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リアル&オンラインでリード獲得を効率的に~afterコロナのイベントに求められるものとは

2022年2月に開催するpage2022では、リアル展示会と連動してオンライン展開を実施する。

pageポスターが掲載企業の自社Webサイトへの誘導ツールに

page2021リアル展示会は直前まで開催の予定で準備を進めてきたが、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が発令されたことにより、2021年1月に中止とさせていただいた、それに伴い、イベント告知用に作成したポスターで、会期中にpageの会場内に掲載予定だった分が大量に余ってしまった。そこで、残されたポスターを活かす施策として「page2021ポスター 貼って撮って送ってキャンペーン」を企画した。
これはpage2021ポスターの掲載希望企業を広く募集、掲載企業にはポスターの掲載写真を送ってもらい、page2021特設サイトで掲載企業名とともに紹介するというものだ。pageポスターの元々の制作目的は、出展企業や協賛・協力企業によるイベントPRである。しかし今回、ポスター写真掲載の際に、掲載企業の紹介と自社サイトへのリンクをつける旨を告知したところ、出展企業以外からの掲載依頼含め、30社近い企業から掲載希望があった。ポスター掲載を、自社PRツールとして有効活用したのである。また、ポスターの掲載写真をJAGATのSNSにも展開し、Web上での盛り上がりを演出できた。目新しい施策ではないが、発想を転換し、アクシデントを逆手に取ることが出来た。次回以降のリアル展示会開催時にも展開していこうと思う。

Webサイトに来てもらっただけではビジネスは始まらない

BtoBビジネスにおける、デジタル上の顧客と企業のファーストコンタクトポイントはコーポレートサイトである。今回の企画成功の要因は、BtoBビジネスにおける顧客の行動の出発点がWebからの情報収集であることを踏まえ、コーポレートサイトへの誘導をサポートできたからであろう。しかしその一方で、特にBtoBビジネスにおいては、Web上でビジネスが完結することはほぼ無い。顧客が購入にまで至るプロセスは複雑化している。マスメディア時代であればAIDMA、インターネット検索になりAISAS、さらにコンテンツマーケティング時代ではDECAXなど、様々な言葉で表現されてきた。しかし「A(Attention:注意喚起)」であれ、「D(Discovery:発見)」であれ、顧客が企業の存在を認識しても、その顧客が個人情報を入力しない限り、ビジネスはスタートしない。この顧客情報(リード)の獲得こそが、BtoBビジネスにおいて最重要となる。

リアル&オンラインのイベントでリード獲得をサポート

コーポレートサイトへの誘導からリード獲得につなげる手法としては、コンテンツマーケティングが挙げられる。顧客の課題を認識させ、解決に導く様々なコンテンツをWeb上で展開し、問い合わせ(個人情報の取得)に繋げる手法である。一方、アナログでのリード獲得の手法として効果があるのは、展示会の出展である。これは展示会の自社出展ブースに誘導することで、顧客の名刺というダイレクトな顧客情報を、顧客の手を煩わせることなく獲得することが出来るからである。しかし長引くコロナ禍で、展示会そのものは徐々に開催の方向に向かっているものの、来場者の制限が緩和されることはまだ先の話と思われる。したがって、コロナ前における展示会出展時の名刺枚数を獲得することは難しいかもしれない。その上で重要となるのがオンラインとの連動である。

2022年2月に開催するpage2022においても、リアル展示会と連動してオンライン展開を実施する。今回、動画配信と会員管理機能がセットになったシステムを導入し、協賛企業のリード獲得をサポートする形とした。自社製品の特長、他社との比較を簡潔にまとめた動画は、コンテンツマーケティングのツールとして効果も高い。page2021オンラインにおける各社の出展社ページでも動画の人気は高く、オンラインでのリード獲得に最適といえる。協賛のメリット、プランや価格の詳細は、相談会にて解説させていただくので、ぜひご参加いただきたい。

