2022年8月に実施したDTPエキスパート認証試験の結果概要と講評を掲載する。
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「資格制度」カテゴリーアーカイブ
第58期DTPエキスパート認証試験合格発表予定日
2022年8月28日(日)に実施しました第58期試験の合格発表は、
10月27日(木)10:00~
当Webサイト上で行う予定です。
発表まで今しばらくお待ちください。
サービスマネジメントと電子帳簿保存法
ビジネス文書にまつわる法改正とメディアビジネスの関連について考えます。
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第21回東京障害者技能競技大会(東京アビリンピック)出場募集
令和4年度 東京障害者技能競技大会(東京アビリンピック)は、下記日程で開催されます。
開催日:令和5年2月18日(土)
参加申し込み期間:令和4年10月24日(月)~11月18日(金)まで
主催:独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構 東京支部
競技大会概要および出場者募集について、下記に掲載されています。
>第21回東京障害者技能競技大会(東京アビリンピック)
障害者技能競技大会(アビリンピック)とは
障害者が日頃培った技能を互いに競い合うことにより、
その職業能力の向上を図るとともに、企業や社会一般の人々が障害者に対する理解と認識を深め、
その雇用の促進を図ることを目的として開催するものです。
(主催者公式案内より引用)
印刷業界に関連のある競技として、
【DTP競技】が行われます。
過去の課題内容なども上記案内ページよりご覧いただけますので、
この機会にぜひご覧ください。
DTPエキスパートカリキュラムの変遷とその背景
DTPエキスパート認証試験は、『DTPエキスパートカリキュラム』にて規定された範囲に基づいて出題されている。DTPエキスパート認証制度創設時に第1版を発行して以来、13回の改訂を重ねており、最新版は2020年の第14版である。
カリキュラム発行の経緯
DTPが導入される以前の印刷物制作は、デザイン・写植版下・製版・刷版・印刷・製本加工と各工程が縦割りで、独立していた。従って工程ごとの専門家は多いが、総合的な知識を保有している者は少なかった。
つまり、文字部門の従事者は製版や印刷を知らず、印刷部門の従事者は文字や画像について詳しくないことがほとんどであった。
また、1990年代前半はPC自体が普及しておらず、DTPを構築・運営するためのコンピューターの知識がない人がほとんどだった。
国内でDTPが紹介されたころ、導入の最大のネックとなったのは、実は総合的な印刷知識を持つ人材が少ないことだった。そのため、導入の是非を判断することもできず、実際に運営することも難しいとされたのである。
JAGATは、DTPによる印刷物制作の普及には文字・画像・印刷、およびコンピューター知識を保有する人材育成が最重要と考えていた。そして、1993年に『DTPエキスパートになるためのカリキュラム』をまとめ、翌1994年に第一期DTPエキスパート認証試験を実施した。
初期のカリキュラムから現在までの変遷
1990年代の写真原稿はポジ入稿であり、製版スキャナーでCMYK分解する方法が一般的であった。また、ページデータはイメージセッターでフィルム出力し、PS版に焼き付けていた。このように、初期のカリキュラムには当時の製作工程が反映されている。また、コンピューター環境やDTPデータ関連の比率が大きく、全体の半分近い分量となっている。
二十数年を経て、印刷技術は大きく変化した。写真はデジタルデータ入稿となり、イメージセッターはCTP(プレートセッター)に置き換えられた。校正も大きく変化し、PDF校正やリモート校正・デジタル検版が普及した。また、印刷方式にデジタル印刷が加えられた。さらに、コンピューターやウェブ環境が日常的となり、セキュリティー・個人情報保護などの要素が増えたこと、印刷物を製作する目的はコミュニケーションであることなど、印刷技術と印刷ビジネスの進化が反映されている。
第2版カリキュラム 主要項目(1996.12)
[グラフィックアーツ]
プリプレス・印刷企画と編集・色・スキャニング・レタッチ・フィルム出力・印刷と刷版・後加工
[コンピューター環境]
ページネーションデータ・ハードウェア・OS・入出力・ネットワーク・画像処理・アプリケーション・システム設計
第14版カリキュラム 主要項目(2020.12)
[DTP]
印刷物・工程設計・DTP環境・契約・文字・画像・レイアウト・校正・PDF
[色]
光・色・カラーマネジメント
[印刷技術]
網点・プリプレス・プレス・ポストプレス・特殊印刷・デジタル印刷
[情報システム]
コンピューター・ソフトウェア・セキュリティー・個人情報保護・他
[コミュニケーション]
