page」カテゴリーアーカイブ

page2017はマーケティング三昧

 

新年あけまして、おめでとうございます。
今年のpage2017は、今までJAGATが追い求めていた一つの結論として、印刷ビジネスとマーケティングをリンクさせることにフォーカスしたカンファレンスを多数用意しています。 続きを読む

page2017で印刷ビジネスの創出を

page展は単なる機材展、展示イベントではなく、カンファレンス・セミナーとともに構成する印刷・メディアビジネスの総合イベントである。page2017は「印刷ビジネスの創出」を軸に構成した。

続きを読む

page2017を「ビジネスを創る」場に

今回のpage2017は、出展社数、小間数とも前回page2016を上回ることが確実となった。page展としては、 page2013から5回連続の増加となる。

 

 

 

 

page2017のテーマは「ビジネスを創る -市場の創出-」である。page2016のテーマ「未来を創る -メディアビジネスの可能性を拡げる-」をより実践的に進展させたいという思いを込めている。その具体策の一つとしてpage2017の展示会場4階Bホールに、印刷会社の出展ゾーンである「印刷パートナーゾーン」を設置した。印刷会社が「出展社」となることで、page来場者の2/3を占める印刷関連企業の方々とのビジネスマッチング、コラボレーションを生み出すのが目的だ。

前回page2016の終了後、出展社へのアンケート調査を行った際、出展後の満足度について「良かった」と回答した出展社のその理由として「具体的な商談が出来た」という回答が大きく伸びていた。page展は出展社数に比例して、来場者数もpage2014から3年連続で増加している。また池袋サンシャインシティという立地の良さもあり、決裁権を持った方の来場者の割合も高い。主催者としてはpage2017でも、出展社と来場者との出会いによって、より多くのビジネスが創り出される事を切に願うばかりである。

 

今回のpage2017の見どころ、各種企画の情報を網羅した「page2017特設サイト」を開設した。既に出展社及び各社の出展内容も閲覧可能になっているのでご覧いただきたい。また、こちらのサイトからは来場者登録も可能となっており、ご登録いただくと入場料1,000円が無料となる。カンファレンス・セミナーの情報も随時アップしていくので、ご期待いただきたい。

(CS部 堀 雄亮)

page2017でパートナーゾーンを開設

page展は単なる展示会ではない、カンファレンス・セミナーと展示会の融合した独自イベントです。page2017では、この2つのジャンルに印刷パートナーゾーンという印刷会社のための新しいジャンルを用意しました。 続きを読む

drupaの規模と歴史を体感し 見えたpageの明るい未来

JAGAT主催イベント「page」事務局の一人として、drupaを視察・取材を通して「page」の未来について考えてみた。

 

 

まず冒頭に示したとおり、drupaは規模もさることながら、ドイツの歴史に裏打ちされたビジネス直結の見本市であり、リード(見込み客)を集めることが目立つ日本の「展示会」とは根本から違う(ベニー・ランダ氏によると、LANDA社は会期中に450€の発注があったとも)。

 

ただそうした投資直結の側面はありつつも、drupa2016来場者の60%が「新しい取引先を見つけた」にとどまっており、drupaといえども印刷物市場の拡大が望めなくなった業界動向には抗えない印象はある(会期中に発表された次回drupaの開催時期変更のニュースは、それを物語るには十分であろう)。

 

一方、来場者の属性に関しては、海外来場者の割合が高いことを除き、業種、役職などpageと大差はなく「印刷・メディアビジネスの総合イベント」であることに変わりはない。よってボトムアップ型の日本企業の特性に合わせて、pageはよりいっそう提携・協業を促し、印刷業界を活性化させていくイベントにしてきたいと考えている。

 

その上で、次回のpage2017では印刷会社および関連会社向けのゾーンである「印刷パートナーゾーン」を設け、出展を募集する。また来場者のビジネスを活性化させるゾーンもいくつか企画しており、その詳細については随時JAGATのホームページなどで紹介していくので、ご期待いただきたい。いずれにせよ、肌で体感することで得ることは多く、展示会に足を運ぶことの意義を実感できた。

(CS 部 堀 雄亮)

次回のpageはココが違う!

(page出展社の皆様へ)

2017年2月に開催するpage2017は、1988年の「page’88」の開催から数えて節目の30回目を迎えます。
8月1日の出展募集開始を前に、page2017の新企画、出展社のビジネス拡大に寄与するおススメプランをご紹介します。

「印刷パートナーゾーン」の設立(新企画)

「印刷パートナーゾーン」とは、印刷会社とのコラボレーション、パートナーシップを目指す印刷会社のための出展ゾーンです。page展の来場者の2/3を占める印刷関連業の方々にPRができるゾーンを今回初めて設定しました。

