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【資格採用企業インタビュー】人材の力と組織力で 総合的に顧客をサポート

『ものづくりとマーケティングプロモーション』をテーマとして掲げる株式会社光陽メディアは、企業としてエキスパート試験に10年以上の取り組み実績がある。人材育成の方針や課題について、取締役管理本部長 大塚 美世子氏にお話を伺った。

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大塚 美世子氏
株式会社光陽メディア
取締役管理本部長/コンテンツ制作部部長

貴社の事業傾向について変化はありますか。

当社の業務構成としては、出版・学参関連印刷物が多く、全体の約3~4 割を占めています。その他、商業印刷として販促チラシやポスターの製作、ウェブ制作などもコンスタントに行っています。

印刷を含めた売り上げは減少下降傾向にあります。その点は当社も例外ではないため、かなりの部分を占める印刷だけに頼らない事業展開を図っています。そうした中、お客様側からの要望としては、お客様の抱える困りごとへの対応が求められる傾向があります。

そのような事業傾向やお客様の変化を踏まえ、人材には何が求められていると思われますか。

広範囲の知識や対応力とともに、例えば営業職でいえば、お客様のどのような課題に対しても相談に乗れるような人間力というものが必要になっていることを感じます。そういう人材を育てようとしているのですが、すぐに育つわけではありません。ですので、各人材に知識を身に付けてもらうとともに、会社としての総合力・組織力を生かして対応しようという方向性をとっています。人材教育を経営の方針にしっかりと位置付け、営業、制作、製造現場を含めて課題を明確にして取り組むことを念頭においています。

また、DTP、ウェブ、印刷というそれぞれの部門が、おのおのの知識や技術力をもって、お客様の要望に沿うよう協力し合いチームとして応えられるような組織づくりに取り組んでいます。

企業として長年エキスパート資格に取り組まれていますが、どのように取り組みを開始されたのですか。

10年以上前になりますが、初めは会社としてというより、取得したい意欲のある人には勧めるというかたちで取り組み始めました。数回経過するうちに、会社全体として取得推進する方針となり、試験期ごとに対象者を決め、それらの社員に対して共同で研修会をやったり、社内で模擬試験を数回行ったりするようになりました。個人に任せるのではなく、会社として全職場共同で取り組むという方針で行い、累積合計で80 人以上の社員がエキスパート資格を取得しました。現在も取得したい人には支援をしたり、制作実務経験のない営業がDTP エキスパートを取得する際には実技試験のフォローをしたりしています。

また、お客様の要望の変化への対応力が求められる中、その基盤となる知識習得の必要性もあり、クロスメディアエキスパート取得も継続的に推奨しています。

教育手段の中で資格取得をどのように位置付けていますか?

DTP エキスパートにしてもクロスメディアエキスパートにしても、一過性のイベントではなく、さまざまな対応力の前提となる基礎知識、必須知識として社員全員に取得を推奨しています。資格取得のために専門用語を学ぶだけでも十分に意味があり、そうした基礎知識を身に付けていると実務での対応力も変わってきますので、推奨資格として位置付けています。

資格取得が実務に生かされていると感じる点、社員の変化を感じる点はどのような場面ですか。

取り組みを開始した頃は、社員側から負荷が大きいという声もありました。特にDTP については、実技の技術的なところでは苦労していたと思います。とはいえ実際に取得した社員は、自身の日常の業務の中で、習得した知識が血肉となって生かされていると感じているようです。会社としてカラーマネジメントへの取り組みを開始したときには、DTP エキスパートで勉強してきたことが実際に生きているという実感がありましたね。用語を覚えるだけではなく、その展開において社員自身の役に立っているという感触です。

DTP については、歴史をたどれば文字組から製版工程など膨大な技術の蓄積があるので、一度資格試験に合格したからといって全てが身に付くものではないし、日常的に触れるわけではない部分もあります。しかし、例えば高精細印刷がトレンドになってきた時には、DTPエキスパートで学んだスクリーン線数の知識などが必要になります。習得した知識の必要性を感じない時期もあるかもしれませんが、新たなトレンドが持ち上がり、かえって過去習得した知識が生きてくるということもあるのです。その意味で、印刷に関わり続ける以上、いつどこで必要となるか分からない知識をまずは網羅しておくことは重要だと思います。

