印刷業界動向、電子書籍、デジタル印刷など『印刷白書2014』からトピックを解説します。特別講演として経営コンサルタントの小林啓倫氏に「消費者視点からのメディアデザイン」についてお話しいただきます。
「テキスト&グラフィックス部会」カテゴリーアーカイブ
3D立体印刷のススメ
レッドオーシャン真っただ中のコスト競争の印刷ビジネスから、他社に真似のできない印刷ビジネス(例えば3D印刷)へ転換してはいかがだろうか?
小見出しの配置方法
日本語組版とつきあう その38
レンチキュラー印刷、立体印刷を再考する
レンチキュラー印刷の起源を調べてみると、1960年(昭和35年)に発売され大ブームとなった「ダッコちゃん」に使用されていたそうだ。
レンチキュラー印刷、立体印刷の今
2次元の画像を立体的に見せる手法には、以前からさまざまなものがある。
カマボコ型レンズシートを使ったレンチキュラー印刷は
立体印刷の代表的な手法であり、角度によって異なる画像に切り替えたり、
立体感やインパクトのある画像を見せることができる。
昨今では、立体印刷用の合成データを生成する専用ソフトが著しく発達しており、
レンチキュラー印刷が再評価されている。
レンチキュラー画像生成ソフトウェアでは、Photoshopで制作したデータから
リアリティのある3D表現や2Dチェンジングなどの表現を、プレビュー画像を
チェックしながら、簡単に制作することが出来る。
また、レンチキュラー印刷用ソフトウェアRIPでは、
レンズに最適化したデータ補正、500線クラスの高精細網点生成、
モアレ低減などの機能によって、より自然な立体画や「動く画像」の表現が
可能になった。
レンチキュラー印刷の他に、よりシンプルなレンズシートを使用することで
低コスト、高品質を実現した立体印刷も開発されている。
今回の研究会では、レンチキュラー印刷・立体印刷の現在とその応用として、
立体画の原理・技術、製造方法、レンチキュラー印刷のための専用ソフト、
今後の市場開発などついて取り上げる。
【プログラム】
【開催・申込要項】
会場
日本印刷技術協会 3Fセミナールーム
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
参加費
テキスト&グラフィックス研究会会員:無料(1社3名まで)/一般:10,800円(税込)
申込
Webからお申込み
・Web申込フォーム に必要事項をご記入のうえ、ご登録ください。
FAXからお申込み
・申込書をプリントして必要事項をご記入の上、 FAX(03-3384-3216)にてお申し込みください。
(テキスト&グラフィックス研究会メンバーの方は、別途送付の専用申込み用紙をご利用ください)
問い合わせ先
内容に関して
研究調査部 テキスト&グラフィックス研究会担当 電話:03-3384-3113(直通)
お申し込み及びお支払に関して
管理部 電話:03-5385-7185(直通)
テキスト&グラフィックス研究会レポート
(テキスト&グラフィックス研究会 会員限定)
電子書籍ストア事情と中古市場
一般読者の立場で言うと、書籍を購入しようとする際に新刊本と中古本と電子書籍の中から選択するケースは少なくない。そういう選択肢が提供されること自体、ネットショッピングの利点である。 続きを読む
HTMLBookとは何か
DTPはフリーレイアウトのためのプラットフォームとして普及しているが、フリーであるが故にオペレータ個人に依存する面が大きい。
教育や法令、学術論文など構造的な文書では、XML技術を使用して自動組版化する方法も根強く利用されている。近年では、書籍だけでなくWebや 電子書籍などデジタルメディアでの利用のために、コンテンツの一元化、マルチデバイス用の自動組版を志向する動きも世界各地や国内で広がっている。
コンピュータ関連の専門書出版で著名な米国オライリー社では、HTMLBookという仕様を提唱し、1つのコンテンツからWeb、EPUB、印刷物への同時出版を実現する方法を模索している。HTMLBook は、XHTML5とCSS組版技術をベースにしており、今後の拡張性も高い。
本研究会では、HTMLBookとは何か、また国内のユーザーグループが研究目的で開発中のHTMLBookコンテンツの組版ツールを取り上げる。
■14:00-15:00 HTMLBookとCSS書籍組版
アンテナハウス株式会社 取締役 村上 真雄 氏
■15:00-15:25 XMLパブリッシング研究会の活動
株式会社デンショク 取締役 古門 正明 氏
株式会社みなみ企画 山下 幹子 氏
■15:25-16:00 HTMLBookコンテンツ用自動組版ツールの開発
株式会社ウェブインパクト プロダクト開発部 部長 西河 貴史 氏
オンラインジャーナルとXML出版サービス
学術ジャーナルはオンライン化、ペーパーレス化が国際的なレベルで進んでいる。杏林舎の営業企画課長 合田 淳良氏にオンラインジャーナルの動向とXMLによる出版・電子書籍サービスについて話を聞いた。
グラフィックス自動生成とインフォグラフィックス
インフォグラフィックスが世界的に注目されている。 続きを読む