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「page」カテゴリーアーカイブ
スマホで人気の電子コミックとその影響
スマホがあれば、わずかな空き時間に気軽にコミックを楽しむことができる
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中小印刷会社こそOne to oneプリンティングをやるべきである
印刷物にはITに負けない魅力があるのだが、その魅力もコストアップに繋がっては、魅力が半減どころか、印刷離れにつながってしまう。 続きを読む
pageで現場力を強化。筋肉質な企業を目指そう!
page2016セミナーでは「未来を創る」人材づくりに役立てるよう1)営業力/マーケティング強化、2)現場力強化、3)ビジネススキル向上の3つのカテゴリーでセミナーを開催する(page2016セミナーのポイントその2)
前回は「営業力/マーケティング強化」カテゴリーのセミナーを紹介した。今回は「現場力強化」カテゴリーのセミナーを紹介したい。
【S4】危ない!ヒューマンエラー対策の基本
2月4日(木) 13:00~15:00
「ヒューマンエラー」や「事故」への対処の仕方が多くの企業の課題になっている。企業が対策を講じるにあたって、前提となるエラーの仕組みの正しい理解、分析手法、マネジメントのあり方などのポイントを紹介する。
講師:マネジメントサービスセンター 三村修司
http://www.jagat.or.jp/archives/18304
【S6】職場がその気になるリーダー術~感情が業績を変える~
2月4日(木) 10:00~12:00
前向きな雰囲気、志気の高いメンバー、そんな職場を支えるリーダーは感情に賢い。理屈通りにいかない現実の日々、感情能力「EQ」から業績を上げ続けるためにリーダーに求められる技術を分かりやすく学ぶ。
講師:ラーニングスクエア 佐藤友三
http://www.page.jagat.or.jp/contents/session/71
【S7】利益創出は現場から 成果を生み出す工場改善
2月4日(木) 13:00~15:00
印刷業の軸足は、今なお“印刷ものづくり”にある。 ①情報共有化 ②工場環境・5S ③標準化とメンテナンス ④品質管理と技術教育 という4つの視点で、人を育て利益を生み出す現場改善の進め方について学ぶ。
講師:金羊社 林兼明
http://www.page.jagat.or.jp/contents/session/73
【S12】いまさら聞けないカラーマネジメント
2月5日(金) 13:00~15:00
すっかり定着したカラマネであるが、定着したがゆえに色が合わなくなったときにどうしたらよいかわからないという声も聞く。改めて基礎から学ぶとともに現場で使える応用力を身につける。
講師:JAGAT講師 石塚晃/エコーインテック 庄司正幸
http://www.page.jagat.or.jp/contents/session/79
(CS部 小須田紀子)
「page2016 未来を創る人材育成」セミナー 全13本
1)「営業力/マーケティング強化」カテゴリーはこちら
http://www.page.jagat.or.jp/contents/index?type=3&date=&category=6
2)「現場力強化」カテゴリーはこちら
http://www.page.jagat.or.jp/contents/index?type=3&date=&category=7
3)「ビジネススキル向上」カテゴリーはこちら
http://www.page.jagat.or.jp/contents/index?type=3&date=&category=8
pageセミナーFAX申込み用紙はコチラ
http://www.jagat.or.jp/wp-content/uploads/2016/01/94213e429e09a5fdbadfadc45c4a8288.pdf
page2016の基調講演で訴えたいこと
基調講演は毎回検討を重ねに重ねて決定するのだが、今回は一押しだったシンフォニーマーケティングの庭山氏に快諾いただき、氏を中心に組み立てている。 続きを読む
「未来を創る」人材育成を
page2016セミナーでは「未来を創る」人材づくりに役立てるよう1)営業力/マーケティング強化、2)現場力強化、3)ビジネススキル向上の3つのカテゴリーでセミナーを開催する(page2016セミナーのポイントその1)
印刷界にトレンド形成しつつあるテーマを取り上げる
page2016カンファレンス、印刷マーケットの4セッションでは、印刷マーケット周辺の幅広いテーマや数あるメディアから、未来の印刷界にトレンドを形成するであろうテーマを選定し取り上げている。
新年のご挨拶~印刷業界からマーケティングへの挑戦
新年明けましておめでとうございます。JAGATは2016年も二月のpage2016を皮切りに、新しい印刷の価値観に挑戦してまいります。 続きを読む
頑張る印刷会社を後押しします!
