「JAGAT info」カテゴリーアーカイブ
年度末は、JAGATトピック技術セミナーへ
−『JAGAT info』3月号のご案内−
小誌では「デジタル印刷最前線」という連載を行っている。これはデジタル印刷に関連する多種多様なトピックについて、メーカーや印刷会社、関連企業などを訪問し、その取り組みをレポートするものだ。 続きを読む
マスター郡司のキーワード解説:万博
『JAGAT info』2025年2月号
特集
1700のオープンイノベーション事例から導き出した、誰もが新規事業を生み出せる成功法則
株式会社eiicon Platform事業本部 InnovationAdvisor事業部 InnovationAdvisor G マネージャー 松本 悠嗣 氏
特別企画
うまくいく印刷業経営の法則
―BtoBの価格形成と事業創造に焦点を当てて―
公益社団法人日本印刷技術協会 研究・教育部 シニアフェロー 藤井 建人
連載
■印刷界OUTLOOK
事業所数
藤井 建人
■ワールド・プリント・サテライトヘッダ
トランプ政権におけるUSPS再生の行方 ほか
丹羽 朋子
■マーケティング・ナウヘッダ
第26回 マーケティングのフレームワーク(1)
本間 充
■キーワード2025ヘッダ
万博
専務理事 郡司 秀明
■デジ印奏論 69ヘッダ
スマートファクトリーに向けて
笹沼 信篤
■経営情報ヘッダ
令和6年度補正予算を俯瞰する
株式会社GIMS 佐藤 穣
■技術トレンド グラフィックスヘッダ
シャープネスを数値で把握しよう(前編)
〜Modulation Transfer Function(MTF:変調伝達関数)について
笹沼 信篤
■デザイン・トレンドヘッダ
生活様式の変化に見る高度経済成長期の日本
たばこと塩の博物館「日常をつくる!企業博物館からみた昭和30年代」展より
小野 雄一郎
■Educationヘッダ
“経営脳”を身に付けよう
花房 賢
■デジタル印刷最前線ヘッダ
「デジタル印刷を使った事業変革」で事業所の継続を成し遂げる
佐川印刷株式会社
■専務のつぶやき 47ヘッダ
デジタル印刷のススメ
専務理事 郡司 秀明
■マーケティング情報ヘッダ
価値共創と商品開発、その知財戦略と経営管理
―page2025カンファレンスの企画背景について―
藤井 建人
■西部支社便りヘッダ
限りある資源を有意義に使う
西部支社長 大沢 昭博
■森 裕司のデジタル未来塾 155ヘッダ
ノンデザイナーにお勧め、Adobe Express
■エキスパート資格ヘッダ
資格取得に向けた学習プロセスが新たなビジネスの糧になる
丹羽 朋子
■DTPエキスパートのための注目キーワードヘッダ
オーバープリントと透明効果
千葉 弘幸
■クロスメディアのトレンドワードヘッダ
印刷業界のマーケットイン転換
影山 史枝
■ニュースラウンジヘッダ
印刷博物館「世界のブックデザイン 2023-24」開催 ほか
■印刷経営ウォッチングヘッダ
■ニューメンバー・消息
■JAGAT事業のご案内
『印刷マネジメントブック2024』のご案内/『みんなの印刷入門』のご案内/「JAGAT新入社員セミナー2025 学び放題サービス」のご案内/図書のご案内/「DTPエキスパート学科問題演習ドリル」のご案内/「印刷業のための新入社員コース+オンデマンド動画セミナー」のご案内/第5期「印刷工場長養成講座」・第3期「印刷機長養成講座」のご案内/「よくわかる印刷技術・基本コース」のご案内.