(CS部 堀雄亮)

リアルイベント開催に必要な「空気感」

page2022の開催に向けて準備をスタートした今、開催に向けて何が大切かを考える。


2年ぶりの開催に向けて出展募集を開始

今回で35回目を迎える国内最大規模の印刷・メディアビジネスの総合イベント “page” は、 政府・自治体及び展示会業界のガイドラインを基に感染拡大防止対策を講じて、出展者・来場者の安全を確保し実施する。 2年ぶりの開催に向けて、準備をスタートした。(開催概要はこちら)出展申し込みの受付開始は、8月2日(月)~となります。


印刷会社のための出展ゾーンも引き続き設置

印刷会社のための出展ゾーンである「印刷パートナーゾーン」印刷会社とのコラボレーション、パートナーシップを目指す印刷会社にとって最適なエリアとなる。独自ソリューションやオリジナルの技術の販路を拡大したい印刷会社、首都圏の営業拡大を図る地方の印刷会社などにおススメする。 page展の来場者の 2/3を占める印刷関連業の方々にPRしていただきたい。

page2022におけるオンライン展開は

前回 page2021 にて実施したオンライン展示会は、 page2021とは少し異なる形でのオンラインでの展開を実施する。page2022におけるオンライン展開のイメージ、出展のメリット、リアル展示会出展とのシナジー、さらには出展費用の 詳細については、事務局からご説明を各社様個別オンラインにて実施する。(説明会のご参加希望については、こちらから)


オンラインが不可欠になった今、問われるリアルの重要性

コロナ禍になって1年半、オンラインシフトは急激に浸透した。現在、JAGATで行われているセミナーの大半はオンラインでの参加が可能になっている。一方、リアル会場でのイベント開催については延期や中止が相次ぎ、page2021も中止となった。しかし緊急事態宣言下にある東京都においてオリンピックも開催されている通り、リアルイベントについては人数の上限や収容率による制限はあるものの、開催は可能である。半年後の状況についてはまだまだ予断を許さないが、同時にワクチン接種も進んでいくものと思われ、後ろ向きな要素は少なくなってくるはずだ。 そして人と人との触れ合いへの渇望が出始めているのではないか。

リアルの良い所は「空気観」を共有できること


ビジネスにおいて、もはや必ずしも対面で話し合う必要はなく、情報の伝達のみであれば、オンラインでも充分であることは、この1年半で多くの人が実感したことであろう。しかしリアルの良いところは、同じ場所にいることでの空気観の共有である。そしてこの空気観の共有を生み出すのは、人と人との間にある製品、商品などの「モノ」である。
展示会場において、人と人が話すのは、その間に何かしらの展示物が存在している時である。1年半前のpage2020の時、ある出展企業から「出展ブースに立つ人間がマスクをして接客することを、事務局側から許可してほしい。」と言われた。その当時は、マスクをして接客をすることが失礼とまではいわないが、あまりいいイメージが無かったが、少なくとも今、出展社と来場者がともにマスクをしていても全く気にならない。そして感染のリスクも減らせる上に、空気感も共有できる。目に見える「モノ」がもたらす、目に見えない空気感は重要である。

半年後はすでに明るい未来を見据えているはず

そしてリアルイベントを行う時の周りの空気感も重要だ。半年前のpage2021リアル展示会の中止を決定した時、「なぜ中止にするのだ」という声は皆無であった。2020年末からの感染急拡大により、「page2021リアル展示会は開催できるのか?」という問い合わせが多数あり、不安要素が大きかったからであろう。また開催反対が世論の多くを占める中、東京オリンピックの開催を強行した日本政府は、もしかしたらオリンピックにおける日本選手の活躍によって、プラスの「空気感」を醸成したかったのかもしれないが、さらなる感染急拡大もあって思惑通りには行っていない。そしてもし今年から来年にかけて、page2022の開催時にもしこれまで以上の危機がやってきても、 あくまでも個人的な意見であるが、 昨年末のような開催を危ぶむ空気にはならないだろうと思われる。オリンピック開催との整合性、ワクチン接種の進行などの外部要因とともに、経済活動再開への渇望感が上回ってくると思うからである。そうなることを願って、まずは粛々と準備を進めたいと思う。

(page2022事務局 堀雄亮)


オンラインイベントの方向性と新規ビジネス開発について

page2022リアル展示会は2022年2月2日(水)~4日の3日間、サンシャインシティで開催する。ではオンラインイベントはどうするか?


