受注一品別収支の把握を中心とした「見える化」を推進する活動を10年以上続けてきた。 当初はシステム(MIS)の運用や自社の時間コストの算出といった「やり方」を伝えることが中心であった。
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page2023リアル展示会の出展企業の情報もオープン
page2023は「創注」をテーマに、2月1日(水)~3日(金)の3日間、東京・池袋のサンシャインシティでリアル展示会を開催します。
1988 年の開催以降、今回で36 回目となる印刷・メディアビジネスの総合イベント「page2023」は、1 月31 日にオンライン配信する基調講演からスタート! 続く2 月1 日・2 日・3 日には東京・池袋のサンシャインシティで今年もリアル展示会を開催する。page2023特設サイトにて出展企業各社の情報がアップされているのでご覧いただきたい。出展社情報はこちらをご覧ください。
印刷会社のための出展ゾーン「印刷パートナーゾーン」は前回よりも拡大
page2023リアル展示会は出展企業101社、出展小間数は402小間(いずれも12月23日現在)となります。各社の出展内容は最新の印刷機器の展示にとどまらず、マーケティングツールや動画サービス、AI技術を駆使したサービスやSDGs関連製品など非常に多岐にわたる。ご来場いただければ、皆様のビジネスに直結する何かが必ず見つかるはずだ。
また今回で7回目の設置となる、印刷会社のための出展ゾーンである「印刷パートナーゾーン」は、前回page2022に比べて社数、小間数とも増加した。ここにも各社独自の技術を活かした製品や加工サービス、デジタルツールと連動したサービスなど展示が予定されている。リアルの展示会は実際の製品を見て、触れることが出来る。これはオンラインでは味わえない魅力といえる。そして出展企業の自社製品やサービスに対する熱い思いを直に聞き、自社に照らし合わせてディスカッションすることで、自社ビジネス創出のヒントが生まれる。「創注」をテーマにしたpage2023リアル展示会ではさらにヒントを得るだけでなく、ぜひ具体的な案件に結び付けていただきたい。
IGAS2022に来場された方もぜひpage2023にご来場を
このコロナ禍の約3年間、pageイベントも大きな影響を受けました。前々回page2021は開催直前で中止、前回page2022は開催したものの、展示会場には説明員のいない無人ブースが散見され、これまでにない雰囲気となった。しかしコロナ禍を乗り越えつつある中開催するpage2023リアル展示会では、そんな光景はもうないはずだ。
昨年11月に開催されたIGAS2022はたくさんの方々が来場し、大変活気があった。pageイベントは、第1回の開催時から一貫して機材展とは表現せず、これまで開催してきた。IGAS2022にご来場された方々も、page2023にぜひご来場いただきたい。感染対策を施し、最大限の準備をして皆様をお迎えいたします。ご来場心よりお待ちしております。
(page2023事務局)
「page2023」基調講演・カンファレンス・セミナーの受講申し込みとリアル展示会の来場者登録受け付けスタート!
JAGATでは、2023年1月31日から2月10日まで、「創注」を統一テーマとした印刷・メディアビジネスの総合イベント「page2023」を開催します。
このたび本日12月21日より、page2023リアル展示会の来場者登録、および基調講演・カンファレンス・セミナー(いずれもオンライン)の受講申し込みの受け付けを開始します。
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■「page2023」開催概要
基調講演【オンライン】 1月31日(火) 14:00~16:00
page2023のテーマ「創注」を議論し提言するセッションとして、2023年1月31日14時より基調講演をオンラインでライブ配信します。
タイトル:無敗営業力と印刷ビジネス力で「創注」を実現!
基調講演の詳細及び受講申し込みはこちらからお願いします。https://page.jagat.or.jp/sessionList/keynote.html
カンファレンス・セミナー【オンライン】
2月6日(月)~2月10日(金) 13:30~15:30 / 16:00~18:00
カンファレンス・セミナーは、2023年2月6日から10日までの5日間、オンラインで合計10セッションをライブ配信します。https://page.jagat.or.jp/sessionList/onlineConf.html
プログラム:下記の通りです。
2月6日(月)
13:30~15:30【C1】見える化で加速☆企業変革と働きがい
16:00~18:00【S1】原価と結ぶ「業務管理システムの運用と実務」~利益を出すためのマネジメント
2月7日(火)
13:30~15:30【S2】印刷工場のヒューマンエラー対策
16:00~18:00【C2】RGBで実現するビビッドカラー・広色域印刷
2月8日(水)
13:30~15:30【C3】問題解決型営業への変革
16:00~18:00【S3】データサイエンス入門~分析力を高め、読み解く力を身につける~
2月9日(木)
13:30~15:30【S4】DMの提案方法と創注までのプロセス公開~なぜ経験ゼロからできたのか?
