フリーペーパーを単なる広告媒体としてだけではなく、地域メディアなど様々な役割を持つ多機能性を再評価した利活用が進んでいる。最新調査の分析結果と、誌面を結節点にネットワークを構築する印刷会社フリーペーパーの事例から可能性を探る。
趣旨
フリーペーパーの使われ方が変化しつつある。フリーペーパー発行企業がデジタル事業にも積極的にアプローチ、「紙とデジタル」それぞれの特性を組み合わせた効果最大化の狙われていることが要因だ。広告費の減少幅は縮小、新聞や雑誌など他メディアとのコラボレーションが増加。ナショナルスポンサーはじめ、ローカルスポンサー復調の動きもある(2019年日本の広告費)。
印刷会社はフリーペーパーを地域活性化支援、顧客接点の構築、事業プラットフォームとして位置づける場合が多い。仙台発フリーペーパー「まなびのめ」は、誌面を舞台に地域の学術界と市民を紙とWebで結ぶプラットフォームとして機能する。コロナ禍が図らずも促す地域回帰とローカルビジネス再構築時代を踏まえた時代のフリーペーパービジネスを考える。
日時
2020年9月11日(金) 14:00-16:40
開催形式
【受講形式】
オンライン参加:Web会議ツールの「Zoom」を使用してオンライン聴講する方式です。参加者の顔は画面に映りません。
※ 新型コロナウィルス感染症に関する対応について
※ 研究会のZoom受講について(事前おねがい)
※ お申し込み後の流れ
構成
(1)広告市場の動向
(2)フリーペーパー市場の全体動向
(3)フリーペーパー事例
【プロフィール】 1967年広島県出身。1991年電通入社後中部支社クリエーティブ局、2003年本社クリエーティブ局にてCMプランナー、プロデューサー。2008年総務局を経て、2012年よりメディアイノベーション研究部主任研究員として「日本の広告費」実務を担当している。
(1)第6回 印刷会社フリーペーパー調査の報告・分析
(2)ビジネスモデル分析
【プロフィール】 1995年から出版流通グループで経営企画。経営計画、経営分析、管理会計、M&Aなどに携わる。2003年からJAGAT。印刷産業・印刷会社の分析・地域活性化などの研究調査に従事。共著に「印刷白書」「印刷産業経営動向調査」「印刷会社と地域活性1・2・3」「『ニュース』は生き残るか~メディアビジネスの未来を探る」など。研究論文に「地域社会においてCSV/CRSVを実践するビジネスモデルとその成立要件」。
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【3】 『まなびのめ』の展開、~紙とWebで地域と学術界を結ぶ~(仮)
講師:笹氣出版印刷株式会社 『まなびのめ』編集長/営業部営業課長 川又進 氏
【プロフィール】 準備中。
※講演者が一部変更・追加になることがあります。
参加費
一般:15,400円(税込)、JAGAT会員:11,000円(税込)
→自社が研究会メンバーか確認したい場合は、お手数ですがこちらのフォームからお問合せください。
印刷総合研究会メンバー:2名まで無料 ([上級] 3名まで [特別] 5名まで)
調査回答社:2名まで無料
申込み
Web申込フォーム に必要事項をご記入のうえ、ご登録ください。
登録後は完了メールが入力したメールアドレス宛に届きます。
有料でお申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。
>>申込はこちら
(印刷総合研究会メンバーの方は、別途送付の専用申込み用紙をご利用ください)
問い合わせ先
内容に関して
研究調査部 印刷総合研究会担当 電話:03-3384-3113(直通)
お申し込み及びお支払に関して
管理部 電話:03-5385-7185(直通)