またクロスメディアエキスパートについては、営業職など直接お客様の課題に触れる人には、取得を推奨してきました。組織として各部門協力してお客様の課題に対応するため、制作職の社員でも知識とともに対応力を広げる必要性があります。世の中の傾向はどんどん変化し、それに伴い新しい領域も増えています。

そういう面では、数年前に勉強したことと同じ勉強をしているだけでは追い付かない、対応できないことも出てきていて、大変だなと思います。お客様の困りごとを解決するにあたり、紙メディアに限らずさまざまなメディアを活用して解決していくという方向の中、クロスメディア資格や各種研修を併せて行い、複合的に人材育成をしています。それら全体の効果として、従来よりも対応力が上がってきているという変化を感じます。

ビジネス動向の変化の中で、印刷業界に求められていることはどのようなことと捉えていますか。

お客様側の変化として、お客様自身の事業の発展、売り上げや会員等の増加といった悩み、課題に対し、当社は何をしてくれるのか?という投げ掛けをされるようになってきました。以前であれば、そうした課題解決のためにチラシを作るという答えがあらかじめ出ていたうえで、ではどんなチラシを何部刷りましょうか?というのがお客様との打ち合わせ内容だったのですが、今では、そういった答えはお客様側から示されるのではなく、私どもでサポートできること、何をするのかをこちらから考えなければならない場面が増えてきました。印刷のことだけを考えていたのでは全く対応できないという点で、人材に求められる能力が変化していると思います。この点は、どのようなお客様についても共通している点です。

お客様からは、悩みや課題に対する総合的な提案を求められています。その際、私たちが解決方法を考えて、こういう方法はどうですか?という提案をするやり取りができなければなりません。例えば印刷なら、価格面では印刷通販が競合するわけですが、プロモーション業務への展開においては別の業界が競合として現れるわけです。新たな競合と対抗していかなければならないわけですから、のんびりしてはいられません。新領域を吸収しつつ、当社が培ってきたノウハウや技術面を生かしてどのようにお客様を総合的にサポートしていくかということが重要です。当社の場合長くお付き合いさせていただいているお客様が多いので、従来のやり方で馴れ合いになってしまう場面もあるかもしれません。そうではなくて、当社も変化しているということをアピールしていかなければならないと思っています。

出版物を作るにしても、早く安く作ってほしいという要望がお客様からあった場合、制作側に負荷のかかる方法で対応するという単純な捉え方ではなく、早く安くやるためにはお互いにどのように改善していくかをお客様側と一緒に考えましょうという話ができないと、要望に対する限界があります。例えばオンライン校正、オンライン入稿を使って効率化したり、校正回数を減らすための提案をしたりして、その結果安くできたね、というかたちで改善していかなければ、どちらにとってもメリットはありません。お客様にとってもメリットのあるような仕組みを作っていくことが大切だと思います。

取材・まとめ JAGAT CS部 丹羽 朋子
-JAGAT info 2019年2月号より転載-

クロスメディアエキスパート論述試験 提案書における重点ポイント

2019年3月17日(日)、第27期クロスメディアエキスパート認証試験が実施された。第2部の論述試験は、架空の企業に関する与件文を読み、顧客の課題を解決するコミュニケーション戦略の提案書を140分の制限時間内に作成するものである。

8ページほどの与件文には、ある企業の事業推移や市場環境、競合企業の動向などが記述されている。提案先企業の課題を適切に理解し、課題解決をおこなうコミュニケーション戦略を提案することが求められている。

出題テーマと内容

出題テーマは毎回、さまざまな分野が取り上げられている。近年のテーマは以下のようになっている。

・コインランドリーの機器販売、運営(26期)
・農産物直売所の運営(25期)
・ハウスウェディング事業(24期)
・マンションリノベーションの設計・施工(23期)
・知育玩具の製造・小売(22期)

