DTPエキスパートカリキュラムは、2年に一度改訂を行っています。
このたび、改訂第15版を公開しました。
詳細は、下記よりご覧いただけます。
PDFファイルでのご提供を行っています。
ご要望の際は、下記資料請求フォームよりお申込みください。
DTPエキスパートカリキュラムは、2年に一度改訂を行っています。
このたび、改訂第15版を公開しました。
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DTPエキスパート認証試験に向けて、学科ポイント解説による対策講座を開催します。本講座は、2022年12月改訂DTPエキスパートカリキュラム第15版に対応しています。 続きを読む
DTPエキスパート認証試験の試験範囲『DTPエキスパートカリキュラム』は、2年ごとに全体を見直し改定版を発行しています。
12月発行に向け現在改訂作業を行っている第15版の概要をお伝えします。 続きを読む
第58期更新試験合格者のみなさま
新しい認証証の送付が完了しました。
1週間以内に届かない場合は、JAGAT資格制度事務局までご一報ください。
第58期認証試験受験者のみなさま
結果通知(成績表)の送付が完了しました。
【合格者のみなさまへ】
※更新試験合格者の方への新しい認証証は、11/16発送の予定です。
今しばらくおまちください。
2022年8月に実施したDTPエキスパート認証試験の結果概要と講評を掲載する。
続きを読む
2022年8月28日(日)に実施しました第58期試験の合格発表は、
10月27日(木)10:00~
当Webサイト上で行う予定です。
発表まで今しばらくお待ちください。
ビジネス文書にまつわる法改正とメディアビジネスの関連について考えます。
続きを読む
令和4年度 東京障害者技能競技大会(東京アビリンピック)は、下記日程で開催されます。
開催日:令和5年2月18日(土)
参加申し込み期間:令和4年10月24日(月)~11月18日(金)まで
主催:独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構 東京支部
競技大会概要および出場者募集について、下記に掲載されています。
>第21回東京障害者技能競技大会(東京アビリンピック)
障害者技能競技大会(アビリンピック)とは
障害者が日頃培った技能を互いに競い合うことにより、
その職業能力の向上を図るとともに、企業や社会一般の人々が障害者に対する理解と認識を深め、
その雇用の促進を図ることを目的として開催するものです。
(主催者公式案内より引用)
印刷業界に関連のある競技として、
【DTP競技】が行われます。
過去の課題内容なども上記案内ページよりご覧いただけますので、
この機会にぜひご覧ください。
DTPエキスパート認証試験は、『DTPエキスパートカリキュラム』にて規定された範囲に基づいて出題されている。DTPエキスパート認証制度創設時に第1版を発行して以来、13回の改訂を重ねており、最新版は2020年の第14版である。
DTPが導入される以前の印刷物制作は、デザイン・写植版下・製版・刷版・印刷・製本加工と各工程が縦割りで、独立していた。従って工程ごとの専門家は多いが、総合的な知識を保有している者は少なかった。
つまり、文字部門の従事者は製版や印刷を知らず、印刷部門の従事者は文字や画像について詳しくないことがほとんどであった。
また、1990年代前半はPC自体が普及しておらず、DTPを構築・運営するためのコンピューターの知識がない人がほとんどだった。
国内でDTPが紹介されたころ、導入の最大のネックとなったのは、実は総合的な印刷知識を持つ人材が少ないことだった。そのため、導入の是非を判断することもできず、実際に運営することも難しいとされたのである。
JAGATは、DTPによる印刷物制作の普及には文字・画像・印刷、およびコンピューター知識を保有する人材育成が最重要と考えていた。そして、1993年に『DTPエキスパートになるためのカリキュラム』をまとめ、翌1994年に第一期DTPエキスパート認証試験を実施した。
1990年代の写真原稿はポジ入稿であり、製版スキャナーでCMYK分解する方法が一般的であった。また、ページデータはイメージセッターでフィルム出力し、PS版に焼き付けていた。このように、初期のカリキュラムには当時の製作工程が反映されている。また、コンピューター環境やDTPデータ関連の比率が大きく、全体の半分近い分量となっている。
二十数年を経て、印刷技術は大きく変化した。写真はデジタルデータ入稿となり、イメージセッターはCTP(プレートセッター)に置き換えられた。校正も大きく変化し、PDF校正やリモート校正・デジタル検版が普及した。また、印刷方式にデジタル印刷が加えられた。さらに、コンピューターやウェブ環境が日常的となり、セキュリティー・個人情報保護などの要素が増えたこと、印刷物を製作する目的はコミュニケーションであることなど、印刷技術と印刷ビジネスの進化が反映されている。
[グラフィックアーツ]
プリプレス・印刷企画と編集・色・スキャニング・レタッチ・フィルム出力・印刷と刷版・後加工
[コンピューター環境]
ページネーションデータ・ハードウェア・OS・入出力・ネットワーク・画像処理・アプリケーション・システム設計
[DTP]
印刷物・工程設計・DTP環境・契約・文字・画像・レイアウト・校正・PDF
[色]
光・色・カラーマネジメント
[印刷技術]
網点・プリプレス・プレス・ポストプレス・特殊印刷・デジタル印刷
[情報システム]
コンピューター・ソフトウェア・セキュリティー・個人情報保護・他
[コミュニケーション]
情報デザイン・グラフィックデザイン・マーケティングと印刷
DTPエキスパート認証制度は、2020年3月より学科試験だけのDTPエキスパート、学科+実技試験のDTPエキスパート・マイスターという2種類・2段階制となった。
近年は営業・企画部門の受験者も増えており、学科試験だけのDTPエキスパートが創設された。DTPと印刷知識をバランスよく習得することができ、共通言語を理解することができる。
また、DTPエキスパート・マイスターは、デザインおよび印刷データ制作のエキスパートという人材像を想定している。ある程度の経験とデザイン技能が求められるため、何度でもトライできる2段階制となっている。
現在の印刷技術や印刷ビジネスに必要な知識・技能の習得、個々のスキルアップ、または人材育成の手段として、DTPエキスパートを活用してはいかがだろうか。
(資格制度事務局 千葉 弘幸)