研究会」カテゴリーアーカイブ

スマートテレビと動画配信サービス

コロナ禍が始まった2020年は、リモートワークが増え、巣ごもり需要が生まれるなど、われわれの社会生活に大きな影響を与えるものだった。

「愛の不時着」は、2020年に配信され、大ヒットしたNetflixオリジナルの韓国ドラマである。北朝鮮と韓国を舞台として、荒唐無稽というか壮大というか、涙あり笑いあり、ロマンスや復讐劇ありのエンターテインメントとして国内外で大人気となった。

筆者も、初めて緊急事態宣言が発出された頃にこのドラマの評判を耳にして、Netflixに加入し、視聴している。

主流となったスマートテレビ

近年、販売されているテレビ機器は、インターネットに接続できるスマートテレビが主流である。テレビ機器を設置する際にインターネット環境に接続することで、地上波や衛星放送の受信以外に、インターネットの動画配信サービスを視聴できる。また、さまざまなアプリを利用することができる。

例えば、Android TVというスマートテレビOSに対応している機種であれば、Google Playストアを通じてアプリをインストールし、使用することができる。それ以外のスマートテレビであっても、「YouTube」や「Netflix」「Hulu」「TVer」などの動画配信サービスのアプリが用意されている。

インターネット接続機能のないテレビ機器でも、ストリーミングデバイスをHDMI端子に接続することで、動画配信サービスを視聴することができる。

ストリーミングデバイスとは、インターネットを経由して動画配信サービスなどをテレビ機器で利用するための機器である。国内で普及しているものとして、AmazonのFire TV、GoogleのChromecast(クロームキャスト)、AppleTVなどがある。

動画配信サービスの動向

スマートテレビやストリーミングデバイスを接続したテレビによって利用できる代表的なものは、動画配信サービスである。

YouTubeは、代表的な動画共有プラットフォームであり、誰でも動画を投稿し、視聴することができる。スマートフォンなどのモバイルデバイスやパソコンと同様に、スマートテレビでも容易に視聴することができる。
また、近年、人気となっているのが、サブスクリプション型の動画配信サービスである。

Amazonプライムの会員には、プライム・ビデオの視聴サービスが含まれている。
世界同時配信でオリジナルのドラマや映画が話題となることが多いのは、前述のNetflixである。
近年急成長し、Netflixを猛追しているのが、ディズニー作品やマーベル、スターウォーズに特化したチャネルのDisney+(ディズニープラス)である。米国ディズニーの系列であるHuluも、国内外の人気ドラマや映画を配信している。

DAZN(ダゾーン)は、スポーツ専門のビデオ・サービスで、プロ野球やサッカー、ゴルフ、テニス、バスケット、ボクシングなどを視聴することができる。

TVer(ティーバー)は、国内の有力民放各社と大手広告代理店によって設立されたサービスで、近年ではテレビ番組の見逃し配信などが人気となっている。

テレビ放送とネットワーク配信

近年の若者はテレビを見ない傾向が大きくなっており、「若者のテレビ離れ」と指摘されることもある。実際、一人暮らしではテレビ受像機を持っていないことも多いという。

一方で、スマートテレビで動画配信サービスを利用することが増えている。つまり、「テレビ離れ」ではなく「テレビ放送(電波)離れ」が進んでいるともいえる。
米国では、スマートテレビや動画配信サービスが普及したことにより、「CATV離れ」が進展したと言われている。

インターネット環境とスマートフォンが一般化して久しい。これらによって、新聞や雑誌の視聴環境や音楽配信が大きな影響を受けたように、テレビ放送の視聴環境も変化していくことが想定される。

(研究調査部 千葉 弘幸)

フリーペーパーと地域ニュースの最新事例

コロナ禍による地元回帰志向によって、ポータルサイトでも地域ニュースの閲覧数が大幅に増えるなど、ローカル情報の価値が高まった。しかし細分化された、より細かな足下の地域ニュースを見つけ、取材し、編集し、一定の品質に仕上げて発信するのは容易ではない。

