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JAGAT通信教育 導入の流れ

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step-1 導入目的の検討

はじめに、通信教育を自社内へ導入する目的を検討します。

印刷企業の多くは、自己啓発制度の一環として通信教育を導入しています。

その他、特定部署の強化昇進昇格連動型階層別研修等、より効果的な能力開発を実施するためのツールとして通信教育を活用しているケースが多いです。

 

 

step-2 全体スケジュールの決定(開始時期、募集回数等)

■年に1回 or 2回と募集回数を決めている企業が多い

通信教育導入目的を決定した上で、「開始時期」「年間募集回数」を決めます。自己啓発制度で導入をしている印刷企業の多くは、社員からの申込募集回数を年に1回あるいは2回と限定しています。年2回の場合は5月・11月開始に設定されている例が多く見られます。

 

 

step-3 企業の受講料負担分の決定

■自己啓発制度として導入している場合は、会社の負担を50%にしている企業が多い

通信教育の受講料について、会社と受講者(社員)の負担率について検討する必要があります。印刷企業の例で紹介すると、自己啓発制度として導入する場合は、受講者(社員)が受講料を負担するケースが多いです。ただし、修了等一定の基準を満たして合格した場合は、受講料の一部を企業側が負担しています。負担率については、50%が多いようです。

会社命令で受講させる場合(例:特定部署の強化、昇進昇格連動型、階層別研修等)は企業側が全額負担するのが一般的です。

 

受講料負担率ごとの印刷企業の割合(JAGAT調べ)

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step-4 募集方法の決定

■JAGATによる簡易的な募集冊子の作成サービスも

自己啓発制度の場合は、社員に告知するための募集媒体を作成する必要があります。

大手印刷企業の場合は、複数の通信教育サービス提供会社と提携して、自社独自の募集案内冊子を社員に配布したり、社内イントラネット上に募集用Webサイトを設置して社員に周知しています。

中小印刷会社の場合は、人事担当の方が社内募集用の冊子を作成して、JAGAT通信教育総合ガイドと一緒に社員へ配布しています。JAGATでは担当者のご負担を軽減するために、簡易的な募集冊子を無料で提供するサービスも行っています。

ご興味のある方はお問い合わせください。
JAGAT通信教育対応 電話:03-3384-3112 mailto_tukyo

 

 

step-5 お申込み手続き

JAGATへ申込書の送付をしていただきます。

企業用申込書
Excelに入力→メール送信 用紙を出力して記入→FAX送信

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お申し込みは随時受け付けております。
毎月20日締め切りです。
翌月1日からの開講として受講いただけます。

 

step-6 受講開始

b_1 教材
 通信教育講座のテキストおよび添削課題等の教材一式は、開講月の前月末日までに教育ご担当者または受講者宛にJAGATから送付します。  dtp-expert-suite
b_2 添削課題の提出及びJAGATからの添削講評
 受講者は期間内に添削課題を提出する必要があります。提出いただいた課題はJAGATが採点講評の上、受講者の方へ返送いたします。  Tensaku_sample_1Tensaku_sample_2
b_3 成績表
 企業単位でお申込みいただいている場合は、教育ご担当者へ毎月1回成績表を送付いたします。成績表があることで、受講者全員の提出状況や取得点数が把握できます。  Seiseki_sample
b_4 修了証
 期間内に全ての課題を提出し平均点が60点以上の方にはJAGAT認定の修了証を発行いたします。さらに成績優秀の方には優秀賞を発行することもできます。  syuuryousyo

 

 

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テキスト・添削課題を活用したグループ学習事例

従業員数100人規模の印刷企業の例です。企業内で同じ講座を受講している複数の社員で学習グループを形成しています。各々が返送された添削課題を持ち寄り、間違えた問題を共有し復習学習を行っています。また、テキストに掲載されている内容をもとに、自社の実務ではどう生かせるか等の実践学習も行っています。知識力を深めるだけではなく実務力も高め業務に生かせているようです。

 

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修了証を会社の朝礼で上長から手渡すことで士気向上

従業員数70名規模の印刷会社の例です。 5年ほど前から自己啓発制度で通信教育を導入しているのですが、リピートで受講する社員が少ないようです。リピートを増やすためには、修了したら奨励金を出す等も検討しましたが、金銭的なものでの士気アップは持続性がなく、奨励金制度を廃止した際の士気低下は大きいと判断しました。そこで、同社では修了した方に朝礼等の多くの方がいる場で、修了証を役員や上長から手渡しをし、激励の言葉をかけたそうです。奨励する風土をつくることで、社員の士気は向上するとともに、通信教育のリピート受講も増えたそうです。

