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印刷会社におけるAI活用と校正ツール

<進化した校正・検版・校閲ツールと事故防止・品質向上>

校正・検版においては人間の視覚によるチェックに依存せざるを得ない。したがって、ヒューマンエラーをゼロにすることは困難であり、思わぬ印刷事故を引き起こすこともある。

しかし、修正前後のPDFの差分を検出することにより、修正が正しくおこなわれているか、意図しない変更がないか、といったチェックを容易にするツールも普及しつつある。チェック内容に応じて検出方法を変更することで、事故防止や検版時間の短縮などに効果的である。AIやRPAを活用するアプローチも実用化されつつある。

また、Webや出版において情報を適切に伝達するには、編集者・ライターの文章作成力に依存する部分が大きい。オンラインの校閲・推敲ツールでは、分かりにくい言い回し、不適切な表現や用字用語、接続詞の使用法などをチェックし、適切な表現や言い換え候補を提示することができる。より分かり易く、適切な日本語の文章表現を実現することができる。

AIの活用と進化した校正・検版・校閲ツールによって、人的なミスを最小限にすることや時間短縮が可能になりつつある。

日時

2019年8月6日(火) 14:00-17:00 

構成

【1】校正・検版ツールBeforeAfter CVによる事故防止

講師:株式会社シーティーイー 鎌田 幸雄 氏

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【2】なぜ、文章作成アドバイスツール『文賢』を開発したのか?
         ~Webコンテンツ制作の現場における記事作成の未来を語る~
 
講師:株式会社ウェブライダー 代表取締役 松尾 茂樹 氏
 

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【3】 AI/RPAによるドキュメント校閲・検査の自動化

講師:株式会社Too ソリューションサービス部 古賀 正 氏、塚本 信明 氏

会場

日本印刷技術協会 3Fセミナールーム(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)

参加費

一般:15,120円(税込)、JAGAT会員:10,800円(税込) 印刷総合研究会メンバー: 無料 [一般]2名まで [上級]3名まで [特別]5名まで →自社が研究会メンバーか確認したい場合は、こちらのフォームからお問合せください 。

申込み

WEBから

Web申込フォーム に必要事項をご記入のうえ、ご登録ください。 登録後は完了メールが入力したメールアドレス宛に届きます。

FAXから

申込書をプリントして必要事項をご記入の上、 FAX(03-3384-3216)でお申し込みください。 (印刷総合研究会メンバーの方は、別途送付の専用申込み用紙をご利用ください)

問い合わせ

内容に関して 研究調査部 印刷総合研究会担当 電話:03-3384-3113(直通)
お申込み及びお支払に関して 管理部 電話:03-5385-7185(直通)

印刷物の価値を高める特殊印刷と表面加工

デジタルメディアが台頭するなかで、印刷物には「早い」「安い」だけでなく価値を高めることが求められている。マーケティングの活用もその要素のひとつであるが、五感に訴えるという紙(印刷物)の魅力を増幅するのが各種表面加工や特殊印刷である。
本研究会では、新技術を活用した光沢加工や箔押しの紹介、機能性インクや特殊印刷による新たな用途提案、またデジタル印刷機における特殊・特色トナーの活用を取り上げる。




構成と内容

【1】 多種多様な特殊加工による印刷物の高付加価値化

株式会社太陽堂成晃社 代表取締役 宮本 武紀 氏

光沢加工の専業者として創業。2008年にオフセット印刷機(UV)を導入し、印刷と加工を組み合わせた新たなビジネス分野に挑戦。
オフセット印刷+コールドフォイル、オフセット印刷+疑似エンボス、あるいはアルミ蒸着紙やホログラム紙、不織布紙などの特殊原反への印刷など多様な表現を実現。
さらに、KRUZ社のDM-LINER(金型を必要としないオンデマンド箔印刷)を導入し、液体トナーや紛体トナーを使った電子写真方式デジタル印刷との組み合わせも積極的に取り組んでいる。

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【2】機能性インクと特殊印刷によるTRICK PRINTの技術と事例

株式会社SO-KEN 代表取締役 浅尾 孝司 氏

TRICK PRINTは、同社が提供する特殊印刷サービスの総称である。
以下の5つの製品群からなる。
1.ブラックライトプリント
 ブラックライトで画像が光るプリント
2.ソーラープリント
 太陽の光(紫外線)に当たることで画像が浮き出るプリント
3.エディブルプリント
 可食性色素技術でフルカラーで鮮明な可食印刷が可能に
4.フラッシュプリント
 フラッシュ撮影をする事で初めて写るプリント
5.リライトプリント
 まったく異なる2つの広告を1つの電飾サインで表現
 バックライトのON-OFFが切り替わることで昼と夜で違う訴求が可能となる

