本記事は、アーカイブに保存されている過去の記事です。最新の情報は、公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)サイトをご確認ください。
本年度の上半期に開催されたdrupa展が終わって半年となった。多くの経営者が興味を示しているのは、顧客の支持を得た印刷製品(商品)と期待するサービスを提供して勝ち残るためのノウハウであろう。
新たなイノベーションの公開によって、近い将来、従来のやり方(生産体制)を技術・製品面でどのように変えられるのか。それと同時に、市場・顧客にどのような影響を与えて変化させるのかを今後も注目したい。
転換期が続く印刷メディアInternet, iPhone, SNS, Facebook現在使用している既存の顧客管理(CRM)システムに連携して、今後は、今まで以上にソーシャルメディアサイト上でよりオープンな環境の中から顧客の生の声が顧客分析情報として収集され活用されてくる。
自社への一般的な顧客の評価は、顧客同士がその情報を確認共有することが可能となってきているため、常にポジティブな意見だけでなく、現実的なトラブル発生時(納期遅延、印刷品質不良事故、サービス対応力の問題等)の内容までもが公開されてしまう。これらは、全て新たなやり方に対するリスクではあるが、市場が変化している以上、この環境から逃避することを考えると結果的に顧客も離れてしまう。
Graphic Arts in the World Media World Communications Co., Ltd. Taku Matsune E-mail: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。観覧するにはJavaScriptを有効にして下さい |