コロナ禍による地元回帰志向によって、ポータルサイトでも地域ニュースの閲覧数が大幅に増えるなど、
ローカル情報の価値が高まった。しかし細分化された、より細かな足下の地域ニュースを見つけ、取材し、編集し、一定の品質に仕上げて発信するのは容易ではない。ヤフーは、書き手を組織化する「地域クリエイター」プログラムを立ち上げた。意欲と編集力がある受け皿を探し、組むことで地域ニュースの供給源を構築しようと試みている。広告の出稿停止によって休刊の相次いだフリーペーパーだが、行動制限緩和によって新たな可能性が見えてきそうだ。
フリーペーパー全体調査と印刷会社調査の結果から傾向を知り、ヤフーの取り組みも参考に考える。

開催日時・形式

2022年6月29日(水) 14:00-16:40
リアル会場(先着8名様)とzoom形式のハイブリッド形式
リアル会場での受講(先着8名様)をご希望の方は、web申込内、フォーム末尾の備考欄に希望の旨をご記載下さい。

配信URLは開催日前日にメールにてお知らせいたします。
資料がある講演につきましては、当日に該当資料のダウンロードリンクをメールにてご連絡します。
メールが届かない場合には改めて迷惑メールフォルダをご確認頂き、下記までご連絡をお願い致します。

研究調査部 印刷総合研究会担当
メール:
電話:03-3384-3113

講演内容

14:00 - 14:45

フリーペーパーの全国最新動向

「2021年 日本の広告費」調査より

株式会社電通
電通メディアイノベーションラボ
森永 陸一郎 氏
(1)フリーペーパーの市場規模
(2)フリーペーパー動態調査結果
(3)今後の広告市場見通しなど

14:55 - 15:25

印刷会社のフリーペーパー最新動向

「JAGAT フリーペーパー調査2021」より

日本印刷技術協会 (JAGAT)
研究調査部長 主幹研究員
藤井 建人
(1)全国印刷会社のフリーペーパー
(2)近年フリーペーパー誌紙面制作の特徴
(3)社会性と収益性の両立を追求するビジネスモデル

15:35 - 16:05

Yahoo! JAPANが注力する地域情報の事例紹介

ヤフー株式会社
メディア統括本部ビジネス企画本部パートナー開発部

峯木多恵子氏
(1)ヤフーが地域情報に注力している理由
(2)Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラムとは
(3)地域クリエイターに求めている情報

16:10 - 16:40

ディスカッション・質疑応答

講演タイトル・講師・構成・時間割は、やむを得ず一部変更する場合があります。    

申込要項

・印刷総合研究会メンバー(見逃し配信込み):無料
・「JAGATフリーペーパー調査2021」協力社(見逃し配信込み):無料
・JAGAT会員:11,000円 (税込)
・一 般:15,400円 (税込)

研究会メンバー無料枠 [ 一般:2名まで / 上級:3名まで / 特別:5名まで ] 追加参加者は1人につき11,000円(税込)
申込者以外の視聴、録画・撮影・録音、複製と二次利用は一切禁止します。(法的措置の可能性があります)
見逃し配信は研究会メンバー限定で、7/11~7/18の期間で視聴可能。お申込者にはライブ配信終了翌週に視聴リンクを改めてご連携致します。
お申込み期限は6/28のAM10:00までとなります。

当セミナーの受講受付は終了いたしました。ありがとうございました。

問合せ

・研究会セミナーの内容に関して  
  研究調査部 印刷総合研究会担当     
  電話:03-3384-3113(直通)

・お申込み及びお支払いに関して  
  管理部     
  電話:03-5385-7185(直通)