先日行われたIGAS2022記者発表において、2022年11月に開催するIGAS2022は、リアル展示会を基本にして様々なバーチャルイベントを実施するハイブリッド展示会を目指していくと発表された。しかしリアル展示会の会期(2022年11月24日~11月28日)前後にカンファレンス・セミナーをオンラインで開催するという予定は示されたものの、それ以上の情報はまだ未定との事である。まだ1年半近く先のことであり、コロナの状況がどうなっているか、先が見通せない中、出来ればリアルで開催したいという思いが垣間見える。


page2021オンラインの前に4,000名以上の視聴者を集めたオンラインイベント


JAGATでは昨年度、page2021オンラインとともにトピック技術セミナーオンライン(2021年10月開催)、WebJUMP(11月開催)、JAGAT大会オンライン(12月開催)の3つのオンラインイベントを実施した。特に10月に開催したトピック技術セミナーオンラインでは、 協賛企業によるセミナー18本の延べ視聴者が4,000名を超え、1セミナーあたりの視聴者数は200名を超えた。これはpageリアル展示会において実施してきた協賛企業主催によるセミナー(スポンサーズセミナー)の3倍近い集客数であった。これは会期中いつでもどこでも、そして一旦離脱してその続きからあらためて視聴も出来るオンデマンド配信の形式によるものだったことが大きい。リアル会場に足を運び、セミナーに参加する人と、気軽にオンラインで視聴する人の温度差(セミナー主催企業からみればリードの質)の違いはあるにせよ、その企業のセミナーに関心があったことには変わりない。またオンデマンド配信形式だったpage2021オンラインにおけるスポンサーズプレゼンツミニセミナーにおいても、300名を超える視聴者を集めたコンテンツもあった。


セミナー動画だけでなく企業紹介ムービーや製品紹介動画も視聴できる形に


オンラインセミナーの成功のカギは、誰が、いつ、どのセミナーを観たかを把握できること、すなわち来場者情報が取得できるか否かにある。page2021オンラインにおいても、来場者が出展企業の情報取得に最も活用したのが、出展企業の動画コンテンツであった。そしてpage2022ではこのように、各社の様々な動画コンテンツを配信できるサービスを導入したいと考えている。
また、オンラインイベント上に掲載する動画コンテンツは、必ずしもセミナー形式である必要はなく、イベント来場者の関心を惹く動画コンテンツを提供できれば良い。page2022では、自社セミナー(ウェビナー)開催の実績がない企業でも、自社紹介ムービーや製品紹介動画コンテンツを配信していただき、その視聴者情報を取得できる仕組みを提供する予定だ。(詳細は後日、お知らせいたします)
配信期間は、リアル展示会の前後2週間程度を予定しており、リアル展示会の出展企業であれば、リアル展示会の出展ブースに誘導する内容を配信することもできる。また自社セミナーの配信企業であれば、セミナー参加を促す予告動画の配信も可能であり、規模の小さい企業であっても、簡単な企業紹介や製品紹介、自社技術PRの動画を配信し、認知に繋げていただきたいと思う。


新規ビジネス開発にチャレンジしたい企業向けオンライン無料セミナーを開催


こうした施策を実施するに至ったのは、昨年のコロナ禍において、様々な企業の協力を得ながら、オンラインイベントを自主開催してきたことが大きい。これまでのリアル会場でのセミナーやイベント開催とは異なり、オンライン配信は全く未知の領域であるオンライン配信イベントを行ったことにより、多くの知見を得ることが出来たが、それ以上に自分たちで何とかやり切った経験が血肉となっている。


