募集回数」を決めます。自己啓発制度として導入をしている印刷企業の多くは、社員からの申込募集回数を年に1回あるいは2回と限定しています。6月・11月に受講をスタートする例が多いようです。
概ね、受講開始月の3ヶ月前からコース選定、社内PRツールの制作や告知を行い、前月の中旬頃までに社内で取りまとめを行っています。
■6月開講の場合(例)
時期 | 実施項目 |
3月 | 社員へ紹介する通信教育コースの選定 |
4月 | 社内PRツール(ポスター、冊子)の制作 |
5月中旬 | 社内募集、申し込みの取りまとめ |
5月下旬 | 教材を受講者へ発送 |
6月 | 学習スタート |
●印刷企業の通信教育の社内募集時期(JAGAT調べ)
募集方法の決定
■ 通信教育の社内募集冊子を制作し配布する企業が多い
自己啓発制度の場合、社員に告知・募集媒体を作成する必要があります。
比較的規模の大きい印刷企業(従業員数が数百人以上)の場合、複数の通信教育サービス提供会社と提携し、自社独自の募集案内冊子を社員に配布したり、社内イントラネット上に募集用Webページを掲示して社員に周知しています。
※200人以下の印刷企業は、費用面を含めて本格的な募集冊子を制作することが難しく、人事担当の方が簡易的な募集冊子を制作しています。
■ JAGATは社内募集冊子の簡易版を無料で提供
JAGATでは人事担当者のご負担を軽減するために、簡易的な募集冊子を無料で提供するサービスを行っています。募集冊子に要項を記載し、各コースの詳細はJAGAT通信教育総合ガイドを参照することで社員の方へPRすることができます。
お申込み
JAGATへ申込書の送付をしていただきます。
企業用申込書 | |
Webからのお申込み | FAXでのお申込み |
![]() お申込みFAX:03-3384-3116 |
お申し込みは随時受け付けております。
毎月20日締め切りです。
翌月1日からの開講として受講いただけます。
受講開始
テキスト・添削課題を活用したグループ学習事例
従業員数100人規模の印刷企業の例です。企業内で同じ講座を受講している複数の社員で学習グループを形成しています。各々が返送された添削課題を持ち寄り、間違えた問題を共有し復習学習を行っています。また、テキストに掲載されている内容をもとに、自社の実務ではどう生かせるか等の実践学習も行っています。知識力を深めるだけではなく実務力も高め業務に生かせているようです。
修了証を会社の朝礼で上長から手渡すことで士気向上
従業員数70名規模の印刷会社の例です。 5年ほど前から自己啓発制度で通信教育を導入しているのですが、リピートで受講する社員が少ないようです。リピートを増やすためには、修了したら奨励金を出す等も検討しましたが、金銭的なものでの士気アップは持続性がなく、奨励金制度を廃止した際の士気低下は大きいと判断しました。そこで、同社では修了した方に朝礼等の多くの方がいる場で、修了証を役員や上長から手渡しをし、激励の言葉をかけたそうです。奨励する風土をつくることで、社員の士気は向上するとともに、通信教育のリピート受講も増えたそうです。
[お問い合わせ先]
JAGAT通信教育担当までお気軽にお問い合わせください。
![](https://www.jagat.or.jp/wp-content/uploads/2022/04/060b743dbceb82034e599ac6a749b678-624x312.png)