本記事は、アーカイブに保存されている過去の記事です。最新の情報は、公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)サイトをご確認ください。
6月の売上高は1.0%減と、下げ幅は2カ月連続で縮小し、2009年から最も小さい下げ幅だった。参院選に伴う選挙需要が多少貢献したようだ。
■茨城:商業
夏になり、販促活動が鈍くなっているようです。この時期に仕事量を確保できる個別対応の提案が必要ですね。
■群馬:商業
選挙用の投票用紙は過去何十年間と確実に受注できていた。今回入札になったが、何とか受注ができた。売上金額は大きいが、用紙代(ユポ)が占める割合が大きく、それほどメリットがない。ただ、信用度が高い。
■石川:商業
ばかばかしいことが起きている。公官庁オープンカウンターへの他業種からの参入増加。印刷機を設備し、従業員を抱えている本業の経営が厳しさを増している。前者は設備なし、従業員不要でWeb発注のみ。
■長野:総合
電子ペーパーや多機能ディスプレイ端末の普及に反比例するように、印刷の需要は落ちる。長く続いた印刷の受注や製造の形態は構造的に変わると思う。グラフィック情報配信のための制作=コンテンツの制作が増える方向への対応に注意を要する。
■長野:出版
実体の見えないオーケストラによる電子書籍狂想曲に踊らされています。
■愛知:商業
売上額減少。同業他社の相次ぐ倒産で、業界並びに関係者のモチベーション低下が大変気がかりである。
■大阪:商業
前年度対比で、久々に売上が100%を超えました。しかしながら、紙媒体の印刷需要が回復しているとは思えない。厳しい状況が続いています。
■兵庫:商業
6月は参院選関連の特需があり、前年比プラスになりました。ただし、選挙関連を除くと前年比マイナス10%なので、先行きの不安感は拭えません。
■広島:商業
6月は惨憺たる状況でした。その中でふと気づいたことは、「仕事がないのではない。あるところへ行っていないだけだ」ということです。考え方を変えて、積極的な行動をしたい。