管理会計と見える化

本研究会では、見える化の管理会計の考え方を解説するとともに、より業務的な活用例を解説する。

 印刷資材の値上げが相次ぐなか、収益を確保するには客観数字に基づいた経営判断がこれまで以上に求められる。
過去のある時点(決算期など)の財務状況を厳密なルールに則って記録する財務会計に対して、未来に対してスピーディーな経営判断をするために用いられるのが管理会計である。管理会計には決まったやり方があるわけではなく、個々の企業が目的に応じて自由に行う。シンプルでわかりやすいことが大事な要素である。JAGATが推奨している「見える化」は管理会計の一種で、MQ会計を踏襲した付加価値重視と時間コストを用いた案件別収支管理の二軸からなる。
本研究会では、見える化の管理会計の考え方を解説するとともに、より実務的な活用例を解説する。

開催日時・形式

2022年7月5日 15:00-17:00
リアル会場(先着8名様)とzoom形式のハイブリッド形式
リアル会場での受講(先着8名様)をご希望の方は、web申込内、フォーム末尾の備考欄に希望の旨をご記載下さい。

配信URLは開催日前日にメールにてお知らせいたします。
資料がある講演につきましては、当日に該当資料のダウンロードリンクをメールにてご連絡します。
メールが届かない場合には改めて迷惑メールフォルダをご確認頂き、下記までご連絡をお願い致します。

研究調査部 印刷総合研究会担当
メール:
電話:03-3384-3113

講演内容

<構成と内容>

・見える化の考え方
・用紙の値上げの収益への影響は?
・稼働率と時間コストの関係
・標準原価と部門別損益
・案件別収支の見える化で改善のPDCAサイクルをまわす

講演タイトル・講師・構成・時間割は、やむを得ず一部変更する場合があります。    

申込要項

・印刷総合研究会メンバー(見逃し配信込み):無料
・JAGAT会員:11,000円 (税込)
・一 般:15,400円 (税込)

研究会メンバー無料枠 [ 一般:2名まで / 上級:3名まで / 特別:5名まで ] 追加参加者は1人につき11,000円(税込)
申込者以外の視聴、録画・撮影・録音、複製と二次利用は一切禁止します。(法的措置の可能性があります)
見逃し配信は研究会メンバー限定で、7/19~7/26の期間で視聴可能。お申込者にはライブ配信終了翌週に視聴リンクを改めてご連携致します。
お申込み期限は7/4のPM17:00までとなります。

当セミナーの受講受付は終了いたしました。ありがとうございました。

問合せ

・研究会セミナーの内容に関して  
  研究調査部 印刷総合研究会担当     
  電話:03-3384-3113(直通)

・お申込み及びお支払いに関して  
  管理部     
  電話:03-5385-7185(直通)

7/5 管理会計と見える化

セミナー名:管理会計と見える化
開催日:2022年7月5日(火) 15:00 – 17:00
参加費: 一般・・・15,400円(税込)
     JAGAT会員・・・11,000円(税込)
     印刷総合研究会員・・・無料

セミナー開催案内ページ

お申込みは、下記のフォームに必要事項をご記入のうえ、送信ボタンを押してください。

また、リアル会場への参加希望はフォーム備考欄に来場希望の旨をご記載ください。
(先着8名様迄)


※ご注意事項※

本メールにご登録いただくと、申込完了メールが送信されます。
登録後、数分経ってもメールを受信しない場合は、迷惑メールフィルタ等の要因が考えられます。その場合は、メール またはTEL(03-3384-3113)にて、お問合せください。
お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。

1.参加費用 ※選択してください。

印刷総合研究会会員(0円)JAGAT会員(11,000円)一般(15,400円)

■参加人数

2.会社の情報

■社名(例:公益社団法人日本印刷技術協会) ※必須

■シャメイ(例:ニホンインサツギジュツキョウカイ)

郵便番号(例:166-8539)

■住所1(例:東京都杉並区和田1-29-11)※必須

■住所2(例:印刷技術協会ビル3F)

3.申込みする方の情報

申込む方と参加される方が異なる場合は、請求書をお送りする方の情報をご登録ください。

■部署名(例:総務部)

