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市場低迷の長期化で将来の不透明感が増している。構造的な変革を考え始めたり取り組み始めたりする会社も増えてきた。不透明感が払拭されたとしても、そのときに広がっている世界の想像がつかない。
茨城:商業
北関東の企業を対象にした景気のアンケート調査で「悪い」とする回答が89%を占め、底入れも「2010年以降」との見方が42%で最多の結果になっています。国の景気対策もあって、大手企業などに明るい兆しは出てきていますが、地方がその兆しを感じるのはまだまだ先になりそうです。
千葉:商業
昨年のリーマン・ショック以来、売り上げが急落しました。今年も引き続いて売り上げが前年比10%ダウン。年後半が思いやられます。
長野:出版
残念ながら民事再生法を申請した恒陽社がタイヘイに45000万で引き取られたとのこと。業界の垣根や企業価値について考える機会になりました。
岐阜:商業
6月は今期(2008年10月~)最大の落ち込み率でした。銀行の話では、業績の良い会社でも10~20%減とのこと。やはり、人員の削減が必要なのだろうか?厳しさが増しています。
静岡:商業
5月に続いて厳しい受注環境です。こうした状況でいかに利益を出すか、多角的な視点からの取り組みがさらに求められています。
愛知:商業
4-~6月は昨年から取り組んできた「事業戦略の再構築」と「企業体質の強化」の成果が見えてきました。7~-9月は今年の正念場になります。
大阪:紙器
今年も半年過ぎましたが、売上の前年割れが続いています。過去、パッケージ関連は景気後退時にも比較的堅調でしたが、今回は様子が違います。消費不振でお得意先様も販売不振のようで、当分回復が望めないとすれば、先行きは深刻です。
大阪:商業
不況感のなかで売上を伸ばすかは営業の資質次第と思われるが、管理職を含め、人材の不足は否めない。日常の教育がいかに重要か痛感しています。
広島:商業
「仕事がない」、「前年と較べると3割落ちた」があいさつ言葉になった。しかし真剣に何かに取り組んでいる熱意は伝わってこない。仕事は提案力・行動力・熱意のある人に集まり始めている。不断の努力が必要な時だ。
岡山:総合合
何もかもが右往左往で落ち着きません。
※1ヵ月ディレイ。最新情報はJAGAT会員企業限定の月刊誌「JAGAT info」に掲載。
(「2009年6月度 印刷業毎月観測アンケート」より)