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2010年5月の米国経済誌のフォーブスでは、“ 2020 年の未来を予測する” という企画が掲載された。
最も利用されているメディアEnvisioning Your Future in 2020
2010年5月の米国経済誌のフォーブスでは、“ 2020 年の未来を予測する” という企画が掲載された。
また、2012 年の 9 月にウクライナの首都キエフで開催された、世界新聞大会の議論の場でもソーシャルメディア( SNS)が情報発信の「見える未来のカタチ」として、その重要性が大きな話題となった。ソーシャルメディア(SNS)の普及が加速し、各企業が顧客側の評価行動もその価値として捉え、広告宣伝効果と最速の情報伝達手段の1 つとして理解されてきたことがその背景にあり、プリントメディア産業への影響が強まっている。特に欧米を中心に印刷会社としての活用事例も急速に増えているが、その状況については、 W2Pの取り組み同様にいつでもネット上で確認ができる。
パーソナルユーザーを取り込むFacebook & LINE
その公開されている実績について、 SNS の統計から一つの市場規模の比較として Facebook の登録ユーザー数を右図のグラフに示す。欧米は共に約 1 億6750 万人の利用顧客数を超えているが、米国(国別ランキング第1 位)よりEU 加盟17 カ国合計の方がわずかながら約11 万3980 人上回っている。
この影響は、2012 年11 月に発表されたドイツにおけるスマートフォン対応のアプリケーションのトップ20 のランキングでも裏付けられていた。Facebookが68.5%と第 2 位のWhatsApp messenger(52.8%)と第3 位の You Tube(39.3%)を大きく引き離した。
日本で聞き慣れているAdobeReade(r 22.2%)やSkype( 17.3%)対応は、それぞれ第6 位と第10 位であった。その他、 NHN Japan が提供する無料通話・メールアプリ「 LINE(ライン )」の利用環境が重要にもなる。既にFacebook とアカウントを利用した各種情報の連携が可能な認証・連携機能を強化することを考えれば、世界で約8000 万人超え(日本:約3600 万人)の利用者と更に増え続けていることから、各企業の個人顧客へのサービスは確実に改善されてくることになる。
Graphic Arts in the World Media World Communications Co., Ltd. Taku Matsune E-mail: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。観覧するにはJavaScriptを有効にして下さい |