16:00~18:00【C4】SDGsとESGのリスクとチャンス
-収益性と社会性の両立に向けて-
2月10日(金)
13:30~15:30【C5】価値創造時代のプライシング-印刷サービスの値付けに関する論考-
16:00~18:00【S5】トレンドを捉えた「動画受注と制作フロー」
■基調講演・カンファレンス・セミナー参加費
page2023基調講演・カンファレンス・セミナーの参加費は下記のとおりです。
1本(1人) : 13,000円(税込)
2本(2人) : 26,000円(税込)
3本(3人)以上:各10,000円(税込)
※例)1セッションに合計3名お申し込みされた場合は、合計3本とカウントします。
page2023リアル展示会 2月1日(水)~3日(金) 10:00~17:00
リアル展示会は、2023年2月1日から3日までの3日間、東京・池袋のサンシャインシティにて開催します。なお、入場料1,000円(税込)が無料となる来場者登録の事前受け付けを12月21日より開始します。来場者登録はこちらからどうぞ。https://page.jagat.or.jp/cms/contact/invitation2023
皆様のご来場、心よりお待ちしております。
<page2023事務局>
印刷ビジネスとDX、そして創注へ(JAGAT大会2022オンライン&page2023開催のお知らせ)
ようやくアフターコロナが見え始めたが、価値観は大きく変わった。それでは、デジタルとリアルの両方を組み合わせて顧客満足を得るにするには、どうすればよいのだろうか。
2022年11月30日に開催する「JAGAT大会2022オンライン」では、さまざまな見方があるDX(デジタルトランスフォーメーション)を取り上げる。既に各社が取り組んできたIT化やデジタル化とDXとは、何が違うのか。多種多様な解釈ができるDXを、登壇者それぞれのテーマから論じ、議論全体を通じて自社なりの印刷会社経営の方向感をつかむためのプログラムをご用意した。そして来年2月1日〜3日に開催する「page2023」では、印刷会社の「創注」を生み出すための新たな企画を提案する。
「DX」は目的ではなく手段
少子高齢化・人口減少の局面に加えて、デジタル社会の伸長で印刷市場の縮小は加速していると言わざるを得ない。だが、業界・企業ともに事業ポートフォリオの変革やDXを声高に掲げるも、なかなか結果につながらないと感じることが多いのではないだろうか。
「JAGAT大会2022オンライン」の基調講演では、凸版印刷出身で現在はHabitat株式会社社外取締役であり、情報経営イノベーション専門職大学客員教授の亀卦川篤(ルビ:きけがわ あつし)氏にご登壇いただく。亀卦川氏は、電子チラシサービス「Shufoo!」のリテールデジタルメディア事業統括や、日本初のインターネット地図情報サービス「Mapion」の執行取締役などを歴任され、印刷会社におけるデジタルビジネスについて豊富な経験をお持ちである。基調講演のテーマ「印刷ビジネスとDX」に関しては、まさに適任の登壇者であるといえる。
「DX」という言葉だけが独り歩きし、自社のDXを言語化できていないケースが散見されるなか、そもそもDXとは何か? DXで印刷メディアの役割はどう変わるのか? 受注から創注へとどのようにつなげていくのか? DXを目的ではなく手段として捉え、自社のビジネスをトランスフォーメーションしていくことの重要性をご講演いただく。貴重なお話の中には、これからの印刷ビジネスを考えるうえでのヒントが多数ちりばめられているはずである。ぜひご期待いただきたい。
page2023のテーマは「創注」
JAGAT大会2022オンラインの開催を弾みとして、印刷・メディアビジネスの総合イベント「page2023」では、「創注」を全体テーマとして、東京・池袋のサンシャインシティで2023年2月1日から3日にかけて開催する。現在、リアル展示会の出展申し込み状況は、前回の「page2022」と比べて、社数・小間数ともに増加する見込みであり、来場者数も増えることが予想される。