情報デザイン・グラフィックデザイン・マーケティングと印刷
2段階制となったDTPエキスパート
DTPエキスパート認証制度は、2020年3月より学科試験だけのDTPエキスパート、学科+実技試験のDTPエキスパート・マイスターという2種類・2段階制となった。
近年は営業・企画部門の受験者も増えており、学科試験だけのDTPエキスパートが創設された。DTPと印刷知識をバランスよく習得することができ、共通言語を理解することができる。
また、DTPエキスパート・マイスターは、デザインおよび印刷データ制作のエキスパートという人材像を想定している。ある程度の経験とデザイン技能が求められるため、何度でもトライできる2段階制となっている。
現在の印刷技術や印刷ビジネスに必要な知識・技能の習得、個々のスキルアップ、または人材育成の手段として、DTPエキスパートを活用してはいかがだろうか。
(資格制度事務局 千葉 弘幸)
英国印刷ビジネス最近のトピックを紹介
エリザベス女王の逝去、新首相の就任と、大きなニュースの続く英国について、最近の印刷ビジネスにまつわるトピックをいくつかご紹介します。
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コンテンツの遠隔利用を円滑にする著作権法改正
印刷ビジネス界定番の人材育成プログラムであるDTPエキスパート認証制度では、幅広く印刷関連知識を扱っています。認証制度カリキュラムの中から、コンテンツの著作権に関する最新情報をお届けします。
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8月28日開催第58期試験受験票発送
8月28日(日)に実施します第58期DTPエキスパート認証試験の受験票を発送しました。
受験申請時にご登録いただいた主連絡先ご住所あてに普通郵便にて発送しています。
万が一未着の場合は、8月17日(火)以降にJAGAT資格制度事務局までご一報ください。
なお、アップグレード試験の方の試験案内は、8月17日頃別途ご案内いたします。
8月28日エキスパート試験における新型コロナウイルス感染拡大防止対応
8月28日開催エキスパート認証試験受験者のみなさま 新型コロナウイルス感染拡大防止に配慮して実施します。
また、一部の試験会場では、来場時に検温を行います。時間には余裕をもってご来場ください。
皆様が安全に試験に取り組めるよう努めてまいりますので、ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします。
実施に関するご案内
- 当日入場前に検温をお願いする場合がありますので、時間には余裕をもってご来場ください。
- 試験当日まで、感染予防のために、マスクの着用、手洗い・うがい等に気を配り、体調管理に努めていただけますようお願いします。
- 試験日前に発熱・咳等の症状のある方は、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
- 試験当日は、マスクを着用してください。本人確認のために試験監督者が指示した場合は、一時的にマスクを外していただく場合がありますことをご了承ください。また、試験会場に消毒液を用意しますので、ご利用ください。
- 試験会場の座席につきましては、可能な範囲で通常より隣席との距離を取るようにいたしますが、ご出欠はあくまで受験者様にてご判断いただくようお願いいたします。
- 換気を行います。暑さ対策は各自ご用意いただけますようお願いします。
- 当日ご来場後、体調が悪くなられた場合は、無理をせず会場スタッフにお申し出ください。
- 試験中に咳等の症状が強く出ていらっしゃる場合は、ご退出いただく場合がありますことをあらかじめご承知おきください。
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- 感染予防のために、会場スタッフもマスク着用で対応いたします。
- ご出席にご不安を感じられる場合は、次回試験への振替を承ります。JAGAT資格制度事務局まで下記事項をメールにてご連絡ください。
【メール送信先】JAGAT資格制度事務局 expert@jagat.or.jp
- 【件名】2022/8/28試験振替希望
- 【記入事項】 ・受験番号 ・お名前
感染拡大を防ぐため、ご理解・ご協力いただけますようお願いいたします。 上記の対応に変更が生じた場合は、当Webサイト上に掲載いたします。
更新申請受付8/16まて延長
2022年9月実施更新試験の申請受付を延長します。
最終締切: 8月16日 23:59まで
申請手続きは、資格者サイトマイページより行なってください。
ご不明点がありましたら、JAGAT資格制度事務局までメールにてお問合せいただけますようお願いします。
JAGAT資格制度事務局メールアドレス: expert@jagat.or.jp