■役職名(例:課長)

■お名前(例:印刷 太郎) ※必須

申込者は参加しない

■メールアドレス(例:taro_insatsu@jagat.or.jp) ※必須

このメールアドレスに登録完了メールが送られます。

■FAX(例:03-3384-3168)

FAX受講証をご希望の場合は、この番号に受講証が送られます。

■TEL(例:03-3384-3113)

なにかあったときのお問合せ先となります。

4.申込者以外の参加者情報

申込む方と参加される方が一緒の場合は、本欄は入力不要です。

【参加者1】

■部署名(例:企画営業部)

■役職名(例:主任)

■お名前(例:印刷 花子)

■メールアドレス(例:hana_insatsu@jagat.or.jp) 

【参加者2】

■部署名(例:企画営業部)

■役職名(例:主任)

■お名前(例:印刷 次郎)

■メールアドレス(例:jiro_insatsu@jagat.or.jp)

■その他備考

5.JAGATからのご案内について

よろしければJAGATからセミナー開催案内や関連のご案内を送付させていただきます。
不要の方はチェックを入れてください。
JAGATからの案内を希望しない


色評価用LED照明の最新事情と運用

本研究会では、色を評価するうえで知っておくべき視覚特性、計測手段といった学術的な基礎のお話しから、ガイドライン基準をクリアし市場導入されている具体的な色評価用LED照明装置群の紹介と、運用での注意点を紹介するとともに、LED照明の可能性や課題について考察する。

色評価用LED照明の最新事情と運用

 さまざまな照明がどんどんLEDにシフトしており、色評価用照明も例外ではない。
2021年夏に日本印刷学会で「色評価用LED照明ガイドライン」が発行され、ガイドラインに準じたLED照明装置も多種市場導入されはじめた。実際に購入して運用を始めるに当たっては、どういう点に注意すべきかなど、問い合わせ先に苦慮しているとも聞く。
本研究会では、色を評価するうえで知っておくべき視覚特性、計測手段といった学術的な基礎のお話しから、ガイドライン基準をクリアし市場導入されている具体的な色評価用LED照明装置群の紹介と、運用での注意点を紹介するとともに、LED照明の可能性や課題について考察する。

当セミナーの受講受付は終了いたしました。ありがとうございました。

開催日時・形式

2022年5月24日 14:00-17:10

リアル会場(先着8名様)とzoom形式のハイブリッド形式
リアル会場での受講(先着8名様)をご希望の方は、web申込内、フォーム末尾の備考欄に希望の旨をご記載下さい。

配信URLは開催日前日にメールにてお知らせいたします。
資料がある講演につきましては、当日に該当資料のダウンロードリンクをメールにてご連絡します。
メールが届かない場合には改めて迷惑メールフォルダをご確認頂き、下記までご連絡をお願い致します。

研究調査部 印刷総合研究会担当
メール:

電話:03-3384-3113

講演内容

14:10 - 14:50

色評価のために知っておいてほしい事

千葉大学
教授
溝上 陽子 氏

14:50 - 15:30

超高演色直管形LEDランプ新製品と運用

(株)エコリカ
課長代理
深堀 
慶士 

15:40 - 16:20

要求レベルに応じて調整するLED照明と管理システム

インテックス(株)
代表取締役
八木 穣 氏

16:25 - 17:00

質疑・ディスカッション

溝上 陽子 氏
深堀 慶士 
八木 穣 氏
郡司 秀明(JAGAT 専務理事)
笹沼 信篤(JAGAT 特別研究員、日本印刷学会/標準化委員)

講演タイトル・講師・構成・時間割は、やむを得ず一部変更する場合があります。    

申込要項

・印刷総合研究会メンバー(見逃し配信込み):無料
・JAGAT会員:11,000円 (税込)
・一 般:15,400円 (税込)