新規事業や新たなサービス提供に際して、コミュニケーション戦略を模索しており、効果的なクロスメディア提案を求めている、という設定である。

今回(27期)のテーマは「オーダースーツを製造・販売する企業」という設定であった。

提案書作成における重点ポイント

提案書の採点においては、以下についての記述が重要視されている。また、これらのポイントは実務上でも有効である。

今後、取り組む際には、このような点に留意するとさらに完成度が上がるだろう。

(1)コンテンツ

Webサイト、冊子・フリーペーパー、チラシなどどのメディアを使用するにしても、どんなコンテンツを発信するかが重要である。

Webサイトの改定を行うのであれば、どのようなコンテンツを誰に向けて発信し、どのような効果を狙うのか。訴求力のあるコンテンツをどのようにして準備するのか。Webサイトの閲覧を増やすための施策は何か、というシナリオは必須である。

コンテンツの企画・編集、制作費用は適切かどうかも重要である。

(2)メディア選定理由が不明確

メディア選定理由を問う設問があり、なぜそのメディアが適しているかを回答することが求められている。つまり、メディアの特徴(長所・短所)を正しく認識し、それを活用しているかどうかが問われている。

(3)提案書の挨拶文

挨拶文であるため、分析・評論するような文体は避けるべきである。例えば、顧客の業績や状況に関する認識を表現する場合、リスペクト感が伝わるような記述が望ましい。

(4)提案内容は消費行動モデルを意識する

消費者・生活者の心を動かすには、消費行動プロセスモデルに即した方法が有効である。

インターネット時代に有効とされるAISASモデル(注意・関心・検索・行動・共有)やAISCEAS(注意・関心・検索・比較・検討・行動・共有)に即した施策は効果的である。また、SNSやコンテンツマーケティングの動向に即した消費行動モデル(SIPS、DECAX)も有効である。

提案書の施策説明として、消費行動プロセスにおける位置付けを含めることで、説得力を高めることができる。

さらに、採点基準にはリピートを促す仕組みがあるか(関心を高める)、双方向コミュニケーションがあるか(共有・拡散を促す)も含まれている。これらも加点ポイントとして意識する。

(5)コミュニケーション施策の全体設計と自社の強み

例えば3つの課題に対して、バラバラに施策を立て、それらを並列で実施するだけでは大きな効果を期待できない。全体設計があり、複数の施策の連係によって一つの目的に向かっていくような記述があると相乗効果も期待できる。施策のまとめとして、全体設計を示し、全体の流れや効果を記述すると良いだろう。

また、自社の強みをアピールすることも重要である。いくつもの提案の中から自社の提案を採用することが、もっとも適切で効果的であることを伝えなければならない。

(6)スケジュールと費用

スケジュールは費用算出の根拠ともなる。実務上でも、工数配分をベースに費用を算出することが多い。スケジュール上の規模感が、結果的に費用に反映されていると提案の妥当性が増すと言える。

例えば、企画・設計の期間や費用を適切に見込んでいるか、Webサイトの維持・改善の工数を見込んでいるかどうかなども、妥当性を示すポイントだと言える。

印刷物を使用する場合、原稿を受領してデザイン制作をするのではなく、印刷物の企画・原稿執筆・データ制作を含める必要がある。さらに、印刷・製本して納品することがゴールではなく、エンドユーザーへの配布方法や費用を見込む必要がある。

(7)競合他社との差別化

コミュニケーション施策において、提案先とその競合他社との差別化は、もっとも重要な項目である。「競合他社との差別化」のための提案と言い換えることもできるだろう。

すべての施策が、最終的に「競合他社との差別化」となる提案でなければ、採用されることにはならない。提案書の中で強調されていなければならないポイントである。

「デジタル×紙×マーケティング」のスキルとは

現在の印刷企業には、デジタルメディアと紙メディアの強みを組合せ、クライアントの課題を解決すること、つまり、「デジタル×紙×マーケティング」が求められている。

このようなビジネスを成功させるには、上記のような提案力を身に付けることは必須だと言える。

(研究調査部 千葉弘幸)

第51期DTPエキスパート実技試験提出締切

2019年3月17日(日)実施第51期DTPエキスパート認証試験(本試験)につきまして、実技試験提出を締め切りました。
お取り組みいただいた受験者のみなさまお疲れさまでした。
試験結果は、5月下旬に当Webサイトにて掲載予定です。