2025年2月15日発行 A4判 60ページ オールカラー
page2025が無事に閉幕、年度末に向けて
−『JAGAT info』2月号のご案内−
2025年2月7日からスタートしたオンラインカンファレンス・セミナーを皮切りに、東京・池袋のサンシャインシティにて2月19日から21日まで開催した展示会まで、page2025の全日程が全て終了した。 続きを読む
日本の季節と色と形(4)
会員誌『JAGAT info』の表紙のデザインについて紹介する。
会員誌『JAGAT info』の表紙のデザインは、印刷文化を語る上で欠かせない、色と形をテーマにしており、現在は「日本の形シリーズ」として、本誌の発行時期の歳時や風物をモチーフを主体にして、季節感と日本情緒が感じられるようなものとしている。
参考:『JAGAT info』バックナンバー →
では最近のバックナンバーから、表紙に描かれたモチーフについて解説し、制作手法を紹介しよう。
2024年10月号 「キノコ」

そろそろ肌寒くなる時季であることから、鍋物や煮物などの温かい料理に活躍する食材であるキノコをテーマにした。
料理にキノコ類を入れるとうま味が増すし、シンプルに、バター焼きやホイル蒸しにしてしょうゆを垂らしてもおいしい。制作中は、我が家の食卓でもキノコを入れた炒め物や自家製の「なめたけ」の出番が増えた。
表紙に描いたのは椎茸・エリンギ・松茸・舞茸・ブナシメジ・エノキタケだが、他にも多くの種類がある。品種によって色も形もさまざまであり、それぞれの特徴を出すのは難しくもあり楽しくもあった。
制作に当たっては、色鉛筆で手描きした後、スキャンし、ptohoshopで色調を調整した。
なお、キノコで思い出すのは、2024年12月19日に逝去された絵本作家・いわむらかずお氏による『14ひきのあさごはん』。どんぐりパンときのこのスープを囲んだ朝食風景が微笑ましかった。
2024年11月号 「サザンカ」

サザンカとツバキは、どちらもツバキ科ツバキ属に属していることから、区別がつきにくい。
しかしよく観察すると明らかな違いがある。
例えばツバキの花弁は付け根が合着して筒状になった、いわゆる合弁花であるが、サザンカの花弁は一枚ずつ分かれている。そのため花が終わるとツバキは咲いた形のままポロリと落ち、サザンカは花弁が1枚ずつ散る。
雄しべの形も、ツバキの場合、花の中心部の花糸(雄蕊の中で、先端の花粉嚢を支える部分)同士が接着して筒形になっているのに対し、サザンカの花糸は一本一本が離れている。
また葉を見てみると、ツバキの場合、先が尖った卵型でつやと厚みがある。一方サザンカの葉はツバキより小ぶりで、表面に艶はなく、葉の縁がギザギザしている。
制作に当たっては、11月号と同様、色鉛筆で手描きした後、スキャンし、ptohoshopで色調を調整した。
2024年12月号 「白蛇」

2025年の干支にちなみ白蛇をテーマとした。
白蛇はアオダイショウなどが色素異常で白化した個体(アルビノ)のことを指す。山口県岩国市には古くから白蛇が多数生息し、白化が子孫に受け継がれている希少な例であることから「岩国のシロヘビ」として国の天然記念物に指定されている。
日本の絵画ではたびたび、琵琶に絡み付いた白蛇が描かれている。その由来は、白蛇が弁財天の使いであり、弁財天が持っている楽器が琵琶であることによるとされている。
筆者は爬虫類が苦手ではある。しかし白蛇の顔をよく見ると、目は丸くて赤く、口元は笑っているようにも見えなくもない。そのため、描き上げた白蛇の表情は可愛げのあるものとなった。
制作に当たっては、白蛇と琵琶を色鉛筆で描いてスキャンし、和紙のテクスチャーに色を乗せた画像を背景に合成した。
表紙絵を担当していると、日本文化の歴史や他国との関係などを知ることができ、対象となるものを観察することで思わぬ発見もある。今後もさまざまな題材を通じて、日本の風物の魅力を伝えていきたい。多忙な日々を送る読者の方々が、本を手に取る一瞬にホッと一息ついていただければ幸いである。
(『JAGAT info』制作担当 石島 暁子)
関連ページ
『JAGAT info』2025年1月号
新春鼎談
「印刷」の未来を考える〜さまざまな人たちと共にビジネスを奏でていくには〜
佐川印刷株式会社 代表取締役社長 佐川 正純 氏
公益社団法人日本印刷技術協会 会長/
株式会社研文社 代表取締役社長 網野 勝彦
公益社団法人日本印刷技術協会 専務理事 郡司 秀明
特別企画
page2025の開催に向けて
〜テーマは「共奏」〜
公益社団法人日本印刷技術協会 専務理事 郡司秀明
page2025展示会特設ゾーンと特別企画の紹介
~新たな企画と他団体とのコラボレーションで「共奏」を体現!
公益社団法人日本印刷技術協会 研究・教育部 堀 雄亮
フロアガイド
page2025カンファレンス・セミナーの見どころ・聴きどころ
連載
■巻頭言
会長 網野 勝彦
■印刷界OUTLOOK
市場規模
藤井 建人
■Recreating the future ―印刷の現在とこれから―
第26回 サーマルプリントロールの製品化に見るビジネスのヒント
山口 実
■キーワード2025
広色域印刷
専務理事 郡司 秀明
■デジ印奏論 68
2025年のスタート!