研究会メンバー無料枠 [ 一般:2名まで / 上級:3名まで / 特別:5名まで ] 追加参加者は1人につき11,000円(税込)
申込者以外の視聴、録画・撮影・録音、複製と二次利用は一切禁止します。(法的措置の可能性があります)
見逃し配信は研究会メンバー限定で、5/31~6/6の期間で視聴可能。お申込者にはライブ配信終了翌週に視聴リンクを改めてご連携致します。
お申込み期限は5/24のAM10:00までとなります。

当セミナーの受講受付は終了いたしました。ありがとうございました。

■問合せ

・内容に関して  
  研究調査部 印刷総合研究会担当     
  電話:03-3384-3113(直通)

・お申込み及びお支払いに関して  
  管理部     
  電話:03-5385-7185(直通)

未来のチラシ=ローカルマーケティング先端事情 2022

チラシに関わるプレイやーは何を模索しているのか。そして活用が進む口コミは、ローカルマーケティングで具体的にどのように使うべきか。第一線の3人が取り組むローカルマーケティングの先端から未来を考える。

ローカルマーケティング先端事情 2022
 -折込と口コミ技術から考える未来のチラシ- 

 折込チラシ市場は縮小しているが、経済合理性があり地域住民に網羅的にリーチする決定的なメディアはまだない。つまり、常にチラシの制作技術や発注者とのつながりといった強み、新規のデジタルローカルマーケティングといった手法をどのように組み合わせて新たな課題解決ビジネスを生むかである。
 チラシに関わるプレイヤーは何を模索しているのか。そして活用が進む口コミは、ローカルマーケティングで具体的にどのように使うべきか。第一線の3人が取り組むローカルマーケティングの先端から未来を考える。

当セミナーの受講受付は終了いたしました。ありがとうございました。

 開催日時・形式

2022年4月27日(水)14:00-16:50  
13:45からzoom形式にてオンラインライブ配信開始予定

配信URLは開催日前日にメールにてお知らせいたします。
資料がある講演につきましては、当日に該当資料のダウンロードリンクをメールにてご連絡します。
メールが届かない場合には改めて迷惑メールフォルダをご確認頂き、下記までご連絡をお願い致します。

 講演内容

14:00 - 14:50

折込広告の最新動向 2022

(1)2021年の折込広告市場動向
(2)コロナ禍で折込広告はどう変化をしたのか(事例紹介)
(3)ここ数年の折込会社の新しい取組み(東京・福岡・新潟の事例)
(4)withコロナ時代の折込広告の役割

株式会社朝日オリコミ
プロモーションデザイン部 兼 社長室 次長
大谷 良子 氏

15:00 - 15:40

口コミ分析のスペシャリストが語る「MEOマーケティング※」の重要性

~知らないと損する!口コミマーケティング~ ※Map Engine Optimization(マップ検索エンジン最適化)

(1)口コミの重要性と影響力
(2)店舗で今やるべき口コミマーケティング
(3)口コミ施策とアナログ施策の融合、棲み分け
(4)口コミマーケティングをもっと簡単に、もっと売上につなげる

株式会社mov
事業戦略部 部長
新井 勇作 氏

15:50 - 16:30

未来のチラシと流通小売業界の構造課題

~エリア・パーソナルマーケティングの可能性~

(1)生活者の意識の変化
(2)流通小売業の抱える課題
(3)新しい時代のチラシの姿-未来のチラシ-
(4)大手流通小売業の事例
(5)今後の展開

凸版印刷株式会社
DXデザイン事業企画本部長
山岸 祥晃 氏

16:30 - 16:50

ディスカッション

公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)
藤井 建人

講演タイトル・講師・構成・時間割は、やむを得ず一部変更する場合があります。    

 申込要項

・印刷総合研究会メンバー(見逃し配信込み):無料
・JAGAT会員:11,000円 (税込)
・一 般:15,400円 (税込)

