本記事は、アーカイブに保存されている過去の記事です。最新の情報は、公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)サイトをご確認ください。
2013年1月の売上高は△4.9%と、12月(△2.1%)に続く2カ月連続のマイナスになった。2012年10月(+3.2%)をピークに3カ月連続で伸び率を縮めた。政権交代による景気回復が印刷市場に波及していない。
折込チラシの出稿枚数は2012年10月から4ヵ月連続のマイナスと失速しているため、秋頃の広告市場の減速が印刷市場に遅れて波及していること、特に商業印刷が減少している可能性が要因に考えられる。
地域別には東日本の落ち込みがより大きい(北海道・東北・関東△9.2%、首都圏△6.5%、甲信越静△8.7%)。名古屋圏(△1.8%)と大阪圏(△3.1%)のマイナスは東日本よりまだ軽微である。
2月の受注件数は△3.7%で2カ月連続のマイナスだった。各種の景気調査が景気の底打ち機運を報じ始めているが、印刷受注に結びついている様子はうかがえない。
■茨城:商業
つくば市にまた大型ショッピングモールがオープンした。これに負けないよう、旧市街地の商店街活性化に少しでも多くお手伝いをしていきたい。
■新潟:出版
用紙メーカーが8月頃から値上げをしようとしているとの情報があります。
■長野:その他
顧客の創造に向けて提案できる知識と実績を作り、積み重ねて成果を出せるデザインとレイアウトのセンスが求められる。成功している事例に合わせて幅を広げる。組織の改編を行い、人材を活用できる社内体制を構築することが急務。
■東京:商業
景気回復がまるで嘘のように、現実に感じられない。印刷需要の減少は皆が感じているより早く進んでいると感じます。
■長野:総合
広告代理店の機能を考え、社内に創設し、今以上にデザイン力強化と販促活動、マーケット志向、デジタル化を進めます。社内体制を構築し、人材の育成に力を入れて、顧客創造に向けて提案できる知識と実績を確立するために、紙の良さを見直すことが大切です。
■岐阜:総合
page2013では解説付きでさまざまなブースを見学したので、ポイントをつかめて、大変有意義でした。技術革新も日進月歩。時流に取り残されないよう情報収集していくことが重要だと感じた。
■岐阜:その他
会社としても、自分自身としてもさまざまなことに取り組んでいる。その成果は数値化し、目視で確認できなければならない。Before Afterは重要だ。
■大阪:商業
小ロット枚葉印刷が少なくなっているのを感じる。理由としては、性能の良くなったカラープリンターの普及、印刷通販の利用拡大、印刷物の減少などが考えられる。