 

[お問い合わせ先]

JAGAT通信教育担当

TEL:03-3384-3112

mailto_tukyo

 

 

 

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事例:「オフセット印刷技術者コース」を活用して社内士気を活性化

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「オフセット印刷技術者コース」を活用して社内士気を活性化

従業員数50名ほどの都内の商業印刷会社A社は、作業の標準化が進まない、ミス・ロス、品質事故の増加、若手印刷オペレーターの離職率増加等、課題は多く、その原因として以下があげられました。

 

 ◆原因◆
  若手印刷オペレーターの教育はOJTのみのため以下の課題が発生
   ・会社特有の方法のみ理解して、標準的な知識、スキルが不足している
   ・新たな印刷作業方法の発見や、作業改善の提案などが社員からでない
   ・若手オペレーターを中心としたモチベーションの低下

 

同社の若手印刷オペレーターへの教育は、OJTが中心である自社特有の手法を継承するには一定の効果を得られていました。しかし、標準的な知識、スキルを体系的に理解していないため、自社特有の方法の枠から抜け出せていませんでした。そのため、新たな作業方法の発見や、改善提案が社内から起きにくい環境でした。
また、機長、先輩オペレーター各々の経験則、知識、スキルが大きく影響しているため、教えている内容、質にバラつきがでています。そのため、優秀な指導者がついたオペレーターと、そうでない者とでは能力の差が開くばかりか、不公平感も大きく生じモチベーションの低下を招いており、結果として、作業の標準化が進まない、ミス・ロス、品質事故の増加、若手印刷オペレーターの離職率増加等、課題は山積みでした。

 

解決のポイント
1. 標準的な印刷作業知識を体系的に習得する
2. 一部の社員だけではなく、工場運営に関わる全ての社員に同じ学習機会を提供する

 

生産管理担当役員が、通信教育「印刷技術者コース」の受講を決められました。最初のステップとして本講座を選択された理由をお話しいただきました。

 

◆通信教育を利用した理由◆
・標準的な印刷の作業手順の“知識力”を醸成する
・多くの社員に対して同時に教育機会を提供する

 

「JAGATの通信教育は、印刷の作業や手順を体系的にまとめているため、知識を学ぶには適しています。また、今回は、若手印刷オペレーターだけではなく、生産管理、印刷機長を含む、工場運営に関わる社員すべてに受講をさせたことが胆になっています。ある一部の社員だけに学習させることは、個のレベルアップには寄与しますが、組織としての効果は限定的だと感じます。関係者全員に受講させることで、共通知識、共通言語、共通認識が生まれ、組織が一体となっていくことを期待しました。しかし、工場はシフト制を敷いているため、全員をセミナーに派遣すれば、仕事を止めることになり現実的にはできないです。その点、通信教育は時間、場所を選ばないため余暇の時間で教育をすることができます。また、通信教育は、学習するなかで理解できない点は講師に、“いつでも”質問できる等のメリットが大きかったです」

 

◆得られた効果◆
1. 工場運営関係者全員の知識底上げ
2. 上司、部下の作業指示等のコミュニケーション力向上
3. オペレーターから技術者へ意識改革

 

「結果として、若手印刷オペレーターが標準的な知識を得たことで、従来は一つ一つの作業をこなしていただけだったが、『なぜこの作業が必要なのか?』『より良い方法はないか?』など、クリエイティブに考えるようになり、オペレーターから技術者へ変わりつつあります。また、印刷機長も若手と同じ講座を学習したことで、標準的な知識を得たことは勿論、共通言語が生まれたため、作業指示等のコミュニケーションが円滑になりました。印刷工場に関わる社員全員の知識の底上げができたため、次は社内で“ミス、ロス削減チーム”・“5Sチーム”・“品質向上委員会”等を若手中心に立ち上げて改善活動を進めていきたいです」

 

JAGAT通信教育「オフセット印刷技術者コース」を見る

pdficon_small「オフセット印刷技術者コース」のチラシ(PDF)をダウンロードする

 

 

 

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事例:内定者教育に「印刷業のための新入社員コース」
- 内定者教育導入企業100社以上、受講者数3,000人以上 -

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 中小印刷会社の採用課題 -優秀な人材の確保-

 