研究会メンバー無料枠 [ 一般:2名まで / 上級:3名まで / 特別:5名まで ] 追加参加者は1人につき11,000円(税込)
申込者以外の視聴、録画・撮影・録音、複製と二次利用は一切禁止します。(法的措置の可能性があります)
見逃し配信は研究会メンバー限定、5/6~5/12の期間で視聴可能。お申込者にはライブ配信終了後に視聴リンクを改めてご連携致します。
お申込み期限は4/27のAM10:00までとなります。

当セミナーの受講受付は終了いたしました。ありがとうございました。

■問合せ

・内容に関して  
  研究調査部 印刷総合研究会担当     
  電話:03-3384-3113(直通)

・お申込み及びお支払いに関して  
  管理部     
  電話:03-5385-7185(直通)

デジタル加飾の最新動向とユーザー事例

近年の印刷物製作では、多品種小ロットが日常化している。また、デザイン表現や高級感など、さらなる差別化も求められている。インクジェット技術によってスポットのニス加工や箔押し、透明厚盛などをおこなうデジタル加飾が注目されている。

デジタル加飾の最新動向とユーザー事例

 近年の印刷物製作では、多品種小ロットが日常化している。また、デザイン表現や高級感など、さらなる差別化も求められている。インクジェット技術によってスポットのニス加工や箔押し、透明厚盛などをおこなうデジタル加飾が注目されている。
 版や型が不要で専門的なオペレーターやパートナー企業に頼ることなく、小ロットで自由度の高いデザイン表現、短納期でのサンプル製作や製造が可能である。インパクトやプレミアム感あるデザインや手触りを表現し、付加価値の高い印刷物を提供することができる。DMやパンフレットなどの商業印刷分野やパッケージ分野などでも導入が進んでいる。
 本研究会では、デジタル加飾機のベンダー、およびユーザーの立場からお話を伺い、ディスカッションを通じてデジタル加飾の可能性や課題について考察する。

当セミナーの受講受付は終了いたしました。ありがとうございました。

 開催日時・形式

2022年5月17日(火)14:00-17:10  
13:45からzoom形式にてオンラインライブ配信開始予定

配信URLは開催日前日にメールにてお知らせいたします。
資料がある講演につきましては、当日に該当資料のダウンロードリンクをメールにてご連絡します。
メールが届かない場合には改めて迷惑メールフォルダをご確認頂き、下記までご連絡をお願い致します。

研究調査部 印刷総合研究会担当
メール:

電話 :03-3384-3113

 講演内容

14:10 - 14:35

デュプロの最新デジタルUVコーター・ソリューション

デュプロ(株)
営業推進本部 部長
松浦 敏昭 氏

14:40 - 15:30

デジタル加飾システム「JETvarnish」「AccurioShine 101」と事例

コニカミノルタジャパン(株)
プロフェッショナルプリント事業部 部長
小山 直仁 氏

商品戦略部
三浦 知津子 氏

(株)研文社
デジタルオンデマンドセンター長
吉原 洋平太 氏

15:40 - 16:30

SCODIXのデジタル加飾ソリューションと事例

(有)ゲイン
杉山 伸一 氏

(株)将之介商店
杉山 将之介 氏

日本製図器工業(株)
営業推進部 マネージャー
船山 幸子 氏

白山印刷(株)
イノベーション推進部 部長
田辺 友浩 氏

16:35 - 17:10

質疑・ディスカッション

(株)研文社、白山印刷(株)

講演タイトル・講師・構成・時間割は、やむを得ず一部変更する場合があります。    

 申込要項

・印刷総合研究会メンバー(見逃し配信込み):無料
・JAGAT会員:11,000円 (税込)
・一 般:15,400円 (税込)

研究会メンバー無料枠 [ 一般:2名まで / 上級:3名まで / 特別:5名まで ] 追加参加者は1人につき11,000円(税込)
申込者以外の視聴、録画・撮影・録音、複製と二次利用は一切禁止します。(法的措置の可能性があります)
見逃し配信は研究会メンバー限定で、5/24~5/30の期間で視聴可能。お申込者にはライブ配信終了後に視聴リンクを改めてご連携致します。
お申込み期限は5/17のAM10:00までとなります。