page2023では、page2022で実施した「オンラインスポンサーズセミナー・製品紹介」を今回も開催する。オンラインスポンサーズセミナーは、協賛企業が主催するセミナーをpage2023の特設ウェブサイトから配信するもので、ライブ配信ではなくオンデマンド配信の形式を採用する。配信期間は、page2023リアル展示会の開催直前からJAGAT主催のオンラインカンファレンス・セミナーが実施される間、すなわち1月31日から2月10日までの12日間を予定している。
■リアル展示会のPR動画をウェブでも配信
また、page2022と同様に、自社の製品やサービスの紹介動画をオンライン配信する「オンライン製品紹介」も用意している。オンライン製品紹介は、IPアドレスの獲得だけにとどまる自社ウェブサイトでの配信とは異なり、動画を視聴した人の名刺レベルの情報を得ることができるものだ。また、参加者側でも、60分前後のセミナーに比べて5分前後の製品紹介動画であれば、視聴に際しての諸々のハードルは低くなることが想定される。実際、page2022の視聴者の大半が、セミナー動画と併せてこの製品紹介動画を視聴していた。
動画の提供に関しては、そこまで手の込んだコンテンツをご用意いただく必要はない。例えばテストマーケティングの一環として、1分程度の短尺の動画をご用意いただいても構わない。また、リアル展示会にご出展いただく企業であれば、展示会場で放映する動画コンテンツを配信することで、リアル展示会には来場できなかった人のリードも得ることができる。
印刷会社もpage2023に出展して、自社のDXのきっかけに
印刷会社の皆様も、page2023には来場だけでなく、こうしたオンライン製品紹介を含めた「出展」という形のご参加をぜひご検討いただきたい。pageイベントでは、印刷会社の出展ゾーンである「印刷パートナーゾーン」を設けており、これまでこの印刷パートナーゾーンにご出展いただいた印刷会社の評価は高く、リピート出展の割合は高い傾向にある。
出展においては、必ずしも広いスペースや多くのスタッフは必要ない。キャッチコピーや装飾の演出などにより来場者の多くを占める印刷会社関係者の興味を引き付け、自社ブースに来場者が自然と入ってくるような設計ができれば、十分に集客は可能である。一方、来場者は1ブースに(強制的に)長時間滞在せざるを得ない状況は望んでいない。展示会の出展をリード獲得の場と割り切り、出展ブース内での説明を最小限に抑えることをお勧めしたい。また、先に述べたオンラインでの展開と組み合わせて獲得したリードを、デジタルツールを活用して、商談や案件にできるだけ多くつなげていっていただきたい。
デジタルな道具を入れてもDXにはならないし、ITやデジタルマーケティングの知識だけでもDXは達成できない。しかし、身近にできるデジタル施策として、展示会への出展企画からその後のフォローまでを若い人材に任せてみてはいかがだろうか。それが自社のビジネストランスフォーメーションにつながれば幸いだ。
JAGAT大会2022オンライン
開催日時:2022年11月30日(水)14:00~17:10
※Zoomによるオンライン形式
定員:300名(先着順)
参加費:
日本印刷技術協会会員 無料(無料枠は1社3名まで)
印刷総合研究会メンバー 無料(無料枠は1社3名まで)
一般 1名につき15,400円(税込)
お申し込みはこちらからどうぞ。
(CS部 堀 雄亮)
page2023出展を自社のDX施策のきっかけに
コロナ禍の2年半を経て、リアル展示会に対する風向きは明らかに変わってきた。
展示会はかつての姿に戻っている
