1月23日開催「DTPエキスパート学科ポイント解説」(オンライン講座)につきまして、
視聴用URLを1月22日10:15 各受講者様にメール送信しました。
(第1回1月16日開催分とは異なるURLとなりますのでご注意ください。)
当日投影資料は、同メールでご案内した資料ダウンロードページよりダウンロード取得いただけます。
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デジタル印刷ビジネスの対象となるものは、必ずしも大量印刷に最適なものばかりではなく、単純にオフセット印刷の代替手段と考えることはできない。例えば、ITやネットワーク技術を駆使した独自性のある提案、あるいは発注元にとって魅力のあるソリューションが求められている。
例えば、複数の書籍を1ジョブにして、同じロール紙上に連続して印刷し、シートカットした後、頁折り・製本・三方断裁して仕上げる。同一[A]の書籍や文庫本、コミックなどの場合、このようなジョブギャンギングを行うことで、[B]の印刷・製本と実質的な大量生産の両立が可能である。また、地域や販売会社ごとに扱い品目が異なる製品カタログ、パーソナルカタログなども、同様の仕組みが可能であり、近年は数多く実施されている。
家電製品やPC・モバイル関連製品の場合、半年から1年程度で後継機種が発売されることも少なくない。新製品が発売されると、旧機種のカタログ・パンフレットの在庫は不要になる。以前であれば、このようなカタログ・パンフレットは、ほとんどをオフセット印刷で大量に印刷し、倉庫に保管していた。そして、全国の販売店の要請に応じて発送していた。そのため、新機種が発売されると[C]されることになっていた。
現在は、メーカー側でカタログ・パンフレットの在庫管理・Web発注システムを構築し、最小単位でデジタル印刷を行い、発送する方式が増えている。つまり、[D]ソリューションであり、新製品の発売に伴うパンフレットの廃棄コストや倉庫代の削減効果、事務作業効率化などのメリットがある。1部当りの印刷費の多寡ではなく、印刷発注・在庫管理・発送・廃棄というトータル面で課題を解決する仕組みといえる。
[A] ①版型・用紙 ②価格 ③ページ数
[B] ①中間ロット ②小ロット ③大量生産 ④ロングラン
[C] ①中古販売 ②長期保管 ③再印刷 ④廃棄
[D] ①バージョニング印刷 ②Web to Print ③在庫レス ④マーケティング
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解答
[A]版型・用紙 [B]小ロット [C]廃棄 [D]在庫レス
※サンプル問題および解答は掲載時点(2025年3月)時点のものです。最新情報は、公式教材等でお確かめください。
現代のネットワーク社会では思わぬところからデータが漏洩する可能性があり、各々が高い意識を持ってデータを取り扱わなければならない。会社組織では、従業員などによるデータの持ち出しやノートパソコンの紛失などにも注意を払う必要がある。「個人のデータ流出による[A]侵害」、「企業機関の機密漏洩」、「コンテンツ流出による著作権侵害」などの恐れがあるためである。
ネットワーク環境でのデータの流出対策としては、流出させない技術の採用、データや情報(ファイル)を暗号化する、情報(ファイル)の流れを制御する、ユーザーに応じてできることを制限する、などが考えられる。例えば、データ内に電子透かしを入れる方法は、データが流出してしまった場合への対策として有効であり、[B]の保護に効果がある。
現在広く利用されている暗号方式の多くは、暗号化・復号のアルゴリズムが公開されており、復号に必要な秘密鍵を保持することで、データの機密性を確保している。秘密鍵のビット数が大きいと、[C]ことになり、実質的に解読が困難となる。2017年、ISOによって規格化されたPDF2.0では256bit AESの暗号化に対応している。
複製/再利用の容易さは、デジタルデータの大きな利点でもあり、欠点でもある。版権の盗用などを防ぐためにDRM(Digital Rights Management:デジタル著作権管理)を導入し、ユーザーごとに行える作業(保存や編集、印刷など)をパスワードによる認証方法で制限する方式もある。データの権利の利用や[D]ためのセキュリティー技術であり、運用も比較的簡単であり、一般のアプリケーションで開けないので、音声や画像、映像ファイルには比較的広く使われている。ただし、パスワードの流出などに対処できないため、サーバーでの認証によるユーザー管理などを検討する必要がある。