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■問合せ

・内容に関して  
  研究調査部 印刷総合研究会担当     
  電話:03-3384-3113(直通)

・お申込み及びお支払いに関して  
  管理部     
  電話:03-5385-7185(直通)

5/17 デジタル加飾の最新動向とユーザー事例

セミナー名:デジタル加飾の最新動向とユーザー事例
開催日:2022年5月17日(火) 14:00 – 17:20
参加費: 一般・・・15,400円(税込)
     JAGAT会員・・・11,000円(税込)
     印刷総合研究会員・・・無料

セミナー開催案内ページ

お申込みは、下記のフォームに必要事項をご記入のうえ、送信ボタンを押してください。
※ご注意ください※
本メールにご登録いただくと、申込完了メールが送信されます。
登録後、数分経ってもメールを受信しない場合は、迷惑メールフィルタ等の要因が考えられます。
その場合は、メール またはTEL(03-3384-3113)にて、お問合せください。
お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。

1.参加費用 ※選択してください。

印刷総合研究会会員(0円)JAGAT会員(11,000円)一般(15,400円)

■参加人数

2.会社の情報

■社名(例:公益社団法人日本印刷技術協会) ※必須

■シャメイ(例:ニホンインサツギジュツキョウカイ)

郵便番号(例:166-8539)

■住所1(例:東京都杉並区和田1-29-11)※必須

■住所2(例:印刷技術協会ビル3F)

3.申込みする方の情報

申込む方と参加される方が異なる場合は、請求書をお送りする方の情報をご登録ください。

■部署名(例:総務部)

■役職名(例:課長)

■お名前(例:印刷 太郎) ※必須

申込者は参加しない

■メールアドレス(例:taro_insatsu@jagat.or.jp) ※必須

このメールアドレスに登録完了メールが送られます。

■FAX(例:03-3384-3168)

FAX受講証をご希望の場合は、この番号に受講証が送られます。

■TEL(例:03-3384-3113)

なにかあったときのお問合せ先となります。

4.申込者以外の参加者情報

申込む方と参加される方が一緒の場合は、本欄は入力不要です。

【参加者1】

■部署名(例:企画営業部)

■役職名(例:主任)

■お名前(例:印刷 花子)

■メールアドレス(例:hana_insatsu@jagat.or.jp) 

【参加者2】

■部署名(例:企画営業部)

■役職名(例:主任)

■お名前(例:印刷 次郎)

■メールアドレス(例:jiro_insatsu@jagat.or.jp)

■その他備考

5.JAGATからのご案内について

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4/27 ローカルマーケティング先端事情 2022

セミナー名:ローカルマーケティング先端事情 2022
開催日:2022年4月27日(水) 14:00 – 16:50
参加費: 一般・・・15,400円(税込)
     JAGAT会員・・・11,000円(税込)

     印刷総合研究会員・・・無料

セミナー開催案内ページ

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登録後、数分経ってもメールを受信しない場合は、迷惑メールフィルタ等の要因が考えられます。
その場合はメール()またはTEL(03-3384-3113)にてお問合せください。

お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。

1.参加費用 ※選択してください。

印刷総合研究会会員(0円)JAGAT会員(11,000円)一般(15,400円)

■参加人数

2.会社の情報

■社名(例:公益社団法人日本印刷技術協会) ※必須

■シャメイ(例:ニホンインサツギジュツキョウカイ)

郵便番号(例:166-8539)

■住所1(例:東京都杉並区和田1-29-11)※必須

■住所2(例:印刷技術協会ビル3F)

3.申込みする方の情報

申込む方と参加される方が異なる場合は、請求書をお送りする方の情報をご登録ください。

■部署名(例:総務部)

■役職名(例:課長)

