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売上高と受注件数の前年比は3カ月連続でマイナス幅が縮小した。地域別では首都圏、業種・業態別では商業印刷がプラスになった。受注件数も増加した。
■石川:総合
県庁市役所受注担当者が交代することにより、今日まで相談していたことが、第1歩から踏み出す必要があります。人脈作りに最大限の努力が必要になり、4月はさまざまなことで困難な時期となります。
■福井:事務
3月期決算は国の施策や主要観客の特需、小ロット印刷の受注強化により増収増益を確保できたが、4月以降は需要の先食い感が否めず、不安は残る。
設備にマッチした受注の選別と少数精鋭化を進め、利益優先の経営に徹する。
■静岡:商業
小ロット化や受注単価の下落で、受注件数は大幅に増加したが、売り上げ面では大きく前年割れとなった。ますます製造現場における生産性のアップが課題である。
■愛知:出版
半年の傾向では、ハード(紙)は夏に減少。ソフトでの収益が経営課題になる。電子書籍端末の活用・対応も今後の課題になる。
■大阪:商業
今年度より官公庁の入札に参加したが、あきれるぐらいの低い入札価格に驚いた。しかも大型案件の下落率はひどく、前回価格は何だったのか考えてしまいます。
■兵庫:商業
fromkobe.jpで特集している「LISCIO-1(リスシオ・ワン)」という万年筆のために生まれた紙は、当社の独自開発した画期的な紙です。
■広島:商業
年度末需要があり、2009年度は想定以上の業績結果となった。息をつくのも束の間、2010年度は、一層厳しい市場環境となっている。これからも売り上げ増加策とコストダウン対策においてさらなる成果を求め、事業の健全な発展を期したい。
■山口:商業
官庁関係の受注が毎年減少、20年前と比べて3分の1に減少。今後どうなることか。
(「2010年5月度 印刷業毎月観測アンケート」より)