マスター郡司のキーワード解説:推し活 推し活グッズが印刷業界にとっては「そこそこの売り上げになる」ことも事実である。もともと印刷業界が小ロット印刷ビジネスを模索していたときに、コミケ(コミックマーケット)などでのパーソナル出版物や缶バッジ、アクリルグッズ、ファイルグッズといった少ロットのオタクグッズにニーズを見いだし、“創注”していったのである。 (さらに…)
マスター郡司のキーワード解説:デジタルサイネージ(その弐) リテールメディア 前回に引き続き、デジタルサイネージについて解説していきたい。デジタルサイネージコンテンツといっても、電車内や駅構内のデジタルサイネージで流れている交通広告コンテンツは、テレビコマーシャルで放送されている全国区の動画コンテンツが中心となり、これは大手広告代理店が絡む全国区コンテンツの範疇である。 (さらに…)
マスター郡司のキーワード解説:デジタルサイネージDOOH-その壱 DOOHとはDigital Out Of Homeの略で「屋外のデジタル広告」のことであり、Dを除くOOHは屋外広告全般を指している。車内の中刷り広告の差し替えなどの手間は相当なものだと思われるが、デジタルサイネージだとコントロールセンターで一括管理が行える。そのうえ、ユーザーデータなどを分析しながら広告宣伝に活用することができるようになるため、より価値の高い宣伝活動も可能になるといわれている。 (さらに…)
【マスター郡司のキーワード解説】レタッチ(その弐) 前回(2024年4月号)は「レタッチ(その壱)」として、レタッチのことについて解説した。レタッチの徒弟制度を説明するのに故・坂本恵一氏を引き合いに出したのだが、私がいろいろなところでレタッチについての知識や技術に触れるのを大変喜んでくださっていたので、きっと現在も天国で微笑んでくれていると思う。 (さらに…)
【マスター郡司のキーワード解説】レタッチ(その壱) 「レタッチ」といっても人それぞれで言葉のニュアンスは異なる。また、印刷業界ではレタッチをする人をレタッチャーと呼ぶのだが、こちらも人によってイメージは千差万別だ。例えばレタッチャーという業種は一時大人気で(高給取り)、有名レタッチャーに任せて画像を加工すると、より価値が上がることから、高額でも人気レタッチャーに頼むということが普通に行われていた。 (さらに…)
【マスター郡司のキーワード解説】ラテックスインキ ちょうどpage2024が終了したばかりなので、今回はpage2024で気になったキーワードを解説する。キヤノンから発表された新機種である、B3サイズ対応の枚葉インクジェットデジタル印刷機varioPRINT iX1700に使われているインキがラテックスインキであり、これを取り上げてみたい。 (さらに…)
【マスター郡司のキーワード解説】特定色域の選択 これからは生成AIを利用して、レタッチのやり方も大きく変わっていくだろうと予想されている。だが、現時点でのAIレタッチのレベルを考えると、塗り足しなどは100%問題ないが、高度なモノになると人間の判断がどうしても必要になってくる。 (さらに…)
【マスター郡司のキーワード解説】画像生成AIに関連したセミナーを聞いて さて、2023年に最も話題となったキーワードは?と問われれば、「生成AI」が挙げられるだろう。何の問題もなく“一等賞”確定である。なかでもトリガーとなったのがOpenAIのChatGPTで、発表されたのは2022年11月だが、有名になりだしたのは2023年であり、まさしく2023年は“ChatGPTの年”ということができる。 (さらに…)