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折込広告と電子チラシの最新動向や事例から、今後の展望や「紙」と「デジタル」の強みを生かした棲み分けについて考える。
2013年の新聞折込広告は、5103億円(前年比1.2%減)と2年振りの減少になった。新聞購読者減少に伴う到達率の低下や数値化しにくい費用対効果の課題を抱える一方、消費行動に影響を与えるメディアとして一定の評価を得続け、最近では従来出稿の少なかったメーカーなどの積極活用例も目立つ。
2000年代に入って登場した電子チラシは、折込広告の課題を解決し補完するサービスから、生活者ニーズに応える新サービスの拡充、他のデジタルサービスとの連携を経て、顧客の「サブオウンドメディア」としての地位を確立するまでに成長した。最近では、沖縄県のオフィシャル広報メディアになるなど、自治体にも採用され始めた。
本セミナーでは、オリコミサービスの川岸氏、「Shufoo!」を手掛ける凸版印刷の山岸氏を招き、折込広告、電子チラシの最新動向や事例をお話いただき、メディア多様化時代の折込広告戦略や今後の展望、「紙」と「デジタル」の棲み分け、また効果を最大化する連携の可能性などを模索する。
2014年05月13日(火) 14:00-16:00(受付は13:30より)
講演1.
14:00-15:00 「新聞折込広告の出稿状況と新しい活用方法」
(1)新聞の発行部数の推移
(2)朝刊の閲読状況(性・年代別)
(3)2013年と2012年の新聞折込広告の出稿状況比較
(4)最新の新聞折込広告の活用事例
川岸氏略歴:栃木県足利市出身。1989年、明治学院大学法学部を卒業、㈱サンケイ新聞データシステム(現、産経新聞メディックス)に入社。1993年㈱オリコミサービス入社。2007年営業部長、2010年営業企画部長、2014年マーケティング部長、現在に至る。
講演2.
15:10-16:00 「電子チラシの現状とこれから ~印刷産業のデジタルイノベーションについて」
(1)電子チラシ「Shufoo!」誕生
(2)環境変化による市場変化と新領域への挑戦
(3)事業の再定義、市場の潮流を知り自ら潮流を創る
(4)デジタルは他のサービスと繋がる
(5)印刷産業におけるデジタルイノベーションとは
山岸氏略歴:1984年に凸版印刷入社。商業印刷関連の営業、制作、セールスプロモーションを経験、いち早く画像関連データベースの業界横断標準モデルを構築。2001年に電子チラシ・カタログ分野の日本最大のWebサイト「Shufoo!」を立ち上げる。「Shufoo!」を核に、現在は、新聞、テレビ、Webポータルとの連携を進めながら、次世代のWeb活用型事業創出・開発を行う。
<会場>
公益社団法人日本印刷技術協会 セミナールーム3F
東京都杉並区和田1-29-11
丸の内線
中野富士見町駅徒歩5分
<参加費>
一般 16,200円(税込)
<要項>
■Webからの参加申込み
※お申込は、JAGAT
Web会員の登録が必要です(無料)
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参加申し込み(ショッピングカートへ移動します。)
【有料】
・一般の方はこちら
【無料】
・プリンティング・マーケティング研究会会員はこちら
■FAXからの参加申込み:
こちらの申込書を出力して、FAX(03-3384-3216)にて申し込みください。
プリンティング・マーケティング研究会メンバーの方は別途送付しております。メンバー用の申し込み用紙をご利用ください。
■参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。 代理の方のご出席をお願いします.
■問い合わせ先
●内容に関して
(プリンティング・マーケティング研究会)TEL:03-3384-3113
●お申し込み及びお支払に関して
(管理部(販売管理)) TEL:03-5385-7185