各地の声（2013年9月度）

2013年9月の売上高は△0.5％と、堅調だった2013年4-7月の売上高水準を回復した。

業種・業態別には、商業と紙器・事務・その他が2カ月ぶりのプラスとなった。出版は2カ月連続、総合は3カ月連続のマイナスとなっている。

人員規模別では、300人以上規模が8カ月連続のプラスと好調を維持、逆に29人以下は8カ月連続のマイナスと不振が続いている。

受注件数は、+0.5％と7月からの3カ月連続で±0前後で推移、春以降は比較的堅調だ。

●茨城：商業
景気が良くなっている感じはなく。中小では販促費が動いている実感もありません。観光などの人の動きも増えていない、都市部に集中しているのでしょうか。

●長野：総合
経済の動きを見ると景気は緩やかに回復、一部に弱さは残るものの持ち直しつつあるようです。時代の変化を見つつ自在に自社の差別化にも目を向け、企業経営管理や人材教育、見える化、数値化を図りながら改善の実を高めていきたい。

●神奈川：商業
新規取引先は増加傾向にあるが、既存客からの年末商品（カレンダーなど）の先注があり、10月-12月は売り上げ減が予想される。目新しい商品が目立つが、小ロット・少額売り上げしか望めず、事業の柱には成り得ない状況です。

●愛知：商業
先日、あの鉄骨だけになった元防災センターのある宮城県南三陸町に行って来た。雑草が増えただけで何も変わっていない風景を見ると、「アベノミクス」はどこ吹く風、と思います。

●岐阜：その他
「日本サッカーはパスが上手くなったがシュート力に欠ける」という話を聞いた。これは「議論はするが実行力に欠ける」と同義、当社のことだと思った。ストライカーにならなければ。

●岐阜：商業
各地における印刷会社の大型倒産が後を絶ちません。…厳しいですね。

●岐阜：総合
今月に入り、地元でも同業社、用紙商など印刷関連業の倒産がありました。私たちの仲間がこのような形で去っていくのはとても寂しい。設備投資などにも消極的になりがちだが、将来への投資は必要と、悩みどころです。