印刷物制作過程における校正紙のやり取りは手間や時間がかかるなど、短納期化のネックとなることが多かった。場合によっては、多数の関係者に回覧する必要があり、校正作業が進まないこともあった。しかし、テレワークが浸透したことで、印刷物制作においても校正業務のオンライン化が急務となっている。
デザイン制作や出版物の編集制作を中心とするオンライン校正は、クリエイティブワークのプロジェクト管理という側面がある。インターネットに接続さえできれば、オフィスでも自宅でも、校正作業がおこなえる。一斉通知機能やチャット機能などで関係者のコミュニケーションも容易である。また、印刷物だけでなく、Webページやイラスト・動画の制作にも利用されている。
また、印刷会社では、印刷入稿から赤字校正、プリフライト、修正確認(デジタル検版)などの工程をオンライン化することで、関係者が作業工程を共有することができる。顧客サービスや納期短縮、品質管理の面で大きな効果を上げることができる。
本研究会では、オンライン校正の現状や今後の印刷ワークフローについて取り上げ、考察する。
日時
2021年3月16日(火) 15:00-17:00
開催方式
【受講形式】 オンライン参加:Web会議ツールの「Zoom」を使用してオンライン聴講する方式です。参加者の顔は画面に映りません。
構成
■Brushupによるクリエイティブワークのオンライン校正
株式会社Brushup 代表取締役 水谷好孝氏
■テレワーク時代のオンライン校正と印刷ワークフロー
富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社 担当課長 原桂一郎氏
■質疑応答+ディスカッション
参加費
一般:15,400円(税込)、JAGAT会員:11,000円(税込) →自社が研究会メンバーか確認したい場合は、お手数ですがこちらのフォームからお問合せください。
印刷総合研究会メンバー:2名まで無料 ([上級] 3名まで [特別] 5名まで)
申込み
当セミナーの受講受付は終了いたしました。ありがとうございました。
問い合わせ先
内容に関して 研究調査部 印刷総合研究会担当 電話:03-3384-3113(直通)
お申し込み及びお支払に関して 管理部 電話:03-5385-7185(直通)