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政権交代の9月以降も景気は好転せず、年末にかけての受注見通しも厳しいとする声が多い。状況が悪いことを前提に自らを鼓舞するような経営姿勢が増えてきた。
茨城:商業
いまだに年末の動きが見えてこないので不安だ。全業種が不振なので無理もないが、だからこそ紙媒体での販促効果・必要性を伝えながら動きを出していきたい。
千葉:商業
厳しい状況が続く。工場稼働率80%程度。利益率は健闘。コストダウンと内制化、メディアミックス、営業力強化、スキルアップ。宝の山は無い。
新潟:総合
すべての前年同月比が悪化した状態が続きます。
石川:商業
人口減少、税収低下、価格破壊、仕事の争奪による標準価格の不安定化など、もともと経済的な活力の低いエリアにとっては、地盤沈下に対応できる新たなビジネス(サービス)が必要と感じる。
福井:事務
3月決算に向けて大口の特需を複数受注していますが、あくまでも特需で全体的な底上げはないので、前期並みの数字に落ち着きそうです。
長野:出版
待ったなしの納期、さらに厳しくなる品質要求、なりふりかまわない価格競争、戦って生き残る、という言葉の現実味を痛感しています。
静岡:商業
年末にかけて業界から良い話が聞こえてこない。
愛知:出版
主要顧客の発注が急激に減少しています。8月から印刷(ハード)の減少が続き、ソフト部門での収益化と一人当たり生産性向上が課題です。
大阪:商業
リーマンショック以降、今年4月からはさらに印刷物の受注が激減しています。出口が見えません。
広島:商業
カリスマ経営者はこれだけ状況が悪くても泰然と夢を見ている。将来に向けて夢を語り、堂々と確実に改革の一歩を踏み出そうではないか。
山口:商業
11月は受注件数5%増、受注金額3%増、また上昇に向かうのか、下がるのかは不明だが。
※1ヵ月ディレイ。最新情報はJAGAT会員企業限定の月刊誌「JAGAT info」に掲載。
(「2009年10月度 印刷業毎月観測アンケート」より)