本記事は、アーカイブに保存されている過去の記事です。最新の情報は、公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)サイトをご確認ください。
5月の売上高は4.5%減と、2010年は3月にかけてやや持ち直したが、4月、5月は再び低調に推移している。受注件数は3.0%減と、3月の1.6%増をピークに2カ月連続低下だ。
■茨城:商業
一部のお客様からは前年同月と比べれば回復傾向になってきているとの声が聞かれ始めましたが、短期での話しなので楽観はできません。引き続きお客様のためになる印刷製品を提供していきます。
■千葉:商業
5月連休の最中の受注活動に苦労した。厳しかった昨年との前年比は良くても、参考にはなるが何か空しい。工場がフル活動するだけの仕事量がない。苦汁が続く。智恵を絞る。
■東京:商業
事務所を統合して賃料を抑え、役員報酬を減らし、
不要不急の契約などはすべて解除して、徹底的に支出を抑えました。しばらくは我慢する時間が続きそうです。
■静岡:商業
一昨年と比較すると連休明けの市場の厳しさは相当なものです。業態変革を急がねばならない。
■大阪:その他
大手企業は業績回復が顕著と聞きます。弊社では毎月の売上高が昨年より前年同月を割り込んだまま推移、回復の兆候がみられません。営業部門は受注獲得に懸命ですが、厳しい競争(値下げも含めて)の中、成果を上げるのは容易ではない。過去にこれほどの受注減が続いたことは記憶にありません。
■大阪:商業
平城遷都1300年祭で奈良は賑わっています。印刷需要も増加中です。
■広島:商業
あっという間に景況が悪化した。価格も崩れた。オフ輪の落ち込みは止まることを知らない勢いだ。廃業する企業も出始めた。ワンストップサービスもクロスメディアもこの急激な変化に追いつくことはできない。できるだけ身軽にして、お客様に幅広く、刺激的な提案を続けることが生き残れる
道かもしれない。
■山口:商業
参議員選挙があっても地方では関係なく、売上高、受注件数とも減少。何とか減少に歯止めをかける方法はないか。
(「2010年6月度 印刷業毎月観測アンケート」より)