2015年度採用は過去10年で最低の採用充足率でした。

その主たる要因は売り手(学生)市場による、「採用競争の激化」「内定辞退の増加」によるものです。特に中小企業の印刷会社は、限られた経営資源の中で採用活動を行っています。内定辞退による採用活動のやり直しは重大問題であり、未然に防ぐ施策が必要です。そこで注目されているのが内定者フォローです。

 

■ 教育機会の提供で内定者の満足度向上

内定者フォローとして懇親会、食事会、社内報送付などが考えられますが、これらは多くの会社で実施しているため、他社のフォロー施策との差がつきません。学生からのニーズが高く、多くの企業が実施していないフォローが内定者教育です。業界知識、ビジネスマナーを知ることで社会人としての準備ができ、不安を少しでも解消することにより、内定辞退防止の一助になります。

 

>>関節接触での内定者フォローの内容例

出典:「2015年卒マイナビ学生就職モニター調査 7月の活動状況」より一部抜粋

出典:「2015年卒マイナビ学生就職モニター調査 7月の活動状況」より一部抜粋

 

>>通信教育は採用担当者、内定者双方のニーズを充足する

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内定者教育の手法として集合研修等がありますが、内定者全員を一堂に会して研修ができない企業は、通信教育を利用した内定者教育を実施しています。学習の進捗管理等で内定者と接触する機会も増えるため内定者フォローとして注目が集まっています。印刷会社100社3,000人以上が内定者教育で利用しているJAGAT通信教育「新入社員コース」にご興味がある方は、下記のWebページをご覧ください。

 

JAGAT通信教育「印刷業のための新入社員コース」を見る

pdficon_small 「印刷業のための新入社員コース」のチラシ(PDF)をダウンロードする

 

 

 

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新入社員の受け入れ凖備は万全か

印刷企業の大卒新採用は増加傾向にあって、特にパッケージ、シール・ラベル分野が目立っている。若者から「選ばれる企業」であり続けるには魅力ある仕事、活力ある企業でなければならない。印刷に興味や魅力を感じてもらうための情報提供も大切である。
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印刷技術総合講座 印刷・製本加工

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[期間]
  4か月
[料金]  JAGAT会員: 20,900円(税込) 一般26,400円(税込)
[対象]   営業・企画・デザイン・制作・製版・刷版・ 印刷・製本
[教材]   テキスト: 『はじめて学ぶ印刷技術 印刷・製本加工編』
※テキスト等の変更は予告なく行われる場合がございます。
[添削課題]  4回
[レベル]  印刷・製本加工レベル


[ ねらい ]
企画、デザイン、営業、印刷部門に2年未満の方で、印刷知識に自信のない方、これからDTP の学習を始めようとする方の知識のボトムアップを図ります。
[ 特色 ]
プリプレス以降の印刷にテーマをしぼり、オフセット印刷を中心に、インキ、紙、色、製本などの基本的な知識と問題点をわかりやすく学習。
[ カリキュラム ]

1. 光と色/色の測り方/表色系・Lab値/印刷インキ 他
2. 紙の製法、紙の目/紙の規格/非木材紙/印刷版/紙と湿度と印刷/製版管理 他
3. ドットゲイン/CTPワークフロー/枚葉印刷機と品質管理/輪転機の構造/印刷品質と印刷トラブル 他
4. 印刷品質と印刷トラブル/印刷インキ・後加工/面付け/綴じの種類/製本と紙の手配 他

[ 主任講師 ]
小早川 亨(こはやかわ・とおる)氏

東京インキ(株)を経て複数の専門学校・教育機関で印刷概論等の講師を務める。
【受講する方へのメッセージ】
プリプレスの仕事をしながら印刷を初歩から勉強したい方々、さらに幅広く印刷を学びたい印刷オペレーターの方々に、ぜひ参加していただきたい。

印刷技術総合講座 デジタルプリプレス

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[期間]
  4か月
[料金]  JAGAT会員: 20,520円(税込) 一般25,920円(税込)
[対象]   営業・企画・デザイン・制作・製版
[教材]   テキスト:『はじめて学ぶ印刷技術 デジタルプリプレス編』
※テキスト等の変更は予告なく行われる場合がございます。
[添削課題]  4回
[レベル]  level_digital_prepless