新たなビジネスを開発するには、相当の労力が必要であるが、このコロナ禍という「やらざるを得ない状況」が追い風になる。またこれにプラスして、自社事業の再構築をサポートする国の施策も動き始めている。今までの延長線上では立ち行かなくなるという危機感を「将来に向けて新たな収益の柱を創る」原動力に変えていただきたい。


JAGATでは「オンライン新規ビジネス開発実践講座2021」の開講にともない、無料で参加できるオンラインセミナーを開催する。事業再構築補助金への申請を検討している企業の皆様にもうってつけのセミナーなので、ぜひご参加いただきたい。


7 月 9 日(金)14:00~15:30 開催
「印刷会社の実践から学ぶ   新ビジネス開発のセオリー ~事業再構築補助金にも活用できるビジネス分析手法~」

詳細、お申込みはこちらから→https://www.jagat.or.jp/archives/88487

(CS部 堀雄亮)

オンラインイベントをビジネスに活用する鍵とは?

page2021オンラインの会期中に実施していた「来場者アンケート」には306件の回答をいただいた。これだけの回答数をいただいたことで、一つの方向性が見えてきた。

オンラインイベントのビジネス活用の鍵を握るのは?

「page2021オンラインの来場目的は?」の質問に対し、「製品・サービスの情報収集」の回答が最も多く、「本展で実際に利用した機能/必要な情報を得やすかった機能は?」に対して、最も多かった回答が「動画コンテンツ」であった。一方で、出展社ブースにはオンライン面談機能が付いていないこともあり、「出展社と具体的な商談がすすみましたか?」の問いにYesの回答をしたのは6%以下にとどまった。


オンライン展示会において、製品に直接触れることは出来ないことは明白であり、来場者もある程度それは認識している。pageイベントはスタート当初から一貫して機材展とは謳っておらず、製品購入の最終決定の場とするケースは多くない。つまり、オンラインイベントのビジネス活用においては動画コンテンツを充実させ、来場者を情報収集のフェーズから商談テーブルに乗せるフェーズに引き上げることが重要と考える。


リアル展示会とは異なる来場者の動き

出展社ページの総ページビューは207,325pvであったが、そのうち動画の視聴数が18,968pvであった。1社平均460回以上であり、リアル展示会であれば1日150人以上の来場者に動画を視聴してもらわなければいけない計算になる。オンライン展示会は初日最終日を除けば、24時間閲覧可能であり、オンラインならではの結果と言える。また視聴者は業務終了後の17時以降に増加する傾向にあり、このあたりもリアル展示会と異なる指標と言える。

リアル展示会では、ブースに何人来場者を集め、そこから何枚の名刺を集めるかが、出展の成否のカギであった。page2021オンラインの出展社ブースの名刺交換数と動画視聴数は概ね比例していたが、来場者にとって動画視聴のたびに属性情報の開示を求められることは満足度の低下につながる。したがって今後は来場者からアプローチをしてもらうコンテンツマーケティングの要素を加味することが必須になってくるであろう。

(CS部 堀雄亮)

【再配信】page2021オンラインカンファレンス

好評につき、page2021オンラインカンファレンス一挙配信!
まるまるpage week☆5日間で見逃したカンファレンス全てが視聴できる!

 

新型コロナウイルス感染症の影響により、オンラインでの開催となった「page2021」。2021年2月8日~26日の期間中に9本のカンファレンスをライブ配信でみなさんにお届けいたしました。日時限定のライブ配信でしたので、「日時の都合がつかずに視聴することが叶わなかった」「再視聴の機会を作ってほしい」との多くのご要望に応じて、再配信いたします!