アビリンピック東京大会の試み

独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構東京支部では、「障害者が日頃培った技能を互いに競い合うことにより、その職業能力の向上を図るとともに、企業や社会一般の人々が障害者に対する理解と認識を深め、その雇用の促進を図ること」を目的として、東京障害者技能競技大会(アビリンピック東京大会)を開催している。

競技種目としては、パソコン操作からワード・プロセッサ・表計算等のオフィスソフトを駆使し正確な文書作成や効率の良い図表の作成を競うものから、喫茶サービス、ビルクリーニング、製品パッキング(デモンストレーション競技)等のサービス対応業務など、幅広い分野から選定されている。各競技とも、金・銀・銅賞の他、特に優秀な成績を収めた方や努力が著しいと認められた方には東京都産業労働局長賞が授与され、次年度全国アビリンピック大会の東京都代表選手として出場推薦の対象となる。

2013年度大会よりDTP競技が追加され、DTPにおける基本的技術および印刷用データ処理能力とともに、効果的な印刷物を制作する技能を問う競技を実施している。JAGATでは、東京大会でのDTP競技開始当初よりサポートを行い、課題の設定や採点ポイント、受賞者選考基準策定などの協力を行っている。

2018年度大会は、去る2月2日(土)小平市にある東京障害者職業能力開発校をメイン会場として開催された。DTP競技については、隣接する職業能力開発総合大学校に於いて競技者11名にて実施された。

大会会場  競技中の様子



約2時間の競技時間中に、支給素材を用いて指定の印刷物用データを制作するという競技となっている。今回は、『フードロス』問題をテーマとした啓蒙ポスターを制作する内容となった。競技では、デザイン性や印刷技能(各要素とも印刷に適したデータ処理がなされているか)等の点が問われる。設定されている印刷物の用途に適したデザインとなっているかという点では、配色や文字組版、レイアウトの構図など、同じ告知物であっても、手元で見るチラシと掲出されるポスターとでは異なるデザイン性が求められる。

提出作品では、短時間の競技であるにも係わらず、独自にアイコンを起こして紙面を特徴づけたり、支給画像素材の配置に工夫を凝らし訴求力を持たせたりと、DTPオペレーション作業に留まらない作品が何点も見られた。毎回の大会実施後アンケートでも、「DTP競技者の全体レベルが高く大変驚いた。」といった声が寄せられている。

競技終了後には即時選考が行われ、表彰会場にて多数の見学者が見守る中、全競技合同の結果発表と表彰式が行われた。

表彰式 優秀作品サンプル



大会会場では競技の他、点字・車いす体験や各福祉作業所等制作の物品販売、また国際アビリンピック関連映像上映の場などが用意され、障害を持ちながら社会参加する方々、またそうした方々を支援する活動が紹介された。さらに今回から、障害者雇用を検討する企業の担当者に理解を深めてもらう方法として、障害者雇用ミニセミナーおよび競技見学ツアーを行うなど、競技者の意欲的な取り組みとともに雇用の活性化を図る新たなプログラムも実施された。

こうした活動を通して、多様性のある働き方を推進する社会の拡がりに期待したい。

(CS部 丹羽 朋子)

オーダースーツ企業への企画提案

第27期クロスメディアエキスパート認証試験が2019年3月17日(日)に実施された。第2部の論述試験は、「オーダースーツを製造・販売する企業にコミュニケーション戦略を企画提案する」という設定であった。

オーダースーツを取り巻く市場環境

近年、紳士スーツ市場はたいへん厳しい状況になっているという。総務省の家計調査によると世帯当たりのスーツ関連(スーツ、ネクタイ、ワイシャツ)の年間支出は、ピーク時の1991年に2万5,000円を超えていたが、2016年には6,959円と30%以下のレベルとなっている。
生産年齢人口の減少やクールビズの浸透、ビジネスウェアのカジュアル化など、さまざまな原因が指摘されている。

その一方でオーダースーツに参入する企業が増えている。以前は高級品が中心であったが、近年では既製服と同等の価格で高級感やフィット感が得られる製品が増えており、人気が高まっている。

