本記事は、アーカイブに保存されている過去の記事です。最新の情報は、公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)サイトをご確認ください。
ごく限定的な一部で、印刷市場が息を吹き返し始めた兆候が散見され始めたように見受けられる。景気後退局面は長期化しているが、印刷物発注者による増売対策や生産調整の出口模索が始まっているようだ。
茨城:商業
新聞紙面を賑わせているのは、厳しい経済不況と新型インフルエンザの話題で明るい話題が見えません。その中でも唯一ハイブリッドカーと家電量販店の奮闘振りが光ります。差別化、付加価値があれば需要があるということでしょうか。
福井:事務
製造業の生産調整は一段落し、若干ながら上向き始めたようです。製造工程で使用する帳票類の消化枚数が増え始めました。
静岡:商業
新年度における官庁関係の入札では、今後の業界の先行きについて不安を抱かせるに十分な状況が顕著でした。
愛知:商業
自動車関連の生産調整は5月に終息の観測が出ています。環境対象車は好調ですが、輸出関連、自動車関連のメーカーの影響が続いています。5月は目標を達成できる見込みですが、7~9月が正念場になる四半期だと予測しています。
大阪:商業
仕事のある時とない時の差が大きく、ない時が長く感じられるようになってきました。5月は耳に挟む話で数社の倒産がでてきているようで厳しい状況です。
大阪:商業
4月の売上に関しては前年同月が良かった反動で低く出た面があります。全体的な仕事不足を感じています。
広島:商業
印刷市場は総体的に大幅な受注減少になっていますが、特定の仕事は動いています。仕事の減ることを嘆くより、大きな目標を(夢)を追いかけることこそ、今の時代に必要なことです。その姿勢と努力が次の時代の糧になります。
山口:商業
印刷件数、印刷単価、受注金額がともに毎月低下しいて今後の見通しが立ちません。
鹿児島:商業
製紙メーカーの一部銘柄の値下げ(代理店向け)の報道はありますが、正式にはまったく話がきていません。値上げは早く、値下げは小さく遅く?
※1ヵ月ディレイ。最新情報はJAGAT会員企業限定の月刊誌「JAGAT info」に掲載。
(「2009年4月度 印刷業毎月観測アンケート」より)