印刷会社のP/L,B/S、戦略、投資、需要など、あらゆる角度からデータで考察するJAGAT印刷産業経営動向調査2022の分析が進む。コロナ禍2年目の印刷経営の全容が見えてきた。かつてない、価値観の変容を伴うような変革の気配が感じられる。
印刷会社のP/L,B/S、戦略、投資、需要など、あらゆる角度からデータで考察するJAGAT印刷産業経営動向調査2022の分析が進む。コロナ禍2年目の印刷経営の全容が見えてきた。かつてない、価値観の変容を伴うような変革の気配が感じられる。
1月の売上高は+2.9%。9月以来、4カ月ぶりのプラス。大阪圏を除く全地域で売上高が上向いたが、内訳を見ると消費増税による反動減の影響が抜けた会社と、影響が深刻に続く会社に大きく二分されている。
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12月の売上高は△1.3%。増税を機に10月から3カ月連続のマイナス。下げ幅の△1.3%は3カ月で一番小さいが、12月の平日日数が前年より1日多かったことを考えれば、実質的に5%以上の落ち込みであったと見た方がいい。 続きを読む
10月の売上高は△2.7%、9月に消費増税前の駆け込み需要が膨らんだ反動減と、台風19号・21号の影響を受けた。 続きを読む
9月の売上高は+20.4%、調査史上最高の伸び率を記録。昨年は西日本豪雨、台風、北海道地震など相次ぐ天災の影響で大きく落ち込んだことによる反動増に、消費増税前の駆け込み需要が加わり、さらには平日の日数が昨年より1日多かったことによるカレンダー要因も加わったことがある。 続きを読む
8月の売上高は+0.4%、18年7-8月以来の2カ月連続プラス。昨年は豪雨などの影響で大きく落ち込んだ反動増があり、西日本主導で売上高が伸びた。一方で首都圏が4カ月連続のマイナスになるなど東日本が振るわない。 続きを読む
7月の売上高は+3.4%、3カ月ぶりのプラス。平日(21日)が昨年より1日多かったカレンダー要因が影響している。冷静に見れば営業日が5%増えたにも関わらず売上高は3.4%増だったため、同基準対比なら実質的には1.6%減であったと考えられる。 続きを読む
6月の売上高は△0.6%、2カ月連続のマイナス。売上高はほぼ前年同水準の微減程度だが、受注件数が2カ月連続6%以上の大きな落ち込みになり、先行きへの懸念がやや深まる。 続きを読む
5月の売上高は△1.7%、2カ月ぶりのマイナス。4月は10連休前の駆け込み需要が売上高を押し上げたため、5月はその反動減があった。4月と5月を合わせると通算0.4%増であり、差し引きで見れば表面的な売上高は決して悪くはない。価格の上昇傾向も売上高を押し上げる方向に働いている。 続きを読む
4月の売上高は+1.9%。昨年4月は+0.1%と前年同月が高かったにも関わらずプラスとなったことは、体感的には数字以上の繁忙さだったと思われる。用紙調達難による需要減もあったが、大型連休前の駆け込み需要が上回った。用紙価格の転嫁、印刷の価格修正も一定程度ながら受け入れられ、表面的な売上高を押し上げた面もある。 続きを読む