2018年には、大手ファッション通販サイトがオーダースーツビジネスに参入し、話題となった。自宅で採寸用のニットスーツを着用し、スマホで撮影するだけで3Dの体型データが保存され、オーダーできるというものである。

格安オーダースーツから新ブランド創設へ

与件として設定されていたのは、かつて大手百貨店のオーダー部門のスーツ製造に特化していた企業である。早くから中国に製造拠点を立ち上げ、アパレル用のCAD/CAMを活用して効率化を実現していた。

百貨店の破たんによって経営危機に陥ったが、格安のオーダースーツ直販ビジネスに切替えることで再建を果たしたとされている。

しかし、大手紳士服チェーンを始めとしてオーダースーツ参入業者が増え、競合が激しくなったため、より高級感のある新ブランドを創設した、という設定である。

大学生を始めとした若者や女子向けに新ブランドを浸透させるには、どのようなメディア、コンテンツを用意すべきか。SNSや動画配信を通じて双方向コミュニケーションを実現するには何をすべきか。会員登録促進のため、どのような施策を講じるのか。イベントを開催し、集客や認知を広める方法など。
クロスメディアエキスパートの論述試験では、これらを提案書としてまとめることが求められる。

アパレル業界やスーツ市場の専門知識があるかどうかではない。
与件から当該企業の課題を読み取り、対象を絞り込んで訴求できること、どのメディアにどんなコンテンツを用意するか、どのような手法で発信し、ファンを育成するのか、適切なスケジュールと費用を提案書としてまとめることが求められている。
そして、最終的に課題を解決できるコミュニケーション戦略となっているかどうかが問われている。

「デジタル×紙×マーケティング」のスキル とは

現在の印刷企業には、デジタルメディアと紙メディアの強みを組合せ、クライアントの課題を解決すること、つまり、「デジタル×紙×マーケティング」が求められている。
これを実践するスキルを磨くには、何よりも経験が重要である。実践経験なしに、このようなビジネスを推進することはできないだろう。

しかし、基礎的なマーケティング知識や企画提案の考え方を身に付け、将来的に「デジタル×紙×マーケティング」プロジェクトのリーダーとなるには、クロスメディアエキスパート認証試験を通じて得られるものも多い。

(研究調査部 千葉弘幸)

クロスメディア 記述試験 【過去問題と解答例】

更新試験開始のご案内

本日より更新試験を開始しました。

更新申請された方々には、3月29日(金)ご登録メールアドレス(自宅)あてに試験専用サイトへのログインパスワードをご案内しております。

未着の場合は、下記いずれかの方法でパスワードを入手してください。

試験専用サイトログイン画面の「パスワードをお忘れですか?」より自動取得

ログイン画面の「パスワードをお忘れですか?」から、IDおよび受験申請時に申請されたご自宅メールアドレスを入力いただくと、パスワードを自動再通知いたします。 IDは、エキスパートIDと共通です。 

※試験専用サイトへのログインパスワードは、エキスパートWeb基本台帳のパスワードとは異なりますのでご注意ください。

○上記で解決しない場合は、サポート窓口までお問い合わせください。

CBT 方式試験のシステムや取り組み方に関するお問い合わせ
株式会社 イー・コミュニケーションズ サポート窓口
TEL 03-3560-3905 E-MAIL cbt-support@e-coms.co.jp
受付期間:試験期間内のみ対応 受付時間:平日10:00~17:00
制度内容に関するお問い合わせ
公益社団法人 日本印刷技術協会 資格制度事務局
TEL 03-3384-3115 E-MAIL expert@jagat.or.jp

第51期実技試験課題A支給素材訂正

第51期試験受験者各位

【課題A支給素材訂正】
実技試験サイト上からダウンロードいただく支給素材データについて、 課題制作の手引きに示しているものと異なっていることが判明しました。

訂正個所:
A課題制作の手引き8ページに記載の「photo_1.tif 」 と支給素材データ「photo_1.tif 」 が異なっている。

3月25日(月)16:43時点で正しい素材データに差し替えましたをお知らせします。

なお、すでにデータをダウンロードのうえ制作を進めていらっしゃる方については、差し替え前の素材データのまま進めていただいても採点上不利になることのないよう対処いたしますのでご安心ください。