12/21より、page2016のセミナー・カンファレンスの募集が始まった。
今回は、予告第1弾として、印刷会社の取り組みに焦点をあてたセミナーをご紹介したい。
page2016 セミナー予告
価格競争の激化や商品の多様化により、印刷会社は高品質の商品を作るだけでなく、顧客から見た使用効果や求めるサービスを「付加価値」として高めていくことが必要になってきている。
今、多くの印刷会社が、新しい需要を掘り起こし他社との差別化をはかるため、自社の強みを価格に拠らない形で活かすさまざまな取り組みを進めている。
自社の既存の強みに他要素を絡ませ新しいニーズに対応させたり、マーケティングやブランディングなどの手法を導入し自社の扱う領域を広げたり、顧客へのソリューションに発展させるなど一様ではない。
今回取り上げたセミナーのセッションにおいて、印刷会社のご担当者にご登壇いただき、現在継続中の取り組みの様子をお話しいただく。個々の実践事例を通して、印刷会社が取り組むべき新たな戦略や考え方の活用方法をお伝えしていきたい。
なお、各セミナーのサイトについては今後内容を随時追加し、公開していく予定である。
Seminar1 地域に根ざしたサービス開発
「社員を伸ばし、ファンをつくり、勝ち残る!自社ブランディングの進め方」
2月3日 15:45-17:45
ゲスト:(株)マルワ 代表取締役社長 鳥原久資氏
(株)日相印刷 プランニングマネージャー 荒井慶太氏
中小企業がすぐにできる「自社ブランド」とは? 経営戦略→マーケティング戦略→ブランディング戦略をベースに、人財、商品、PR(認知度UP)、そして収益向上へ。現在進行形の取組みを紹介する。
Seminar2 時代にあわせて強みを刷新
「自社の強みに磨きをかけた差別化戦略」
2月5日 13:00-15:00
ゲスト(株)野毛印刷社 営業企画本部長 田中浩氏
(株)GIMS コンサルタント・中小企業診断士 寳積昌彦氏
技術革新が進み、倍々速で外部環境が変わっていくなか、未来を予測し、新たなビジネスを模索することが重要になっている。そのためには自社の強みを明確にし、新たな時代に合わせた形に転換できる準備が必要である。本セミナーでは、自社が培ってきた高品質印刷の技術と個々の営業が持つヒューマンスキルに環境配慮企業という立場を掛け算することで、他社にない魅力や価値を訴求し続けている印刷会社の取り組みを紹介する。
Seminar3 自社の魅力を営業ツールに
「チラシ1枚で ずばっと顧客の心を惹きつける営業ツールの作り方」
2月5日 15:45-17:45
ゲスト (株)イズ・アソシエイツ 岩本俊幸氏
(株)レヴィング・パートナー 寺嶋直史氏
協友印刷(株) 常務取締役 菊地貴之氏
印刷会社は同質化競争から脱却するために、各社様々な新しいサービスを始めているが、自社の独自性や魅力をなかなか顧客へ伝えきれず、売上に繋がらないケースも少なくない。
自社サービスの特徴、競合優位性、顧客の心にあるニーズを客観的に考え、顧客から問い合わせをしたくなる「A4 1枚の営業ツール」の作り方を印刷会社の実践例を交え紹介する。
Seminar4 顧客へのクリエイティブ支援
「ブランド×デザインで創る印刷会社の新たな可能性」
2月4日 15:45-17:45
ゲスト (有)グレイズ 小澤歩氏
十一房印刷工業(株)
商品・サービスの価値をどう効果的に訴求していくかが課題となっている今、デザインで表現することで顧客の差別化をはかり、売り上げに貢献できるクリエイティブ支援は、印刷会社の大きな強みになる。
顧客に対するソリューションのひとつとして、ブランディング手法の具体的なプロセスを学ぶとともに、印刷会社の活用事例を紹介する。
CS部 教育開発グループ 原淳子
マーケティングオートメーションと印刷ビジネスの未来
クリスマス時期になると今年一年を振り返るとともに、翌年のpageの準備も一段落しているのがJAGATの年末である。2015年のJAGATは「未来を創る」のキャッチフレーズで印刷ビジネスの未来を考えてきた。そしてその集大成として、page2016ではマーケティングにも大きくフォーカスしている。