 

開催日時

2021年4月19日(月)~23日(金)AM 10:30~12:00 / PM 16:00~17:30

 

スケジュール

  4月 配信時間 タイトル / 登壇者
C1 19日(月) 16:00~17:30 コロナで変化した世の中の常識について語り、対策を考える
 本間充 (アビームコンサルティング)
 郡司秀明(JAGAT専務理事)
C2

 

20日(火)

10:30~12:00 色評価用LEDガイドラインプレセミナー~日本印刷学会協力~
 杉山徹 (大日本印刷)
 笹沼信篤(印刷学会標準化委員会)
 郡司秀明(JAGAT専務理事)
C3 16:00~17:30 商品価値を高めるパッケージとデザイン~笠原製菓の再生過程を事例に~
 河島弘司(バリューマシーンインターナショナル)
 笠原健徳(笠原製菓/センベイブラザース)
 大木啓稔(泰清紙器製作所)
C4

 

21日 (水)

10:30~12:00 生産管理から始めるスマートファクトリー
 井出覚也(富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ)
 堤 佑介 (小森コーポレーション)
 花房賢 (JAGAT)
C5

 

16:00~17:30 Webと地域活性化で顧客を創る~実践!インバウンドマーケティング~
 斉藤正美(富沢印刷)
 河野竜太(真生印刷)
 藤井建人(JAGAT)
C6

 

22日 (木)

10:30~12:00 営業と生産の溝をどう埋める?
~ものづくりコミュニケーションの改善手法を探る~
 内田拓 (スコラコンサルト)
 丸山博司(東洋美術印刷)
 有馬靖了(文伸)
C7 16:00~17:30 デジタル印刷で切り開く新規ビジネス
 堀江賢司 (オープンファクトリー)
 鍛治川清司(共進ペイパー&パッケージ)
 花房賢 (JAGAT)
C8

23日(金)

10:30~12:00 デジタル時代のローカルマーケティング
~withコロナ時代のクロスメディア~
 正木伸繁(ライドオンエクスプレス)
 島袋孝一(ヤプリ)
 藤井建人(JAGAT)
C9 16:00~17:30 コロナ後の「未来をどのようにリセットするか?」考える
 花井秀勝(フュージョン)
 郡司秀明(JAGAT専務理事)

 

☆おまとめパックで選べるお得な視聴方法☆

■ 個人様向けに・・・
  すべてのセッションが視聴できます。

■ 企業様向けに・・・
  1セッションごとに視聴者を振り分けることができます。

例1 )9セッションを3人で振り分ける
     C1、C2、C3 → 印刷 太郎
     C4、C5、C6 → 組版 花子
     C5、C6、C7 → 箔押 光

例2 )9セッションを9人で振り分ける
     カンファレンス内容に合った方に振り分け、視聴することができます。

 

参加費

価格  JAGAT会員 26,000円 /一般 50,000円
   ※1セッション JAGAT会員 8,000円 /一般 15,000円

 

お申込み

■ Web申込み       ■ FAX申込み

☆1セッションごとのお申込みはこちらから
■ Web申込み        ■ FAX申込み

 

※ お申込フォームに必要事項をご記入のうえ、お申込みください。
※FAX申込みは、プリントアウトし必要事項をご記入のうえ、
 03-3384-3216までFAXにてお送りください。

 

関連記事

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 https://www.jagat.or.jp/archives/82624
・with/afterコロナの新常識について語り対策を考える
 -page2021 オンラインオープニングセッション-

 https://www.jagat.or.jp/archives/82732


・商品と消費者をつなぐパッケージの役割 
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 -インバウンドマーケティングの手法と有効性-
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・セクショナリズムをなくす社内の取り組み
 https://www.jagat.or.jp/archives/82820
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 https://www.jagat.or.jp/archives/83108


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お問い合わせ先

内容・お申込みに関するお問い合わせは下記までお気軽にお寄せください。
[内容に関して]
 CS部  TEL:03-3384-3112
[お申込み及びお支払いに関して]
 管理部 TEL:03-5385-7185(直通)