JAGAT資格制度事務局

新たな仕事にチャレンジしながら自分を成長させる

産業用ロボットメーカーの広告宣伝業務に長年携わってきた水野雪氏は、実業務を通した自らの成長を次の新たな業務に生かしながら、多様な経験を積んできた。成長のプロセスに資格取得をどのように活用されたかをはじめ、自律的なキャリアの蓄積と展開について、お話を伺った。

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【資格者インタビュー】水野 雪氏 株式会社C.C. デザイン

これまでのお仕事の経歴や現在の状況についてお話しください。

(株)安川電機にて、中国事業の立ち上げ支援業務などを経て、社内CS 推進業務を担当していました。当初は事務職ではありましたが、社内広報、宣伝活動を通して、社内イントラなどの業務知識を身に付けました。その後グループ会社の広告代理店である安川オビアス(株)へ出向となり、約12 年間にわたり、広告、情報誌、カタログ、ウェブなどの企画・編集・デザイン制作の業務に携わりました。

2015年に都内のPR 会社に転職し、クリエイティブディレクターとして主にウェブ広告やPR を中心に仕事の幅を広げ、2017 年にフリーランスとしての活動を開始しました。

昨年には(株)C.C. デザインとして法人化し、広告・宣伝物の編集、デザイン制作やイベントの開催など、企画・PRを中心に活動しています。

さまざまな資格にチャレンジしていますが、どのような経緯からですか。

常に新しい仕事や、自分のレベルより少し難易度が高めの仕事に手を挙げてチャレンジするようにしてきました。

会社員時代は、新たな業務に取り組むには、まずはOJT で先輩や上司に教えていただきながら仕事をしてきました。そうして何らかの壁にぶつかったり、それをクリアしたりという経験をしていると、それらの業務について体系的に学びたいと思うようになります。そのように仕事をしながら学びたいテーマが定まってきたら、関連の資格を利用して全体像を把握しながら勉強するという方法をとってきました。実務に関連して既にさまざまな疑問や質問点を持って資格取得に臨んでいるので、吸収しやすく身に付きやすいように思います。

例えば広告の案件を単発で制作しているうちに、マーケティングやメディア、広告手法、効果測定などを全体的に理解する必要を感じるようになり、上司の推薦で関連講座を学習し、BtoB 広告マスターを取得しました。

また日々の編集制作を担当している中、著作権などの問題によく出会いました。当初は一つ一つ調べたり、上司に確認相談したりしていましたが、法律の全体像を把握することが不可欠だと思い、会社の推奨資格でもあった著作権検定を受けました。

こうして学習と実践を繰り返すことによって、仕事も徐々にお客様への提案型スタイルに変わりました。お客様に喜んでいただけたことで、さらに仕事を任せていただけるような良い循環につながりました。

資格試験の合格は目的ではなく、むしろプロとして仕事をするうえでのスタートラインだと思っています。資格を取得すると自分に自信がつきますし、こうした経験を積み重ねていくことで、本来の意味での成長ができるのではないかと思います。

勉強する方法は人それぞれですが、人生は長く、時代はどんどん変わっていきます。新しいものを吸収していかなければついていけなくなりますから、学び続けることは当然のことだと思っています。

資格で習得したことがご自身の実務に生きていると感じるのはどのような点ですか。

クロスメディアエキスパート認証試験を初めて受けた時は合格には至りませんでしたが、私にとっては、この試験を受けたことそのものに大きな意味がありました。というのは、論述試験で試される課題抽出と解決のための施策立案という考え方は、この試験で初めて触れた捉え方であり、大変刺激になったからです。課題に対するアプローチの仕方を知ったことで仕事への向き合い方が変わり、よりよい仕事につながるようになったと思います。この時の受験料は、仕事の仕方、捉え方を知るための授業料よりも価値のあるものだと思ったほどです。