それぞれの特殊印刷の特長、用途、事例を紹介する 

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【3】特殊トナー・特色トナーによる印刷物の価値向上

(1)1パス6色の印刷によりメタリックカラーなど多彩な特殊色を表現

富士ゼロックス株式会社

(2)不可視トナー(インビジブルレッド)による用途提案
   ~セキュリティ、トレーサビリティ、加飾(ブラックライト印刷)

リコージャパン株式会社

 

 

 

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※講演者・講演内容は一部変更になることがあります。

 

開催情報

【日時】
2019年7月2日(火) 14:00-17:00 (終了時間は延長する場合があります)

【会場】
日本印刷技術協会 3Fセミナールーム(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)

【参加費】
15,120円(税込)、JAGAT会員:10,800円(税込)
印刷総合研究会メンバー: 無料 [一般]2名まで [上級]3名まで [特別]5名まで
→自社が研究会メンバーか確認したい場合は、お手数ですがこちらのフォームからお問合せください。 

申込み

WEBから
Web申込フォーム に必要事項をご記入のうえ、ご登録ください。
登録後は完了メールが入力したメールアドレス宛に届きます。

FAXから
申込書に必要事項をご記入の上、 FAX(03-3384-3216)にてお申し込みください。
(印刷総合研究会メンバーの方は、別途送付の専用申込み用紙をご利用ください)

問い合わせ先

内容に関して
研究調査部 印刷総合研究会担当   電話:03-3384-3113(直通)

お申し込み及びお支払に関して
管理部 電話:03-5385-7185(直通)

 



 

みんなの印刷入門発刊記念セミナー

印刷技術の入門書として親しまれてきた「印刷入門」。このたび、印刷業界を取り巻く大きな環境変化に対応すべく全面リニューアルし、「みんなの印刷入門」として生まれ変わりました。

発刊を記念して著者陣による解説セミナーを行います。印刷技術の基礎を学びたい方、わかっているつもりであやふやな印刷技術の再確認、デジタル時代に適応するための知識のアップデートなど、新人からベテランまで奮ってご参加ください。

<構成と内容> [講演タイトル・講師・構成・時間割は変更する場合があります]

●13:30-14:30 印刷機分野(オフセットからデジタルまで)

株式会社小森コーポレーション つくばプラント付開発管理担当 専任部長 吉川 武志 氏

●14:35-15:25 用紙分野

三菱製紙株式会社 洋紙事業部 印刷・情報用紙営業部営業開発グループ 担当部長 木村 篤樹 氏

●15:30-16:20 製本分野

加藤製本株式会社 代表取締役 加藤 隆之 氏

●16:30-17:30 プリプレス全般(カラーマネジメント、ワークフロー含む)

公益社団法人日本印刷技術協会 専務理事 郡司 秀明

【日時】
2019年3月19日(火) 13:30-17:30 (終了時間は延長する場合があります)

【会場】
日本印刷技術協会 3Fセミナールーム(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)

【参加費】
15,120円(税込)、JAGAT会員:12,960円(税込)
印刷総合研究会メンバー: 無料 [一般]2名まで [上級]3名まで [特別]5名まで(書籍は別途有償:2000円)
→自社が研究会メンバーか確認したい場合は、お手数ですがこちらのフォームからお問合せください。 

申込み

WEBから
Web申込フォーム に必要事項をご記入のうえ、ご登録ください。
登録後は完了メールが入力したメールアドレス宛に届きます。

FAXから
申込書に必要事項をご記入の上、 FAX(03-3384-3216)にてお申し込みください。
(印刷総合研究会メンバーの方は、別途送付の専用申込み用紙をご利用ください)

問い合わせ先

内容に関して
研究調査部 印刷総合研究会担当   電話:03-3384-3113(直通)

お申し込み及びお支払に関して
管理部 電話:03-5385-7185(直通)