[ ねらい ]
企画、デザイン、営業部門に2年未満の方で、DTPと印刷知識に自信のない方、これからプリプレスの学習を始めようとする方の知識のボトムアップを図ります。
[ 特色 ]
DTPの基本から、日本語組版フォントの技術、インターネットを活用した電子書籍まで多岐にわたりますが、各論には深入りせず、初心者でもわかりやすい内容になっています。
[ カリキュラム ]

1. デジタルに関する基礎知識とDTPワークフロー プリプレス工程の概要(DTPソフト/周辺機器/PostScriptとPDF)/コンピュータの基礎(インターフェース/補助記憶装置/ハードウェアの構成と役割/ソフトウェア)
2. フォントとページレイアウト 文字コード/文字セット/日本語フォント/基本レイアウト/組版ルール/製本様式/フォント知識
3. 入出力の技術と色の基本 デジタルカメラ/解像度/画像フォーマット/RIP/デジタル印刷機とCTP/網点/光と色/RGBとCMYK
4. 複合メディアの活用 SGMLとXML/通信ネットワーク/PDF/カラーマネジメント/プリプレス関連用語

[ 主任講師 ]吉川 昭二(よしかわ・しょうじ)氏
1957年東京生まれ。明治大学を卒業後、株式会社文祥堂入社、同社取締役を経て株式会社サンエー印刷入社、現在は同社常務執行役員/研究開発部長。印刷会社に35年余勤務しプリプレス~印刷の品質管理やISO運用、製造工程の管理を行う。
JAGAT専任講師として、セミナーや全国印刷会社の企業診断・指導に携わり、わかりやすく歯切れのよい解説により、セミナー等では毎回好評を博している。また業界誌にも執筆を続けている。
【受講する方へのメッセージ】
DTP は今後、印刷だけではなく、何らかの電子データでの情報伝達が主となります。そういった世界に開いた窓でもあります。しっかり学び、スキルを手に入れてください。

印刷ビジネスのための法務

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[ポイント] 2015年10月、2015年9月時点における法改正状況を反映したサブテキスト『印刷ビジネスのための法務コース資料集』を新たに作成

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[期間]
  4か月
[料金]  JAGAT会員: 24,840円(税込) 一般:30,240円(税込)  
[対象]   営業・企画・デザイン・総務・管理
[教材]   テキスト:『デジタル時代の印刷ビジネス法令ガイド 改訂版』
              『印刷ビジネスのための法務コース資料集』
              『はじめての著作権講座 著作権って何?』
              『デジタル・ネットワーク社会と著作権』
                       ※テキスト等の変更は予告なく行われる場合がございます。

[添削課題]  4回
[レベル]  法務コースレベル


[ ねらい ]
新時代の印刷ビジネスで、必須な<契約・知財権・個人情報・環境>の法令を印刷経営、営業活動の視点で学びます。
[ 特色 ]
印刷ビジネスに関わる法務を中心に学習します。
また、営業の方にもわかりやすいように、ケーススタディをQ&A 形式で解説。 より身近に感じながら法務を学習できます。
[ カリキュラム ]

1.受発注管理
  (契約)
契約の基本/契約の種類/印紙貼付/契約の成立条件/下請法の実務的理解/Webにおける電子契約法の理解
2.コンテンツ管理
  (知的財産権)
知的財産権の基本/著作権の登録制度の理解/Webページ制作の著作権と著作権利用契約/著作権侵害基本的な罰則/印刷会社の業務と権利の関係/プログラムの著作権上の特殊な規定/フリー素材・フリーソフトの契約上の留意点/著作権行使の制限/知財権の各種保護法/外注委託と権利の帰属
3.情報管理 情報管理に関する各種法令の理解/個人情報保護法/プライバシーガイドラインの基本は何か/情報セキュリティ規格・認証制度の理解/個人情報と秘密原稿の扱い/プライバシーポリシーの策定/個人情報の第三者提供について/望ましいセキュリティ対策
4.環境問題 公害から環境問題へ/環境関連法の概要の理解(資源有効利用促進法/容器包装リサイクル法/PRTR法)/エコロジーマークの理解/環境マネジメント/環境関連用語・略語の理解

[ 主任講師 ]

萩原 恒昭(はぎわら・つねあき)氏
 凸版印刷(株)法務本部法務部在籍。日本印刷技術協会で、知的財産権・契約関係の講師を務め、日本知的財産協会の著作権講座講師としても活躍。
【受講する方へのメッセージ】
 印刷会社が持続的に発展していくために、いまや法務マインドは欠かせません。受講により、応用のきく実践的な法律知識の習得が可能となります。