[A]①財産権 ②プライバシー
[B]①意匠権 ②著作権 ③商標権 ④所有権
[C]①暗号用公開鍵を一元管理する ②独自の暗号技術を保有する ③復号に必要な試す回数を増やす ④解除用の秘密鍵を管理する
[D]①回覧を制御する ②偽造を防止する ③流通を禁止する ④複製を制御する
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解答
[A]プライバシー [B]著作権 [C]復号に必要な試す回数を増やす [D]複製を制御する
※サンプル問題および解答は掲載時点(2025年3月)時点のものです。最新情報は、公式教材等でお確かめください。
スクリーニングとは、元々はフィルムや印刷版に網点を形成することである。現在では、電子的に網点イメージを生成し、CTPプレートに焼き付ける方法が主流である。つまり、[A]の印刷ながら、塗られる面積の大小で濃淡を表現することができる。写真や色などの再現性に優れ、大量印刷に適しており、オフセット印刷を支える技術の一つである。
代表的な網点方式の1つに、網点の大きさが一定で[B]を変えることにより濃淡を表すFMスクリーニングがある。網点が微細で、高精細な画像再現、彩度向上、インキ量削減効果が期待できる。配列に規則性がないため、網点同士の干渉モアレが理論的には起こらない。絵柄との干渉モアレも起こりにくい。ただし、網点が微細であるため、印刷が難しいという制約がある。
もう1つの代表的な網点方式は、網点間隔が一定で[C]で濃淡を表すAMスクリーニングである。ハイライト部から中間調、シャドウ部までトーンのつながりが均一で、安定した仕上がりが得られる。オフセット印刷では、主流の網点方式として普及している。しかし、異なる版の網点同士が干渉してモアレを起こすという欠点がある。そのため、通常はCMYKの版の網角度を変えることでモアレの発生を最小限にする。ただし、30度ずつ離れているCMK3版の網が重なると、絵柄によっては[D]が発生し、目立つ場合もある。
現在では、FMスクリーニングとAMスクリーニングの長所を兼ね備えた[E]方式も提供されている。
[A] ①2階調 ②100階調 ③256階調 ④連続調
[B] ①角度 ②面積 ③周長 ④密度
[C] ①個数 ②密度 ③網点の大きさ ④周波数
[D] ①ロゼットストーン ②ロゼットパターン ③ローラパターン
[E] ①ハイブリッド ②チェーンドット ③ラウンドドット
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解答
[A]2階調 [B]密度 [C]網点の大きさ [D]ロゼットパターン [E]ハイブリッド
※サンプル問題および解答は掲載時点(2025年3月)時点のものです。最新情報は、公式教材等でお確かめください。
人間が物の色を認識するには、「光」「物体」「視覚」があって成り立つ。太陽光をプリズムに通すと虹のような色の帯ができ、この色の帯を[A]に分けることを分光という。
人間の目で見える領域の光を[B]と呼ぶ。スペクトルを人間が色と認識するのは、この特定の波長が人間の網膜に刺激を与えて色として感じるためである。スペクトルは虹の見え方のように赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の順に並んでいる。これはそれぞれの波長の長さが違うために生じる現象で、光の中で最も波長の短い部分は[C]見え、長い部分は[D]見える。
人の視神経には、明暗だけに敏感で色は識別しない桿体細胞と、色を感じる錐体細胞とがある。錐体は含まれる物質によりRGBの各光に感度を持つ3種類に分かれる。各色に対応した錐体は[E]反応の仕方が異なるので、色知覚が狂いやすい。そのため、色評価には十分な明るさが必要である。
光が物体の表面に当たると、物体を構成する物質の種類や分子構造によってある波長域の光に[F]が起こり、それ以外の光が反射して目に入り色を感じる。このように光の[F]と反射で色を表現することを[G]という。
