ワールドインポートマート5F
2月6日(木)
10:00-12:00 基2  地域メディアとオープンデータの未来〜印刷会社の関わり方のヒント〜 17,000円
(当日申込み価格)
メディアとは、情報表現・伝達手段・手法のことである。
メディアが変われば社会が変わり、社会が変わればメディアが変わる。
東日本大震災から約3年。産業界はもとより、人々の価値観そのものにも甚大な影響を及ぼした。パラダイムシフトが起こる中、メディアには、より公益性、公共性といった側面が求められている。
このセッションでは、前半に
「地域のメディア(情報)が生むイノベーション」
「誰でもメディア時代におけるキュレーション」
「ビジネスとして利用するに足るコンテンツクオリティの維持」
「データのオープン化とコミュニティ形成による新たな可能性」
を各講師がお話し、後半に、
「今後のメディア・コンテンツと印刷会社の関わり方」を会場の皆さんとともにディスカッションしていく。

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●データ活用で地域の課題解決を図る
〜地域活性ビジネスに取り組む上で目を向けるべきこと
https://www.jagat.jp/content/view/5354/466/

●地域経済やコミュニティを再生し、地域の価値を高める
http://www.jagat.jp/content/view/5396/466/

●最近よく聞く、オープンデータってなに?
http://www.jagat.jp/content/view/5423/466/



2013年末に、千葉市のオープンデータを活用した事例が話題になった。「AR」を活用し、スマートフォンを空間にかざすだけで、現在地から最寄りの「避難場所・避難所」「津波避難ビル」「非常用井戸等」の情報を知らせるとともに、その場所までの避難経路も表示するサービスだ。行政と民間が協力し、オープンデータを活用することで、市民サービスの向上や経済の活性化など、高い効果が見込まれる。

東日本大震災から約3年。産業界はもとより、人々の価値観そのものにも甚大な影響を及ぼした。印刷業界でいえば、取引先が印刷物に対する費用を見直すだけではなく、いろいろな費用を見直すようになり、取引条件がかなり変わった分野が多いようだ。

自社のビジネス環境を振り返ると、今までと仕事の取り方が変わってきたと感じる方も多いだろう。印刷会社としての仕事の幅が広がるなか、印刷物の減少を何で補うのか?新しいビジネスモデルをどう構築するのか? 印刷の枠にとらわれない視点が重要だ。

この講座では「地域メディアの役割」「オープンデータ」を前半で解説し、後半は「オープンデータがもたらす未来」「印刷会社の関わり方」を講師と会場の皆さんとでディスカッションしていきたい。
皆さんのご参加をお待ちしています。ご質問、ご意見を会場でお話ください。

●この講座でお話したいこと
・データのオープン化とコミュニティ形成による新たな可能性
・地域のメディア(情報)が生むイノベーション
・誰でもメディア時代におけるキュレーション
・ビジネスとして利用するに足るコンテンツクオリティの維持


講師の方からのメッセージ



TOKYObeta 江口晋太朗様



元「広告批評」編集長 河尻亨一様



宮城テレビ放送 小野寺悠記様


モデレータ:志村一隆   情報通信総合研究所
1991年早稲田大学卒業、第1期生としてWOWOWに入社。2001年モバイルコミュニティを広告ビジネスで運営するケータイWOWOWを設立、代表取 締役就任、業界の先駆けとなる。2007年より情報通信総合研究所で、メディア、インターネットの海外動向の研究に従事。2000年エモリー大学で MBA、2005年高知工科大学で博士号
『明日のテレビ-チャンネルが消える日-(朝日新書)』、『ネットテレビの衝撃(東洋経済新報社)』『明日のメディア(ディスカヴァー21)』が絶賛発売中。ツイッターは zutaka
スピーカー:小野寺悠記   宮城テレビ放送 営業局 事業部 担当部長
1990年 早稲田大学商学部卒業、ミヤギテレビ入社。
営業部、東京支社営業部、制作部、
業務推進部、営業部、事業部、現在に至る。
大学時代のバンド活動で志村一隆氏と出会う。
今はバンド活動休止中。
自分の中のボーカリスト ベスト3は
スティーヴン・タイラー
ロッド・スチュワート
桑田佳祐
スピーカー:那須惠太朗   サンテレビジョン 編成局編成部 部次長 東京担当 兼 経営企画室
1968年生まれ、兵庫・西宮市出身。1991年株式会社サンテレビジョン入社。2008年神戸大学大学院経営学研究科MBAプログラム修了。阪神・淡路大震災時は報道サブデスクを担当し、ライフライン報道の企画開発に係わる。現在は東京支社編成部にて編成戦略の立案、コンテンツ・ライツビジネス、番組制作、放送業界のリサーチ、経営企画を担当。バラエティ番組「戦国鍋TV」、アニメ「AKB0048」など独立放送局共同制作番組のプロデュースも行う。2013年1月に担当プロデューサーとして自社制作したコメディ時代劇「よってこ てんてこ め江戸かふぇ」は、平成25年度文化庁芸術祭ノミネート作品となる。
スピーカー:河尻亨一   銀河ライター・元「広告批評」編集長・東北芸工大客員教授
1974 年生まれ、大阪市出身。早稲田大学政治経済学部卒業。雑誌「広告批評」在籍中には、広告を中心にファッションや映画、写真、漫画、ウェブ、デザイン、エコ など多様なカルチャー領域とメディア、社会事象を横断する様々な特集企画を手がけ、約700人に及ぶ世界のクリエイター、タレントにインタビューする。現在は雑誌・書籍・ウェブサイトの編集執筆から、企業の戦略立案およびコンテンツの企画・制作まで、「編集」「ジャーナリズム」「広告」の垣根を超えた活動を行う
スピーカー:江口晋太朗   TOKYObeta・編集者・ジャーナリスト
1984年生まれ、福岡県出身。編集者、ジャーナリスト、コンテンツディレクター。執筆活動や、情報設計や情報環境デザインをもとにしたコンテンツ企画制作、プロデュース等を手がける。オープンデータやオープンガバメントの推進による市民と政治・行政の新しい形を模索するOpen Knowledge Foundation Japanや、行政サービスの刷新とシビックハッカーコミュニティを作るCode for Japanなどに所属。著書に『パブリックシフト ネット選挙から始まる「私たち」の政治』(ミニッツブック)、『社会をパブリックシフトするために2013参院選 ネット選挙の課題と未来』(ミニッツブック)など。
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「まちづくり」「コミュニティデザイン」をテーマにしたWebマガジン「マチノコト」
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