笹沼 信篤
■技術トレンド グラフィックス
色管理の鍵は、計測した数値を用いること
笹沼 信篤
■デザイン・トレンド
循環の在り方をさまざまな観点から問う展覧会
21_21 DESIGN SIGHT企画展「ゴミうんち展」
石島 暁子
■Education
リーダーシップとコミュニケーション
モチベーションを高めるチームづくりで印刷工場の生産性を向上
古谷 芸文
■デジタル印刷最前線
「変えたい」「やりたい」の先にあるデジタル印刷
佐川印刷株式会社
■専務のつぶやき 46
他人のことを考える
専務理事 郡司 秀明
■ワールド・プリント・サテライト
サステナビリティを巡るステークホルダーの全体像
丹羽 朋子
■マーケティング情報
水上光啓氏の企業経営10の言葉
MIC株式会社の東証スタンダード上場に伴う記者発表の席から
藤井 建人
■西部支社便り
情報を加味して判断を下す
西部支社長 大沢 昭博
■森 裕司のデジタル未来塾 154
Adobe MAX 2024(後半)
■エキスパート資格
社会動向とともに印刷ビジネスを捉える人材
―「DTPエキスパートカリキュラム第16版」発行―
丹羽 朋子
■DTPエキスパートのための注目キーワード
良いレイアウトの条件
千葉 弘幸
■クロスメディアのトレンドワード
クリエーティブの民主化と印刷会社のパートナー戦略
影山 史枝
■印刷経営ウォッチング
経営者の現状認識と戦略スタンス2024-2025
―自由記述のAIテキストマイニングから―
藤井 建人
■印刷経営ウォッチング
p>■ニュースラウンジ
竹尾「竹尾ポスターコレクション・ベストセレクション13」展開催 ほか
■『JAGAT info』総目次 2024年1〜12月号
■消息
■JAGAT事業のご案内
page2025のご案内/『DTPエキスパート・マイスターBOOK』のご案内/第5期「印刷工場長養成講座」・第3期「印刷機長養成講座」のご案内/『みんなの印刷入門』のご案内/第63期DTPエキスパート認証試験のご案内/「DTPエキスパート学科問題演習ドリル」のご案内/図書のご案内/『印刷白書2024』のご案内
2025年1月15日発行 A4判 84ページ オールカラー
マスター郡司のキーワード解説:広色域印刷
いよいよpage2025が開幕へ
−『JAGAT info』1月号のご案内−
通算38回目となる印刷・メディアビジネスの総合イベント「page2025」の開幕まで、1カ月を切った。 続きを読む
『JAGAT info』2024年12月号
特集
「やる気」「気付き」に向き合うマネジメントと改善思考
~印刷工場の生産性向上について考える~
公益社団法人日本印刷技術協会 研究・教育部 古谷 芸文
特別企画
『印刷白書2024』を読み解く
公益社団法人日本印刷技術協会 研究・教育部 吉村 マチ子
連載
■印刷界OUTLOOK
ダイレクトメール(DM)
藤井 建人
■マーケティング・ナウ
第25回 AIによる事業変革と、印刷産業への影響予測(3)
本間 充
■キーワード2024
界隈
専務理事 郡司 秀明
■デジ印奏論 67
世は変わるもの
笹沼 信篤
■技術トレンド グラフィックス
これからの柔軟な色再現の考え方
〜時代の流れに逆らっていませんか?
笹沼 信篤
■デザイン・トレンド
2024年度グッドデザイン賞に見る印刷・メディアビジネスのヒント
石島 暁子
■ワールド・プリント・サテライト
環境配慮設計の国際動向
丹羽 朋子
■Education
離職防止の鍵としての新入社員研修
河原 啓太
■マーケティング情報
竹原悟先生を偲ぶ
藤井 建人
■デジタル印刷最前線
ソリューションの最大効果を目指し、顧客と一緒に取り組むショールーム
富士フイルムグラフィックソリューションズ株式会社
■専務のつぶやき 45
さまざまな料理を育んできた日本
専務理事 郡司 秀明
■西部支社便り
「大課長」ではなく「部長」になる
西部支社長 大沢 昭博
■森 裕司のデジタル未来塾 153
Adobe MAX 2024(前編)
■エキスパート資格
第62期試験結果の講評
広がりを見せるエキスパート試験、全国27都道府県全70会場にて実施
DTPエキスパート認証委員会
■DTPエキスパートのための注目キーワード
コンテンツに関する権利とマネジメント
千葉 弘幸
■クロスメディアのトレンドワード
動画マーケティングの進化
影山 史枝
■ニュースラウンジ
研文社 展覧会「HAKU+KAMI feat.DEGIDECOR」を村田金箔グループと共同開催 ほか
■印刷経営ウォッチング
■ニューメンバー
■JAGAT事業のご案内
第63期DTPエキスパート認証試験のご案内/第5期「印刷工場長養成講座」・第3期「印刷機長養成講座」のご案内/『印刷白書2024』のご案内/「JAGAT新入社員セミナー2025学び放題サービス」のご案内/『印刷マネジメントブック2024』のご案内/『みんなの印刷入門』のご案内/図書のご案内/『DTPエキスパート・マイスターBOOK』のご案内
2024年12月15日発行 A4判 60ページ オールカラー