本記事は、アーカイブに保存されている過去の記事です。最新の情報は、公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)サイトをご確認ください。
昨今、地域活性化の動きが全国的に盛り上がりを見せ、様々な取り組みがなされている。
全国に30,000弱ある印刷会社は、地域に根ざし地域の発展とともに歩んできた。少子高齢化、人口集中、経済不振などの影響で落ち込む地域を活性化する担い手として、印刷会社に新しい役割が期待されている。
2011年05月27日(金) 13:30-17:40(受付は13:00より)
13:30-14:05 基調講演 「メディアの地域活性―その思想と手法」
(1)メディアは地域活性の重要エンジン(情報力、住民を結びつける力、企業としての力)
(2)その力を地域のために活かす必要性と必然性
(3)メディアは具体的に地域にどう貢献できるか
森氏略歴:1968年朝日新聞社に入社。記者、編集者、システム技術監理、メディア政策・研究部門などを経て2003年から早稲田大学大学院客員教授、現在同大学メディア文化研究所招聘研究員、同大学大学院政治学研究科非常勤講師。編著に『地域づくり新戦略』『メディアの地域貢献』、まち探見家としての著書『大江戸探見』(いずれも一藝社)。
14:10-14:45 事例1 「産学官の連携によるフリーマガジン 」
(1)地域活性化事業の課題
(2)産学官連携は新たな時代へ(フィールドワークから実業へ)
(3)フリーマガジン事例(めぐるめ、Chiyomo)
(4)モノ作りからコト作りへ 活性化のためのイベント
(5)産学官連携の課題と今後の発展性
山本氏略歴:1962年東京生まれ。1985年慶應義塾大学商学部卒業、富士ゼロックス株式会社入社。1991年東洋美術印刷株式会社入社。1993年慶應義塾大学大学院経営管理研究課卒業。2003年東洋美術印刷株式会社代表取締役社長に就任。得意分野マーケティング・営業。最近は地域活性化支援事業やインキュベーション施設の運営を通じて起業家の支援事業も行う。
14:50-15:25 事例2 「中国人観光客を誘客する“横浜夢回廊”プロジェクト」
(1)挨拶・概略説明
(2)動画"横浜夢回廊"上映
(3)番組の説明
(4)動画配信による顧客の変化
(5)地域密着・連携型の企画に印刷がついてくる
秋山氏略歴:神奈川県逗子市出身、1975年8月21日生まれ。2003年山陽印刷入社。製造部長を経て2009年より取締役副社長に就任。趣味はゴルフ、フットサル、スポーツ観戦。
15:40-16:15 事例3 「地域通貨 “アトム通貨"を使った 街の活性化」
(1)アトム通貨誕生の経緯
(2)アトム通貨の狙い(他の地域通貨との比較)とシステム紹介
(3)アトム通貨でのプロジェクト事例
(4)アトム通貨によって得られた効果
(5)今後の展望
石渡氏略歴:1961年生まれ。手塚プロダクションに入社して11年目、前職は広告関係。現在は、手塚治虫が残した膨大な量の「マンガ」「アニメ」「キャラクター」を使った商品化や企業広告、出版、イベントなどのクリエイティブワークに携わっている。ものづくりをする人間にとって手塚治虫は偉大な存在で、アトム通貨は手塚治虫のメッセージを伝えること、そのメッセージを元に十年後、二十年後に広がる活動がしたいと思い活動を始める。
16:20-16:55 事例4 「新潟のご当地ヒーロー “超耕21ガッター”を生んだ印刷会社」
(1)自己紹介
(2)何故、ご当地ヒーローなのか?
(3)他県の事例紹介
(4)「超耕21ガッター」の紹介
(5)今後の展開について
浅川氏略歴:1964年10月4日新潟市生まれ。1989年武蔵大学経済学部卒業。株式会社ワールドテキスタイル、株式会社セイワインターナショナルを経て、株式会社クラビス入社。1998年代表取締役社長就任、現在に至る。趣味はゴルフ、テニス、読書。週3回のジム通いで、肉体改造中。
17:00-17:35 事例5 「“湯島本郷百景”に見る地域の魅力の再発掘」
(1)「先義後利」という考え方
(2)湯島マーチング委員会とは
(3)自分の住む街を好きになってもらうイラスト「湯島本郷百景」
(4)地域の互恵情報事業「文京人コンシェルジェ」
(5)「地域の誇りと絆」を発信 全国に広がるマーチング委員会の動きと今後
利根川氏略歴:生まれ育った地元の活性化を図ろうと湯島本郷マーチング委員会を発足、事務局長を務める。湯島本郷に根ざした情報サービスを行いながら地域の相互(互恵)情報の受発信を支援し、住民・商店・企業の地域活性化促進を支援。『湯島本郷百景』のイラストを作成し、ポストカード、カレンダー、切手など印刷メディアへ展開するほかWebサイトも公開。また、行政が発行している便利帳のコンテンツをWebに展開した『文京人コンシェルジュ』を制作。「地域の活性が日本を元気にする」を信念にそのノウハウを点から面へ展開、同じ志を持つ全国の印刷会社に提供している。
<会場>
東京会場
社団法人日本印刷技術協会 3Fセミナールーム
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
<参加費>
JAGAT会員・一般 15,750円
<要項>
【Webからのお申込み】
一般/JAGAT会員用: こちらのフォームからお申込みください。
【FAXでのお申込み】
こちらの申込書を出力して、FAX(03-3384-3216)にて申し込みください。
プリンティング・マーケティング研究会メンバーの方へは別途送付しております
メンバー用の申し込み用紙をご利用ください。
■参加費振込先
参加費は、下記口座にセミナー開催日までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。 代わりの方のご出席をお願いします。
■問い合わせ先
内容に関して
プリンティング・マーケティング研究会担当 電話:03-3384-3113(直通)
お申し込み及びお支払に関して
管理部 販売管理 電話:03-5385-7185(直通)