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2021年5月開講!通信教育「よくわかるレイアウトデザイン基本コース」

伝わる文書に必要なレイアウトデザインとは

ビジネスの現場でやり取りされるさまざまな文書や印刷物の目的は、情報を受け手に伝えることであるが、その文書が読みにくいと内容をうまく伝えることができない。わかりやすく、きちんと伝わる文書作成のためには、文章や図版を用いて見せ方を工夫するレイアウトデザインが必要である。

 

我々が仕事を進めていく中で日々接する文書や印刷物には、組織内での報告書、提案書、通知書や届出書、対外的な取引や社交・儀礼に用いる企画書、案内書、挨拶状など実にさまざな種類、形態がある。これらに共通する目的は、情報を正確に伝えるとともに社内文書であれば組織内で情報の共有や理解、共感を得ることであり、社外文書では情報を伝えることでこちらが期待する何らかの行動を起こしてもらうことなどが挙げられる。
しかし、情報が整理されていなかったり、文章が読みにくいと内容がうまく伝わらず目的が果たせないことになる。

文章を読みづらくする要因はさまざまあるが、JAGATでデザイン関連セミナーの講師や、DTPエキスパート問題作成委員を務める樋口泰行氏(樋口デザイン事務所代表)によれば、そもそも多くの情報をそのままワープロで文書にするなど、情報を詰め込むだけではページ数が増える一方で、読みにくかったり、わかりづらかったりして混乱の原因になると指摘する。
そこで必要になってくるのが、文書のレイアウトデザインだという。

レイアウトデザインは、紙面に文章や図・写真といった要素を、読みやすさ・見やすさの観点に配慮して置く位置を決めていくことで、結果として注目されやすく、読みやすい文書に仕上げることができるようになる。
“デザイン”というと才能やセンスが必要な特別なスキルだと思われがちだが、樋口氏の解説によれば「この場合のデザインとは、いわば紙面上の交通整理を行い、見る人が迷わないように読む道筋を作って誘導すること」で、デザインのガイドとなる基礎知識とレイアウト要素である文字、写真、グラフ、表、配色などについて必要最小限の決まりごとだけ覚えればいいので「だれでもできる」としている。

例えば、ページの余白(マージン)は用紙サイズの短い辺の幅の約5%を設定する。文字の太さ(ウエイト)の異なるフォントファミリーの中から、見出しには太めのウエイト、本文には標準的なウエイトを用いるとデザインに統一感が生まれる。文書に使用する色は3色以内とし、まず文書の内容や読み手の属性に合ったキーカラーを決め、キーカラーの彩度や明度を変えたサブカラーを決める。などなど。
基本となる設定やコツを身につければ、それがアイデアのもとともなり見栄えがよく魅力ある文書に仕上げられるのだ。

JAGATでは樋口氏を主任講師として、情報をわかりやすく伝えるセンスアップのコツを習得する通信教育「よくわかるレイアウトデザイン基本コース」を5月より新たに開講する。
本講座は、文書をデザインするための基礎知識と具体的な手法を2ヶ月(添削課題2回)のコンパクトな期間で学べるので、営業・企画担当者や新人デザイナー、DTPオペレーターをはじめ、ビジネス文書に携わるすべての人に活用いただきたい。
また、通信教育は、コロナ禍において在宅勤務の一環としても学習機会が得られるものとしておすすめする次第である。

 

◆JAGAT通信教育新講座 5月開講◆
よくわかるレイアウトデザイン基本コース」 
・受講対象:営業・企画担当者、新人・若手デザイナー、DTPオペレーター

pdficon_small「よくわかるレイアウトデザイン基本コース」のチラシ(PDF)をダウンロードする

 

内定者教育に「印刷業のための新入社員コース」 - 内定者教育導入企業400社以上、受講者数4,000人以上 -

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コロナ禍における内定辞退を防止するために有効なフォローアップ教育

新型コロナウイルスの影響で、次年度の採用控えが進み、売り手市場から買い手市場へと潮目が変わったともいわれるが、必ずしも優秀な人材確保が容易になったわけではない。また、せっかく苦労して確保した人材も、内定辞退されては元も子もない。内定辞退を防止するためには、様々なフォローアップが必要である。

2020年4月入社の採用活動について、Marketing-Roboticsが2019年12月発表した内定辞退に関する調査結果によると、56.8%の企業が「昨年より内定辞退者が増えた」と回答し、26.8%の企業が10人中3人以上に内定辞退されており、内定辞退率を課題として捉えている企業は88.9%にのぼるという。

コロナ禍は就職戦線にも影響を及ぼし、採用プロセスのオンライン化や内定者との直接のコミュニケーション機会が減少している。そのまま採用企業、学生ともに相互理解が深まらないままであれば、内定辞退のさらなる増加や、入社後の早期退社の危険性もあり、内定者フォローが例年にも増して必要であろう。
(なお、リクルートキャリア 就職みらい研究所の「就職プロセス調査(2021年卒)2020年10月1日時点内定状況」によれば、内定辞退率は60.6%で対前年同月比-0.5ポイントとなっており、買い手市場の効果が表れているのかもしれない)

内定者が抱える不安は、一般に大きく3つあるといわれ、選択した企業でうまく働けるかという「会社に対する不安」、同期や先輩、上司と一緒にやっていけるかという「人間関係に対する不安」、社会人として活躍できるためには未熟な「自分自身に対する不安」である。

これらを解消するために、採用企業側も様々なフォロー施策を講じているが、マイナビ「21年卒就職モニター調査7月」によれば、入社までに企業からのフォローや研修を希望する学生も87.1%にのぼり、前年より13.1ポイントと大きく増加している。
その理由は「内々定者同士の人間関係を深めたい」「入社予定先の職場の雰囲気を知りたい」に次いで「入社後の仕事内容について知りたい」「社会人として必要な知識やスキル、マナーを身に付けたい」が挙げられている。

 

通信教育は採用担当者、内定者双方のニーズを充足する

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コロナウイルスの感染が再び拡大傾向にある中、集合研修はお互いに避けたいところだが、通信教育は自宅で受講者自身のペースで無理なく進められるため、入社日までの時間を有効活用できる。また、数カ月の受講期間に課題のやり取りなどで人事担当者とのコミュニケーション機会が生まれる。
さらに、こうした教育研修を受けることで、知識やスキルが身に付くだけでなく、教育を施してくれる企業に対する帰属意識が高まるとともに、モチベーションが維持できるといわれており、内定者の不安を解消するのにも有効と考えられる。
しかし、先に挙げたマイナビの同調査では、通信教育を希望する学生が回答者の14.5%であったのに対し、実際に実施した企業は0.7%にとどまっている。

JAGATの通信教育「印刷業のための新入社員コース」は、文字通り印刷業界に特化した唯一の講座で、社会人としてのマナーなどビジネスの基本だけでなく、印刷産業の成り立ちや、印刷物制作の基礎知識、印刷会社の仕組みなどを総合的に学習できる。そのため入社後すぐに実力を発揮し、活躍できる土台作りに最適なカリキュラムになっており、現在多くの印刷会社で内定者教育に活用されている。
御社の内定者フォローアップ教育にJAGAT通信教育「印刷業のために新入社員コース」をおすすめする次第である。

 

JAGAT通信教育「印刷業のための新入社員コース」を見る

pdficon_small 「印刷業のための新入社員コース」のチラシ(PDF)をダウンロードする

 

 

 

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