アプリレス、ゴーグルレスで利用できるWeb AR/VR

AR(拡張現実)は新たなユーザー体験を提供し、印刷物の効果をより高める技術として注目され、取り組む印刷会社も多い。しかしながら、利用するにはアプリのダウンロードが必要なことからユーザーからは敬遠されることも少なくない。エイシス株式会社は、2016年11月に設立されたベンチャー企業で現在の従業員は8名と小所帯ながら、Webデザイン、Webシステムの企画、開発、運用を行っている。柱となっている事業がWebAR、WebVRである。JAGAT印刷総合研究会において代表取締役の齋藤瑛史氏に取り組み状況を伺った。

アプリレス、ゴーグルレスが強み

一般的にARやVRを利用するにはヘッドセットやARグラスを身に着けるか、スマホの場合は、アプリをダウンロードして利用することになる。しかし、ヘッドセットを購入するには費用がかかるし、メガネをかけている人や髪形を気にする人には敬遠されがちである。また、アプリのダウンロードについては、最近アメリカで行われた調査では、スマートフォン所有者の最近1か月の新規アプリインストール数の平均はほぼ0であった。そして、1日に使用するアプリ数の平均が約3であった。したがって、スマートフォンにたくさんのアプリが入っていても普段使うものは非常に限定されている。かつ、アプリの8割から9割は一度使われただけで削除されている。

また、開発者側の視点からすると、どんどん登場する新しいデバイスへの対応やAndroidとiOSのどちらにも対応し、かつOSのバージョンアップに対応し続けるというのはかなりの開発負荷である。

これらの課題をクリアするものとして、当社が力を入れているのがWebAR/VRである。アプリをインストールする必要がなく、そしてヘッドセットを装着することもなくARやVRの体験が可能である。

WebVRのサンプルとして「寿司ぽっぷ」というゲームを紹介する。渋谷のスクランブル交差点の3D空間を舞台に空から降ってくるお寿司に視線を当てて地面に落とさないようにするという簡単なゲームである。3D空間のデータとシステムを組み合わせてWebブラウザ上でより気軽にVR体験することができる。

WebARのサンプルとして、「ウェブモン」というゲームを紹介する。マーカーであるカードをかざすと、ARコンテンツとしてモンスターが現れる。それを自分のキャラクターとして登録し、別のカードをかざすと敵役のモンスターが現れ3Dで対戦がはじまる。

多くの人にリーチ可能で拡張性が高い

WebAR/VRのメリットを整理する。一つ目は多くの人にリーチ可能であること。当社の事例ではアプリインストール型と比べて数倍のアクセス数となった実績がある。アプリをインストールするためにパスワードを入力したり、指紋認証したりという手間と新たなアプリを入れるという心理的障壁はかなり大きい。QRコードを読み取るだけで簡単にアクセスできるというWebARのメリットは大きい。

二つ目は開発や保守が容易であること。iOSとAndroidの双方に対応したり、複数のVRコンテンツストアに対応するのは大変である。OSのバージョンアップやストアの審査への対応もある。Webで動作すれば審査はないので、VRコンテンツを状況にあわせて柔軟に修正することができる。

三つ目はWebならではの拡張性があることである。既存のWebサイトに組み込むことができ、ECサイトとの親和性が高い。また、ブックマークやSNSシェアなどWebの機能をそのまま利用できる。Webの新しい技術でAndroidではWebサイトからユーザーにプッシュ通知ができるようになる。Webの進化に合わせていずれはアプリと同等の機能が実現されるだろう。

活用事例としては、人気ミュージシャンのライブプロモーションにWebARが採用されたケースがある。ライブグッズにQRコードが印字されており、そのリンクからミュージシャンのグッズや本人たちの映像が再生されるなど、よりライブを盛り上げる演出がされている。
また、食品メーカーのキャンペーンでWebARの採用が検討されている。お菓子のパッケージにマーカーが印刷されていて、読み取るとキャラクターが出現する。キャラクターと写真を撮ったりSNS投稿すると抽選でプレゼントが当たるというものである。アプリ不要という点が高く評価されている。

さらに製品メーカーのパンフレットにおいても採用する方向で検討が進んでいる。パンフレットを渡した相手だけでなく社内でもコンテンツを共有してほしいので、アプリ不要は魅力的である。印刷物との親和性が非常に高いので、今後の動向に是非、注目していただきたい。

(研究調査部 花房 賢)

営業プロセスの見える化~結果管理から先行管理へ

案件ごとの収益の「見える化」に取り組む企業が増えている。厳しい受注環境のなか利益を確保するためには、より細かい単位での現状把握とすばやい対処が欠かせないからだ。一方で、営業活動については個々の営業担当者に委ねられ属人的になっていることが多い。 続きを読む