「page2023」(2023年2月1日(水)~3日(金)@サンシャインシティ)リアル展示会の出展申込み状況は、前回page2022に比べて、社数・小間数ともに増加の見込である。新規の出展企業もさることながら、page2021、page2022では出展を見送った、あるいは小間数を減らしての出展であった企業が、コロナ禍前のpage2020の出展規模に戻してお申し込みいただくケースが増えている。リアル展示会に対する明らかに前向きな雰囲気を感じる。 9月以降に東京ビッグサイトなどで実施されたいくつかのリアル展示会に参加してきたが、どの展示会も盛況で、活気に満ち溢れており、かつての景色を取り戻しつつある。来月開催のIGAS2022もぜひ盛り上がってほしい。そしてその勢いがpage2023に繋がってほしいと切に願う。
展示会をリード獲得の場と割り切る
展示会へ出展する企業としては、来場者が増えれば、それだけビジネスチャンスは広がる。しかし昨今、初めてブースを訪れた来場者が、その企業の製品を購入する事はないだろう。出展企業としては、あくまで展示会出展をリード(見込顧客)獲得の場と割り切り、獲得したリードを出来るだけ多く案件に繋げていくことを重視すべきである。 一方、来場者は1つのブースに(強制的に)長時間滞在せざるを得ない状況は望んでいない。したがって多くのリードを獲得しようと、自社ブース全体をセミナー会場のようにしてしまうと、あまり効果が得られない上、デモを行っていない時間帯は来場者に素通りされてしまい、安定した集客が出来ない傾向にある。来場者を惹き付けるキャッチコピーや装飾などの演出で、自社ブースに来場者が自然と入ってくるような形が理想である。
顧客情報を属人化させない工夫を
リードを案件に繋げるためにMA(マーケティング・オートメーション)ツールの導入している企業もあるだろう。MAを導入することで、自社のリードの見極めや育成活動がデジタル化され、営業担当者が営業活動を効率的に行うことができる。しかしその前に、まずリードを集める集客活動が必要である。中小企業においては、営業担当者がこの集客活動から商談、受注後のフォローまでを一人で担当しているケースが多い。その結果、担当者が疲弊し、顧客リストを放置して失注となるケースが散見される。中小企業がMAツールを導入してもうまく使いこなすことができない要因は、ここにある。したがってまずは、展示会で獲得したリードを全社で共有することからスタートしてみてはいかがだろうか。
筆者は前職においてBtoB営業の経験があるが、「自らの足で稼いだ名刺を社内で一括管理する」ことには正直抵抗がある(というか、当時であれば考えられない)。しかしその結果、有力見込みとなる会社に別々の営業担当者がそれぞれ営業をかけるという、非効率な状況が数多くあった。時代は変わり、ABM(アカウント・ベースド・マーケティング)などの概念も出てきている。マーケティングからセールスまで一気通貫、かつ全社一丸で実施することが求められてきており、そのためにも名刺の一括管理はもはや必須だといえよう。
■DXは、まずは身近な施策のデジタル化から
DX(デジタル・トランスフォーメーション)という概念が生まれて久しいが、多くの中小企業が「自社で実施している『DX施策』は何か?」と問われた際に、書類の電子データ保管や工場内へのロボット導入、または訪問営業からオンライン営業への切り替えなどを挙げている。しかし、これらは「デジタイゼーション(アナログ情報のデジタル化)」または「デジタライゼーション(プロセス全体のデジタル化)」であり、DXの本質である「ビジネスモデルの変革」ではない。とはいえ、まずは小さなことからデジタル化施策を行うことが重要であり、労働生産性を高めていくことに注力すべきである。展示会出展が身近なDX施策の第一歩となれば幸いだ。
(CS部 堀 雄亮)
page2023のオンライン展開について
page2023は2023年2月1日(水)~3日(金)に東京・池袋サンシャインシティでリアル展示会を開催する。オンライン展開はどうなるか?
