近刊 『印刷産業経営動向調査2015』 には「○年ぶり」に好転という表現が目立つ。印刷経営を巡る状況は悪化や低下を示す指標ばかりではなくなってきた。まさに転換点にある。 続きを読む
「印刷経営」カテゴリーアーカイブ
電子販促と動画制作の導入が進む
「JAGAT印刷産業経営動向調査2014」より新技術、サービスの導入状況、満足度、導入意向を紹介する。 続きを読む
印刷メディアの潮目に変化の兆し
増税、円安、株高、物価高といったマクロトレンド変化は、金融危機以降の印刷メディアの長期トレンドにも与え始めたようだ。客観的にどのような変化の兆しが見られるのか、各種指標から考察する。
中小印刷会社の業績開示を考える(後編)
中小零細印刷会社は従業員への経営状況の開示をどのように考えるべきか。業績を高めるための経営状況の開示について、過去5年の調査結果から考える。 続きを読む
中小印刷会社の業績開示を考える(前編)
中小零細印刷会社は従業員への経営状況の開示をどのように考えるべきか。業績を高めるための経営状況の開示について、過去5年の調査結果から考える。 続きを読む
自社と高収益社を比べよう「JAGAT 印刷産業経営力調査」
■儲かっている印刷会社と比較するために
JAGATは、「印刷産業経営力調査」を30数年にわたり実施してきた。目的は、より良い印刷経営のあり方を明確にし、会員社にフィードバックすることにある。従って、公的機関の行う通常の調査と異なり、設備と戦略に関する設問もあることが特徴だ。要するに儲かっている印刷会社の経営の形を調べる調査なのである。
■儲かっている印刷会社の共通点
業績と戦略の相関性を同時に調べ、業績の良い会社に共通する戦略を調べれば、業績を良くする法則が浮かび上がる。印刷経営を大きく左右する設備投資に関するデータも提供できる。利益は行動の結果であり、行動は戦略や思考の結果だから、儲かっている印刷会社の行動や思考の共通点を分析すれば儲け方がわかるのである。
■儲かっている印刷会社は「なぜいい顧客を持っている」のか
カイゼンのためには「『なぜ』を5回繰り返せ」という。業績を改善するには原因の原因である真因を突き止める必要がある。好業績企業の行動を表面的に真似して利益が増えるなら簡単だが、そんなわけはない。よく、 「あの会社がいいのはいい顧客を持っているから」と耳にするが、これでは「いい顧客を持っている」理由を説明できない。好業績企業の戦略や思考まで踏み込んで考え、自社の戦略や思考法まで遡って見つめ直すことが必要だ。
■レポートを読み、診断を受け、報告会で聞き、自社の経営に活かす
「いい会社」は、なぜ「顧客に選ばれている」のか。なぜ「良い顧客と付き合い続けられている」のか。「JAGAT印刷産業経営動向調査」に参加して、回答する過程で自問し、調査結果を読み、簡易診断を受け、調査報告会で聞くことで、自社の経営に役立つヒントをたくさん得ることができる。
■前回調査結果にみる好業績印刷会社
サービス業的、情報業的な志向が強く、投資は設備より人材に向かい、教育ではITを重視することがわかった。売上高構成比をみると、従来型印刷ビジネスではない「その他」に分類される売上高が平均的企業より多い。ワンストップサービスを追求した結果、派生的に生まれたビジネスが主軸に育って収益源となっていると考えられる。営業ではナレッジを、生産では技術を、経営では資本利益率を重視する経営者が多い…など。
■回答するには?
回答はJAGAT会員の特典です。2013年3月現在、お手元に調査票がない方は、
JAGAT経営力調査担当までご連絡ください。
TEL:03-3384-3113 藤井・小林、03-3384-3411花房まで。
■2015年調査の概要(現在実施中の2014年に関する調査)
調査名:JAGAT印刷産業経営動向調査
調査票の発送 :2015年3月上旬
回答期限 :2013年4月15日(現在回答受付中)
設問:①業績 ②戦略 ③設備
フィードバック :2015年7~8月予定
■回答社の特典
①報告書「JAGAT印刷産業経営動向調査」の進呈
②回答社の経営指標チャートの作成
③貴社の業績・指標推移レポートの作成
④貴社の課題・戦略リストの作成(以上、8月予定)
⑤調査結果報告会への招待(8~9月、東京・大阪)
■経営力調査に関する過去の各種レポート
・JAGAT印刷産業経営動向調査2014
・印刷会社の経営と戦略、そして設備と投資スタンス2014
・業績と戦略の相関、業績の良い印刷会社は何を考えているか2014
(JAGAT 研究調査部 藤井建人)
2015年の印刷市場、そしてインバウンド
円安・株高・増税・原油安・物価高・外国人客増…。現在、このような数十年に一度単位の潮流変化が一度に押し寄せている。印刷ビジネスにはどのようなプラス面とマイナス面があるか。潮目を迎えた印刷市場内の需給バランス構造変化なども含め、2015年の印刷ビジネスを考える。
印刷会社は成長するインバウンド市場とどう向き合うか
訪日外国人旅行者が史上最高を更新、インバウンドで沸き立つ業界が現れ始めた。インバウンドの課題を、印刷会社はコミュニケーションサポート業として、地域活性の延長線上としてチャンスにできるのか。先進的に取り組む印刷会社2社と流通1社の3社に聞く。
『THIS POINT FORWARD』を出版する
JAGATでは昨年(2014年)ずっとJoe Webb博士の「未来を破壊する」について考えてきたが、この度Webb博士の最新刊である“THIS POINT FORWARD”を出版することになった。 続きを読む
インドと日本の印刷交流のために
国際的に印刷市場を見ると、ほとんどの国は古くから近隣の国との印刷業務の交流をしており、印刷の国際化は当然のことになっている。 続きを読む