生活者(消費者)が何かを購買する際の行動をモデル化したものを、購買(消費)行動プロセスモデルという。生活者の購買行動モデルを踏まえてマーケティング戦略を設計することで、見込み客が求めるものを適切なタイミングで提供することが可能となる。
AIDMA:「認知・注意、興味・関心、欲求、ど記憶、行動」テレビCMや雑誌広告なマス広告を通じて多くの人々に製品やサービスを認知させ、欲求をあおり、購買行動へと誘導する。大量生産・大量消費を前提に1920年代に提唱された概念だが、現代でも生活者と企業間のコミュニケーション手法として、多くの広告・宣伝に利用されている。
AISCEAS:「認知・注意、興味・関心、検索、比較、検討、行動、共有」現在の生活者の行動様式に応じて、インターネットで「検索」「比較」を行うことや、購買後の口コミを表す「共有」を加えたモデル。
SIPS:「共感」「確認」「参加」「共有と拡散」ソーシャルメディアを頻繁に利用する層に特化したモデル。背景に、スマートフォンが普及し、ソーシャルメディアでの情報共有や口コミに触れる機会が増えたことがある。
DECAX:「発見、関係構築、確認、購買・行動、体験と共有」生活者が情報(コンテンツ)を発見し、企業と関係構築(Engagement)をおこない、購入後に体験(eXperience)を共有するというコンテンツマーケティングに沿ったプロセス。
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