1社平均270名の参加者を集めた「オンラインスポンサーズセミナー」を継続
page2023では、前回のpage2022で実施した「オンラインスポンサーズセミナー・製品紹介」プランを継続して実施する。オンラインスポンサーズセミナーは、協賛企業の主催セミナーをpage2023特設サイトから配信し、期間はpage2023リアル展示会の開催直前からJAGAT主催のカンファレンス・セミナーの実施期間の12日間を予定している。オンデマンド配信の形式で、事前に視聴登録を行った方は、配信期間の間、いつでもどこでも自分の好きなタイミングでどのデバイスからでも視聴できる。また、途中で視聴を中断し、再度視聴することや、同じセミナーを期間中何度でも視聴することも可能だ。さらに配信期間中は、登録されているすべてのセミナー、製品紹介の動画を視聴することが出来るので、興味あるセミナーの開催時間が重なることもない。前回page2022オンラインスポンサーズセミナー・製品紹介では、視聴登録者の半数以上が4本以上の動画を視聴していた。
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一方、セミナーを開催する企業側から見れば、会場のキャパシティに左右されるリアル開催に比べ、より多くの参加者情報(いわゆるリード)を取得することが出来る。前回page2022では、1動画平均270名弱の視聴があった。オンラインでの参加者は、移動の手間や、決まった時間に予定を合わせて参加するリアル会場で開催するセミナー参加者に比べて中身が薄いと言われがちだが、全く興味のない参加者が視聴することは無い。参加者と会場で直に接することはできないが、得られたリードをしっかりフォローして、その後の商談につなげていくことが肝要だ。
リアル展示会出展時のPR動画をwebに
また前回page2022と同様に、オンライン上で自社の製品、サービスの紹介動画を配信する「オンライン製品紹介」プランもご用意している。オンライン製品紹介プランは、IPアドレスの獲得にとどまる自社webサイトでの配信と異なり、動画を視聴した人の名刺レベルの情報を得ることが出来る。また参加者側も、60分前後のセミナーに比べて、5分前後の製品紹介動画であれば、視聴におけるハードルは低くなることが想定され、実際、前回の視聴者の大半が、セミナー動画と併せて製品紹介動画を視聴していた。動画の提供に際しては、手の込んだコンテンツを用意する必要はなく、テストマーケティングの一環として、1分程度の短尺の動画をご用意いただいても構わない。またリアル展示会にご出展いただく企業であれば、展示会場で放映する動画コンテンツを、こちらにも配信し、リアル展示会に来場していないリードも得ることが出来る。上述したオンラインスポンサーズセミナーのプランと同様に、製品紹介プランにもリアル展示会出展企業割引が適用される。その他協賛のメリット、プランや価格の詳細は、個別のオンライン相談会を毎日実施しており、解説させていただくので、ぜひご参加いただきたい。
(CS部 堀雄亮)
page2023は新企画が目白押し
2023年2月1日(水)~3日(金)の3日間、東京池袋・サンシャインシティで開催する。まだ「かつての日常」が戻っていない中、イベントはどうあるべきかを考える。
展示会場に新企画ゾーンを複数設置
今回で36回目を迎える国内最大規模の印刷・メディアビジネスの総合イベント “page2023の出展募集を開始した(開催概要の詳細はこちら)。
page2023では、より多くのそして新たな来場者をお迎えすべく、新企画ゾーンを複数設置する。具体的には現在、「動画」「デザイン・紙加工」「SDGs」を予定しており、また前回に引き続き「マーケティングソリューションゾーン」も設置予定である。こちらに関しては、個別での詳細説明もオンラインで行っているのでお気軽にご相談いただきたい。(新企画ゾーンの詳細個別説明会の申込はこちらから。)
page2022で成果を得られたオンライン展開を継続
前回 page2022 にて実施したオンライン上での出展プランとなる「オンラインスポンサーズセミナー・製品紹介」も前回と同様に実施する(予定)。
page2022のオンライン展開は、page2021オンライン展示会よりも機能を絞り、協賛企業の動画コンテンツのみを視聴できる形であったが、オンラインスポンサーズセミナー5本(5社)、製品紹介10本(8社)の計15本の動画の延べ視聴者は4,042名、累積pv数は38,755pvであった。page2021オンライン展示会では、オンライン展示会の来場登録は行ったものの、オンライン展示会のサイトを訪れない人が3割近くに上ったが、page2022では93%が何らかの動画を視聴し、かつ85%が複数企業の動画を視聴していた。オンライン上の来場者そのものは減少したが、出展(協賛)企業1社あたりのリード獲得数は増加し、また来場者アンケートでも、サイト内の回遊性などは一定の評価を得ることが出来た。
