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2013年6月の売上高は△1.5%と、12月から7カ月連続のマイナスになった。しかしマイナス幅は小さくなり、4月△0.6、5月△1.6、6月△1.5と、特にこの3カ月は前年微減程度での推移が続いている。
業種・業態別では、地方に多く分布する総合印刷が3カ月連続のプラスと堅調に推移している。比較的景気に敏感な商業印刷は、4月+1.0%、5月△0.1%、6月△2.6%とやや減速した。
出版印刷は2013年にはいって、最高が2月の△3.1%と減少が顕著になってきた。紙器・事務・その他は8カ月連続のマイナス推移となっている。
地域別には名古屋圏が3カ月ぶりのマイナス。首都圏は2012年12月以来6カ月ぶりのプラスになった。大阪圏は8カ月連続のマイナス、マイナス幅も平均より大きく、苦戦が続いている。
人員規模別には、30~49人と300人以上の規模が特にこの3カ月間は好調だ。受注件数は3カ月ぶりのマイナスになった。
用紙代は6月までの時点ではまだ、大幅増加は確認されていない。しかし、今後は値上げの影響が懸念され、会員各社も対策を急いでいるようだ。
●茨城:商業
仕事が一段落してきた。この間に社内の体制を見直して、繁忙期に備えたい。それにしても用紙の値上げの影響は大きい。
●新潟:出版
用紙の値上げの次は在庫不足。値引き交渉がしにくい状況です。
●長野:総合
印刷のものづくりを考える。これまで以上に創造力を持って、印刷の良さと加工技術を生かしながら新しい商品を作っていくことが求められている。クロスメディアの時代です、企画力・提案力でビジネスを広げましょう。
●長野:総合
トータルクオリティ向上を考えるには、生産ラインの要因分解を進めることがまず必要。入口から出口までを分類して総作業効率のスピードアップを考える。①前工程、②印刷、③製本加工に加え、検査・梱包・発送までを含めた加工高を高める。
●岐阜:その他
全社員対象の個人面談を行った。毎年実施しているが、さまざまな声を聞くことができる。耳の痛い話は多いが、一つずつ、少しずつ対処していきたいと思う。
●岐阜:総合
7月に入り缶sン気になってきました。先月までの勢いはどこに行ってしまったのか…。この時期は外部研修などを充実させて、普段できないことに取り組んでいる。。