首都圏の営業拡大を図る地方の印刷会社や、独自技術や独自ソリューションの販路拡大をしたい印刷会社などの出展を募り、来場者とのビジネスマッチングやコラボレーションを図ることで、印刷業の活性化を促進します。尚、この「印刷パートナーゾーン」に関する企画説明会を8月3日(水)14時より、JAGATにて行います。詳細はこちらをご参照ください。

 

「出展見どころ情報」冊子の発行(新企画)

「印刷・メディアビジネスの総合イベント」として30年定着し、会期中延べ7万人が来場するpage展は、それだけで一つの強力なメディアと言えます。
そのpage展の出展社の見どころ、見せどころをコンパクトに集約した「出展見どころ情報」と言う小冊子(ミニカタログ)を発行し、来場者に配布します。

 

出展社主催「スポンサーズセミナー」は複数プランを設定

出展社主催の「スポンサーズセミナー」は、年々人気が高くなっており、多くの来場者の方々が参加されています。今回、会場規模や使用時間に応じた複数のタイプを設定します。
「展示ブース内のプレゼンコーナーでは訴求し切れない内容をスポンサーズセミナーで解説する」といった展開も可能となります。

 

この他にも、出展社の要望に応える様々な企画を検討中です。詳細が決まり次第、随時JAGATのHPでお伝えしていきますので、ご期待ください。

page2017出展のご案内

(page2017事務局 堀 雄亮)

pageイベント担当者が見たdrupa2016

drupa2016の取材で、先週ドイツ・デュッセルドルフに行ってきた。論客による業界動向の示唆ではなく、あえてpage事務局、イベント担当の目から見たdrupa2016とは?

IMG_0757

 

①メッセ・デュッセルドルフの圧倒的なサイズ

 今回のdrupa2016の実質展示面積は15万2,000㎡、また出展社が使用する計19ホールの面積の合計は約23万㎡で、これは東京ドーム5個分にあたる。こちらのmapの左側に「ESPRIT ARENA」というサッカースタジアムがあるが、このスタジアムは約50,000人収容であるから、その規模感が分かるであろう。また今回の出展企業で最大ブース面積を誇るHPは、ホール17をフル使用しており、そのホール面積は8,298㎡。これは東京ビッグサイトの東1ホールの面積(8,670㎡)とほぼ同じである。東京ビックサイトは東館であれば、一つの大きな箱の中にホール6個入っているが、メッセ・デュッセルドルフは、東1ホールクラスの箱が全部で19個連結している。イケアやコストコがいくつも並んでいるというイメージだ。

DSC_0776

(ホール同士は雁行して並んでいる)

(少し写りは悪いですが、イメージが伝われば)

(少し写りは悪いですが、イメージが伝われば)

 

②出展各社のスケールのデカさ

あえて「デカい」と表現させていただいたが、特に巨大面積での出展企業の出展スケールが半端ないのである。出展ブースは2層構造は当たり前、天井高をフルに活用したブースが多い。また圧巻だったのが、HPのプレミアムセミナー。ブースツアー、ビジネス開発に焦点を当てたプレゼンテーションの後の懇親ディナーはdrupa会場隣接のエスプリ・アレーナをなんと貸切。下記の写真を見ていただければ、もはやこれ以上の言葉は必要ないと思う。日本において、幕張メッセでのイベントの後、QVCマリンフィールドを貸し切る企業をあまり聞いたことはなく、それ位の規模感なのだ。

DSC_0909

 

③O2Oメディアの充実

drupaの期間中、毎日発行されている「drupa dairy」は、ホール7の専用のスタジオで30人体制で毎日発行。それ以外にもかなりの種類の刊行物がプレスセンターに置かれていた。またwebサイトでは、「red sofa」という出展企業のトップへの日替わりインタビューが行われ、動画で掲載されている。広告サインに関してもチマチマと小さくたくさん出すのではなくドーンという感じなのだが、意外と圧迫感はないのが不思議だった。pageイベント担当としては、一考に値する部分であるが、これをそっくりそのままサンシャイン移植することは出来ない。最適解をしっかり考えたいと思う。

DSC_0784

(各社の広告サインのサイズもビッグ)

 

一方、「drupa city」という概念の下、デュッセルドルフの街全体でdrupaを盛り上げている、と言う話を事前に聞いていたが、街の一部にフラッグや横断幕はあるものの、思ったより少なかった(かつては中央駅からメッセに向かうまで、ポスターやフラッグで埋め尽くされていたとのこと)。またかつては、展示ホール以外の敷地に様々な併設イベントが行われていたそうだが、そういった部分も見受けられなかった。

DSC_0829

DSC_0976

(今回のイベントでもフラッグはあったが)

 

しかし今回の滞在中ずっと、朝起きて会場に向かうのが楽しみだったし、また来たいと思う場所であったのは間違いない。page事務局の人間として、やはり「展示会はプラットフォームだ」という思いは確信となり、出来る事出来ない事を見定めて、今後のイベント運営に生かしていきたい所存である。

 

(CS部 堀 雄亮)