【再配信】page2021オンラインカンファレンス

page2021オンラインカンファレンス再配信
開催日: 2021年4月19日(月)~23日(金)10:30~12:00 / 16:00~17:30
参加費(1セッション):JAGAT会員 8,000円(税込) / 一般 15,000円(税込)

再配信案内ページ
各カンファレンス紹介ページ

お申込みは、下記のフォームに必要事項をご記入のうえ、送信ボタンを押してください。
※ご注意ください※
本メールにご登録いただくと、申込完了メールが送信されます。
登録後、数分経ってもメールを受信しない場合は、迷惑メールフィルタ等の要因が考えられます。
その場合はメール()またはTEL(03-3384-3112)にてお問合せください。
お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。

カンファレンス9本セットでの申込はこちらから

1.参加費用(1本単位) ※選択してください。

JAGAT会員(8,000円/本)一般(15,000円/本)

参加コース (必須)
【C1】コロナで変化した世の中の新常識について語り、対策を考える【C2】色評価用LEDガイドライン プレセミナー ~日本印刷学会協力~【C3】商品価値を高めるパッケージとデザイン ~笠原製菓の再生過程を事例に~【C4】生産管理から始めるスマートファクトリー【C5】Webと地域活性化で顧客を創る ~実践!インバウンドマーケティング~【C6】営業と生産の溝をどう埋める? ~ものづくりコミュニケーションの改善手法を探る~【C7】デジタル印刷で切り開く新規ビジネス【C8】デジタル時代のローカルマーケティング ~withコロナ時代のクロスメディア~【C9】コロナ後の印刷業界を占い「未来をどのようにリセットするか?」考える

2.会社の情報

■社名(例:公益社団法人日本印刷技術協会) ※必須

■シャメイ(例:ニホンインサツギジュツキョウカイ)

郵便番号(例:166-8539)

■住所1(例:東京都杉並区和田1-29-11)

■住所2(例:印刷技術協会ビル3F)

3.代表者の情報

■部署名(例:総務部)

■役職名(例:課長)

■お名前(例:印刷 太郎) ※必須

■メールアドレス(例:taro_insatsu@jagat.or.jp) ※必須

このメールアドレスに登録完了メールが送られます。

■TEL(例:03-3384-3112)

何かあったときのお問合せ先となります。

■その他備考

4.JAGATからのご案内について

よろしければJAGATからセミナー開催案内や関連のご案内を送付させていただきます。
不要の方はチェックを入れてください。
JAGATからの案内を希望しない


お申込みありがとうございます。登録完了メールをお送りいたしました。
しばらくしてもメールが届かない場合は、お手数ですが再度ご登録いただくか、
webmaster@jagat.or.jpまでお問合せください。

【再配信】page2021オンラインカンファレンス【まとめセット】

page2021オンラインカンファレンス再配信
開催日: 2021年4月19日(月)~23日(金)10:30~12:00 / 16:00~17:30
参加費:JAGAT会員 26,000円(税込)/ 一般 50,000円(税込)

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郵便番号(例:166-8539)

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■住所2(例:印刷技術協会ビル3F)

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オンライン配信に欠かせないカメラ選定のポイント

オンラインビジネスは、コロナ禍では追い風だ。印刷業においてもオンラインイベントやオンラインプレゼンテーション支援サービスなどのビジネスチャンスを耳にすることがある。

page2021オンラインカンファレンスを終えての考察

慣れないオンライン配信ノウハウについては、運営方法やシステム、設備について相談されることがあるも多くなった。JAGATのpage2021オンラインも展示やカンファレンス、セミナーの内容に加え、配信や映像収録ノウハウが重要な要素となっている。オンライン配信においてはカメラが必要になるがSNSなどの情報を見ているとしばしば的外れな情報もあるので気を付けたい。時折話題になる動画撮影におけるビデオカメラVSデジタルカメラ(デジタル一眼) について取り上げてみた。

