本記事は、アーカイブに保存されている過去の記事です。最新の情報は、公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)サイトをご確認ください。
実際に母子健康手帳に綴じ込まれる便色カードが、図の様式であり、Japan Color 2001 Coatedで印刷、最終ターゲットとして各段数のLab値を明示してあります。Japan Color2011規準にしたかったのですが、時間的に間に合わずにやむなくこうしていると理解いただきたく存じます。
図
技術的な相談にはJAGATも窓口になっていますので、メール( このメールアドレスはスパムボットから保護されています。観覧するにはJavaScriptを有効にして下さい )でご相談下さい。このページでもJapan Color 2001 Coatedに関して簡単に触れていますが、一般社団法人日本印刷産業機械工業会のWebサイト に詳しく掲載されております。
作成の経緯でも触れていますが、便色カードは元々6分光で作成したカードですから本来はもう少し色管理を厳しくしたいのが正直なところです。しかし、現実を考えてこの程度にしているというようにご理解下さい。具体的にはJapan Color準拠の紙とインキ(CMYK)を使用して下さい。
各都道府県市町村には印刷用のデータであるPDF/X-1aを配布済ですので、そのデータを使用していただければ大丈夫です。PDF/X-1aデータは製版サイズとして四方に3mm余裕を取ってありますが、綴じ込みシロもこの3mmを使用していただければ大丈夫だと思います。不都合がある場合は連絡下さい。
PDF/X-1aは元々改ざんできないデータでありこのデータを画像として捉えて、改ざんした場合には厚生労働省令に違反することになりますのでくれぐれも注意して下さい。
また、カードの品質について技術指導も行っておりますので、校正刷り(DDCP及びDDCPに準拠したプリンタ出力も可)と測色結果を送っていただければ、品質についてコメントさせていただきます。
具体的には本紙校正刷り(DDCP、もしくはDDCPに準拠するデジタルコンセンサスやPrimoジェット等の出力可)と測色結果(専用のシート をダウンロードいただき使用下さい)を下記までお送り下さい。便色カード印刷が可能と判断され、掲載を望む業者は本協会(JAGAT)ホームページにて掲載させていただきます。便色カードの印刷だけ外注するということも可能になると思います。
(送付先)
〒166-8539
東京都杉並区和田1-29-11
公益社団法人日本印刷技術協会
便色カード支援室宛
TEL:03-3384-3113
FAX:03-3384-3168
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