展示会における「密」は見た目ではなく中身
前回のpage2022は、 年明け直後から感染が急拡大し、「まん延防止等重点措置」の期間中の開催となった結果、 実施した直近のリアル展示会であるpage2020に比べて来場者は大幅に減少した。あれから半年あまり、今年の春先に東京ビッグサイトで行われていたイベントでは、最寄り駅に人が溢れ、来場者受付に行列が出来ているイベントもあった。しかしイベントのテーマ次第で来場者数が異なっており、必ずしも「かつての日常」が戻ってきたとは言いがたい。
余談になるが、昨日閉幕した第104回全国高校野球選手権において、優勝したチームの監督さんが優勝インタビューの中で、今の高校3年生の状況を「青春ってすごく密。でもそれを全部駄目だ、駄目だと言われながらも諦めないで活動してきた彼らに拍手を送ってほしい。」という趣旨を語っていた。
pageイベントもすごく密であった。それが35回連続で開催できた要因の一つであった。しかしそうすることが難しくなった結果、page2021は中止、page2022は来場者が激減した。どうにもならなかったこの2年を思うと、この言葉は身に染みた。まだ「かつての日常」が戻ることが考えにくい状況でのpage2023の開催に際し、参考にしたいデータがある。
前回page2022の来場者属性において、経営者層の来場比率が大幅に増加した。県外の移動が制限される中、社員の来場を見送らせる代わりに社長自ら、そして一人で来場されるケースが多かったのであろう。結果としてpage2022の出展企業からも「来場者は減ったが、決定権を持つ人と長時間面談が出来た。」という意見をいただいた。
自らのコロナ感染で分かったwithコロナでのイベントのあり方
またこれも余談であるが、実は私自身も先月、コロナ陽性となった。同居している小学生の息子からの感染と思われるが、息子は前日まで全く症状が無く、朝起きたら高熱と咳が出ていて、病院に行き、陽性と診断された。ちなみに前日息子と接触が少なかった妻と長女は陰性だった。
イベント事務局として、感染対策はこれまで通り講じるが、無症状者の来場を制限することは正直不可能である。したがって残念ながらpageイベント初日に無症状だった来場者や出展企業の担当者が、2日目以降に発症し、陽性が発覚する可能性も十分に考えられる。しかし同居家族ですら、接触の度合いで感染が防げるのであれば、展示会場内においては、出展社と来場者がマスクをして十分に距離を取っていれば、感染する可能性は限りなく少ないのではないかと考える。そしてそのように思える人が来場する一方で、そうでない人は来場を見送るのではないだろうか。そしてこうした判断を事前に行うになったことが「新しい日常」であり、したがってイベント事務局としては、来場するか否かの判断に際し、「これは行ってみたいと思わせるイベント」にすることが重要と考え、その為に新たな企画ゾーンを立ち上げた。来場者にとって関心の高いと思われるテーマを今後も増やしていきたいと考える。またリスクを取れないいわゆる「冷やかし」の来場者が減ることは、出展企業にとっても有力なリードが増えることにつながり、結果として有意義なイベントになる。
大事なのは展示会場の見た目の密ではなく、中身の濃さであり、これこそが新しい日常におけるイベントの価値であると考え、半年間準備していきたいと思う、
(page事務局 堀雄亮)
page2022 開催報告
page2022の報告書をまとめましたので、こちらにご報告いたします。また次回page2023についてもお知らせいたします。
<開催概要>
名称 :page2022
主催 :公益社団法人 日本印刷技術協会
後援 :経済産業省ほか
会期 :2022年1月31日(月)~2月10日(木)
プレセミナー :1月31日(月)
基調講演 :2月1日(火)
リアル展示会 :2月2日(水)~4日(金)
オンラインカンファレンス・セミナー:2月7日(月)~10日(木)
会場:サンシャインシティ展示ホールB/C/D
テーマ :「リセット・ザ・フューチャー」
入場料 :無料(来場事前登録制)
<オンラインカンファレンス・セミナー>
実施セッション数 :12本
プレセミナー :1月31日(月)14:00~16:10
基調講演 :2月1日(火)14:00~16:00
オンラインカンファレンス・セミナー(10本):2月7日(月)~10日(木)
総視聴者数 :853名
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<リアル展示会>
出展規模:125社460小間
来場者数:7,672名(来場者受付通過人数)
2月2日(水):2,234名
2月3日(木):2,474名
2月4日(金):2,984名
<来場者属性>
このpage2022来場者データは、来場登録の際に実施する属性確認を基に、データの収集を行っているものである。
①業種