動画収録ができる機材は色々ある。ビデオカメラと呼ばれるものの他にも、デジタル一眼やコンデジ、スマートフォン、GoPro(アクションカメラ)、監視カメラなど様々だ。中でもユーチューバーの間で話題になっているカメラがデジタル一眼だ。確かに魅力的な機材のひとつだ。だからと言って、必ずしも動画収録においてのベストチョイスとは限らない。使う目的や用途によって変わるからだ。状況に合わせて選ぶことが必要だ。何をどんな風に収録するのか、どんな仕上がりイメージにするのかを考え必要な機種を選定することだ。

<デジタル一眼カメラの利点> 

・背景をボカした映像が撮影できる
・比較的暗い場所での撮影に強い

<ビデオカメラの利点>

・長時間の撮影に強い
・比較的ピント合わが簡単で使い勝手良い

景をぼかすこと、高感度画質がどこまで必要?

デジタル一眼は本当に必要なのであろうか。デジタル一眼カメラの特徴は、映像イメージを記録するセンサーサイズが比較的大きいことだ。一般的な主なデジタル一眼カメラのイメージセンサーのサイズは、フルサイズ(36mm×24mm)、APS-C(23.6mm×15.8mm)、フォーサーズ(17.3mm×13mm)などで、それ以外には1型(13.2mm×8.8mm)やフルサイズよりも大きい中判(43.8mm×32.9mm)と言ったものもある。コンデジやスマートフォンなどのイメージセンサーは1/2.3型前後の大きさで、フルサイズと比較するとかなり小さい。

画素ひとつひとつのセンサーサイズが大きいほど多くの光を取り込めるので画質が良くなる。一方、センサー性能が向上した現在ではどの程度必要かを判断することも重要だ。見る側のニーズを知り、効果に見合った性能を判断することが求められる。動画収録では、解像度に起因する画素数の多さはあまり優先事項にはならない。例えば、フルハイビジョン2Kは1080P(1080×1920)で200万画素程度、4Kは2160P(2160×3840)で800万画素程度の画素数あれば事足りる。ポイントは、階調再現や高感度性能に加えてフレームレート(コマ数)になる。

絵作りとしては、レンズの焦点距離とイメージサークルのサイズ、絞り(f値)の関係よる被写界深度(ピントの深さ)を意識することだ。つまり、焦点を合わせた被写体の前後のボケ加減が判断のポイントだ。例えば、オンラインセミナーを室内で収録する場合は、ピントはやや深い方が良い。講師を映し、背景のモニターや資料がハッキリと見えた方が良いからだ。また、レンズ性能面からも画質がもっとも安定しているのはf8(絞り値)あたりが望ましい。因みに、筆者の場合はオンラインセミナーの収録において、1型(13.2mm×8.8mm)センサーサイズのビデオカメラを使用している。理由は、30分を超える長時間収録時間と十分な映像品質が保てるからだ。ちなみに、ISO800、シャッタースピード80分の1、f8、4800Kで撮ることにしている。余計な背景のぼかしは不必要だ。

レンズのイメージサークルとは何か

イメージサークルとは、レンズを通った光が結像する(ピントが合う)円形の範囲のこと。四角のセンサーフレームによって切り取っている。イメージサークルは、カメラのセンサーサイズより小さいとケラレがおきる。画角は、レンジの焦点距離とセンサーフレームサイズで決まる。

オンライン配信に欠かせないカメラ選定のポイントは、今回はセンサーサイズと絵作りの視点で述べたが項目は多岐にわたりキリがない。コツは、撮りたいもの、イメージ、目的を決めることで必要な要素を絞ることだ。例えば、JAGATで求められている収録内容は、カンファレンスやセミナーだ。講演者数、時間、手法、会場、受講人数等が分かれば照明や音声、撮影方法が決まる。自ずとカメラの種類はビデオカメラの出番が多くなっている。

(CS部 古谷芸文)