イギリスにある印刷業向けMISベンダーのTharstern社は自社の専門家の知見をさまざまな形で公開している。システム化の進め方について紹介したEBOOK「AN INTRODUCTION TO SYSTEMIZATION」から、その概要を紹介する。 続きを読む
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印刷に変わる成長分野を探る投資が活発に
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続きを読む工夫を凝らす余地はまだ残っていませんか?
12月2日より「JAGAT大会オンライン2020」が好評開催中だ。テーマは「with/afterコロナの経営を考える」。JAGATによる研究調査報告はもちろん、特別講演ではオイシックス・ラ・大地株式会社執行役員COCO/株式会社顧客時間共同CEO取締役の奥谷孝司氏を講師に迎え、生活者の消費行動が大きく変容しつつある昨今、企業は顧客とどのようにコミュニケーションを取るべきかをテーマに約1時間、論じていただいている。この機会に是非、お申し込み・ご視聴いただきたい。
さてJAGATでは、秋口に入りオンライン形式の催事を積極的に開催している。つい先週、12月1日には、10月に開催された「トピック技術セミナー2020オンライン」をさらに掘り下げることをコンセプトに、「デジタル印刷技術の最新事情ディスカッション Part2」を行った。タイトルにディスカッションと付けている通り、登壇したデジタル印刷機メーカーの方は講演前半で技術や新製品などに関するプレゼンを行い、後半はJAGATの登壇者4名からの質問に回答するという進行方式であった。
開催にあたっては、新型コロナウイルス対策として登壇者同士の距離を保ちつつ、透明アクリル板の仕切りを配置した。従来のリアルセミナーであれば、会場でそのまま聴講するだけでよいが、オンライン形式で配信するとなると、さらに工夫が必要となってくる。例えばテレビの討論番組を思い浮かべてほしい。ディスカッションの映像を挟み込むとなると、その内容はもちろんのことながら、飛び交う言葉のキャッチボールの中で話者の姿を的確に追いかけるというカメラワークも重要な要素となってくる。ちなみにこのセミナーでは、ビデオカメラの取り扱いに長けたJAGATのスタッフが(文字通り)腕を振るい、リアルのライブ感を演出した。
このコロナ禍で急速に進んだオンライン配信だが、やり方に工夫を凝らす余地はまだまだ残っているといえるだろう。これは仕事全般にもいえることで、何を維持して、何を変更して、そして何を新たに始めるべきかの判断が今まで以上に、かつ迅速に求められる。『JAGAT info』2020年11月号では、印刷会社がコロナ禍で行った対応策について特集したが、お話を伺った3社の取り組みは、まさに三者三様であった。しかし、これからの時代をしっかりと見据えていこうとする真摯な姿勢は、各社とも共通している。
このような未曾有の状況だからこそ、改めてもう一度、足元を見つめ直すことが重要だろう。そして、自社の強みとは何かと問いかけてみる。そのためのヒントを、JAGATではこれからも提供していく。
(『JAGAT info』編集部)
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