■お名前(例:印刷 太郎) ※必須

申込者は参加しない

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4.申込者以外の参加者情報

申込む方と参加される方が一緒の場合は、本欄は入力不要です。

【参加者1】

■部署名(例:企画営業部)

■役職名(例:主任)

■お名前(例:印刷 花子)

■メールアドレス(例:hana_insatsu@jagat.or.jp) 

【参加者2】

■部署名(例:企画営業部)

■役職名(例:主任)

■お名前(例:印刷 次郎)

■メールアドレス(例:jiro_insatsu@jagat.or.jp)

■その他備考

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印刷顧客を生むメディア展開のヒント

印刷会社からこれまでになく、印刷営業におけるメディア展開の話を聞くようになった。容易に訪問営業できない時代の新規受注はどうするか。足で稼ぐことも重視しつつ、一方ではメディアによる接点創出の模索が活発化している。


 



テレワークによる新規営業の変化


メディアの使い方が変わっている。いままでは生活者や印刷発注者の動向を見てきたが、いま変わりつつあるのは印刷会社自身のメディア活用である。発注者がテレワークで自宅勤務になってしまい、気軽に訪問できなくなった。彼らにどのようにリーチすればよいのか。印刷会社がこれまでになく様々なメディアによるアプローチを試み始めている。

印刷におけるBtoBマーケティングの難しさ


そもそも、印刷会社の顧客はどこからどのように生まれるのか。仮説であっても、この問いへの答えを持っておくことが必要なように思われる。印刷ビジネスはBtoCではなく法人営業なので、どうにも一般的なマーケティング理論を適用しにくいのが難しいところだ。BtoBは消費財と違い、個人の選好や感情に左右されて取引されることは少ない。その購買プロセスは秘匿性が高く公開されるような成功モデルは少ないのである。とはいえ、自社なりの顧客創造シナリオをつくってみなければメディア設計ができない。

地域商圏での事例を広域発信


今までは訪問営業が絶対的な存在感だったが、コロナ禍によって大きく変わった。遠方への営業が難しくなり、地元商圏に回帰せざるを得なくなった。他方、情報発信に秀でた印刷会社では、ウェブサイト経由などで遠方の見知らぬ顧客から引き合いが舞い込み、受注にまで発展する例が増えている。つまり、オンライン体制を整えつつ地元商圏を重視すれば、地域での成功例を広く発信することで、商圏を広域に広げる手法が可能な時代なのである。

対面以外のチャネルを確保する


多くの受注が続々と飛び込むことを期待するのではなく、顧客が自然流入するようなメディアの導線をつくる。元々、飛び込み営業の打率はとても低いのだし、既存顧客の一定数が失注する分を補える仕組みができれば充分だ。コロナ後に向けて、いわば顧客が自然発生的に生まれるメディアの組合せをいくつ持つかが成長性を分けていく。そしてウェブサイトに来てもらうにもまず自らの発信が必要になる。

人的営業は依然強いがデジタル移行も確実


JAGATの調査では、コロナ前、印刷会社の顧客の6割強は訪問営業から生まれていた。しかしコロナ禍以降は5割強に低下、約1割がデジタル手法に移行した。独自製品開発志向や地域活性化志向の高かった企業は発信コンテンツに事欠かないが、従来型の受注スタイル企業において苦戦が顕著になっている。自社の強みや独自性がないと、注目を集めようにも発信するものがない。メディアに乗せる以前にコンテンツの制作から議論を始めることになる。

自社の強みとメディアで創注する


ただし、現代まで存続したすべての印刷会社には他社と違う何かがある。印刷会社が自社のウェブサイトなどのメディアを見直していくことは、自社の強みや独自性を再発見し、明確化していくことになる。コロナ禍で加速したデジタル化によって、メディアの全体動向はどのように変わり、自社はどのように対応していくべきか。印刷会社は顧客のデジタルメディア化に対応してきたが、自社のメディア展開を考えるべき局面になっている。
(研究調査部 藤井建人)

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