TPMに取り組むプロセスの中で人が育ち、その人材によって現場が変わり、結果として継続的に利益を生み出せる企業体質になるという。 続きを読む
「研究調査」カテゴリーアーカイブ
DTPエキスパートの目指してきたもの
DTPエキスパート認証試験は1994年3月に第1回がスタートし、今回2015年8月30日の試験で第44回目を迎えるまでになった。 続きを読む
疑問符と感嘆符の組版処理
日本語組版とつきあう その48
マーケティングオートメーションに注目しよう
JAGAT の印刷研究会ではマーケティングオートメーションを具体化するべく専門家ともコンタクトしている。マーケティングオートメーション大手のマルケトを例に説明してみたい。マルケトは米国のカリフォルニア州サンマテオに本社を置く、典型的なシリコンバレー型IT 企業である。
メールツールを発展させてWeb 技術を磨いてきたのだが、基本はエンゲージメント・マーケティングということを基本にしている(図1)。
エンゲージメントとは契約とか婚約という意味だが、各クライアントのニーズを具現化して、より緊密に絆(キズナもエンゲージメントと呼ばれている)を作り、営業実績を上げていくというマーケティングプラットフォームを開発している。要するにマスマーケティングからエンゲージメント・マーケティングへということである(図2)。
個人によって要求は異なるが、年齢層によってマーケティング目的も「即、購買に結びつけたいのか?」「ファンにするのか?」「買い換え需要やライフ様式の変化に応じて更新するのか?」など、さまざまである。
こういう素養を印刷業としては持っておくべきだろうし、印刷発注者はこれらの素養を活用することで、顧客と一生の付き合いが生まれやすくなるものである。
印刷業会社もこのようなことを行って、顧客との長い付き合いを発展させてきたのだから、そんなノウハウを自社の営業に生かすことをやって良いと思う。印刷会社がエンゲージメント・マーケティングのアプローチで現実なのはDM だが、小ロットの特化カタログ(ブローシェ)やパンフなども有効だろう。
(『JAGAT info』2015年6月号より JAGAT 専務理事 郡司 秀明)
新しいマーケティング領域に向かって
世の中がマスマーケティングから非マスマーケティングに向かうとしたら、マーケティングと関わってきた印刷ビジネスも変わらざるを得ない。 続きを読む
次世代の動画圧縮技術
次世代の高精細テレビ放送として、4K や8K の実用化が注目を集めている。高精細化を推進するにはハードウェアの進化だけでなく、圧縮技術の標準化や普及が不可欠である。 続きを読む
多書体の表現でメッセージや感性を伝える
*印刷物でタイトルや小見出し、本文にどんな書体を使うかは、重要なデザイン要素の1つである。書体は印刷物の顔であり、メッセージを伝える声のようなものなのだ。
マーケティングオートメーションと 印刷業界
ここ数年、JAGAT ではアメリカの著名な印刷コンサルタントであるジョー・ウェブ博士の著述や主張を取り上げ、それについてJAGAT なりの意見を織り込んで、皆さんと議論してきた。 続きを読む
WebToPrintの普及で注目を集める「PrintTalk 1.5」がリリース
CIP4は2015年7月14日に、印刷物の電子的な受発注に使われる標準規格であるPrintTalkのバージョン1.5をリリースすると発表した。プレスリリースの内容を紹介する。
印刷業定点調査 各地の声(2015年4月度)
4月の売上高は+5.7%と高い伸びになった。