[A] ①ガモット分布 ②色温度 ③スペクトル(波長成分)分布 ④色度
[B] ①可視光線 ②不可視光線 ③7色光線 ④UV光線
[C] ①白く ②紫っぽく ③青く ④赤く
[D] ①紫っぽく ②黒く ③黄色く ④赤く
[E] ①薄暗いところで ②明るいところで ③周囲の温度によって ④騒々しいところで
[F] ①干渉 ②屈折 ③増幅 ④吸収
[G] ①加法混色(加色混合) ②減法混色(減色混合)
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解答
[A]スペクトル(波長成分)分布 [B]可視光線 [C]紫っぽく [D]赤く [E]薄暗いところで [F]吸収 [G]減法混色(減色混合)
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書籍を製作する場合、文字や図版を配置する基本的な枠組を一般に組体裁(くみていさい)と呼ぶ。組体裁の要素には、基本となる[A]、仕上りサイズと綴じ方向、版面、柱とノンブルの位置や体裁、段数と段間、文字サイズ、字詰め数、行数、行間などがある。日本語の書籍は、一般に[B]である。通常、1行の行長は[C]の整数倍に設定する。行送り方向の版面は、[D]値とする。
決定した版面や段組などの構造は可能な限り維持し、その領域内に各要素を配置する。しかし、例外もある。例えば、図版や表は版面の領域をはみ出すこともある。また、版面の先頭行に付く[E]や圏点は、行位置を維持するために版面の外側に配置する。
行位置は、原則として組体裁で決めた行位置に揃えて配置する。本文の文字サイズと異なる見出しなどを、決められた行位置を基準にその整数行の領域に配置することを行取りという。この方法によって、見出しが他の行に影響を及ぼすことを防ぐ。[F]などを行取りで配置することもある。
また、行の途中に2行以上となる注を挿入することを割注と呼び、決められた行位置に揃えて配置する。
行中の文字は、設計した文字サイズのとおりに配置できるとは限らない。全角でない文字・記号や欧文、[G]を挿入する、異なるアキをとる、行頭・行末禁則の処理を行うといったことがあり、微調整が必要となる。
[A]①組方向(縦組、または横組) ②ページ数 ③綴じ方
[B]①縦組は左綴じ、横組は右綴じ ②縦組は右綴じ、横組は左綴じ
[C]①行送り ②行間 ③字間 ④文字サイズ
[D]①文字サイズの行数倍に行間サイズの(行数-1)倍を加えた ②行送りの行数倍の ③行送りの行数倍から文字サイズを引いた
[E]①脚注 ②割注 ③ルビ ④スペーシング
[F]①数式 ②インデント ③字下げ
[G]①異体字 ②異なるサイズの文字 ③機種依存文字 ④修飾文字
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解答
[A]組方向(縦組、または横組) [B]縦組は右綴じ、横組は左綴じ [C]文字サイズ [D]文字サイズの行数倍に行間サイズの(行数-1)倍を加えた [E]ルビ [F]数式 [G]異なるサイズの文字
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マイスター認証導入とともに、実技試験の評価基準が変更となりました。 前回試験のレビューとともに、対策のポイントを解説します。
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(資料は講座中画面にも投影いたします。)
2021年3月14日(日)試験は、新型コロナ感染対策に万全を期したうえで予定通り開催いたします。
(厚生労働省の「技能検定の実施に関する新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン」に基づきます。)
なお、今後政府発出の要請等に変更が生じた場合は、対応を変更する場合がありますことをご了承ください。
体調にご不安がある・感染拡大が心配などの理由で受験を控えたい場合は
次回2021年8月開催試験へ振替いたします。
必ず試験当日までにJAGAT資格制度事務局までご連絡ください。
ご連絡がなく来場されない場合、または感染拡大に関連しないご自身のご都合で来場されない場合は、「欠席」扱いとなり次回への振替はできません。
悪しからずご了承ください。