今では、全ての仕事は「問題もしくは課題を解決すること」だと捉えて臨んでいます。さまざまな勉強を続けることで、解決のツールを増やすことができると思っています。

クロスメディアエキスパート資格の学習教材は、実業務にあたる際、今でも振り返って参考にすることもあります。会社員時代は、企業規模の大きいプロモーション業務の中の一部を担当するというパターンが多かったのですが、独立後は中小規模企業のプロモーションを総合的に提案する機会も増えてきました。そういった場面での企画提案については、クロスメディアの論述試験で学んだことが大いに役立っていると思います。

さまざまな領域に意欲的に取り組んでいらっしゃいますが、その秘訣は何ですか。

自分はお客様に鍛えられ、育てられてきたと思っています。業務知識がないとお客様からのニーズに応えられないため、勉強せざるを得ない状況となります。それを乗り越えると、お客様からの信頼につながり、次の依頼が来るということが何度もありました。自ら自身の現状よりも少し高めのレベルの仕事に手を挙げ、お客様からチャンスをいただき、その対応をしながら業務の幅を広げる、という繰り返しにより、強くなってきたように思います。

例えば安川電機時代は、主力商品である産業用ロボットの商品紹介制作物を作ることもあったのですが、最初は技術者の説明が理解できずにいました。私の仕事は商品を知ってもらえるような案内物を作ることですから、人に知ってもらうためにはまず自分が商品を理解しなければなりません。「自分が理解することで誰にでも分かりやすい内容での商品紹介をする」という目標を立て、どんどん自分から技術知識についても調べ、また社内の技術者にもよく質問するようになり、その結果社内外から「案内物の内容が良くなった」と評価をいただきました。常に自身の力と現実の間にあるギャップを課題として認識し、それを埋めるために勉強するようにした結果、学ぶこと自体も面白く思えてきましたし、お客様にも認めてもらえるようになったのだと思います。

最近では、ある企業のカタログ制作を受注したのですが、その仕事の展開として商品パッケージ自体のデザイン制作の依頼をいただきました。実はパッケージ制作の経験はないのですが、これもさまざまな方法で学びながら、取り組んでいるところです。

もともと自分をアピールしていくタイプではないので、特に独立後は周囲の方との関係作りや人脈によって仕事が軌道に乗ってきた面も大きいと思います。

ご自身の現在の課題は何ですか?

業務進捗管理や制作時間管理、価格設定などの数字に関わる面が、今後の課題だと思います。

会社員時代は、価格テーブルやある程度の費用感などが取引の前提としてあったので、あまり意識しなくても仕事ができたのですが、独立後はより「時間」「コスト」といった数字の意味を理解し、意識するようになりました。また以前は、会社にいるだけでも情報が自然とインプットされました。独立後は、自らアンテナを張ってセミナーや勉強会に参加し、見識を広げる努力をしています。

そういったこだわりと数字意識を持ちながら、プロジェクトを捉えていけるようにしたいと思っています。

取材・まとめ JAGAT CS部 丹羽 朋子
-JAGAT info 2019年2月号より転載-

3月17日(日)実施試験受験票発送

2019年3月17日(日)に実施いたします下記試験の受験票を発送しました。(受験申請時に指定いただいた連絡先ご住所あて普通郵便発送)

  • 第51期DTPエキスパート認証試験
  • 第27期クロスメディアエキスパート認証試験

受験当日のご案内を下記に掲載しておりますので、併せてお読みください。

DTPエキスパート認証試験 受験上のご注意

クロスメディアエキスパート認証試験 受験上のご注意

なお、3月11日(月)を過ぎましても受験票が届かない場合は、JAGAT資格制度事務局までご一報ください。代わりの受験票を発行いたします。

JAGAT資格制度事務局
e-mail: expert@jagat.or.jp
tel: 03-3384-3115

2019年4月実施更新試験申請期間延長

2019年4月に実施します更新試験の申請期間を
~3/8(金)23:59まで
延長いたします。

更新対象者で更新ご希望の方は、上記期日までに

  • 受験料のお振込み
  • 基本台帳よりの更新申請操作

を必ず完了いただけますようお願いいたします。

申請および更新試験について詳しくは、下記よりご覧ください。
DTPエキスパート認証更新申請方法のご案内
クロスメディアエキスパート認証更新申請方法のご案内