公益社団法人日本印刷技術協会(略称:JAGAT、本社:東京都杉並区、会長:塚田司郎)は、2016年9月30日、『デジタル印刷レポート2016-2017』を刊行します。
2013年から毎年刊行している『デジタル印刷レポート』。今回の目玉は3点です。
(1) drupa2016をJAGAT独自に総括
2016年5~6月に開かれたdrupa2016。その総括をJAGAT専務理事の郡司秀明が独自の視点で行います。また錦明印刷(株)の黒岩信司氏がユーザー視点から、三菱製紙(株)の木村篤樹氏が製紙メーカーの視点から、drupa2016で見られたデジタル印刷の技術トレンドを考察しています。
(2) デジタル印刷機を一斉調査、総覧にまとめる
JAGATでは今回初めて、現在発売されているデジタル印刷機を調査、各メーカーのフラッグシップ機を中心に42台のデジタル印刷機を、枚葉インクジェット/ロール給紙インクジェット/液体トナー/粉体トナー/大判インクジェットに分類して、総覧としてまとめました。
(3) 新たなビジネスモデル構築に取り組む11社のユーザー事例を紹介
1年間かけて取材したデジタル印刷のユーザー11社の事例を紹介しています。最新鋭の枚葉インクジェット印刷機を導入した印刷会社から、オフセット印刷機のインラインにインクジェットヘッドを搭載している会社、POD機を導入して印刷事業に参入している会社など様々で、ビジネスモデルも各社各様。デジタル印刷を導入、または検討している印刷会社にとっても参考に資する情報です。
[概要]
タイトル:『デジタル印刷レポート2016-2017』
発行:公益社団法人日本印刷技術協会
判型:A4判86ページ
定価:2,800円+税
デジタル印刷レポート 目次
メーカー技術トレンド | ・HPがdrupa2016で訴えたこと 日本HP ・TECNAU・フィニッシングソリューション ベーヴェシステックジャパン ・連帳インクジェット機「RISO T1」 理想科学工業 ・「FUJIFILM Inkjet Technology」 富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ ・大型IJ機の展示場「JPデモセンター」 ミマキエンジニアリング ・ソリューションプラットフォーム「EQUIOS Ver.4.5」SCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズ |
drupa2016レポート | ・drupa2016のJAGAT JAGAT専務理事 郡司秀明 ・各機器・機材をいかに組み合わせるかの時代 錦明印刷 黒岩 信司氏 ・「デジタル印刷の進展と用紙の動向」 三菱製紙 木村 篤樹氏 |
デジタル印刷機総覧 | インクジェット枚葉/インクジェット連帳/液体トナー/粉体トナー/大判インクジェット |
ユーザールポ | ・オフ輪+インクジェットヘッドでチラシに新しい付加価値 タイヘイ ・プリントショップで消費者に訴求、最新鋭IJ機も導入 朝日印刷工業 ・フォトビジネスに活路 ダンクセキ ・オフ輪会社のデジタルへの挑戦 山協印刷 ・パッケージ通販サイトで売り上げ伸ばす 共進ペイパー&パッケージ ・ハイブリッド環境確立でバリアブルDMの仕事伸ばす 小松総合印刷 ・ペットボトルキャンペーンで可変印刷を有効活用 千代田グラビヤ ・デジタルでの高品位印刷を実現 セントラルプロフィックス ・等身大パネルからTシャツまで一手に 共栄メディア ・POD機10台の生産能力で顧客の要望に対応 オーディーピーセンター ・自社の強みを組み合わせたビジネス展開 グッドクロス |
トピックス | ・大洞印刷・マーケティングツールとしてのパッケージ製作 ・アパレル業界を支える捺染プリンター ・金羊社・2台目の軟包装用UVインクジェットプリンターを導入 ・KADOKAWA・デジタル書籍製造ラインを導入 ・カラーのハイエンド機2割を超える ・2015年度のデジタル印刷市場は3847億円 |
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