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印刷業の方の割合が半数を超え、印刷関連メーカー・ベンダーを合わせるとおよそ7割となる。
②職種
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経営企画層の来場が大幅に増加した。
③役職
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経営者層の来場が増加し、役職者層の来場が5割を超えた。
④都道府県別
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まん延防止等特別措置の期間中と言う事もあり、都道府県間を超えた移動を控える傾向が顕著となった結果、「東京都」の来場者が8割を超え、これまでよりも20ポイント近く上昇した。
次回page2023について
日程:2023年2月1日(水)~3日(金)
場所:サンシャインシティ
次回page2023は、これまで通り2月第1週にサンシャインシティでのリアル開催いたします。2024年度以降につきましては、開催時期の見直しを検討しつつ、リアルとオンラインの最適な融合を模索してまいります。
(CS部 堀雄亮)
page2022開催のご報告
page2022が無事開催しました。
集客はコロナの影響で、例年に比べれば入場者が少ないのですが、
皆さんからは「こういう時期だからこそ頑張ろう」と
励まされています。
page2022会場では、
コロナ対策に関して、最善を尽くしておりますので
久々のリアルpageに是非ご参加ください。
お待ちしております。
(JAGAT専務理事 郡司秀明)
ぶち当たる壁を乗り越え勝ち残る印刷会社になるために
来るべくアフターコロナに向けて、page2022オンラインカンファレンス・セミナーではキーワードとして「新規事業創出」と「マーケティング」を取り上げる。
印刷会社における新規事業の最終到達点とは
新たな収益モデルを構築すべく、新規事業について真剣に考えている印刷会社が増えている。しかし、既存業務との掛け持ちによるジレンマや、新しいことに対するアレルギーから社内理解を得られずに先延ばしになっているケースは多い。
「新規事業に取り組むにあたり、社員全員に社長の考えを理解してもらおうと思ってはいない。」
page2022オンラインカンファレンス・セミナーのS1「新事業開発でぶち当たる壁をいかに乗り越えたか(2月7日(月)16時~)」に登壇する glassy株式会社代表取締役社長の工藤太一氏はそう語る。事業承継を経て、事業再建に取り組む過程で工藤氏は自社の強みを再定義し「社内報」事業に活路を見出した。昨今、全くの異業種の新規事業へのチャレンジがメディアに取り上げられ、そうした取り組みに対する国からの支援もあるが、誰も思いつかないような斬新なアイデアを生み出すことは容易ではない。一方、既存事業の延長でビジネスのヒントを見つけられたとしても、専門特化しきれずに事業を打ち切ってしまうケースも少なくない。新規事業に取り組む過程で、社内間の新規事業に対する思いの違いや、組織間の壁を経営者としてどう乗り越えたのか。また印刷会社における新規事業の最終到達点は?当セミナーでぜひ解を見つけていただきたい。また、多くの印刷会社の新規事業開発を支援しているバリューマシーンインターナショナル代表取締役社長の河島氏からは、新規事業の具体的な進め方、社内外の協力体制の構築について、豊富な事例を交えながらわかりやすく解説する。
印刷会社がマーケティングに取組むということ
マーケティングが重要なことは多くの経営者が理解しているはずだ。しかし取り組んでいるというマーケティング施策があまり機能せず、形骸化してしまうことは少なくない。
「マーケティングオートメーションツールを導入することや、マーケティング部門を設置することでマーケティングに取組んでいると思っている企業のなんと多い事か。」
耳の痛い言葉だが、page2022オンラインカンファレンス・セミナーのS2「勝ち残る印刷会社のマーケティング戦略(2月8日(火)13:30~)」に登壇するシンフォニーマーケティング株式会社代表取締役社長の庭山一郎氏が指摘するのは、各社のマーケティング施策が、部分最適にとどまってしまっているという点だ。 ではどうするか?それは経営者の考え方を根本的に変えなければならないという。自社の事業ドメインを見つめ直し、自社の製造する印刷物の価値を高める。そのために組織を変え、人も育てる。これからの時代を生き残る印刷会社になるために必要不可欠な全体最適のマーケティングへの向き合い方とは?page2022基調講演で啓蒙を
また2月10日(木)10時30分~は、「ビジネスのタネの見つけ方、つくり方、育て方」では、様々な実例をもとに、解説する。一貫して視聴いただくと効果もあるのではないか。
【page2022 関連セミナー】
・[S1]新事業開発でぶち当たる壁をいかに乗り越えたか
~社内報で切り開いた変革事例から学ぶ~