PCやスマートフォン、タブレット端末などスクリーンデバイスの種類が増え、複数のメディアを同時に利用するマルチスクリーン利用者が増えている。
テレビやスマートフォン、タブレット端末などを複数併用しているため、同じコンテンツをさまざまなデバイスで見る機会が増えている。表示解像度がデバイスごとに異なるため、ブラウザーの横幅に対応して、表示レイアウトが変わる「レスポンシブWebデザイン」という考え方がある。
インターネットとの親和性が高く、パソコンの機能を併せ持つ携帯電話はスマートフォンと呼ばれている。
近年の代表的な機種には、iOSやAndroidなどのモバイルOSが搭載されている。利用者自身がソフトウェア(アプリ)を追加することで、自由にカスタマイズできる。
通信回線や無線LAN(Wi-Fi)を通じてインターネットに容易にアクセスできる。また、カメラ、ソフトウェアキーボードなどを搭載し、電子メールの送受信、Webブラウザー、写真・ビデオ・音楽の撮影や再生、ゲームや電子書籍などさまざまな機能を利用することができる。GPSが搭載され、地図や経路案内などの位置情報サービスも利用できる。
世界および国内で広く普及し、携帯端末の大多数を占めている。
タブレットPC(タブレット端末)とは、板状のオールインワン・コンピューターを表す名称である。スレートPCと呼ばれることもある。
2010年、アップルはモバイルOSであるiOSを搭載したiPadを発売した。10インチ前後の画面を持っている。タッチパネルを搭載し、直感的なUIを持つことから、幼児や高齢者にも簡単に利用できる。
Webブラウザーや動画、電子書籍(雑誌)などデジタルメディアプレーヤー、ゲーム端末などが利用できる。
ビジネス用途では、電子カタログやプレゼン端末、電子マニュアルなどの利用が普及している。
電子教科書や通信教育などの教育分野でも利用が増えている。
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