今までの印刷業は品質、安定性、生産性、コスト等を向上するのに一生懸命になってきた。それが間違いなのではなく、世の中が変わり、ニーズも変わってくると新しいニーズにも対応していく必要があるのではないかということなのだ。つまりマーケティングにも印刷業が関与する必要があるということだ。
インターネットが浸透し、社会システムの根幹にIT技術が関与するIT社会になってくると、個々の対象に対して最適なマーケティング活動が可能になり、新しいマーケティングアイディアが次々に生まれてくる。そしてIT技術の根幹に君臨するインターネット技術は新しいアイディアに、いち早く対応することになる。
そんな事を可能にしているのが、デジタルマーケティングの仕組みであり、salesforce.comやEloqua、Marketoといったプレーヤーが活躍している。元々CRM(Customer Relationship Management)といわれる顧客管理をするためのIT機能があり、この情報を元にして(もしくはこの情報を集めることもマーケティング活動に入っている)、分析し、施策を決めて、タイムリーに広告手段を行使していくというのがデジタルマーケティングである。
そして施策を行使するITソリューションをMA(マーケティングオートメーション)と呼ぶのだが、このMAとデジタル印刷をリンクできるとダイレクトマーケティング的な動きも出来るというので、印刷業界を取り巻く環境から俄然注目されているのだ。特に、JAGATが2015年に大きく取り上げてきたWebb博士著「未来を創る」では、マーケティングオートメーションに注目し、印刷ビジネスの可能性にまで言及している。
インターネットと同等な小回りまでは出来ないが、印刷だって小ロット対応が進み、数百部ならアナログ印刷でも不可能ではなくなってきた。もちろんデジタル印刷なら極小ロットやOne to oneプリンティングも可能である。そして印刷はE-Mailのような無味乾燥なものではなく、しっかり五感に訴えかけられるという特長まで有している。
かつての印刷はマスを得意とするものだから「広く知らしめるための広告である撒き餌的な部分を受け持ちます」というのが印刷の役目だったと思う。しかしデジタル印刷の技術もかなり発達した今、DM等のOne to oneメディアだったら十分対応可能になっている。
カタログやパンフなら小ロットのバリュアブルで各ターゲットに特化した印刷だって可能なはずである。そんな仕組みが近未来の印刷ビジネスには必須である。印刷会社はMAに直接関わっても良いし、協力会社として間接的に関わっても良い。ただし単なる印刷の下請け仕事だけでは、下請け先を変更されてしまうし、理屈を理解し、パートナーとして参加できないといけない。
page2016のカンファレンス(基調1)「マーケティングオートメーションと印刷ビジネスの未来」は、新しいマーケティング方法が蔓延している近未来に対してどのようにしていけば良いか?を考えるセッションである。
日本にもデジタルマーケティング(マーケティングオートメーションをはじめとした)の大家は少なくないが、ほとんどの方はIT出身者で、DM(IT技術者はDMのことをSnail=カタツムリmailと呼んで馬鹿にしていた)やカタログを無用の長物と(本心では)考えている方が少なくない。「印刷費用は高いから、その金でもっと効率的なITシステムを構築すれば良い」という提案をするコンサルタントがほとんどである。そして、その挙句は大抵売り上げを落としているという場合がほとんどである。
そんなデジタルマーケティングコンサルタントの中でシンフォニーマーケティングの庭山社長は、米国ダイレクトマーケティング協会会員でありながら、DM時代からのマーケティングを実践していた方であり、印刷業界の状況や印刷業界がマーケティングに協力して効果を上げる方法を熟知している方だ。
その庭山社長を基調講演者に招き、「マーケティングオートメーションとは何なのか?」等の基本から解説いただき、その後、未来の印刷ビジネスを模索するスピーカー達が庭山社長とディスカッションする。つまりJAGATとしてpage2016の(基調1)「マーケティングオートメーションと印刷ビジネスの未来」は、ここ数年の総決算となるセッションである。これからpage2016の紹介記事も多くなってくると思うが、それぞれが魅力的であり、必ずやご期待に添えるものと信じている。
(JAGAT専務理事 郡司秀明)