【海外情報】各国の雇用労働事情や職業能力開発とその実施状況

この海外情報では、経済成長に重要な各国の雇用労働事情や職業能力開発とその実施状況についてEU市場のフランスを報告する。

総人口は初めて約6500万人 (2011年1月1日時点 )を超え、世界の人口ランキングは 21位となっている。少子高齢化の影響により人口の減少が続く我が国よりも出生率（15～49歳一人当たりの子供の数は 2.01人）が高いフランスでは、僅かながら増え続ける総人口は、日本との差が、驚くことに2005年度の2倍を最高にして、2050年には1.4倍まで減少してくる統計予測となっている。 2010年、フランス全体における 65歳以上の人口が占める割合は 16.8％にとどまり、近隣諸国（ドイツ 20.7％）よりも低い。また、経済の先行き不透明感の続く中、失業率は、2011年第1四半期9.2％と、ユーロ圏平均9.9％を下回る水準で推移しているものの依然高い。

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